並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

81 - 120 件 / 163件

新着順 人気順

ほりべのぞみの検索結果81 - 120 件 / 163件

  • デンマークの無人販売所はキャッシュレス対応

    1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツ式のイカダに乗りに行ったら、帰れなくなるところだった > 個人サイト words and pictures 自転車旅行にもってこいな、平らな国デンマーク ドイツから陸続きの国境もあるデンマークは、私のようにドイツに住む人にとって人気の旅行先だ。そんなデンマークを、先日自転車で回ってきた。 ベルリンとコペンハーゲンを結ぶ630キロの公式自転車ルートもあるのだが、今回は時間がないのでベルリンから約400キロ北のプットガーテンという港まで電車で向かい、そこからフェリーでデンマークに渡った。 赤い線が今回デンマークで走ったルート(約400キロ)。 一部の長距離電車には、こんな立派な自転車専用スペースもある。事前に予約が必要だが、乗り降りもスタッフが手伝って

      デンマークの無人販売所はキャッシュレス対応
    • 大阪・梅田にある隠れすぎたスポット、宙に浮いた看板

      1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:共感が得られにくい趣味「JR全線完乗・防衛戦」の話をしよう > 個人サイト NEKOPLA Tumblr 違和感がすごい看板 矢印の場所に、その看板はある。場所は「アニメイト梅田店」や、サウナの「大東洋」がある辺り 少し近づいてみる。どうなってるんだ、この看板 3Dのプログラムがバグって、変な座標に出力されてしまったやつ? 最初に見つけたとき、なんだこれ!? っていう素直すぎる感想が口から出た。狙って突飛な看板を作ったわけではなく、素でこうなっていると思われるあたり好感度が高い。 高い位置にあって見上げないと発見できないし、スマホのカメラだと遠すぎて撮影が難しい。よってSNSでも

        大阪・梅田にある隠れすぎたスポット、宙に浮いた看板
      • 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で無人の大阪駅のホームを見物できる

        島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。(動画インタビュー) 前の記事:補修シールを使って「障子に目あり」の部屋にする > 個人サイト それにつけてもおやつはきのこ 「サンライズ瀬戸・出雲」は夜中に豊橋、岐阜、米原、大阪に停車するが、大阪駅は特に普段とのギャップが大きく感じる。 大阪駅に停車するときにたまたま起きてると「これからちょっと珍しいものを見るぞ」とテンションが少し上がる。 まだ動いてるのでなかなか上手く撮れない こんなに広いのに誰もいない!! 普段人がごった返してる超大規模駅が、こんなに閑散としている。 人がいないのに明るい 始発が動く30分程度前だから明るさは通常通りなんだろう。けどまったく人が見当たらない。 1分程度停車する いや本当に嬉しくなるほ

          寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で無人の大阪駅のホームを見物できる
        • 宮崎第一公園のどこから見てもカッコいいジャングルジム

          1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:鶴間公園の自動販売機がめちゃくちゃお~いお茶推し > 個人サイト 日和見びより 隙のないモテジャングルジム 問題のジャングルジムが生息するのは神奈川県川崎市、東急田園都市線の宮崎台駅を降りて徒歩3分ほどの宮崎第一公園だ。 これがそのジャングルジム。第一印象でグッと引き込まれる魅力がある。 普通のジャングルジムを45度回転させたような角度のジャングルジムなのだ。少し確度を変えるだけでこんなにカッコよさが増すのか。「斜に構える」とはこのジャングルジムのための言葉ではないだろうか。 この向きでみるとどこかにワープできそう あえて言うならばこの確度が一番見せたくない部分かもしれない どの向きから見ても様に

            宮崎第一公園のどこから見てもカッコいいジャングルジム
          • 大阪・堂島で圧巻の配管ビューを楽しむ

            1983年徳島県生まれ。大阪在住。散歩が趣味の組込エンジニア。エアコンの配管や室外機のある風景など、普段着の街を見るのが好き。日常的すぎて誰も気にしないようなモノに気付いていきたい。(動画インタビュー) 前の記事:「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た > 個人サイト NEKOPLA Tumblr ジュンク堂書店 大阪本店があることでおなじみ「堂島アバンザ」の南側に、そのスポットは静かに存在している 近づいてみると、ただならぬ雰囲気をまとった壁面が見えてきた シュッとしたビルが建ち並ぶ一角。その隙間に差し込む光が照らし出すのは、まるでツタのように張り巡らされた「エアコン配管」だ。 「もののけ姫」の祟り神を彷彿とさせる、配管の束! 下の方に目を向けると、配管だけでなく電気配線も混じっている。たまらない景色である おそらく昔は隣接するビルがあり、この配管群は誰にも見られることのない影の

