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Scienceに関するprisoneronthewaterのブックマーク (716)

  • 動脈硬化を引き起こす「血管の老化」はこうして進む

    「血管の老化」によって亡くなる人は年間30万人超 私たちの体は加齢とともに衰えていく。普段はあまり意識することはないが、全身に張り巡らされた「血管」も加齢とともに老化する。血管の老化で特に問題になるのは、動脈の老化。動脈はご存じの通り、心臓の拍動によって送り出された血液を、全身の組織へと運ぶ血管だ。若い世代の動脈は、肌と同じように柔らかくしなやかで、血管の壁も薄い。ところが、年齢を重ねるにつれて、動脈のしなやかさは失われて硬くなり、血管壁も厚くなっていく。 動脈の老化が進めば、血液に含まれる酸素や栄養素が体の隅々まで届きにくくなり、各臓器や器官の機能が低下するなどの問題が起こってくる。さらに怖いのは、血管の老化自体が、命を脅かす病気の元凶になることだ。狭心症や心筋梗塞といった心臓の血管の病気、脳梗塞や脳出血といった脳血管の病気は、動脈が老化した状態である「動脈硬化」が原因となって引き起こさ

    動脈硬化を引き起こす「血管の老化」はこうして進む
  • “歯の喪失”を招く「歯周病・虫歯」 諸悪の根源を除去するコツ

    「歯周病」や「虫歯」のリスクは、加齢とともに高まっていく。そして、それらは歯の喪失、ひいては要介護や死亡リスクの上昇にダイレクトに結びつくことや、全身に歯周病菌が巡る菌血症が認知症・糖尿病・動脈硬化などを悪化させることが、最新の研究で分かってきた。歯周病や虫歯から歯や全身の健康を守るには、40~50代からしっかりと歯と歯磨きに関する知識をアップデートする必要がある。そこで、歯周病・虫歯と健康寿命の関係、歯を守るためのケアのコツなど、後悔しないために押さえておきたい情報を紹介する。 歯周病に虫歯…。これらのリスクは昔から言われてきたことだけあって、「そんなの今更言われなくても分かっている…」と軽く見ている人は少なくないだろう。しかし、その認識はこの機会に改めていただきたい。 特にこれから高齢期を迎える40代、50代にとっては、今後死ぬまで「自分の歯」を維持するための極めて重要な時期に当たる。

    “歯の喪失”を招く「歯周病・虫歯」 諸悪の根源を除去するコツ
  • 不足すると万病を招く「たんぱく質」 医師が勧める「最高のとり方」

    筋肉、臓器、皮膚など、体の主要な部分の多くはたんぱく質でできている。たんぱく質は、私たちが生きていくうえで欠かせない最重要栄養素だ。不足すると、筋肉減少症(サルコペニア)や、髪や爪のトラブルが生じるほか、うつ、貧血などになるリスクが上がるなど、心身の不調につながる。たんぱく質不足による不調を防ぎ筋肉を増やすには、たんぱく質を1日にどのくらいとったらよいのだろうか? 『べてやせる!若返る!病気を防ぐ! たんぱく質 プロテイン 医学部教授が教える最高のとり方大全』の著書がある東北大学名誉教授で、山形県立保健医療大学理事長・学長の上月正博氏に、解説してもらった。

    不足すると万病を招く「たんぱく質」 医師が勧める「最高のとり方」
  • 能力のある人は、他の人よりも恵まれた暮らしに「値する」のか?(読書メモ:『政治哲学への招待』①) - 道徳的動物日記

    政治哲学への招待―自由や平等のいったい何が問題なのか? 作者:アダム・スウィフト 風行社 Amazon ●格差原理と、不平等の正当化 分配の正義に関する論争において、最大の注目を集めたのは、最後の原理ーーすなわち、格差原理ーーである。不平等は、どのようにして、もっとも恵まれない人の地位を、最大限良くすることに役立ちうるのだろうか。それを理解するわかりやすい方法は、すべての人に同じものを支払うことではないだろうか。ロールズの考えは、もし人々が、実益をもたらすような諸活動において働くよう動機づけられるべきだとすれば、彼らにはインセンティヴが必要かもしれないというお馴染みのものである。そして、議論は次のように進行する。もし経済が、そうでありうるのと同程度に生産的であろうとするならば、何らかの不平等が必要(社会学者は「機能的に」と言うかもしれない)である。不平等がなければ、人々はある仕事を別の仕事

