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ブックマーク / www.riken.jp (11)

  • 化学的手法でクモの糸を創る | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター酵素研究チームの土屋康佑上級研究員と沼田圭司チームリーダーの研究チームは、高強度を示すクモ糸タンパク質のアミノ酸配列に類似した一次構造[1]を持つポリペプチドを化学的に合成する手法を開発しました。また、合成したポリペプチドはクモ糸に類似した二次構造[1]を構築していることを明らかにしました。 クモの糸(牽引糸)は鉄に匹敵する高強度を示す素材であり、自動車用パーツなど構造材料としての応用が期待されます。しかし、一般的にクモは家蚕のように飼育することができないため、天然のクモ糸を大量生産することは困難です。また、一部の高コストな微生物合成法を除くと、人工的にクモ糸タンパク質を大量かつ簡便に合成する手法は確立されていません。 今回、研究チームはこれまでに研究を進めてきた化学酵素重合[2]を取り入れた2段階の化学合成的手法を用いて、アミノ酸エステル

  • 式が書ければ「京」が使える | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)計算科学研究機構コデザイン推進チームの村主崇行特別研究員らと、千葉大学の堀田英之特任助教、神戸大学の牧野淳一郎教授、京都大学の細野七月特任助教、富士通株式会社の井上晃マネージャーらの共同研究グループ※は、スーパーコンピュータ「京(けい)」[1]を用いて、数式のような簡潔な指示を書くだけでスーパーコンピュータでの計算に必要となる高度なプログラムを自動生成できるプログラミング言語「Formura」を開発しました。 スーパーコンピュータでの計算に必要となるプログラムはときに数十万行にも及び、作成やチューニングは大変困難です。一方で、原理的にはシミュレーションしたい自然現象とその離散化法[2]を指定すれば、プログラムは機械的に生成できます。しかし、プログラミングはシミュレーションとコンピュータ双方に深い知識が必要となる非常に高度な作業であり、多数の計算機を協調して動作させ

  • シビレエイ発電機 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)生命システム研究センター集積バイオデバイス研究ユニットの田中陽ユニットリーダーらの共同研究グループ※は、シビレエイ[1]の電気器官を利用した新原理の発電機を開発しました。 火力や原子力といった既存の発電方法に代わる、クリーンで安全な発電方法の開発が急がれています。そこで近年、生物機能に着目し、グルコース燃料電池[2]や微生物燃料電池[3]などのバイオ燃料電池が開発されていますが、従来の発電法に比べて出力性能が劣っています。 一方、シビレエイに代表される強電気魚は、体内の電気器官で変換効率が100%に近い効率的な発電を行っています。これは、ATP(アデノシン三リン酸)をイオン輸送エネルギーに変換する膜タンパク質が高度に配列・集積化された電気器官とその制御系である神経系を強電気魚が有しているためです。共同研究グループは、これを人工的に再現・制御できれば、画期的な発電方

  • 乱雑さを決める時間の対称性を発見 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)理論科学連携研究推進グループ分野横断型計算科学連携研究チームの横倉祐貴基礎科学特別研究員と京都大学大学院理学研究科物理学宇宙物理学専攻の佐々真一教授の共同研究チームは、物質を構成する粒子の“乱雑さ”を決める時間の対称性[1]を発見しました。 乱雑さは、「エントロピー[2]」と呼ばれる量によって表わされます。エントロピーはマクロな物質の性質をつかさどる量として19世紀中頃に見い出され、その後、さまざまな分野に広がりました。20世紀初頭には、物理学者のボルツマン、ギブス、アインシュタインらの理論を踏まえて「多数のミクロな粒子を含んだ断熱容器の体積が非常にゆっくり変化する場合、乱雑さは一定に保たれ、エントロピーは変化しない」という性質が議論されました。同じ頃、数学者のネーターによって「対称性がある場合、時間変化のもとで一定に保たれる量(保存量)が存在する」という定理が証

  • 研究論文(STAP細胞)の疑義に関する調査中間報告について | 理化学研究所

    要旨 独立行政法人理化学研究所(以下「研究所」)は、発生・再生科学総合研究センター(以下「CDB」)の研究員らがNature誌に発表した2篇の研究論文に関する疑義について、様々な指摘があることを真摯に受け止め、調査委員会を設置して調査を行ってきた。 調査は、現在も継続しており、最終的な報告にはまだしばらく時間を要するが、社会的な関心が高いことを踏まえ、調査委員会が調査を行ってきた6つの項目に対し、これまでの調査で得た結論及び調査継続中の事項について、中間報告を行うものである。 具体的な内容としては、以下の点となる。 2つの調査項目については、調査の結果、データの取扱いに不適切な点はあったが、研究不正には当たらないと判定したこと 継続して調査が必要とした4つの項目があること なお、現在も継続している調査については、事実関係をしっかりと把握した上で結論を導く必要があり、結論を得た時点で速やかに