              大阪・堂島で圧巻の配管ビューを楽しむ
            • ゆかいなドイツの冬の風物詩、クリスマスサラミ

              キャンディケーン型のサラミ。欲しかったけど、ベルリンでは見つからなかった。 さて、このクリスマスサラミだが、中身はごく普通のサラミである。 クリスマスっぽい包み。 でも中身は普通のサラミ。 別にクリスマス限定のサラミなわけではなく、クリスマスっぽい包み以外にはクリスマス要素は特にない。 肉屋の SNS を見ると「チョコレートの代わりにサラミはいかが?」と言うように、ちょっとしたプレゼントなどにクリスマスサラミがおすすめされている。 せっかくなので、クリスマスサラミを誰かにプレゼントしてみよう。 意外と見つからないクリスマスサラミ いつか、スーパーで見かけたことのあるクリスマスサラミ。簡単に見つかるだろうと高を括っていたが、スーパーをはしごしまくっても見つからない。 8件のスーパーに行ったが、見つからず。チョコレートだけは山のようにある。 クリスマスサラミは廃れてしまったのか。それともそもそ

                ゆかいなドイツの冬の風物詩、クリスマスサラミ
              • 釧路で発見!魚屋さんの2階の水族館が楽しい

                1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツには肉の花束を作ってくれる肉屋がある > 個人サイト words and pictures 私は今、両親の住む北海道に帰省しているのだが、先日ちょっと釧路に寄ることがあった。 釧路は母の生まれ育った場所でもあり、道内でも屈指の水揚げ量を誇る街である。 母が子供の頃なんかは、朝ご飯に採れたてのいかそうめんを食べていたとか、東京生まれの私には想像もつかない生活をしていたそうだ。 やはり同じ北海道でも釧路の魚は別物らしく、母に「釧路に行くなら魚を買ってきて」と頼まれた。 釧路で魚を買うのであれば和商市場が有名だが、国道沿いに新しい魚屋さんができたそうなので行ってみることにした。 釧路の魚専門店「釧之助」 向かったのは釧路の水産加工会社「釧之助」の本店。到

                  釧路で発見!魚屋さんの2階の水族館が楽しい
                • 新交通システムの果ては、ちょっと怖い(日暮里舎人ライナー・見沼代親水公園駅)

                  終着地点で途切れた線路は美しく、やや不安な気持ちにもさせられる。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 前回の記事でご紹介した、日暮里舎人ライナー。 車窓からの景色だけでなく、芸術点の高い要素がもう一つある。 日暮里舎人ライナーの終点、見沼代親水公園駅。 線路は終点の駅では終わらない。もう少し進むと… !! 線路が途中ですっぱり途切れている。 終点の駅を通り越して線路が続いているのが不思議だし、それが忽然となくなるのも、見ようによっては不気味だ。 ここだけ空間が途切れているというか、フィールドが分断されている気がする。 終点を超えて走り続けた電車が、時空の裂け目に吸い込まれて異世界に繋がるのではという妄想。 こういう不可思議な

                    新交通システムの果ては、ちょっと怖い(日暮里舎人ライナー・見沼代親水公園駅)
                  • 品川浦の舟だまりでぼーっとする

                    1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:夢見ヶ崎動物公園の気の抜けたロバの顔に癒される > 個人サイト ほりげー 場所は品川駅から歩いて10分ぐらいのところ。 都会の中に急にノスタルジックな雰囲気漂う船溜まり。 ザ・情緒。 このあたり、北品川は旧東海道の街並みが残っていて、散歩のしがいがある。 以前、会社が創立記念日で休みなのを当日知り、不意に訪れた休日をいかにして過ごそうかと思案に暮れた。けっきょく何となく品川に来て、この船溜まりを見ながらぼーっと過ごした。それ以来、何もすることのない休日には定期的にここに来ている。 上空は飛行機がびゅんびゅん通る。 羽田新ルートだ。上は飛行機、下は船。奥はビル。新しいのか古いのか。この雑然とした街なみが妙に面白い。 さらに歩くと天王洲アイルの方に出る。 天王洲アイルの

                      品川浦の舟だまりでぼーっとする
                    • りんかい線から秘密の入り口が見える :: デイリーポータルZ

                      4/29 「イオンモール大日」の非常階段に反復の美を見た(斎藤公輔)★ 佐鳴台第二公園はタイヤが生え過ぎ(鈴木さくら) 旦過市場とモノレールが絶景を作り出す(地主恵亮) 夢見ヶ崎動物公園の気の抜けたロバの顔に癒される(ほり) 京都府左官技能専修学院のビルは自己アピールがすごい(こーだい) 大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ(小堀友樹)★ バーミヤン自由が丘駅前店の入り口が一見無理(古賀及子) 日暮里舎人ライナー、足立小台駅付近からのリバービューが美しい(JUNERAY) 代々木のマクドナルドは現存する最古のマクドナルド(林雄司) ビルとビルの隙間にロゴがある(トルー)★ 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で無人の大阪駅のホームを見物できる(さくらいみか) 千葉県佐倉市にあるねぶたがラスボス(ヨシダプロ) 4/30 ジャンクションの下にポツンとある崎陽軒の売店(井上マサキ)★ 三茶に