    能力のある人は、他の人よりも恵まれた暮らしに「値する」のか?(読書メモ:『政治哲学への招待』①) - 道徳的動物日記
  • 日本人に多い「たんぱく質不足」 筋力低下など老化・不調の要因に

    たんぱく質は、炭水化物、脂質と並んで、生きていくうえで欠かせない三大栄養素の一つだ。私たちの体の筋肉、皮膚などの組織や、体の中で働く神経伝達物質やホルモン、抗体なども全てたんぱく質でできている。しかし、現代日人の多くが「たんぱく質不足」の状態にあると、東北大学名誉教授で山形県立保健医療大学理事長・学長の上月(こうづき)正博氏は指摘する。たんぱく質が不足すると、体にどのようなことが起こるのか。たんぱく質はどのようにとればいいのか。特集では、多くの人が意外と知らない、最重要栄養素たんぱく質の役割やとり方について、3回にわたって上月氏に解説していただく。

    日本人に多い「たんぱく質不足」 筋力低下など老化・不調の要因に
  • 激しい筋トレは眼圧を上げる! 緑内障に良くない食事、運動、睡眠とは

    第3回 タバコやお酒はNG? 軽い有酸素運動は眼圧を下げる 2022/9/27 梅方久仁子=ライター 日人の失明原因の1位を占める「緑内障」だが、適切に治療を続ければ失明することはほぼない。だからこそ、目薬などの治療だけでなく、事や睡眠、運動など、日々の生活習慣が大切だ。緑内障に詳しい二松眼科病院副院長で眼科専門医の平松類氏に、緑内障にとって良い生活習慣、悪い生活習慣を詳しく聞いていこう。

    激しい筋トレは眼圧を上げる! 緑内障に良くない食事、運動、睡眠とは
  • 「なぜ年をとると腰痛に?」「椎間板ヘルニアと言われたが…」名医が回答!

    「健康Q&A」では、医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。 2022年9月の回答者は「腰痛」に詳しい千葉大学大学院医学研究院整形外科学教授の大鳥精司先生です。 千葉大学大学院医学研究院整形外科学教授の大鳥精司先生Q&A Q 1 なぜ年をとると腰が痛くなるのですか?←今回 Q 2 3年前と診断名が異なる。正しい病名を知りたい←今回 Q 3 冬になると腰に激痛が走って半日ほど動けないことが←今回 Q 4 起床時に必ず腰痛が起こります←今回 Q 5 「仙腸関節炎ではないか」と言われた。自分でできるケア法は?←今回 Q 6 腰椎椎間板ヘルニアと診断されました。手術をしたほうがいいですか?←今回 Q 7 腰部脊柱管狭窄症の手術を受けるべきか悩んでいます(後編) Q 8 薬物療法や運動療法を行い、ブロック注射も受けたの

    「なぜ年をとると腰痛に?」「椎間板ヘルニアと言われたが…」名医が回答!
  • 場所による科学の生産性とコスト - himaginary’s diary

    というNBER論文をサイモン・ジョンソンらが上げている(ungated版)。原題は「Place-Based Productivity and Costs in Science」で、著者はJonathan Gruber(MIT)、Simon Johnson(同)、Enrico Moretti(UCバークレー)。 要旨では、科学者の集積が1割増加するとコストが0.11%上昇する一方で、生産性は0.67%上昇する、というネットでのプラス結果を報告している。その一方で、コストの非線形性の方が生産性よりも高いことを注記している。以下のungated版の結論部では、今回の発見に関する政策面の考察が書かれている。 Scientists located in areas with a larger stock of related scientists tend to be more productive

    場所による科学の生産性とコスト - himaginary’s diary
  • 金出武雄さん(カーネギーメロン大学教授)「We are the creators!!」インタビュー

