進化論に関するpsyqのブックマーク (14)

  •  「モラル・トライブズ」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    モラル・トライブズ――共存の道徳哲学へ(上) 作者: ジョシュア・D.グリーン,竹田円出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/08/28メディア: 単行この商品を含むブログ (11件) を見るモラル・トライブズ――共存の道徳哲学へ(下) 作者: ジョシュア・D.グリーン,竹田円出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/08/28メディア: 単行この商品を含むブログ (8件) を見る 書は脳科学的な手法も取り込んで道徳を考察している道徳哲学者ジョシュア・グリーンによる道徳に関するだ.非常に広い視点から道徳を論じていて,「そもそも道徳とは何か,何故ヒトにあるのか」という部分は進化生物学的にも興味深いところだし,「どう実装されているのか」にも踏み込み,さらに道徳哲学者らしく「どうあるべきか」まで論じていて非常に広い.前半の論点はハウザーたちの進化心理的な道徳のとらえ方を踏ま

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  •  「ヒトはなぜ協力するのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ヒトはなぜ協力するのか 作者: マイケルトマセロ,Michael Tomasello,橋彌和秀出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2013/06/30メディア: 単行この商品を含むブログ (10件) を見る 書は発達心理学者マイケル・トマセロによるヒトの協力についてのである.これは元々スタンフォード大学で2008年10月に行われたタナー講義(Tanner Lectures on Human Value*1 )におけるトマセロの2回の講演「Origins of Human Cooperation」とそのディスカッションをまとめたもので,小振りだが,趣旨が明快なになっている. トマセロといえば,発達心理,比較心理の視点からリサーチを行い,言語獲得において,チョムスキーによる生得的な生成文法,言語構造を認めずに激しくがんばっていることで有名であり,文法を含む言語能力の生得性について全く

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  • Boyer20110821

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    psyq 2012/03/28
    『神はなぜいるのか?』の要約。
  •  「働かないアリに意義がある」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書) 作者: 長谷川英祐出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2010/12/31メディア: 新書購入: 63人 クリック: 995回この商品を含むブログ (73件) を見る 書はアリの研究者長谷川英祐による社会性昆虫に関する一般向けのである. まず最初に「社会性」についての説明がある.ここでちょっと面白いのは粘菌も「真社会性」だと説明しているところだ.確かに胞子を作る際にそれまでばらばらだった個体が集まって一部の個体は柄になって繁殖機会を放棄するわけだから定義によってはそうなるだろう.確かに包括適応度的状況ではあるが,社会性というと何らかの個体間の相互作用がないとあまりぴんと来ないところでちょっと面白い. 続いての第1章,第2章で書の題にもなっている「働きアリの一部が働いていない」という話題が取り上げられる.これは著者自

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    psyq 2011/04/27
    “アリの進化生態について一般向けに書かれた本であるが,非常に力の入ったもので,水準が高くかつ読みやすく仕上がっている.一部ちょっと気になる点はあるが,詳細は大変に面白い記述が多い”
  •  「Moral Minds」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    Moral Minds: How Nature Designed Our Universal Sense of Right and Wrong 作者: Marc Hauser出版社/メーカー: Ecco発売日: 2006/09/01メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 88回この商品を含むブログ (95件) を見る 衝撃的なだ.道徳・倫理に関心のある人には(第一部だけでも)一読を強くお勧めしたい. ヒトの性,ヒューマン・ユニバーサルを考えるはこれまでにも数多く出版されている.その中にはヒトの道徳の起源を考えるものも多い.進化心理的に道徳がどう説明できるかということについてはスティーブン・ピンカーのHow the Mind Works (邦題「心の仕組み」)で詳しく論じられているし,マット・リドレーもThe Origins of Virtue (邦題「徳の起源」)でうまくま

     「Moral Minds」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    psyq
    psyq 2011/04/21
    Marc Hauser『Moral Minds』の書評。チョムスキーの生成文法のように、ヒトの道徳には生得的な普遍文法があり、文化によるパラメータ設定で多様性が生じるという主旨の本。読書ノートもある。 http://bit.ly/hnHug1
  •  「The Evolution of God」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    The Evolution of God 作者: Robert Wright出版社/メーカー: Little, Brown and Company発売日: 2009/06/08メディア: ハードカバー クリック: 11回この商品を含むブログ (2件) を見る ロバート・ライトによる宗教を文化進化的に考えてみようという大著である.ロバート・ライトは寡作のサイエンスライターで,1994年という早い時期に「モラル・アニマル」という進化心理学の一般向け啓蒙書を書いたことで知られる.その次の著作は2000年の「Non Zero」.これは人間の歴史をノンゼロサム的な状況の拡大の歴史として捉えてみようという野心的な書物で,狩猟採集民族からグローバルな経済社会まで,ノンゼロサム的な状況に対して協力的な解決策がとられてきたことを見ていくというものだった.なかなか面白い書物であったが,最後の2章で,集合的な意

    psyq
    psyq 2011/04/21
    Robert Wright『The Evolution of God』の書評。“アブラハムの一神教(ユダヤ教、キリスト教,イスラム教)がどのように成立し、どのように変化し、どのように成功していったのかについて進化的なアプローチを使って記述”
  • 社会的ジレンマとプライスの共分散法 - 玉葉06