                        りんかい線から秘密の入り口が見える :: デイリーポータルZ
                      • 駐車場に鉄塔が建っている寿司屋

                        1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:スピーチする人が見ている透明な板「プロンプター」を体験してきた > 個人サイト 右脳TV ラウンドアバウトみたいな鉄塔 場所は横浜市の港北区。 東急東横線でいうと、日吉駅と綱島駅の中間あたり。綱島街道沿いにその光景はある。 駐車場のなかに鉄塔がドーン! 「すし銚子丸 日吉店」の駐車場、その真ん中に送電線の鉄塔が建っている。 どっちに回ってもいいみたい。 敷地の中央に鉄塔が建っており、その周りをぐるりと回って奥の駐車場に行けるようになっている。 まるでラウンドアバウト(環状交差点)のようだけど、右回りでも左回りでも別に構わない。そういうのではないから。 ちなみに外周も駐車場になっている。狭いところは軽

                          駐車場に鉄塔が建っている寿司屋
                        • 京都府左官技能専修学院のビルは自己アピールがすごい

                          変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:晴れた日にはトカゲ釣りを > 個人サイト 海底クラブ 4階は行列。牛車と輿が混じっているから高貴な人がいるのだろう。 3階も行列。牛車と輿に加えて駕籠や護衛の鎧武者が加わったことでさらに高貴度がアップ。 そして、2階は一転して祇園祭の山鉾巡行だ。 「うちで修行したらこんな仕事ができるようになるぞ!」というアピールなのだろうか。左官でここまで細かいものが作れるとは思わなかったので、見上げながらただただ感心するばかりなのだった。 全貌。 なお歩道が狭いので道の反対側から鑑賞することをオススメします。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえて「絶景」と呼んでみました。 2022年のゴ

                            京都府左官技能専修学院のビルは自己アピールがすごい
                          • 刑事ドラマをパブリックビューイング ベルリンのふつうのくらし・ごらく編

                            テレビに出たら70代の方から続々とメールが来た 古賀: ほりべさんにベルリンでの暮らしを聞く連載、3回目は「ごらく編」です! どんなものを観て楽しんでる? みたいなことが聞けたらなあと思っております。 ほりべ: はい! 私は現地のカルチャーよりも、アメリカのドラマとか、イギリスのコメディとか、海外のものを観てしまいがちなのですが、よろしくおねがいします! 古賀: そもそもどんなコンテンツ好き? なんて「人それぞれ」というのが最たるところですもんね……。なので気にせず所感をぜひぜひ教えてください~! で、前回、ベルリンの30代、40代の家にはテレビがあまり無いという話が前回(おうち編)の最後に出まして。 ほりべ: そうなんです。5年前までは夫がずっと昔に買った、すごく重くて分厚いブラウン管のテレビを観ていたんですが、あまり観なくなったし、引っ越すときに処分してしまいました。友人の家に行っても

                              刑事ドラマをパブリックビューイング ベルリンのふつうのくらし・ごらく編
                            • 「その服どこで買ったの?」「道端で拾ったの」~ベルリンの暮らしとドイツのごはん

                              ポテトサラダはドイツ人のソウルフード 石川:「ポテトサラダはドイツの文化遺産」という記事がありましたよね。 ほりべ:ほんとにドイツ人のソウルフードみたいな立ち位置なんですよ。国内でも地域によってマヨネーズ派とかビネガー派、お酢で作る派とかすごく分かれていて、本当に奥深くてびっくりしました。 石川:地域差あるのはお雑煮みたいですよね。 ほりべ:あ〜そうですね。みんなポテトサラダに主張を持ってますよ。絶対お酢が入らないとポテトサラダじゃないとか。 石川:日本人の感覚だと、そもそもマヨネーズじゃない味付けが存在するのが驚きですよね。お酢派!?って。 南ドイツ風のお酢ベースのポテトサラダ(「マヨ派 or お酢派?ドイツ国内のポテトサラダのレシピ調査」より) ほりべ:芋の形もいろいろですよ。潰さないでスライスして入れるとか。 石川:そこまでいくと、違う料理みたいですね。それも地域差ですか? ほりべ:

                                「その服どこで買ったの?」「道端で拾ったの」~ベルリンの暮らしとドイツのごはん
                              • 新木場の絶景遊歩道は船とヘリコプターと電車と飛行機がぜんぶ見られる

