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Scienceに関するprisoneronthewaterのブックマーク (715)

  • 大腸がんは「おとなしいがん」! 早期なら内視鏡で切除、ロボット手術も普及

    第3回 大腸がんの生存率の高さの裏に、治療技術の急速な進歩 2023/6/14 荒川直樹=科学ライター 大腸がんは現在でも増え続けているがんだが、5年生存率は少しずつ高くなっている。その背景にあるのが治療技術の進歩だ。早期であれば大腸内視鏡検査中にその場で切除することもある。手術治療では、患者にとって負担の小さい腹腔鏡手術が今や8割を超え、腹腔鏡手術の進化形であるロボット支援下手術も、2018年の保険適用を機に急速に普及している。大腸がんは「身近ながん」であるだけに、今は健康な人でも「大腸がん治療の基礎知識」は身につけておきたい。

    大腸がんは「おとなしいがん」! 早期なら内視鏡で切除、ロボット手術も普及
  • 日本の熱帯夜は死亡リスクを上昇させる 8月より6月が危険

    最低気温が高い熱帯夜の翌日は死亡リスクが高まること、死亡リスクが上昇した状態は最長で3週間ほど続くことが、日の熱帯夜と死亡の関係を検討した初めての研究(*1)で明らかになりました。 熱帯夜と死亡リスクの研究はほとんどなかった 高い気温が健康に悪影響を及ぼすことは良く知られています。しかし、これまでに行われた研究のほとんどが、その日の最高気温、すなわち昼間の気温と健康の関係を調べており、夜の気温と健康の関係を調べた研究はありませんでした。 夜の気温、すなわち、1日の最低気温が下がらないと、昼間の高温による疲労から回復できないまま翌日再び高温にさらされる可能性があります。近年、温暖化により熱帯夜が増加していることから、熱帯夜が健康にどのような悪影響を与えるのかを明らかにする必要があると考えた筑波大学のSatbyul Estella Kim氏らは、日人を対象に熱帯夜とその後の死亡の関係を検討

    日本の熱帯夜は死亡リスクを上昇させる 8月より6月が危険
  • 大腸がんになりやすいのはどんな人? 「5つの生活習慣」でポリープも予防

    では、大腸がんにかかる人も、大腸がんで亡くなる人も増え続けている。死亡数を減らすには早期発見が重要だが、それ以前の対策として、若いころから「肉や脂肪のとり過ぎ」「運動不足」などがんのリスクを高める生活習慣を改めることにも取り組みたい。現在明らかになっている危険因子の中には、「高身長」や「家族の病歴」など自分ではどうにもならないものもあるが、生活習慣の改善によってポリープの発生や悪性化(がん化)の抑制も期待できる。今回は、大腸がん予防のための生活習慣について紹介する。

    大腸がんになりやすいのはどんな人? 「5つの生活習慣」でポリープも予防
  • 不眠、下痢… うつ病のサインは体に表れることも 一人で悩まず早めに相談を

    うつ病」は誰もがなりうる病気だが、自分がかかることをイメージしている人は少ないのではないだろうか。実際、「自分がうつ病になるはずはないと思っていた」と話すうつ病経験者は多い。その背景には、うつ病に対する誤解や思い込みが少なからず存在する。うつ病はどのような病気で、どんなときになりやすいのか。どのような兆候・症状が見られたら受診したほうがいいのか――。特集では、うつ病を正しく理解し向き合うための知識とヒントについて、精神科専門医と、うつ病の経験者でもあり当事者を支援する活動を行うお二人に伺った。

    不眠、下痢… うつ病のサインは体に表れることも 一人で悩まず早めに相談を
  • 「食物繊維」の摂取量が多い人はうつ状態になりにくい

    物繊維の摂取量が多い人はうつ状態になりにくいことが、複数の研究データを統合した解析で明らかになりました(*1)。 健康的な事はうつ状態のリスク低下と関係、では物繊維は? 抑うつ(気分が落ち込み意欲が低下した状態。抑うつ状態、うつ状態とも呼ぶ)と不安は、人々の生活の質を低下させ、さらには心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中など)のような慢性疾患のリスクの上昇にも関係することが知られています。抑うつの予防と治療法の確立には、危険因子を明らかにすることが欠かせません。 これまでに、習慣が抑うつの危険因子の1つであり、健康的な事、すなわち、野菜、果物、魚、オリーブオイル、ナッツ、豆類などの摂取が、抑うつ症状および不安症状と逆相関することが示されていました。野菜と果物は物繊維を豊富に含むことから、物繊維の摂取も抑うつや不安と関係するのではないかと考えられていましたが、これについては一貫した研究

