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ブックマーク / emira-t.jp (9)

  • アンモニア発電とはどんな技術? ポスト炭素燃料開発のいま | EMIRA

    アンモニア発電とはどんな技術? ポスト炭素燃料開発のいま 東北大学 流体科学研究所が見据えるアンモニア燃焼研究最前線 水素に窒素を加えて製造したアンモニアを発電燃料にする──。脱炭素社会の切り札として期待されている燃料・アンモニアだが、その特性や実用化への課題については一般的にまだあまり知られていない。そこで東北大学 流体科学研究所の小林秀昭教授、早川晃弘准教授にアンモニア発電の基礎部分からレクチャーをお願いした。燃料アンモニアがいかに有用かを理解したい。 水素利用の延長線上から浮上したアンモニア 2020年10月、経済産業省は第1回「燃料アンモニア導入官民協議会」を開催。 翌年2月に行われた第3回および中間とりまとめ発表において、現在は肥料の材料などに年間約108万トンが利用されているアンモニアを、2030年に年間300万トン、2050年には3000万トン導入する目標を定め、政府が掲げる

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  • 海のウインドファーム開発中! TEPCOの洋上風力発電で「日本の電源」はどう変わるのか | EMIRA

    最大の電力会社が洋上風力発電に挑む理由 東京電力ホールディングス(以下、TEPCO)は2019年1月18日、世界の洋上風力発電をけん引するデンマークの国営企業・オーステッド社(Ørsted)と協働の覚書を交わした。その背景には、再生可能エネルギー開発で、国内のみならず海外進出までを視野に入れたTEPCOの成長戦略がある。 TEPCOは2013年から千葉県銚子市の南沖合約3km、水深約12mの地点に出力2400kWの着床式洋上風力発電設備を設置し、2018年12月まで実証試験を重ねてきた。 この実証試験設備は、直径92mのローターを有する発電設備の風車1基と風速・風向計や鳥類レーダーなどを装備した観測タワー1基で構成される。 厳しい自然条件下での運転・保守ノウハウの蓄積および導入・普及に必要な技術確立という目的と共に、海洋生物や鳥類への影響を継続的に調査したことで、6年もの歳月を要したと

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  • 日本企業は世界と戦えるのか?「洋上風力発電」のポテンシャルとビジネスチャンス | EMIRA

    世界が洋上風力発電に注目する理由 「世界の洋上風力発電は、ここ10年で10倍強(発電容量ベース)と急成長が続いています。2017年末の発電容量は世界で約19GW(ギガワット、1900万kW)で前年末比+34%。2030年までには70GWを超える見通しになっています。そのうち、5割近いシェアを持つ英国を先頭に、ドイツ、デンマーク、オランダ、ベルギーの欧州諸国がけん引している状況です」 最新の欧州における洋上風力発電容量の推移。2017年は15.78GW、2018年は18.499GW、2019年は22.072GWと、この2年で約1.4倍に(1GW=100万kW) 出典)欧州風力協会(WindEurope)『Offshore Wind in Europe Key trends and statistics 2019』(2020年2月6日発表)p.7より引用 そう語るのは、三井住友銀行 企業調査部

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  • 富山県南砺市が“エコビレッジ”で目指す持続可能な地域づくり! | EMIRA

    富山県南砺市が“エコビレッジ”で目指す持続可能な地域づくり! リバースプロジェクトと連携してSDGs(持続可能な開発目標)の推進に取り組む 空飛ぶクルマや人型ロボットが行き交う未来を想像すると胸が高鳴るものの、気候変動など地球規模の環境変化とも向き合っていく必要がある。「SDGs(Sustainable Development Goals)」が世界共通の課題として広く認識される以前から、俳優の伊勢谷友介氏が立ち上げたリバースプロジェクトはさまざまな形で社会貢献活動を行ってきた。2011年からは、全国の地方都市とタッグを組んで“持続可能な地域づくり”にも着手。豊かな未来を目指して、現代人は何ができるのか──。彼らを突き動かす問題意識は、決して他人事ではない。 TOP画像:sada / PIXTA(ピクスタ) 南砺市が掲げる“エコビレッジ”の浸透を目指して 伊勢谷友介氏を中心に、建築家やアーテ

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  • 世界最高水準のガスタービン製造工場に潜入! | EMIRA