                                むかし新木場で働いていた。海沿いに長い遊歩道があって、そこでは船、ヘリコプター、電車、飛行機と4つの乗り物が全部見られる。そのうえ、のどかで最高のくつろぎスポットだ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:ニュースでもよく見る、大手銀行の看板が一堂に会している場所が豊洲に > 個人サイト nomoonwalk 遊歩道というか公園というか遊歩道と

                                  新木場の絶景遊歩道は船とヘリコプターと電車と飛行機がぜんぶ見られる
                                • 大阪・フェスティバルタワーの何だか不安になる地下通路

                                  父は数学教師。母は国語教師。姉2人小学校教師という職員室みたいな環境で育つ。普段はTVCMを作ったり、金縛りにあったりしている。(動画インタビュー) 前の記事:大阪・京阪香里園駅にあるトーナメント・トイレ 大阪の堂島にあるフェスティバルタワー。劇場を有する東側と、コンラッドホテルが入っている西側。2つのよく似たビルが並んでいる。高さは200m近くあって、総工費は1000億円らしい。 お金がかかっているだけあって、ビルのなかでは、木や大理石などのマテリアルを多用した現代的なインテリアデザインがこれでもかと迫ってくる。もちろん常に人がいっぱいいる。そんな場所に、なぜかひと世代前の通路がぽつんと残されている。あるのは、フェスティバルタワーの地下1階だ。 ローソン横の階段を降りていくと急に世界が変わる 白い施釉タイルで埋め尽くされた空間 NYの地下鉄ようなその姿 タイルの隙間やひび割れに滲み出た埃

                                    大阪・フェスティバルタワーの何だか不安になる地下通路
                                  • チョー広い店の屋上駐車場は当然チョー広い

                                    千葉県の千葉ニュータウンにあるチョー広い店の屋上駐車場が、当然チョー広いのであった! こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記事:千葉県佐倉市にあるねぶたがラスボス > 個人サイト ヨシダプロホムーページ 北関東の雄「ジョイフル本田」。つまりはホームセンターなのだが、千葉県の千葉ニュータウンにあるのが、 広くて有名。この世のマテリアルが全て

                                      チョー広い店の屋上駐車場は当然チョー広い
                                    • 平代うさぎ公園の看板うさぎに癒やされる

                                      自由律俳句と路上観察をしています。大阪在住。私家版の自由律俳句集『麦わら帽子が似合わない』『ブルマ追いかけて八位』『待ち受け画像がちらし寿司』も販売しています。 前の記事:「善意の時計」の時刻は正確なのか > 個人サイト note 気分が落ち込んだときや、リフレッシュしたいときなど、僕はよく公園の遊具などを見て気持ちを回復するのですが、そのなかでもトップクラスに回復率が高いのが平代うさぎ公園です。 大きな病院の近くにひっそりとある、あまり目立つような公園ではないのですが―― これ! この公園の看板を携えた、うさぎのオブジェ! いつも植物に若干埋もれていて、浮世絵の隅っことかにいそうな顔で来訪者を迎えてくれます。 他の公園では全く見たことがないので、ここ独自の設備かもしれないですね。 アップで見ると、意外と看板上部がボロボロでした。 せっかく久しぶりに来たので、様々な角度から見てみましょう。

                                        平代うさぎ公園の看板うさぎに癒やされる
                                      • 下神明の3つの線路が交わる立体交差がずっと見ていられる

                                        1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:テンセグリティのブロックが不思議で楽しい > 個人サイト 日和見びより 3つの線路+道路の四層構造 東急大井町線の下神明駅は大井町駅のお隣の小さな駅だ。 高架下の改札が神殿の入り口のようでかっこいい ここから歩いてすぐの場所に3つの線路が交差するポイントがある。 それがこちらのポイント 下神明駅は大井町線だけが止まる駅で乗り換え駅ではないので、急に他の線路が2本も現れてちょっとびっくりする。上から新幹線、東急大井町線、JR在来線の線路だ。 JRの2路線に私鉄が挟まれているのがいい。 新幹線とJR在来線は周辺に駅があるわけではないので速度を緩めることなく通り過ぎるが、その間の大井町線は駅があるので減

                                          下神明の3つの線路が交わる立体交差がずっと見ていられる
                                        • 新宿ビジネス旅館街の朝は、どこからともなく子供の声がこだまする