    「食物繊維」の摂取量が多い人はうつ状態になりにくい
  • 近視は万病のもと 網膜剥離、白内障、緑内障も近視が招く?

    私たちの体には、年齢とともに体力の低下、目の不調、痛みや不具合など、さまざまな「老化現象」が現れます。この連載では、これらの老化現象を「衰え」ではなく「変化」としてポジティブにとらえ、上手に付き合っていく術を、これまでに延べ10万人以上の高齢者と接してきた眼科専門医の平松類先生が解説します。今回のテーマは「近視」です。 50代の会社員Aさんが、同僚のBさんに電話をかけています。 Aさん「ちょっと目の病気で緊急手術を受けることになっちゃって、悪いけど明日からよろしく頼むね」 Bさん「え、どうしたの?」 Aさん「網膜剥離になっちゃって」 Bさん「網膜剥離!? あれってボクシングをやっている人がなるんじゃないの?」 Aさん「ぶつけてなくても近視の人はなりやすいみたいなんだよね。君も近視だったよね。気を付けた方がいいよ。明日から仕事ごめんね」 Bさん「どのぐらい休むの?」 Aさん「1~2週間はちょ

    近視は万病のもと 網膜剥離、白内障、緑内障も近視が招く?
  • この切り株のどちらが南の方角でしょうか? 夏休みの自由研究ネタに

    ホームページに戻るには上の活字をクリックしてください。 旧タイトル:新・今さら人には聞けない木のはなし(ブログ編) 「プロでも意外に知らない<木の知識>」(ブログ編) 2023-11 « 123456789101112131415161718192021222324252627282930 » またまた怒られましたので、文言を修正しました。2023/04/18 文章が悪いと怒られましたので、若干修正しました。2023/04/13 なぜ、「年輪の広い方が南側」が、間違い知識なのかがわからない人は、この記事を御参照下さい。 20年前のネットの掲示板はエセ情報だらけで、さらにリプもひどいもんでした。なので、かなり頭にきて書いた文章が元になっています。 非常にきつい表現になっているところがありますので、、最初に謝っておきます。 ご容赦ください。 最初の更新:平成30年10月29日(月) アクセスが

    この切り株のどちらが南の方角でしょうか? 夏休みの自由研究ネタに
  • 「覚えられない」「身につかない」悩みはこれで解決!「大人脳」の正しい鍛え方

    1カ所ではなく複数の脳番地を刺激する 最近めっきり脳の働きが落ちた気がする。簡単なことも記憶できないし、仕事のパフォーマンスも下がる一方だ。そんな悩みは、脳の偏ったエリア(脳番地)ばかり使うことによる「マンネリ化」が原因で、複数の脳番地を使うことを意識すれば、中高年以降も確実に脳を成長させていくことができる、といううれしい事実をこの特集ではお伝えしてきた。 30年以上にわたって1万人以上の脳のMRI画像を分析してきた、加藤プラチナクリニック院長で脳内科医の加藤俊徳氏は、「若い頃の“学生脳”と同じ脳の使い方をしていては、脳の成長は見込めません。8つの脳番地をまんべんなく使うようになると、脳の枝ぶりは広がっていき、脳内ネットワークの総量が増えていきます。脳の枝ぶりは、早くて10日から2週間で、MRI画像で確認可能なほど変わります」と言う。 脳の枝ぶりとは、神経細胞同士をつなぐ神経線維の集まり「