    金出武雄(かなで・たけお)氏プロフィール ※インタビュー当時 1945年生まれ、兵庫県出身。 京都大学電子工学科博士課程修了(工学博士)。同助教授を経て、80年にカーネギーメロン大学ロボット研究所高等研究員に。同研究所准教授、教授、所長を務め、現在に至る。 06年生活の質工学研究センターを設立、日では01年に産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センターを設立。 専門はコンピュータビジョン、ロボット工学。自動運転車や自律ヘリコプター、アイビジョン、顔認識、仮想化現実、一人称ビジョンなどの世界的権威。 著書に『独創はひらめかない―「素人発想、玄人実行」の法則』(日経済新聞出版社)など。 世界で活躍する競争心を育んだもの ――このほど、こちらに居を構えられたそうで。 金出武雄氏: 最初は5年という予定で渡ったアメリカも、気づけば35年。なんとなく「日に帰ろうかな」と思い、故郷であるここ

    金出武雄さん(カーネギーメロン大学教授)「We are the creators!!」インタビュー
  • 血糖値を自力で下げる食事・運動の鉄則

    血糖負債がたまりやすい危険因子をチェック 特集では、たとえ軽度の高血糖であっても、長期にわたって継続することでさまざまな病気のリスクが蓄積していく「血糖負債」の怖さについて解説してきた。血糖負債がたまっていくことで高まる病気のリスクは、糖尿病やその合併症、動脈硬化による心疾患や脳梗塞、認知症、老化を加速させる「糖化」など、多岐にわたる。 「血糖値が高めだが糖尿病には至っていない人」たちの死亡リスクは、血糖値が正常の人に比べて1.5倍以上、がんによる死亡リスクも2.4倍近くになるという、日人を対象とした研究報告もある(*1)。また、健康診断で測定する空腹時の血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー: 1~3カ月間の血糖状態の平均値)は正常値でも、後に血糖値が跳ね上がる「後高血糖」のあるタイプの血糖負債は、心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)による死亡リスクを高めることも分かっている(詳

    血糖値を自力で下げる食事・運動の鉄則
  • 血糖負債が招く「糖化」は、血管を傷つけ老化を加速させる

    「血糖値が少し高め」の蓄積が引き起こす「血糖負債」とは? 前回は、高血糖状態が長く続くことで発症する「糖尿病」の怖さを中心に解説した。糖尿病は、治療によって適切な血糖コントロールができていないと、さまざまな合併症を引き起こす。「しめじ」としてよく知られる「(し)神経障害」「(め・目)網膜症」「(じ)腎症」の3大合併症のほかにも、動脈硬化を促進することで、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など命を脅かす合併症の危険もある。最近では、認知症との関連や、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクも報告されている。 こうした合併症こそが糖尿病の恐ろしさだが、順天堂大学大学院医学研究科代謝内分泌内科学講座教授の綿田裕孝氏は、こう指摘する。「糖尿病と診断されるほどではなくても、『血糖値が少し高め』の状態が続けば、『血糖負債』がどんどんたまっていきます。血糖負債は全身の血管を傷つけて動脈硬化を促進し、心疾患や脳卒中、

    血糖負債が招く「糖化」は、血管を傷つけ老化を加速させる
  • 口と舌の3つの運動でオーラルフレイル予防 食べ物の硬さも意識しよう

    「口の老化」は「歯」だけの問題ではありません。噛む力、舌の力、唾液量などの口まわりの機能は、加齢とともに誰もが徐々に落ちていきます。「べる力」を保つためには、歯のケアだけでは不十分、口全体の機能の維持が大事になります。 歯科医で歯学博士の照山裕子さんに、口全体の老化「オーラルフレイル」について2回に分けて聞いていきます。後編となる今回は、口の中の機能を向上させる3つの体操や事の際に注意したいポイントなどを解説していただきました。 軟らかいものばかりだと栄養のバランスにも影響 オーラルフレイルになると、どんな問題点があるのか。「口まわりの筋力が低下すると、歯を失った場合と同じように、肉類や葉物野菜などをうまく噛み切れなくなります。事のメニューに取り入れなくなるため、たんぱく質やビタミン類などの摂取が減少し、栄養不足になります。高齢者では体の衰弱にもつながります」 オーラルフレイルは口の