    psyq
    psyq 2010/11/19
    血縁淘汰やマルチレベル淘汰で使われるプライスの共分散方程式の解説。社会的ジレンマを解決するためのヒント。
  •  「行動・生態の進化」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    行動・生態の進化 (シリーズ進化学 (6)) 作者: 長谷川真理子,河田雅圭,辻和希,田中嘉成,佐々木顕,長谷川寿一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/06/28メディア: 単行購入: 9人 クリック: 75回この商品を含むブログ (10件) を見る これは岩波書店のシリーズ進化学の第6巻.行動生態の中級向けの日語で書かれた専門書籍は実はあまり多くない.90年代の半ばまでには海外の教科書の訳書も含めて数冊出され,その後は総括的なものはあまり出版されていないように思う.書はその空白を埋める書物であり,最新の研究内容も紹介されており内容も充実している. シリーズの他書と同じく,トピックごとに分担して執筆されており,序章を長谷川眞理子先生,結びを長谷川寿一先生が執筆して締めている.これがなかなか味があって面白い.特に結びは秀逸で,それぞれの章についての鋭い批評ともなっている.読

     「行動・生態の進化」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    psyq
    psyq 2010/11/19
    第2章の血縁淘汰・包括適応度と社会性の進化の解説が白眉とのこと。プライス則から入り、血縁淘汰モデルと群淘汰モデルを同じ枠組みで整理、血縁度の理解が難しい部分もグラフで丁寧に解説。
  • 「信じる運命?」進化心理学・認知科学による宗教への科学的接近 - スウィングしなけりゃ脳がない!

    おひさしぶりです.今年もいろいろありましたが,結局のところ,図々しくも,僕は元気です.君はどうですか? さて,年始年末は日においても宗教に関わるイベントが目白押しですが,それらの忙しさをやりすごしたら,ふと立ち止まって宗教や信仰そのものについて考えてみるのもよいのではないでしょうか.そのきっかけとなるネタを提供できれば光栄です. ■ はてなで学ぶ非-インテリジェント・デザイン論 長老「人は人に似せて全能の神様を創ったのじゃよ.その証拠に,わしらが考える神様はひどく人間くさいではないか」 ぼく「ふうん,なるほどね.神様がぼくたちに似ているのは,僕たちが考えたものだからなのか….待てよ?ということは,神様もぼくたちと同じように神様を創るんじゃない?」 長老「…う,うむ,そ,そうじゃ,よくぞ気がついた.わしらが神様を創ったのと同じように,きっと神様も全-全能のメタ神様をお創りになるじゃろう」

    「信じる運命?」進化心理学・認知科学による宗教への科学的接近 - スウィングしなけりゃ脳がない!
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    psyq 2010/10/03
    『神はなぜいるのか?』の著者であるパスカル・ボイヤーのエッセイの和訳。2008年の『Nature』に掲載。
  • ゲーム理論の新展開 第10回 言語のダイナミクスとゲーム 橋本敬

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    psyq 2010/05/17
    ウィトゲンシュタインの言語ゲームへの数理的なアプローチ。動的な言語観をベースに、会話というゲーム論的状況での言語のダイナミクスと、言語間の進化ゲームとして言語の変化から、言語とゲームの関わりを考察。
  • 道徳起源論から進化倫理学

    道徳起源論から進化倫理学へ、最新稿 (最終稿は、佐伯・亀田編『進化ゲームとその展開』共立、2002、228-252に収録。引用はこれよりされたい。) 内井惣七 (この論文は、旧論文を縮約し、9-11節に新しい成果を盛り込んだもの。前掲書編者の佐伯胖氏と亀田達也氏の査読により改善できたことを感謝したい。旧論文体はここ。) われわれが現にもつ倫理の基盤、少なくともその重要な部分、は進化ゲーム理論から明らかにされた知見によって理解可能になる。これは、進化ゲーム理論など知らなかったダーウィン自身の洞察とも一致する。この洞察は、彼の晩年の著作『人間の由来』第一部での道徳起源論で展開されているが、基的な着想はすでに初期のノートにも書きとめられている。この洞察を、進化ゲーム理論や行動生態学の最近の成果を援用して再構成してみせるのが小論のまず第一の課題である。この課題は、「現にある」道徳の基盤を明

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    psyq 2009/12/24
    道徳や倫理が進化的に発生し定着することについての考察。協力関係や利他行動が進化的に定着することを説明した「互恵的利他行動」を、中学校程度の数学を使って解説。
  • Amazon.co.jp: 心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎 [サイエンス・アイ新書] (サイエンス・アイ新書 31): 有田 隆也: 本

    Amazon.co.jp: 心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎 [サイエンス・アイ新書] (サイエンス・アイ新書 31): 有田 隆也: 本
  • http://www2.alife.cs.is.nagoya-u.ac.jp/~nagakawa/publish/nagakawa_simposium.pdf

  • Alife Treasury:人工生命の宝庫

    関連する国際会議  (人工生命に関わる会議一覧) Artificial Life X (10) 人工生命分野ではもっとも重要な国際会議の11回目。 8月にイギリス・ウィンチェスターで開催された. ECAL2009: 10th European Conference on Artificial Life 人工生命分野では2番目に重要な国際会議.10回めはブタペストで2009年9月に開催される. AROB: 13th International Conference on Artificial Life and Robotics 大分大学やサンタフェ研究所等による日で定期的に開催される人工生命系の国際会議.次回は2009年2月 5-7日に開催.400−600ワードの概要の〆切は2008年9月30日(水). 2009 IEEE Symposium on Artificial Life IEEE

    psyq
    psyq 2006/12/19
    人工生命のリンク集。リンク毎に簡単な紹介文があるのが良い。ソフトウェアのリンクは、すぐに試せるので面白い。でも数が膨大で追いきれない。
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