    「覚えられない」「身につかない」悩みはこれで解決!「大人脳」の正しい鍛え方
  • 聴力が改善すると認知機能低下のリスクが減少

    難聴のある人が補聴器などを使って「聴こえの悪さ」を改善すると、認知機能の低下リスクが小さくなることが、複数の研究データを統合した分析(*1)で示されました。 補聴器の使用者は認知機能低下のリスクが約2割減 難聴は、認知機能低下の重要な危険因子であることが分かってきました。では、聴力を補うデバイスを使用すれば、認知機能の低下を予防できるのでしょうか。 この問いに対する答えを得るために、シンガポール国立大学のBrian Sheng Yep Yeo氏らは、難聴患者が補聴器の使用を開始した場合、または人工内耳植込術を受けた場合に、その後の認知機能にどのような影響が及ぶのかを調べることにしました。 著者らは、文献データベースから、18歳以上の難聴患者を対象に、聴力補助デバイス(補聴器または人工内耳植込術)が認知機能に及ぼす影響を検討していた31件(対象者は計13万7484人)の研究を抽出。その中から

    聴力が改善すると認知機能低下のリスクが減少
  • リックライダー「人と計算機の共生」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    翻訳中のに、影響力の強い文として出てきたので、座興でやってみた。んー、いまだとそんなにすごい感じではないのと、ChatGPTとか出てきて、人間計算機共生のありかたそのものの、歴史的前提が崩れ始めている感じではある。とはいえ、60年以上前の話だから…… むしろ、この中で出てくる、人間で拡張された機械、という概念の方が妥当性が高いんじゃないかとさえ思う。 人と計算機の共生 Man‑Computer Symbiosis J. C. R. リックライダー 山形浩生訳 (hiyori13@alum.mit.edu) IRE Transactions on Human Factors in Electronics, volume HFE-1, pages 4-11, March 1960 groups.csail.mit.edu 要約 人と計算機の共生は、人と電子計算機との協力的な相互作用の中で、予

    リックライダー「人と計算機の共生」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 便通改善だけではない食物繊維の効果 不足は死亡リスクに関係

    健康や長寿を語るうえで、忘れてはならないのが「腸内細菌」。連載では、消化器内科医で、腸内細菌や抗加齢医学に詳しい京都府立医科大学の内藤裕二教授に、腸内細菌について教えていただきます。今回は、腸内環境を整える栄養素、物繊維がテーマ。物繊維の働きといえば、腸の中をキレイにして、便通をよくするだけのもの――そんなふうに思っているなら時代遅れかもしれません。腸内細菌研究が進むにつれてわかってきた物繊維の役割とは? 「物繊維は、その人オリジナルの“いい腸内環境”をつくってくれる、重要な栄養素のひとつです」と京都府立医科大学教授の内藤裕二さんは話す。 物繊維の定義は各国で少しずつ異なる部分はあるが、主に「ヒトの消化酵素で消化できない難消化性“炭水化物”」を指す(下図参照)。この「ヒトが消化できずに大腸まで届く」という点が健康に寄与する理由だという。 腸内細菌の中でも、ビフィズス菌をはじめと

    便通改善だけではない食物繊維の効果 不足は死亡リスクに関係
  • 最新研究で判明!老化を遅らせる食事と運動

    老化研究が急速に進み、ある程度健康を維持しながら100歳を超えて生きることや、「老化を遅らせること」が現実味を帯びてきた。そもそも老化とはどういうものなのか。この記事では、過去の人気記事をベースに、最新のサイエンスで分かってきた老化の正体と老化制御法を紹介する。 「階段を上ると息が切れる」「最近、眠りが浅い」「顔のしわが目立つようになった」……。そんな老化現象を実感し、「年のせい」とあきらめている方々に朗報だ。近年、老化研究が進み、老化の要因や老化を制御する方法について、いろいろなことが分かってきたのだ。 老化研究の最前線で活躍する慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室特任講師の早野元詞氏は、「誰でも毎年1歳ずつ年をとり、加齢は避けられませんが、老化が進むスピードには個人差があります。今後、研究がますます進むことで、老化の進行スピードを緩やかにして老化現象を抑えつつ年をとることが、近い将来、