                                          「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 前の記事:新宿御苑近辺でリンボーダンスする横丁の看板 > 個人サイト 日本海ぱんく通信 新宿4丁目ビジネス旅館街 ここは一泊5,000円程度のリーズナブルな旅館が点在している街。幹線道路から一本入っただけなのにもかかわらず、一気に静けさの漂う大都会の中のオアシスを感じる場所である。 閑静 終日静かなこの町も、午前8時前後だけは、突然「ワーッ!!!!」「キャーッ」などと、子供たちの運動会のような音が鳴り響くのである。 ひたすら閑静なはずが 大勢の子供たちの声が天から降り注ぐように聞こえはするものの、姿はみえず、異空間に迷い込んだような錯覚を覚える。 ちょっと奥へ行くと高いフェンスが見える なんの音だろうと思って探したところ… 道路一本を挟むよう

                                            新宿ビジネス旅館街の朝は、どこからともなく子供の声がこだまする
                                          • 旦過市場とモノレールが絶景を作り出す

                                            1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:我々の生活を便利にするのは「腰袋」でした > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 北九州といえば旦過市場 旦過市場は古くからあり、現在30代後半の私は北九州で生まれたので、子供の頃からよく歩いていた。記憶の中にある旦過市場と今の旦過市場はあまり違いながない。今も昔も変わらぬ景観を作り出している。 旦過市場 ちょっと上から! 旦過市場単体でもいいのだけれど、オススメはモノレールとのセット。旦過市場の昔懐かしい感じと、空を走るような未来の雰囲気を持つモノレールのコントラストがいいのだ。旦過橋でその絶景を見ることができる。 絶景!!! 旦過市場は建て替えが決まっており、この辺りの景色も変わってくるだろう。また先にモノ

                                              旦過市場とモノレールが絶景を作り出す
                                            • スロープでぎっしりの空間

                                              1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:ビルとビルの隙間にロゴがある これ。 階段数段分のスロープなのだが、横方向に右、左、右、左と二往復している。狭い場所に決まった傾斜でスロープを付けようとするとこうするしかないのだろう。 通りかかった時は階段で行き来できたので使用感は分からない。狭い場所を行ったり来たりさせられて面倒なのかもしれないが、何も無いよりはマシなのかもしれない。 上から見るとこう。 スロープに付いている手すりを「何者かがものすごいスピードで移動している、その効果線」と思い込む遊びをしてみた。じっと見つめていると「シャシャシャシャシャ…!」という音が聞こえてくる。できなくはない。忍者三人が僕をスピードで翻弄していた。 身近な絶景 友達

                                                スロープでぎっしりの空間
                                              • 中野のガードパイプの大群

                                                中野駅で降りることが多々ある。会社のオフィスがある事もそうだが、中野の街並みが結構好きでフラッと寄ってしまう。 中野駅に降りた際に、必ず寄る場所がある。北口を左に出て道路を渡って、中野サンプラザ向かいにあるスペースを見てほしい。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 ガードパイプの大群が出現! 工事中の横で、ガードパイプたちが綺麗に整列しているではないか。円を描きながら仲良く手を繋いでいるようにも見える。 このガードパイプの配置に何か意味があるのかはわからない。車の導線をつくっているのか?とも考えたが、車が通れるほどの幅が確保できているとは思えない。 上からみるとこんな感じ。円でもないし四角でもない……奇妙な形だ なぜだろう…

                                                  中野のガードパイプの大群
                                                • 初生町にはヤシの木が生えてる家がある

                                                  1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:原島町にある看板屋が超ファンシー 思わず立ち寄りたくなる絶景 まず長池市民ふれあい農園がどこのなんなんだという話だが、静岡県浜松市の北区初生町というところにある貸し農園である。 数年前まで祖父母が借りていた農園としてお馴染みだ。わたしの中で。 一見するとなんの変哲のない農園。 緑の多い、のどかな風景 しかし、写真右側に注目すると ん? 生えてる〜〜〜!!! 生えてる生えてる!!!ヤシの木が家から生えてる〜〜〜!!! 屋根の中央からひょっこり生えてる感じがめちゃくちゃかわいい。 和風建築の民家がヤシの木のおかげで急にファンキーに。 この家を見て「頭からヤシの木が

                                                    初生町にはヤシの木が生えてる家がある
                                                  • 多摩川住宅のゲームに出てきそうな給水塔

                                                    1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:旦過市場とモノレールが絶景を作り出す > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 給水塔のある景色 1966年から建設が始まった多摩川住宅。そこに5本の非常に特徴的な給水塔が建っている。給水塔は給水を安定させるためのもの。多摩川住宅のものは高さ40メートルで、高地水槽方式と呼ばれているそうだ。 多摩川住宅の給水塔 初めて見た時は驚いた。これはなんだ、と。よく考えれば給水塔とわかるのだけれど、私が今までに見たものとは雰囲気が異なる。くびれのある形がゲーム世界を思わせるのではないかと思う。 絵になるのです! RPGゲームといえば、私はFF10をプレイしていたことがある。魔法や道具のルールを理解していなくて、すぐに死ぬの

