新しい水稲品種「てんこもり」の販売が、6月9日からJA湘南直売所あさつゆ広場(寺田縄)で始まった。てんこもりは現在、JA湘南管内の水田約5%で栽培されており、「はるみ」に次ぐ新品種として生産拡大が期待される。 てんこもりの栽培は、昨年5月の田植えから市内の水田で始まった。JA湘南管内の昨年度のてんこもりの栽培面積は19ヘクタールで、出荷量は51トンだった。 てんこもりは、2020年11月に神奈川県稲麦等奨励品種等審査会で、栽培しやすく食味が良いことから「奨励品種」に選ばれた。市内の水稲は、9月中旬に収穫する早生(わせ)品種「はるみ」と10月上旬に収穫する中生(なかて)品種「さとじまん」が栽培されていたが、昨年度からさとじまんの種が採取されなくなり、市内での栽培が難しくなったという。 このため、県農業技術センターで17年度から20年度まで奨励品種等決定調査を行ったところ、てんこもりがさとじま
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