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今回はzshの誇る機能の花形とも言える補完機能について紹介しよう。zshの補完は強大で、例示した設定の意味を略さず書こうとするとそれだけで本になってしまう(約150ページ分)ので、細かい意味は読者の推測にまかせて、少し変えて便利にカスタマイズする場合のヒントを交えながら解説を進めたい。 補完の有効化 初期化ファイル、あるいはコマンドラインで、以下を入力することでzshのすぐれた補完機能が有効化される。 autoload -U compinit && compinit 補完に関するキー割り当てはいくつもあるが、最低限うまく利用するために以下の2つのキーバインドをまず覚えておけばよいだろう。 Tab (C-i) - expand-or-complete 補完の実行。 ESC C-d (または行末のみ C-d) - list-choices (delete-char-or-list) マッチする
通常なら他のツールと組み合わせたり、2~3ステップが必要な処理もzshの多様な展開処理を用いれば一発で結果が得られることが多い。 エイリアス エイリアスは手軽に設定できすぐに効果が得られる便利な機能である。他のシェルでも使える基本的なエイリアスの他に、zshには以下のエイリアスが用意されている。 接尾辞エイリアス グローバルエイリアス 接尾辞エイリアス 接尾辞(suffix)エイリアスは、ファイルの拡張子とそれを開くアプリケーションプログラムの関連付けとも言える機能で、特定の拡張子を特定のプログラム起動に結び付ける。接尾辞エイリアスは alias -s で登録する。 alias -s pdf=xpdf とすると、拡張子が ".pdf" のファイルをコマンドラインのコマンド位置で「起動」するとxpdfを起動して開く。 % ls foo.pdf hoge.pdf % foo.pdf zsh:
zshを使い始めて最初に気になる点のうち、すぐに設定してすぐに効果を実感できる即効薬的なものを今回は紹介しよう。 プロンプト これまでとは違うシェルを起動してまず目にするのがプロンプトで、これが変わるとちょっとした違和感がある。この違和感は結構大切でスーパーユーザに切り替えたり、あまり設定していないマシンを触っていたりということが実感できるので慎重に作業を進めるきっかけに利用できる。 zshに乗り換えたときもそうした違和感を感じ、それまでのシェルと似たものにしたくなるかもしれないが、ちょっとした違和感を保ってこれまでとは違う機能をたくさん利用するのだ、という心構えにしたらどうだろうか。心構えはともかくとして、プロンプト出力にもzshの細やかな配慮があるので、それを活かさないのは損である。 その機能をフルに活かしている、とまでは行かないが、筆者の ~/.zshrc のプロンプト設定部分は概ね
zshを使い始めるとき、ほとんどの場合は他のシェルからの乗り換えとなるだろう。今回はそうしたケースを想定し、他のシェルからzshに移行する際に遭遇しがちな問題にどう対処するかについて要点を絞って述べたい。 決断 シェルは手に馴染ませてこそ光り輝く道具である。それを変更するのは大きな決断で、ちょっとした不安が伴うものである。典型的と思われる事項についてQ&A形式でまとめてみた。 Q.zshが便利そうなのは分かった。だが、その分zshの使えないところに行ったら困ることになりそう。 A.大丈夫。今のシェルで使いこなしている機能以上に、zshを使えるようになったときには元のシェルに関する知識も増えているはず。zshは、どんな変数展開やヒストリ展開でもTabキーで正確に補完してくれるし、if、while、for の複数行に渡る構文をコマンドラインで使っても行エディタでしっかり再編集できるので、意識し
zshはシェルである。シェルはもちろんキーボード入力されたコマンド行を解釈し、必要なコマンドを必要な引数とともに起動することを主な仕事とするソフトウェアである。単なるシェルなのだが、zshには他を圧到する比類なき機能がある。その一端を印象づける一つの例に、zshで実装されたテトリスがある(図1)。 もちろんこれは、お遊び機能の例で実際の日常作業をこれで進めるわけではないが、潜在的に備えている機能がどれほどのものかが分かる好例である。 zshは、sh(Bourne Shell)をベースとし、ksh、csh(tcsh)、bashの優れた機能をアイデアとして取り込み、なおかつ作業効率を高める独自の機能を登載したまさに至高のシェルである。しかしながら超高機能・多機能であるがゆえに全容を掴むのが難しい。付属の英文マニュアルはしっかりしているものの、簡潔な仕様記述がされているのみなので具体的な
夏、衣替えの季節ですね。この春からLinuxを使い始めた新入学生や新入社員の皆さんも、そろそろLinuxの世界に慣れてきたのではないでしょうか。となると、次にやることは...そう、エディタをEmacsに衣替えすることですね! ご存じの通り、Emacsは長い歴史を持つプログラマ御用達エディタです。独特のキーバインドから敷居は高いEmacsですが、一度慣れてしまうとこれが実に快適で、Emacsキーバインドで操作できないアプリケーションにストレスを感じてしまうほどです。この中毒性は、Windows環境でEmacsキーバインドを実現するソフトウェアの存在からも解るかと思います。 Emacsは基本的にテキストエディタです。テキストエディタの仕事は文字を読み書きすることですが、Webのブラウズも、メールの読み書きも、チャットもTwitterも、本質的には全てテキストの読み書きによって成り立っています。
株式会社ミクシィ 開発部 システム運用グループの長野です。普段はミクシィのアプリケーション運用を担当しております。今回から数回にわたり、最近Webアプリケーションのスケーラビリティの分野で話題になっているmemcachedについて、弊社開発部 研究開発グループの前坂とともに、使い方や内部構造、運用について解説させて頂きます。 memcachedとは memcachedは、LiveJournalを運営していたDanga Interactive社で、Brad Fitzpatrick氏が中心となって開発されたソフトウェアです。現在ではmixiやはてな、Facebook、Vox、LiveJournalなど、さまざまなサービスでWebアプリケーションのスケーラビリティを向上させる重要な要素になっています。 多くのWebアプリケーションは、RDBMSにデータを格納し、アプリケーションサーバでそのデータ
モバイルファクトリーの技術者の松野です。 今回はWassr(ワッサー)の技術的な側面についてのお話をさせていただきます。 フレームワーク Wassr開始以来、「WassrってRailsでできてるんですか?」とよく聞かれるのですが、WassrはRailsではなくSledgeというフレームワークでできています。Sledgeはlivedoorが公開しているフレームワークで、弊社では創業以来一貫してSledgeを使いつづけています。Sledgeの魅力はその柔軟性にあり、公開されてから数年たった今の現状でも十分実用に耐えるフレームワークです。 サーバ構成 Wassrは2007年6月20日現在、16台構成で動いています。詳細は図1を参照してください。使用しているソフトウェアはすべてオープンソースです。これは、何か問題が起きたときや、そのソフトウェアについていない機能を追加したいときなどに、自分で対応
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