                                                      多摩川住宅のゲームに出てきそうな給水塔
                                                    • ドイツのタクシーは、はだか色~ドイツ ベルリン・ほりべのぞみさん地元案内

                                                      ストリートビューを見ながら地元の人しか知らないささいな話を聞くシリーズ。今回はほりべのぞみさんにドイツのベルリンを案内してもらいます。 案内してもらった動画の文字起こしです。もとの動画はこちら。 イラストレーターのほりべさんが住んでいる ドイツベルリン周辺をストリートビューを利用して紹介してもらいます。 ■ドイツのベルリンを案内してもらいます 林:今日の地元案内なんですけど。生まれた場所じゃなくて、今住んでる場所の近くを紹介してもらいます。 西垣:はい 林:なぜなら、紹介してもらう人がドイツに住んでいるからです 西垣:わー、初海外ですね。フランスかイギリスかドイツの景色って言われてもわからないですね 林:そうですね、それはおれもわかんないですね。千葉ってって言われたら、千葉って思っちゃうかもしれない 西垣:はははは 林:案内してくれるのはほりべのぞみさんで、編集担当の古賀さんと、ドイツが見

                                                        ドイツのタクシーは、はだか色~ドイツ ベルリン・ほりべのぞみさん地元案内
                                                      • エコ除草?ベルリンの草刈りひつじ

                                                        1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:オーストラリアの魔法の粉?チキンソルトを食べてみる > 個人サイト words and pictures 街のど真ん中でひつじ放牧中 私の住むドイツ・ベルリンは、公園や緑が多かったり、ベジタリアン人口が高かったりと、なかなかエコ意識が高い街だ。 そんなベルリンで、特に環境に配慮した取り組みを行っているイベントホールがあるという噂を聞いた。 ベルリン中心部にあるマックス・シュメーリング・ハレ。スポーツイベントやコンサートなどが行われる場所だ。 外から見たらごく普通のイベントホールなのだが、屋根にソーラーパネルが設置してあったり、野草を生やしてミツバチを飼育していたり、環境を考慮した施設なのだそう。 そんなエコな場所なのだが、春ごろになるとこんな標識が目につ

                                                          エコ除草?ベルリンの草刈りひつじ
                                                        • キャベツジュースはタイヤの香り 〜ドイツの野菜ジュース飲み比べ

                                                          1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:年越し!ザ・ワールド > 個人サイト words and pictures ザワークラウトジュースとの出会い いつか、ベルギー人の友人が嘆いていた。 「風邪っぽくて病院に行ったんだけど、薬もくれず「お茶でも飲んで寝てなさい」って言われた!」 彼の言う通り、ドイツではよっぽどのことでない限り自然派治療法を選ぶ傾向にある。私はあまり病気をすることがないので経験がないが、何度もそのような話を耳にしたことがある。 ドイツでは、軽い症状であれば食べ物やお茶など自然の物を使って病気を直すことが、多くの人にとって普通であるようだ。私の周りの人も、しょうがハチミツ湯やハーブティー、鼻うがいなど、自分に合った自然の治療法や予防法をそれぞれ持っているようだ。 そんな文化のお

                                                            キャベツジュースはタイヤの香り 〜ドイツの野菜ジュース飲み比べ
                                                          • ピクルス汁でカルキ汚れは取れるのか

                                                            1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:たこ焼き器でオランダの屋台スイーツ・ポッフェルチェを焼く > 個人サイト words and pictures ドイツのピクルス文化 ひとくちでピクルスと言っても、お酢ベースのものからハチミツやマスタードシードの入ったものなど、ドイツでは色々な種類のピクルスが存在する。 またキュウリの種類や一緒に漬けるハーブなども地域や家庭によってさまざまで、しょっぱいものから甘口のものなど、ピンからキリまである。 種類が豊富すぎてどれを選んでいいか分からなくなる、スーパーのピクルスコーナー。 日本食に例えると梅干しのようなステータスなのかもしれない、国民的漬物であるピクルス。梅干と言ったら紀州が本場だが、ピクルスの場合はベルリン郊外のシュプレーヴァルトという地域が有名

                                                              ピクルス汁でカルキ汚れは取れるのか
                                                            • 東京都調布市の古刹、深大寺のチャームポイントは練塀の小窓

                                                              都内で二番目に古いお寺ともいわれる深大寺には、昔ながらの練塀が残されている。 そのうちの一つだけに、格子の入った小窓があるのだ。 これがなんともかわいいのである。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 練塀(ねりべい)とは、こんな感じで瓦と土を交互に積んだ塀のことです(築地塀とも呼ばれる) 独特な柄が魅力的なこの練塀、古いもの好きとしてはあるだけで興奮してしまうのだが、深大寺の練塀はさらに魅力的なのだ。 南側の参道沿い、湧き水が流れる水路の上にそれはある ちょこんと収まった木枠のサイズ感がかわいい 似たような格子が石灯籠の窓枠(?​​​​​​)に入っているのはたまに見かけるが、厚みのある塀に入ってるのは初めて見る。 中に灯りを