  • STAP細胞論文の調査について | 理化学研究所

    新たに判明した疑義(博士論文の画像がNature誌に流用されているという指摘)について、理化学研究所として重く受け止め、調査を開始しました。事実関係をしっかりと把握した上で結論を導き、しかるべき段階で報告致します。 また、これまで指摘されている疑義については、現在継続して行っている調査により結果が明らかになるものと考えていますが、最終的な報告にはまだしばらく時間を要する予定です。 一方、調査中ではあるものの、論文の信頼性、研究倫理の観点から当該Nature誌掲載の論文(2報)について論文の取下げを視野に入れて検討しています。 なお、3月14日(金)の午後に東京都内にて、メディアの方を対象にした現段階の経過報告を行う予定です。3月13日(木)15:00頃までにお問い合わせいただいたメディアの方には、時間や場所などの詳細を別途お知らせ致します。 ※場所は理研東京連絡事務所ではありません。変更と

  • 404 Not Found | 理化学研究所

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    404 Not Found | 理化学研究所
  • 「京」を使い世界最高速の固有値計算に成功 | 理化学研究所

    ポイント 「京」の全計算プロセッサを利用した世界最大規模の固有値計算に成功 半導体や新材料の開発などのシミュレーションがより大規模化・高速計算が可能に 大規模シミュレーションを実現するソフトウエア「EigenExa」を公開 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、大規模コンピュータシミュレーションや、ビッグデータにおけるデータ相関関係の解析などに必要な行列[1]の固有値を高速で計算できるソフトウエア「EigenExa(アイゲンエクサ)」を開発しました。EigenExaを用い、スーパーコンピュータ「京」[2]で100万×100万の行列での固有値計算を行った結果、これまで1週間程度必要だと考えられていた計算を、わずか1時間で計算することに成功しました。これは、理研計算科学研究機構(平尾公彦機構長)大規模並列数値計算技術研究チーム(今村俊幸チームリーダー)を中心とする研究チームによる成果で

  • Study

    study top 勉強した事・覚えた事を比較的よく忘れるので,自分のための覚え書き.主に論文を実装する上で必要な数学とアルゴリズムをまとめておく.Word -> htmlの変換で,なるべくいい方法を探している途中なので,フォーマットが安定しません...元のwordファイルも公開しておこうか... --VisualStudio memo 1 CLAPACKをつかう --VisualStudio memo 2 OpenMPでfor文を並列化 --VisualStudio memo 3 CImageでJpegとかをよむ --VisualStudio memo 4 BundlerでImage based 3D modelingとか --制約付きドロネー分割 keywords. ドロネー三角形分割, 制約付きドロネー分割, 逐次加点法 --Mean Shift Clustering

  • レアアースの欠陥が強磁性を発生させる仕組みを発見 | 理化学研究所

    ポイント カゴ状化合物のスクッテルダイトを使って強磁性発生の仕組みを解明 温度と電子状態に関して、従来知られていた現象とは逆の新規現象を発見 基礎物理学だけでなく、産業応用の観点からも重要 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、充填率が100%に満たないカゴ状化合物のスクッテルダイト※(YbXFe4Sb12)が、強磁性※2を発生する新しい仕組みを発見しました。これは、理研放射光科学総合研究センター(石川哲也センター長)石川X線干渉光学研究室の山岡人志専任研究員、日原子力研究開発機構(鈴木篤之理事長)のイニヤス ジャリッジ(Ignace Jarrige)研究員、物質・材料研究機構(潮田資勝理事長)の辻井直人主任研究員、テキサス大学(ウィリアム パワーズ ジュニア:William Powers Jr.)のジュンフー リン(Jung-Fu Lin)助教、富山大学(遠藤俊郎学長)の

  • 「夢の光」をついに実現 | 理化学研究所

    ポイント 世界最短波長(1.2Å)となるX線レーザーの発振に成功 ビーム運転開始からわずか約3カ月という短期間での達成 性能をさらに向上させ、2011年度内に供用運転を開始 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI、白川哲久理事長)は、6月7日、兵庫県の大型放射光施設SPring-8※1に隣接して建設したX線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLA(サクラ)※2で、世界最短波長の1.2Å(Angstrom:オングストローム)※3のX線レーザーの発振に成功しました。 X線レーザーは、原子の世界を一瞬のストロボでくっきりと映し出す21世紀の新しい光です。基礎研究から応用開発まで幅広い分野で活用が見込まれており、創薬で重要な膜タンパク質の構造解析や、ナノテクノロジー分野などの研究の進展が期待されています。 SACLAは、第3期科学技術

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