    最新研究で判明!老化を遅らせる食事と運動
  • 脳は使わない部分から衰える! 8つの「脳番地」をムラなく刺激するコツ

    第2回 視点を変える、体を動かす… ちょっとした工夫で脳を成長につなげる 2023/4/6 柳操=ライター 人の名前が出てこなくなった、仕事のパフォーマンスが低下している、新たな学習の進みが悪い。これらは脳の老化ではなく、脳の「マンネリ化」が原因、と言うのは、1万人以上のMRI脳画像を分析してきた脳内科医の加藤俊徳氏だ。脳のマンネリを脱し、活性化するには脳の複数のエリアをバランス良く使うことがポイントだという。今回は、日常のひと工夫でできる、脳番地をまんべんなく刺激するコツについて聞いていく。

    脳は使わない部分から衰える! 8つの「脳番地」をムラなく刺激するコツ
  • 水分不足は老化を進める? 適切な「水分摂取」が老化防止のカギ

    適切な水分摂取が、老化や病気の予防に役立つ――。そんな可能性を示す研究結果が米国で報告されました(*1)。 「老化の加速に水分摂取量が関係する」仮説を検証 実年齢は同じでも、身体的(生物学的)には実年齢より若い人と、老化が進んでいる人がいます。老化を加速させる原因にはどんなものがあるのでしょうか。今回、米国立衛生研究所(NIH)心肺血液研究所の研究者らが着目したのが、水分摂取量です。 これまでに、マウスによる実験では、生涯を通じて水分摂取制限を行うと、寿命が短縮し、複数臓器の変性が促進されることが示されていました。一方、人間では、1日あたりの水分摂取量の個体差が大きいこと、世界的には、推奨される量を摂取していない人が多いことが知られています。そうした情報に基づいて、研究者たちは、「水分摂取量を最適化すると加齢の進行が遅れる」という仮説を立て、これを検証することにしました。 分析の対象とした

    水分不足は老化を進める? 適切な「水分摂取」が老化防止のカギ
  • 脳は何歳になっても成長する! 50代以降の「マンネリ脳」に活を入れる秘訣

    「物忘れ」はマンネリ化した脳の使い方が原因だった 人の名前が出てこない、何を言おうとしたのか忘れる、簡単な漢字の書き方がわからなくなる――40~50代以降になると、脳の働きの低下を実感するシーンが増えてくる。定年後に向けて新たな分野を学ぼうとしたり、楽器や語学をマスターしようとしてみたはいいものの、思うように進まずに挫折、という経験もあるかもしれない。「見た目と同じように脳だって老化するんだ。仕方ない」とあきらめながらも、認知症の始まりではないか、と不安になることもあるだろう。 このような悩みに対し、「中高年世代の物忘れや記憶力の低下は、ほとんどの場合、加齢による老化というよりも、脳の偏った使い方、つまり脳のマンネリ化が原因で起こります」と説明するのは、脳科学・MRI脳画像診断を専門とする脳内科医で加藤プラチナクリニック院長の加藤俊徳氏だ。 加藤氏は、これまで30年以上にわたって、0歳の子

    脳は何歳になっても成長する! 50代以降の「マンネリ脳」に活を入れる秘訣
  • 【訃報】ZIP圧縮やPNG・PDFなどファイルフォーマットの基礎を作ったジェイコブ・ジヴが死去

    データ圧縮フォーマットのひとつであるZIP(ZIP圧縮)や、電子文書フォーマットのPDF、音声ファイルフォーマットのMP3の基礎となったデータ圧縮アルゴリズムのLZ77やLZ78などを開発したイスラエルのコンピューターサイエンティストであるジェイコブ・ジヴ氏が亡くなりました。91歳でした。 Israeli computer pioneer passes away just weeks after famed research partner https://www.ynetnews.com/business/article/bj2k2g0x3 Ziv and Lempel co-invented the famous Lempel-Ziv algorithm that is the basis of ZIP files. Prof. Abraham Lempel died 7 weeks