                                                                東京都調布市の古刹、深大寺のチャームポイントは練塀の小窓
                                                              • 世田谷区の歩道でうさぎとかめが競争していました

                                                                東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:バーミヤン自由が丘駅前店の入り口が一見無理 > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes うさぎとかめの学校といえば豊郷小学校旧校舎ですが 学校にうさぎとかめ、といえばアニメ「けいおん!」の校舎のモデルであり、日本で名西洋建築をむっちゃ作ったウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計の滋賀県は豊郷小学校旧校舎が有名だろう。 写真や映像で見たことあるあるの方も多いんじゃないか。 豊郷町観光協会さんのツイートより、これこれ! 【豊郷小学校旧校舎群に行った気分②】 〜夕陽に照らされるうさかめ・廊下編〜 旧校舎群の階段手すりにいるうさぎとかめの像🐇🐢 イソップ童話がモチーフ

                                                                  世田谷区の歩道でうさぎとかめが競争していました
                                                                • 値段あてクイズを出してほしい

                                                                  1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:自動販売機のホットスナックを食べるためだけにホテルに泊まる > 個人サイト webやぎの目 今回は投稿募集の回、でもサンプル問題を用意しました クイズを作りたいので、海外在住のみなさん、近所で売ってるものでよいので写真と値段を投稿してもらえないでしょうか。または海外で買ったものの値段を覚えているかたも遠慮なく投稿してください。 集めた写真と物の値段をクイズ形式にして掲載する予定です! 今回はサンプルとして4問用意しました。 第1問 ジャリ500キロ(アメリカ) ジャリ1,100ポンド(約500kg) サンマテオのホームデポで見かけました。2019年5月です。さあいくらでしょ

                                                                    値段あてクイズを出してほしい
                                                                  • ジャンクションの下にポツンとある崎陽軒の売店

                                                                    1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:ヨギボーに目を付けるとかわいい > 個人サイト 右脳TV ジャンクションと赤い屋根 場所は新横浜からちょっと北に行ったあたり。 片側三車線を車がビュンビュン行き交う幹線道路に、その光景はある。 赤い屋根がポツン 真ん中に見える小さい建屋が、崎陽軒の売店である。 上を通るのは、第三京浜道路と首都高横浜北西線を結ぶ「横浜港北ジャンクション」。 エンジンと鋼鉄に囲まれた空間に、赤い屋根が映える。 さっきはたまたま車がいなかったけど、時間帯によっては結構渋滞するポイント この辺りは車でたまに通るのだけど、最初は「なんでこんなロードサイドに売店が!?」と不思議だった。 近づいてみる。「シウマイの崎陽軒」という

                                                                      ジャンクションの下にポツンとある崎陽軒の売店
                                                                    • 『耳をすませば』のモデルといわれる多摩ニュータウン・愛宕団地を眺める、赤いベンチ

                                                                      ジブリ映画『耳をすませば』のモデルになったといわれる多摩ニュータウン、愛宕団地。 作中に登場するレトロな給水塔も有名だ。 坂をのぼった先に、そんな給水塔のみえる赤いベンチがある。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1972年、団地とともに完成した給水塔。給水塔ファンの間では非常に有名らしい 1972年に入居開始した愛宕団地は、多摩ニュータウンの中でも初期の団地だ。 「あたご一息坂」と呼ばれる、多摩丘陵らしい坂道をのぼった先にある。 この「あたご切通し」の左上にあたご一息坂がある 息をきらしながらのぼった先に給水塔がみえてくる 夕方、人通りの少ない坂道にポツンとベンチがあった。 その周りは小さな公園になっている たまたまだろ

                                                                        『耳をすませば』のモデルといわれる多摩ニュータウン・愛宕団地を眺める、赤いベンチ
                                                                      • ベルリン市内に現れるパイプがポップで楽しい

                                                                        1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ヴィーガン棒たまごを作ってみた > 個人サイト words and pictures ベルリン市内を歩いていると、不思議な物体に出会すことがある。 これだ。 一見アートっぽいが、実はこれは地下水を汲み上げるためのパイプらしい。 ベルリンは沼地で地盤が緩いため、大規模な建設工事などが行われる際には地下水を組み上げ、このパイプを使って川や運河などに排水しているそうだ。 パイプの先はシュプレー川。工事現場からここまでパイプがのびてるんだな。 広告塔としても便利に使われている。 道路が交差する場所だけゲートのようにパイプが持ち上げられているのもいい。トラックも通れるように5.5mの高さに調整されているようだ。 パイプたちが街にポップなアクセントを効かせていておも

