部門・部署ごとに使われている用語が違うことがよくある。言葉の不統一は、業務効率化やシステム開発に大きな障害となる。その改善アプローチとは? 言葉は、意思の疎通に不可欠なツールです。ジェスチャーやイメージもコミュニケーションの重要な手段ですが、言葉を知らなければコミュニケーションは成り立ちません。人間は言葉で考えるからです。 しかし、言葉は誰にとっても同じものを示すわけではありません。また、同じものを同じ言葉で示すわけでもありません。ある新聞に、「ばんそうこう」の呼び方が地域によって異なる(毎日新聞2006年9月20日)、「パンツ」の意味が世代によって変わってきている(毎日新聞2006年9月21日)という記事が掲載されていましたが、言葉は世代や地域ごとに違います。 特に若い世代では、既存の言葉をアレンジしたり、新たな言葉を作ったりします。もともとある言葉を、本来の意味とは違う意味で使うことも