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杉井ギサブローに関するprisoner022のブックマーク (35)

  • アトムという産業革命(2/3) | ひびのたわごと

    前回の続き。 手塚治虫氏人の思い出話から、手塚氏のアニメに対する想い、 虫プロの社風のようなものにまで話題は及んでいます。 杉井 僕にとって、手塚先生が後々までいちばん印象的だったのは、『アトム』なんかで、みんなもうメチャクチャに似ても似つかないアトムを描いたりしても、一度も手塚先生が「キャラクターが違う」と言ったことがなかったことなんだよね。いまのマンガ家さんでしたら、原作と違うとか、僕のマンガと違うとか言いますけど、手塚先生は一度も言ったことがないんです。それが不思議でしょうがなくてね。 富野 言われてみればそうだった。 杉井 ただ、それで段々年数がたってきたら、いや、この人はアニメをまじめにやる気はないからなんだと気付きました。さっきも出ましたけど、当時もうマンガで全部、自分の仕事を仕上げてしまっているから、アニメは遊びでいいんだと。僕は正直、恨んで言うんじゃないけれど、アニメに

  • アトムという産業革命(3/3) | ひびのたわごと

    この対談もこれでラスト。 手塚作品から得たものや、好きな手塚作品について語っています。 巷説流布している「鉄腕アトム」の予算に関する打ち明け話も。 ―では、虫プロ時代を通じて、富野さんが手塚治虫という人から学んだ、いちばん大きなものはなんですか? 富野 アニメーションの技術や演出論よりもむしろ、僕は「話をつくる」というのはどういうことかということを『アトム』のときに教えられたという感じがありましたね。それからなにより、「そうか、フリーで働くというのは、これだけ働かないと喰っていけないんだ」という、フリーランスとして生きていくためのハウツーみたいなところを、ほんとに教えられました(笑)。 杉井 先生もめちゃめちゃ働いてましたよねぇ。 富野 だからいままでの自分の働きぶりを振り返ると、まだ作品をつくったという感覚がないんですよね。なにせ、その基準というのは手塚治虫にあるわけだから(笑)。俺、ろ

  • アトムという産業革命(1/3) | ひびのたわごと

    手塚治虫スペシャルと題された特集記事のなかで、 富野と杉井ギサブロー氏が虫プロ時代の手塚治虫氏について語っている。 巷間言われる手塚氏や虫プロの印象とはひと味違った、 内部関係者からの思い出話になっている。 SPECIAL CROSS TALK 杉井ギサブロー×富野由悠季 「アトムという産業革命」 今日は「手塚治虫とアニメ」というテーマでお二人にお話をお伺いいたします。まず今回、富野監督に編集部から打診させていただいたのですが、その折りに対談の相手には、是非「杉井さんを」とのことでした。その理由からお聞かせいただけますでしょうか? 富野 というのもですね、僕はあくまで『鉄腕アトム』の2年目に虫プロに入社した後発部隊の人間ですから、基的に手塚先生ともそれほど直接のコンタクトがあったわけではない。だから、僕の前の世代の人たち、あの時期の巣のママの手塚治虫を知っている人の話を聞いてみたいとい

  • 少しだけ杉井ギサブロー監督

    このブログは主に富野由悠季監督のことを取り上げるところなので、ほかのアニメ演出家についてあまり語っていませんけれど、実をいいますと、個人は杉井ギサブロー監督もとても尊敬しています。『悟空の大冒険』『どろろ』『銀河鉄道の夜』『タッチ』『陽だまりの樹』『あらしのよるに』などをはじめ、数々の素晴らしい作品を手がけておる杉井さんは演出・監督の繊細なセンスを遺憾なく発揮して、そのアニメーションそのものに対するセンスの高さは、ひょっとしたら今日最高峰と言われている宮崎駿監督よりも高いかもしれない、というのが自分の考えです。 そんな杉井氏の作品のなか、実はかなり好きなオープニングは一つあります。それが1969年『どろろ』のオープニングです。初見のとき、文字通り「体中が震えた」という感じです。こんなオープニングは、自分の記憶のなかでも数えるほどしかなかったので、あの『どろろ』の世界観と杉井エッセンスが濃