    世界最高水準のガスタービン製造工場に潜入! 2年間の試験!徹底したものづくりを行う「三菱日立パワーシステムズ高砂工場」 日の電力を支える火力発電所において絶対に欠かせないもの、それがガスタービンだ。一般的に目にすることはほぼないが、実は国を挙げてその高性能化に注力していることをご存じだろうか。研究開発から製造までをワンストップで造り上げ、世界をリードする三菱日立パワーシステムズ高砂工場に訪れた。 エネルギー革新技術の重要拠点 今回、取材班が降り立ったのは、兵庫県高砂市にある山陽電鉄線荒井駅。多くの有名企業が製品開発の拠点を置く、瀬戸内海に面した工業地域だ。 駅こそ無人駅で寂しい表情を浮かべているが、周囲には巨大な工場や倉庫が立ち並び、方々には周辺企業の施設に、同社の社員寮や社宅。駅前からは、太い道路が南北へとのびている。 幅広の道路を5分ほど南下すると見えてきたのが、火力発電事業で世界

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  • 全固体電池の実用化目前!私たちの生活を変える新時代の電池とは? | EMIRA

    全固体電池の実用化目前!私たちの生活を変える新時代の電池とは? 東京工業大学 科学技術創成研究院 全固体電池研究ユニットリーダー 物質理工学院応用化学系 菅野了次教授 現在、自動車や電化製品業界で新たなエネルギー源として期待を寄せられている全固体電池。昨年には、「2020年代前半に、リチウム電池に代わって全固体電池を搭載したEV(電気自動車)の実用化を目指す」とトヨタが発表するなど、実用化に向けた開発は待ったなしだ。1980年以降、リチウム電池と固体電解質の研究に携わり、トヨタとも共同開発を行う東京工業大学物質理工学院応用化学系の菅野了次教授にその未来について話を聞いた。 研究者間でも難しいと言われてきた超イオン伝導体の発見 現在主流となっているリチウムイオン液体電池の仕組みをおさらいしておくと、正極(リチウム酸化物)と負極(炭素など)の間はリチウム塩有機溶媒という液体電解質で満たされ、セ

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  • 太陽光発電の救世主!AIを搭載した雑草の成長抑制ロボが登場 | EMIRA

    太陽光発電の救世主!AIを搭載した雑草の成長抑制ロボが登場 小型太陽電池で自律的に稼働、環境に配慮した方法で雑草管理を実現する どこでもニョキニョキと育つ“雑草”が日差しを遮り、設置された太陽光発電施設の発電量を低下させてしまう。全国各地で発生しているこの悩ましい問題を解決するべく、雑草を踏みつけることで成長を抑制するロボットが登場。雑草の持つ特性だけでなく、環境問題にも着目して開発されたスグレモノの実力に迫る。 植物学の知見をロボットに応用! 鋭利な刃物で雑草を根こそぎ刈り取るのではなく、強力な除草剤を散布するわけでもない。ただただ鉄板で“踏みつける”。そしてその圧力で雑草の成長を抑える……。 それが栃木県宇都宮市で太陽光発電事業を行うフィールド開発が生み出したロボット「グラプレス」の得意技だ。 パワー自慢のタフな戦車をイメージさせる機能を持っているものの、外観はいたって素朴。車体には、

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  • エネルギー視点で未来を考えるメディア/EMIRA | TOPページ

    トピックス 2024/06/25 名古屋大学と旭化成が次世代半導体素子構造の作製に世界で初成功! 窒化アルミニウム系材料の性能を引き出し、電子デバイスの性能向上実現へ 空想未来研究所2.0 2024/06/18 全世界の発電量の4440億倍!キン肉マンが放つ必殺技のエネルギー/キン肉マン 『キン肉マン』で描かれたエネルギーについて考えてみた

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  • 台風のパワーを電力に!最強の風力発電への挑戦 | EMIRA

    9月といえば台風シーズンのイメージがあるが、自然災害を引き起こす台風をエネルギー源として電力を生み出そうというプロジェクトが進められている。特許を取得した独自の技術でこの壮大な計画に挑む株式会社チャレナジー 代表取締役CEO 清水敦史氏に話をうかがった。 日に適した風力発電を作りたい! 日は年間十数個にも及ぶ台風が接近・上陸する台風大国。それは時に家屋や農作物などに甚大な被害をもたらし、内包するエネルギーも膨大だ。 「日は風力発電大国になれるほどのポテンシャルがあるといわれています。一方で、風の強さや向きが変わりやすい環境のため、プロペラ式風車には厳しい環境であり、さらには台風による事故も起きています。そこで、台風でも安全に発電できる『プロペラのない風力発電』の実用化を目指しています」 そんな突拍子もないアイデアを語るのは、「台風発電」に取り組んでいるチャレナジー代表取締役CEO清水

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