    口と舌の3つの運動でオーラルフレイル予防 食べ物の硬さも意識しよう
  • 農水省広報誌がケチャップで批判された理由

    ツイッター(Twitter)の農林水産省公式アカウントが、添加物を危険視する投稿をしたと批判され8月12日、投稿を削除しました。投稿の元になった農水省広報誌aff(あふ)2022年8月号の記事も同日、4カ所にわたって修正が加えられました。 朝日新聞が「添加物を危険視?農水省のツイートや広報誌記事、指摘受け修正・削除」と報じ、yahooニュースとしても流れたのですが、記事には1000件以上のコメントが付いており賛否両論。「誤ったメッセージを流した」などと農水省に反省を促す人たちがいる一方で、「添加物は危ないのに……」「業界の圧力に屈して削除したなら、品行政への信頼をむしろ損なう」など、削除修正を批判する人たちも少なくありません。 この話、どう考えるべきか? 私は、農水省の深刻な課題があらわになった、と思うのですが、話がけっこう複雑なので、多くの人がどうも表層的にしか理解していないようです。

    農水省広報誌がケチャップで批判された理由
  • 「睡眠は90分単位だとすっきり目覚められる」って本当?

    FEATURES of THEMEテーマ別特集 年を取っても朝までぐっすり眠るための生活習慣 朝すっきりと目が覚めない。目が覚めても疲労感が残っている。夜眠ろうとしてもなかなか寝付けない。夜中にトイレで目が覚めてしまう。こうした睡眠に関する悩みは、年齢を重ねると増えてくる。そのメカニズムや対策を紹介しよう。 骨を強くして健康寿命を3年延ばす 必要な3つの栄養と3つの運動 丈夫な足腰を維持することは健康寿命の延伸につながる。足腰の維持には、十分な筋肉や滑らかに動く関節はもちろん、強い骨も欠かせない。どうしたら強い骨をつくれるのだろうか。テーマ別特集では、骨を守り、強くするための3つの事と3つの運動についてコンパクトに紹介していく。 男性特有の「前立腺肥大症」と「前立腺がん」は50代から急増! 男性特有の臓器である「前立腺」。年齢を重ねるほど前立腺のトラブルは増加し、前立腺肥大症を発症して

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  • 「脳と腸」の驚きの関係! 腸内環境がストレス耐性や性格に影響!?

    健康で長生きするために重要な役割を担っている「腸内環境」。近年の研究から、免疫はもちろん様々な病気に関わっていることが明らかになっている。中でも注目されているテーマの1つが、脳と腸の関わり、いわゆる「脳腸相関」だ。「脳から腸へ、そして腸から脳へと相互に作用する“脳腸相関”は、腸内環境に関する研究において、今とてもホットな話題です」と、腸の免疫機能や脳腸相関について研究を進めている北海道大学大学院先端生命科学研究院准教授の中村公則氏は話す。特集では、腸の最新研究事情から、脳腸相関の仕組み、中村氏が注目しているαディフェンシンという腸内の免疫物質、そして私たちが健康維持のために取り組むためのヒントなどについて、2回にわたって聞いていく。 腸内細菌叢の解析技術が進歩、「脳腸相関」がクローズアップ 「強いストレスや不安を感じるとお腹の調子が悪くなる」という経験をしたことがある人は多いだろう。反対

    「脳と腸」の驚きの関係! 腸内環境がストレス耐性や性格に影響!?
  • 有酸素運動は「週末にまとめて」でもOK

    健康を維持するために毎日少しずつでも運動したい。でも結局週末にしか時間が取れない…という人は少なくありません。余暇時間に行う有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など)を週3日以上行った場合と、週末に集中して行った場合では、得られる利益に差があるのでしょうか。このほど行われた研究(*1)で、運動の総量が同じであれば、何日に分けて運動しても死亡リスクの低下に差はないことが明らかになりました。 運動はまとめてやってもこまめにやっても効果は同じ? これまで、有酸素運動を週に1~2日間集中的に行った場合と、週に3日以上にわたって行った場合に、死亡リスクに及ぶ影響が異なるのかどうかは明らかではありませんでした。そこで、ブラジル・サンパウロ連邦大学などの研究者たちは、この2つの運動パターンについて、あらゆる原因による死亡(総死亡)と、心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中など)による死亡、がん