    【訃報】ZIP圧縮やPNG・PDFなどファイルフォーマットの基礎を作ったジェイコブ・ジヴが死去
  • 書評 「「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた 「ネコの空中立ち直り反射」という驚くべき謎に迫る 作者:グレゴリー・J・グバーダイヤモンド社Amazon 書は物理学者であるグレゴリー・グバーが「ネコひねり問題」について語ったになる.「ネコひねり問題」というのは,「ネコは逆さ向けにして落とされても空中でうまく身体をひねって脚から着地するが,物理学的に考えてみて,なぜ,どのようにしてそのようなことができるのか」という問題だ.書店でこのを見かけて最初に感じたのは,ネコは頭からひねってその後身体全体の向きを変えることができるが,それだけの問題をどうやったら一冊のにまで膨らませることができるのだろうかということだ.そしてそれに興味を引かれて購入して読んでみたものだが,この「ネコひねり問題」には何重にも絡まる謎があって,どうしてなかなか奥深く面白い.原題は「Falling Felin

    書評 「「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 異性への関心を失った男性は死亡リスクが70%上昇

    異性に対する関心を失った男性はその後の死亡リスクが上昇することが、日人の中高年を対象とした研究(*1)で分かりました。 40歳以上の日人2万人を追跡 性への関心は、パートナーとの性的な関係および性機能の維持に欠かせません。また、性への関心を維持しているかどうかが、健康状態や生活の質が良好かどうかの指標となることが明らかになっています。世界的に人口の高齢化が進む中で、高齢者のセクシュアリティーに関する研究は増加していますが、セクシュアリティーと寿命の関係については、ほとんど検討されていませんでした。 そこで山形大学の櫻田香氏らは、山形県在住の40歳以上の人々を対象とする前向き研究を行って、異性に対する関心を失うことがその後の死亡リスクに及ぼす影響を検討しました。 山形県で2009~2015年に、年1回の健康診断に参加した40歳以上の2万969人(男性が8558人、女性は1万2411人)を

    異性への関心を失った男性は死亡リスクが70%上昇
  • 年を取るとなぜ朝早く目が覚めるのか?

    朝スッキリと目が覚めない。目が覚めても疲労感が残っている。夜眠ろうとしてもなかなか寝付けない。夜中にトイレで目が覚めてしまう――。睡眠に関する悩みを持つ人は多いが、睡眠の科学研究が進めば、こうした悩みも解決する日が来るかもしれない。今回は、睡眠学のエキスパートである秋田大学大学院教授の三島和夫氏に、加齢によってどのように睡眠に変化が起こるのかを解説していただこう。 昔から「高齢者は朝が早い」ことがよく知られている。 夜が明ける前に目が覚めて、そのまま眠れなくなってしまう人も珍しくない。また、トイレなどで夜中に何回も目を覚ますようになり、「朝までぐっすり眠る」ことは難しくなってくる。 若いときはあんなに早起きがつらかったのに、加齢によってなぜこのような変化が起こるのだろうか。それ以外にも、眠りが浅いように感じたり、夜早くに眠くなったりと、年を取ると睡眠が変化してくる。 できれば、朝までぐっす

    年を取るとなぜ朝早く目が覚めるのか?
  • コロナ陰性でも少なくない“後遺症” 社会不安が関係?

    新型コロナウイルス感染症を発症した後に経験するさまざまな心身の不調は「コロナ後遺症」と呼ばれます。しかし、検査でコロナ陰性だった人でも体調不良が持続するケースが少なくないことが、米国の研究(*1)で明らかになりました。コロナに似た症状を発症してから3カ月後にも「中等度から重度の体調不良が持続している」と報告した患者の割合は、コロナ陽性患者の39.6%、陰性患者の53.5%に上りました。 陽性者と陰性者1000人の症状を追跡 新型コロナウイルス感染症にかかると、約半数が後遺症を経験するとも報告されています。後遺症の症状は多岐にわたり、疲労感、認知機能障害をはじめ、あらゆる臓器系の不調が申告されています。コロナ後遺症はその後の健康状態に影響を及ぼす可能性があるため、正確かつ詳細な情報が必要です。しかしこれまでのところ、生活の質への影響を分析していた研究はほとんどありませんでした。 また、パンデ

    コロナ陰性でも少なくない“後遺症” 社会不安が関係?