    少しだけ杉井ギサブロー監督
    prisoner022
    prisoner022 2010/04/10
    僕らは運動家でも何でもなくアニメを作っているわけだけど、それだって社会の一行為、時代性にまったく関連がないわけじゃない/仕事を通じて、身近なところから物事の価値観を改革していこうと強く思っていました
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第240回 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』もう少しだけ

    前回(第239回 杉井ギサブローと『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』)で触れた、杉井ギサブロー監督の監督としての個性についても、前々回(第238回 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』)で引用した「この人に話を聞きたい」で、人にうかがっている。興味がある方は、バックナンバーをチェックするのもいいかもしれない。 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』について、もう少しだけ続ける。僕がこの作品について書いたのは、今回の一連の原稿が初めてで、書いてみて、自分がこの作品に思い入れがある事が分かった。この思い入れは『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』に対するものとは、ずいぶん違う。 前々回に触れたように、自分にとって『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は、今ひとつ分からない作品だった。凄い作品である事は分かったけれど、どう凄いのかを自分の中で整理がつかず、モヤモヤしていた。前回の原稿を書いた後で思いついたのだけれど、僕はこの作品に凄

    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    その当時の一般的な観客だけを相手にしているわけではない。10年後、100年後の観客も同じように鑑賞できる。海外のどんな国に持っていっても通用する。作り手は、そういった普遍的な作品を狙って作り、達成している。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第239回 杉井ギサブローと『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』

    『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』という映画にちょっと当惑としたのは、文脈が読めなかったからだ。大袈裟な言い方をすると、アニメ史的な文脈が読めなかった。 この頃の僕は、国内の商業作品ならどんな斬新な作品でも、それが生まれた経緯について見当がつくようになっていた。半可通マニアの思い込みだったのかもしれないが、とにかく見当はついた。つまり、「あの作品を作った監督が、この原作を手がけたから、こうなったんだな」とか、あるいは「前から凝った作品を作るスタジオだと思っていたけれど、今回はさらに力が入ってこうなったんだな」とか。それまでの流れの中に位置づけて、その作品について考える事ができた。 だが、『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は、そのように位置づけられなかった。まず、前回も触れたように、それまでに僕が観たどの劇場長編アニメとも違っていた。幻想的な映画ではあるが、単にフワフワとしたファンタジーではなく、緻密に設計

    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    不思議と彼が手がける作品は、オタクっぼくならない。それは、彼がこだわりや執着で作っていないからでもあるのだろう。そして、一般層を相手にして、きちんとヒット作にしている。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第238回 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』

    『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は1985年7月13日に公開された劇場作品だ。この映画のタイトルは、シンプルに『銀河鉄道の夜』と表記される場合が多いが、あらためてDVDで確認すると、劇中で表示されるタイトルは『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』。当時の関連出版物でも同様の表記になっているようだ。正式にタイトルを表記するなら『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』とすべきなのだろう。 この映画の原作となっているのは宮澤賢治の童話。監督は杉井ギサブローであり、脚が別役実、音楽が細野晴臣という豪華な顔ぶれ。アニメーション監督は前田庸生、美術は馬郡美保子。作画という役職で江口摩吏介、猿山二郎がクレジットされている。制作プロダクションはグループ・タック。 この映画より先に、ますむらひろしが同じ童話を、キャラクターをに置き換えてマンガ化したものを発表している。作はそのマンガを原案としており、ますむらひろしのマンガと同じく、登

    prisoner022
    prisoner022 2010/03/13
    やっぱり賢治の思想というのは、原作に全部文字として書かれている。あれはそれを題材にした1本の映画ですから。『銀河鉄道の夜』というタイトルのアニメーション映画として括ってもらわないと。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第240回 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』もう少しだけ

    前回(第239回 杉井ギサブローと『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』)で触れた、杉井ギサブロー監督の監督としての個性についても、前々回(第238回 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』)で引用した「この人に話を聞きたい」で、人にうかがっている。興味がある方は、バックナンバーをチェックするのもいいかもしれない。 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』について、もう少しだけ続ける。僕がこの作品について書いたのは、今回の一連の原稿が初めてで、書いてみて、自分がこの作品に思い入れがある事が分かった。この思い入れは『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』に対するものとは、ずいぶん違う。 前々回に触れたように、自分にとって『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は、今ひとつ分からない作品だった。凄い作品である事は分かったけれど、どう凄いのかを自分の中で整理がつかず、モヤモヤしていた。前回の原稿を書いた後で思いついたのだけれど、僕はこの作品に凄

    prisoner022
    prisoner022 2009/10/31
    僕はこの作品に凄味を感じたのだと思う。作り手の真剣さに凄味を感じた。凄味まで感じたのに、どういった作品なのかを言葉にできなかった。だから、モヤモヤしていた。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第239回 杉井ギサブローと『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』