                                                                          ベルリン市内に現れるパイプがポップで楽しい
                                                                        • 弁天町のドンキにはロードサイドが凝縮されている

                                                                          1997年生まれ。大学院で教育学を勉強しつつ、チェーン店やテーマパーク、街の噂について書いてます。教育関係の記事についても書きたいと思っているが今まで書いてきた記事との接点が見つからなくて途方に暮れている。 前の記事:恵比寿のマックがブルックリン > 個人サイト Note これがそのドンキなのだが、外観だけ見ると普通 中も普通 しかし注目したいのは、ドンキ以外の部分である。どういうことかというと、このドンキはショッピングモールのようにドンキ以外の店も入っていて、そのラインナップがとても良いのだ。 とにかく、この写真を見てほしい。 2階にブックオフで、1階にマクドナルド。夢のコラボ! ドンキとブックオフの響宴! これだけでグッとくるのに、 ダイソーも! 「!」が付くほど興奮してしまったのだが、なんというんでしょうか、チェーンストア好きにはたまらないラインナップ。 といっても伝わりづらいと思う

                                                                            弁天町のドンキにはロードサイドが凝縮されている
                                                                          • 皇居東御苑の百人番所は植木も百人番所

                                                                            1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:仙台は暗渠の立体交差とへくり沢がアツい > 個人サイト 日和見びより ご褒美感と奥ゆかしさによって成り立つ絶景 かくいう私もちゃんと東御苑に足を踏み入れたのはおそらく初めてである。江戸城の天守台は以前見たことがあったような気もするが、レッツエンジョイ東京で見ただけかもしれない。 今回はちゃんと見た。再び天守閣を作ろうという声もあるようだが蘇る日はくるのか。 他にも前天皇陛下の発案で交配したヒレナガニシキゴイがいたり、 夜中に絶対勝手に歩いてそうな禍々しくもカッコいい街灯があったり、 徳川家康時代には海が見えた坂があったりと案外見どころは多い。 はじめて訪れたこともあり公園内をじっくり見て回っていた

                                                                              皇居東御苑の百人番所は植木も百人番所
                                                                            • 並木橋で馬と羊が対峙している

                                                                              1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:新宿のQsCafeは安くて眺めが良い > 個人サイト webやぎの目 こちらがみんな気になっている羊のお店。ジンギスカンの店だそうだ。レビューサイトにも「インパクトのある看板の店」と書いている人いた。 たしかにそう思う 大正時代からありそうな佇まいだが2009年のストリートビューでは別の店なので10年ほど前にできたようだ。 その向かいにあるのが馬肉専門の店。 走馬灯。 並木橋は羊と馬が向かい合っているのだ。偶蹄目(羊)と奇蹄目(馬)の系統樹が交差点となって現れていると言っても過言ではないだろう。 どちらのお店もとても評判がいいのではしごして欲しい。 身近な絶景 友達と歩いて

                                                                                並木橋で馬と羊が対峙している
                                                                              • 千葉県佐倉市にあるねぶたがラスボス

                                                                                千葉県の佐倉市にあるジャスコに、ラスボスがあらわれた! こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記事:イラストができるまで【興味ゼロなキャンプの本の場合】 > 個人サイト ヨシダプロホムーページ みんな大好きなショッピングセンター、ジャスコ。 イオン? 何それ。地元民にとっては、ジャスコだ。いつの世もジャスコはジャスコであり続ける。It's

                                                                                  千葉県佐倉市にあるねぶたがラスボス
                                                                                • ビルとビルの隙間にロゴがある

                                                                                  1987年東京出身。会社員。ハンバーグやカレーやチキンライスなどが好物なので、舌が子供すぎやしないかと心配になるときがある。だがコーヒーはブラックでも飲める。動画インタビュー 前の記事:明かりをトレース台だけにすると神秘的 この白いビル。 よく見ると、ビルとビルの隙間にロゴらしきものがある。 見えない位置にロゴがある。 多分、昔は見えていたのだけど右のビルが後から建って隠してしまったんだと思う。このロゴに思いを巡らすだけでかなり時間が潰れる。 例えばこんなこと 右のビルの非常階段からバカでかいロゴが見えるのかな 右のビル建てる時、ロゴの出っ張りが邪魔だったりするのかな 「御社のロゴを隠してしまって申し訳ない」って言って右のビルの人が菓子折り持って挨拶したりするのかな でもロゴが日光に晒されないから、見える時より劣化が遅いのかもしれない テレビのリモコンにラップ巻くお母さんみたいだな 丸いマ

                                                                                    ビルとビルの隙間にロゴがある