Steamでは原則、誰でもゲームを出すことができる。Steamworksに開発者登録をし、100ドル相当を支払う。その後諸々書類手続きを終えて、ストアページ作成していくなどすれば、パブリッシャーなどのサポートを受けていない個人でも、ゲームをリリースできる。しかしながら、出すことそのものは可能だとしても、ゲームがたくさん売れるかどうかは別問題。そこで、そうしたビギナー販売者向けのテクニックが共有されているわけだ。 Matt Hackett氏がまず挙げたのは、Steamのストアページ向けに用意する素材のチェックリストだ。具体的には、カプセルとトレイラーについてである。カプセルとは、個別のストアページ内やゲーム一覧などに表示させるための画像素材のこと。つまり、作品のキーアートやタイトル名が含まれる、Steamを訪れた消費者がまず目にするであろう画像である。開発者は、指定の複数のサイズのものを用意