米Googleの検索サービスが独禁法に違反しているとして米司法省(DoJ)や複数の州政府が同社を提訴した裁判で、コロンビア特別区連邦地裁は8月5日(現地時間)、Googleが検索および広告市場で独占を維持したことは米国の独禁法に違反しているという判決を下した。 この裁判は、2020年10月にDoJが11の州司法長官とともに起こしたものと、同年12月に38州の司法長官が起こしたものを併合して審理していたものだ。 判決文(PDF)でアミット・メータ判事は、「証人の証言と証拠を慎重に検討した結果、裁判所は次のような結論に達した。Googleは独占企業であり、独占を維持するために独占企業として行動した」としている。 この裁判では責任と損害賠償は分けられており、今回の判決にはGoogleの行為に対する救済策はまだ含まれていない。救済策は裁判後の手続きで対処される見込みだ。場合によっては、Google