    『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』という映画にちょっと当惑としたのは、文脈が読めなかったからだ。大袈裟な言い方をすると、アニメ史的な文脈が読めなかった。 この頃の僕は、国内の商業作品ならどんな斬新な作品でも、それが生まれた経緯について見当がつくようになっていた。半可通マニアの思い込みだったのかもしれないが、とにかく見当はついた。つまり、「あの作品を作った監督が、この原作を手がけたから、こうなったんだな」とか、あるいは「前から凝った作品を作るスタジオだと思っていたけれど、今回はさらに力が入ってこうなったんだな」とか。それまでの流れの中に位置づけて、その作品について考える事ができた。 だが、『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は、そのように位置づけられなかった。まず、前回も触れたように、それまでに僕が観たどの劇場長編アニメとも違っていた。幻想的な映画ではあるが、単にフワフワとしたファンタジーではなく、緻密に設計

    prisoner022
    prisoner022 2009/10/30
    不思議と彼が手がける作品は、オタクっぼくならない。それは、彼がこだわりや執着で作っていないからでもあるのだろう。そして、一般層を相手にして、きちんとヒット作にしている。
  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第238回 『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』

    『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は1985年7月13日に公開された劇場作品だ。この映画のタイトルは、シンプルに『銀河鉄道の夜』と表記される場合が多いが、あらためてDVDで確認すると、劇中で表示されるタイトルは『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』。当時の関連出版物でも同様の表記になっているようだ。正式にタイトルを表記するなら『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』とすべきなのだろう。 この映画の原作となっているのは宮澤賢治の童話。監督は杉井ギサブローであり、脚が別役実、音楽が細野晴臣という豪華な顔ぶれ。アニメーション監督は前田庸生、美術は馬郡美保子。作画という役職で江口摩吏介、猿山二郎がクレジットされている。制作プロダクションはグループ・タック。 この映画より先に、ますむらひろしが同じ童話を、キャラクターをに置き換えてマンガ化したものを発表している。作はそのマンガを原案としており、ますむらひろしのマンガと同じく、登

    prisoner022
    prisoner022 2009/10/29
    やっぱり賢治の思想というのは、原作に全部文字として書かれている。あれはそれを題材にした1本の映画ですから。『銀河鉄道の夜』というタイトルのアニメーション映画として括ってもらわないと。
  • 映画:「あらしのよるに」~DVDで~David the smart ass~

    先日の台風18号の被害はいかがだったでしょうか? わたしの住む愛知は伊勢湾台風以来の大きさが直撃したとあって、大きな爪あとを残されました。わたしの実家も、カーポート(簡易車庫)の屋根が飛んでなくなり、フェンスの波板が破損したりしましたが、同様に被害のお宅はたくさんあったようです。また、屋根瓦の一部が破損した家も少なくないようです。ただ、今回の台風で非常にインパクトがあったのは停電でした。 停電というと、これまで落雷による停電は度々体験してきたのですが、そうした場合はすぐに復旧しました。落雷による停電がどうして起こるか詳しくないのですが、たとえば、一瞬の異常な電圧などを機器が感知して安全装置が働くというようなことがあるとしたら(ブレーカーが落ちるとか、ヒューズが飛ぶとかいう感じのが、変電所や送電所のレベルで起きるような)、それは機械を操作してやれば復旧はたやすいでしょう。また、落雷が送電施設