    有酸素運動は「週末にまとめて」でもOK
  • 歯みがきは1日何回がベスト? 「歯の寿命」をのばすオーラルケアの基本

    毎日、歯みがきをしているものの、その知識が古いままということはないでしょうか。そこで、「1日の歯みがきの回数は何回がベストなのか」「歯みがきの正しい方法」「フロスの使い方」など、虫歯や歯周病から自分の歯を守り、歯の寿命をのばすための「今さら聞けないオーラルケアの基」を歯科医で歯学博士の照山裕子さんに3回にわたって教えていただきます。今回は歯磨きのタイミングと歯ブラシの選び方を解説します。 一生自分の歯でべたい――そう思っている人は多いだろう。そのために自分でできる最もシンプルで確実なこと、それは毎日正しく行う歯みがきを中心とするオーラルケアだ。だが、意外とその知識は人によって差があるようだ。 歯科医で歯学博士の照山裕子さんは、診察時の説明でオーラルケアの知識が凝り固まったままの患者さんに驚かれるそうだ。 多いのは、「歯磨剤は使わないほうがいい」「後はできるだけみがいたほうがいい」とい

    歯みがきは1日何回がベスト? 「歯の寿命」をのばすオーラルケアの基本
  • 薄毛治療の真実! 医学的に認められているのは「ミノキシジル」の塗布

    「髪が細くなった」「抜け毛が増えた」――。加齢とともに増える「薄毛」に悩む人は少なくないでしょう。現在、科学的根拠(エビデンス)がある薄毛の治療法にはどういったものがあるのでしょうか。薄毛治療に詳しい医師に聞きました。短期間で急速に脱毛が進む「円形脱毛症」に気付いたときの対処法も併せて紹介します。 男性、女性双方で十分なエビデンスがあるミノキシジル 加齢に伴う頭皮に起こる変化や髪への影響、お薦めの頭皮ケア方法などを解説した第1回に続き、今回は「薄毛治療」の最新事情について聞いていく。 数多くのAGA(薄毛)診療実績を持つDクリニック新宿院長の小山太郎さんは、「加齢に伴う薄毛の治療薬として男性、女性双方で十分なエビデンスがあり、医学的に推奨できるのは、現在のところミノキシジルのみ。日皮膚科学会が作成した脱毛症診療ガイドラインで推奨度A(行うよう強く勧める)に分類されている(下表参照)」と話

    薄毛治療の真実! 医学的に認められているのは「ミノキシジル」の塗布
  • 超重元素「スペシウム133」研究序説

    ウルトラマンのエネルギー源は何か。全国公開中の映画シン・ウルトラマン』の作中,防災大臣らとの会談の席上でこう問われた外星人「ザラブ」は滑らかな口調で答えた。「133番元素,スペシウム133だ」。元素は原子番号が大きいものほど重くなり,104番以降は超重元素と呼ばれる。現実世界で見つかっているのは118番まで。133番は理論的に存在が予想される超重元素だ。 現実世界において,新しい超重元素を探索する世界的拠点が国内にある。現代物理学のパイオニア,仁科芳雄(にしな・よしお)の名を冠した理化学研究所の仁科加速器科学研究センター(埼玉県和光市)だ。仁科センターを中心とするグループは113番元素をめぐるロシア・米国共同グループとの熾烈な競争を制し,米欧露以外で初めて元素命名権を獲得,「ニホニウム」が誕生した。 その前センター長で,シン・ウルトラマン』の制作に協力した延與秀人(えんよ・ひでと)博士に

    超重元素「スペシウム133」研究序説
  • 運動による大腸がん予防には腸内細菌が関与? 歯周病菌との関係は?

    消化器内科医で、腸内細菌や抗加齢医学に詳しい京都府立医科大学の内藤裕二教授に、腸内細菌について教えていただく連載。前回に引き続き日人が死亡数第2位の「大腸がん」について話を伺います。前編では、大腸がんのリスクを上げる事、下げる事について紹介しました。大腸がんのリスク低減のカギとなるのが「運動」です。運動による大腸がん抑制と腸内細菌の関係、大腸がんと歯周病菌との関係などについて聞きました。 日人のがん死亡数の第2位となっている大腸がん。前編では、国立がん研究センターがまとめた日人のがんリスク因子の評価から、飲酒、赤肉や加工肉などが大腸がんのリスクと可能性があること、物繊維や魚由来の不飽和脂肪酸などがリスクを下げる可能性があることを紹介した。(参照:日人の大腸がんのリスクに関わる因子) ただし、物繊維や魚油は、あくまでも大腸がんのリスクを下げる「可能性あり」と評価されたに過ぎ

    運動による大腸がん予防には腸内細菌が関与? 歯周病菌との関係は?