■NEWS 「新型コロナに殺されないために」発症後6日にはアビガン治療開始を―開発者・白木氏が緊急寄稿 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療候補薬として注目されている「アビガン」(一般名:ファビピラビル)の開発に携わった白木公康富山大医学部名誉教授(千里金蘭大学副学長)が、COVID-19に対するアビガンの有効性について3月28日発行の「日本医事新報」に緊急寄稿、「発症6日までにアビガン治療を開始すれば死亡率が激減する」との見解を示した。 CT所見で改善率91.4%の報告も 医療者向けに寄稿した「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療候補薬アビガンの特徴」の中で白木氏は、アビガンの特徴や中国で進められている臨床試験について概説し、COVID-19関連肺炎116例にアビガンを7日間投与した武漢の病院から71.4%が臨床的に回復したとの報告があり、また、COVID-19関