  • Animation Meister - Vol.6 杉井 ギサブロー | 文化庁メディア芸術プラザ

    1940年、静岡県出身。アニメーション監督。19歳でアニメーションの世界に飛び込み、日初の長編アニメーション映画『白蛇伝』にアニメーターとして関わる。虫プロで『鉄腕アトム』などを監督、『日昔ばなし』シリーズを立ち上げたと同時に日各地を放浪し、10年あまりのブランクを経て『ナイン』『タッチ』といったあだち充作品で復帰。1985年の『銀河鉄道の夜』で絶対的な評価を得る。現在、同じく宮沢賢治作品の『グスコーブドリの伝記』を製作中。 「子どものころから憧れていた"マンガの神様"であるにも関わらず、アニメのスタジオでは有名作家であるというようなおごったところは一度も見たことがない」「もちろん、作家だから、つくり手としてはワガママなんですけど、自分をマンガ家、僕たちをアニメーション作家として育ててくれたんです」。 それまでのフルアニメーションの作画数を大幅に減らし、動きを極限まで省略したアニメ手

    prisoner022
    prisoner022 2009/07/26
    暗い話題ばかりのいまだからこそ、新しいことができるおもしろい時代。/自分のリズムに合わないのに、時代の流れに乗ることはない。
  • Animation Meister - Vol.6 杉井 ギサブロー | 文化庁メディア芸術プラザ

    1940年、静岡県出身。アニメーション監督。19歳でアニメーションの世界に飛び込み、日初の長編アニメーション映画『白蛇伝』にアニメーターとして関わる。虫プロで『鉄腕アトム』などを監督、『日昔ばなし』シリーズを立ち上げたと同時に日各地を放浪し、10年あまりのブランクを経て『ナイン』『タッチ』といったあだち充作品で復帰。1985年の『銀河鉄道の夜』で絶対的な評価を得る。現在、同じく宮沢賢治作品の『グスコーブドリの伝記』を製作中。 わずか19歳で日初の長編アニメーション『白蛇伝』に参加。手塚治虫との出会いとテレビアニメ『鉄腕アトム』の誕生。10年におよぶ放浪の旅。そして傑作『銀河鉄道の夜』の誕生。日のアニメ史とともに歩みつづけるアニメーション監督、杉井ギサブロー氏に、アニメの過去と現在、そしてテレビアニメ以降のアニメの可能性についてうかがった。 ——杉井さんは1958年からアニメーショ

    prisoner022
    prisoner022 2009/07/25
    手塚先生がその後もアート系の作品をつくっていたら、僕は虫プロには入っていなかった/個人作家の自主映画のような作品づくりにはあまり興味がなかった
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    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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    prisoner022
    prisoner022 2009/07/22
    この映画の素晴らしいところは、原作に漂うある種の「不気味さ」を、エンターテインメント性をある程度犠牲にしてまでも忠実に映像化している点にあると思います。
  • サーパラニュース

  • ひびのたわごと 関係者の語る虫プロ

    この中で富野は杉井ギサブロー氏と手塚治虫氏や、虫プロについて対談している。 この対談は初めに富野側に依頼が来て、 それを受けて富野側から対談相手にギサブロー氏をお願いしたのだとか。 その理由は、草創期のスタッフでありながら、 虫プロにずっぽり浸かった手塚治虫信奉者とは違っていたから、だとか。 自分同様に多少斜めからみた手塚評が聞けると思ってのご指名らしい。 テーマがテーマだし、 対談を依頼した経緯も経緯なので、 メインで語っているのはギサブロー氏。 富野はそれに対して相槌をうったり、自分の経験を絡めた発言程度に留めている。 だが、このギサブロー氏の話がすこぶる面白い。 岡田斗司夫あたりが吹聴する虫プロ社長手塚像とは異なる姿が見えてくる。 以下いくつか発言をピックアップ。 まずはアトム第一話の原画に取り掛かったギサブロー氏と手塚氏のやりとり。 手塚治虫(以下虫) 「ギッちゃん、何やってんです

  • 五大監督かく語りき……「私が手塚治虫から学んだこと」 (1/6)

    国産初のテレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』の第1シリーズ(1963~1966年)を手がけた演出家5人が広島に集った。杉井ギサブロー監督、りんたろう監督、出崎統監督、高橋良輔監督、富野由悠季監督である。 記事は第12回広島国際アニメーションフェスティバル(8月7日~11日)にて行なわれた特別プログラム「手塚治虫回顧上映 アニメーションより愛をこめて/手塚治虫の仕事」内のトークショウ「オサムとアトムとアニメの日々」の全内容だ。 45年前、いずれも20代であった5人の監督は若き演出家として、虫プロダクションに参加した。彼らにとって手塚治虫とは? 『鉄腕アトム』とは? アニメとは? 記事は虫プロダクションの歴史的背景が説明される手塚プロダクション社長・松谷孝征氏の登壇者紹介よりはじめる。 読者の皆さんには、テレビアニメ草創期の息吹を少しでも感じていただきたい。

