北朝鮮で先月26日から今月1日にかけて開催された朝鮮労働党中央委員会第8期第7回総会拡大会議。その場では食糧の増産についての議論に力点が置かれた。 国営の朝鮮中央通信は、金正恩総書記が、「社会主義建設の全面的発展のために、わが国家の自存と人民の福利のために今年の穀物生産目標を必ず達成し、農業発展の展望目標を成功裏に達成しよう」と述べたと報じている。 北朝鮮は現在、大量の餓死者を出した1990年代後半の大飢饉「苦難の行軍」以降最悪の食糧難となっていると伝えられている。今回の会議は、この食糧難への対策を議論する目的で開かれたようだが、北朝鮮国民の反応は芳しくない。 (参考記事:美女2人は「ある物」を盗み公開処刑でズタズタにされた) 「住民たちは金正恩の発言や政策にに対し、『やっぱり、もうダメだ』との失望を隠せずにいる」と伝えた咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋。その理由とは次