最前線に出没する謎のティーガー戦車と、これに復讐を目論む戦車兵の戦いを描くロシア映画「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火」がいよいよ一部劇場で公開され、なんと「初日ほぼ満員」だったとのこと。それを記念して同映画の撮影風景の動画が公開されているのですが、CGに頼らず物量を突っ込んだ現場は実にものものしいものがあります。 最近の映画だと手間や安全性を考えてグリーンバック合成が多用されるシーンでも、実際に戦車を走らせたり人間を並ばせているのが「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火」。登場こそしなかったもののこの映画のために実物大ティーガー戦車のレプリカを1台フルスクラッチで製造したなど、画面の量感作りに注意が払われています。 例えば戦車の真っ暗なコックピットの中のシーン。実際にモーションプラットフォームに横を切った砲塔を乗せ、その中での演技が行われています。コックピットの火災シ