    五大監督かく語りき……「私が手塚治虫から学んだこと」 (1/6)
    prisoner022
    prisoner022 2008/09/03
    コミック、アニメという表現媒体が持っている問題を個人が抱え込むこと/現在まで解消されず/アーティスティックな心と/制作資金の面で悩みながら公開する問題/大衆にこの問題を突きつけたというのが手塚治虫
  • 手塚治虫的アニメの作りかた サイオンジ探偵社

    屋でたまたま見つけて何の気なしに購入したムック。 ここには手塚治虫の漫画をもとにした小説が何篇か収められている。小説のほうはまだ読んでないんだけど、その他に、永井豪、寺田克也、小松左京らに、手塚治虫についてインタビューした記事がいくつかある。 そのなかで抜群に面白かったのが、杉井ギサブロー(タッチ、銀河鉄道の夜)、富野由悠季(海のトリトン、ガンダム)への対談形式のインタビュー。 これがなぜ面白かったのか? 一言で言えば、この二人だけ、手塚治虫を誉めてなかったからだ。 まあ、誉めていないというのは、ちょっと語弊があって、もちろん、誉めている部分もあるんだけど、他の人みたいに「手塚先生は神様!」みたいなトーンではぜんぜんない。 この差異がどこから来るかというと、この二人はアニメとの関わりで手塚治虫を見ているからだと思われる。他の人、たとえば永井豪なんかは、当然、漫画というフィルターを通して

    prisoner022
    prisoner022 2008/08/29
    これはアニメーションじゃありません、テレビアニメです/動きを動きで見せていくのがアニメーションだというのであれば、僕は子どもたちに物語を見せたい。その物語を補足するためのアニメーションであればいい
  • asahi.com(朝日新聞社):「アトム」オールスター監督大集合in広島 - 小原篤のアニマゲ丼 - 映画・音楽・芸能

    プロフィールバックナンバー 「アトム」オールスター監督大集合in広島2008年8月18日 印刷 ソーシャルブックマーク 控え室の豪華メンバー。左から手塚治虫の長男・眞さん、高橋良輔さん、富野由悠季さん、松谷孝征・手塚プロダクション社長、りんたろうさん、杉井ギサブローさん、出崎統さん=10日・広島市で、南正時さん撮影トークショーより、杉井ギサブローさんりんたろうさん出崎統さん高橋良輔さん富野由悠季さん壇上に並んだ監督たち。左から富野さん、高橋さん、出崎さん、りんたろうさん、杉井さん 第12回広島国際アニメーションフェスティバル(8月7〜11日、広島市)に行ってきました。全日程見たかったのですが休みが取れず、8日の勤務を終えてその夜に広島入り。広島はやっぱり今回も熱かった(暑かった)。 海外の短編アニメを中心とするこの映画祭に初めて行ったのは、90年の第3回。まだ大学生で、鈍行を乗り継いで広島

    prisoner022
    prisoner022 2008/08/25
    先生はホントにマンガが好きだったんだろうか、マンガではなく映画が好きで、映画を書いていたんじゃないかと思う。僕は手塚マンガから映画の作り方を教わった。
  • hyuuの隠れオタ雑記 りんたろう、広島で富野&高橋を叱る!?

    8月7日から11日の日程で行われている広島国際アニメーションフェスティバルに今日行ってきた。お目当ては、手塚治虫回顧上映っていうプログラム。前半は手塚が作ったアニメを2時間くらい上映して、後半は30分くらいのアニメ上映の後に、日を代表するアニメ監督5人によるトークショー。 その5人というのが、かなりすごい。その5人の紹介を上のプログラムのサイトからの転載しておく。 杉井ギサブロー(アニメーション監督) 代表作「銀河鉄道の夜」 出崎統(アニメーション監督、脚家)  代表作「あしたのジョー」「劇場版AIR」 富野由悠季(アニメーション監督) 代表作「海のトリトン」「機動戦士ガンダム」 りんたろう(アニメーション監督) 代表作「銀河鉄道999」「メトロポリス」 高橋良輔(アニメーション監督)  代表作「火の鳥」「FLAG」 彼らがいずれも、虫プロダクション出身の監督ということで集められたわけ