落ち着いた色合いに、緻密に描かれた和柄が印象的な作風で知られるクリエイター・ボルボネさん。随所に散りばめられた和柄は密度の差し引きが絶妙で、決して派手になりすぎず、人物やその「空気感」を引き立てています。 今回は、ボルボネさんに描き下ろしていただいた、フワッと軽やかな空気の妖精・シルフのイラストのメイキングをご紹介します。あわせて、ボルボネさんのイラストの原点とも言える、和柄のイラストを描くようになったきっかけを伺いました。現代や洋風をテーマとしたイラストに、古風な和柄を見事にマッチさせた、ボルボネさんの作風の秘密に迫りたいと思います。 それでは、メイキングから見ていきましょう。