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ウクライナ軍 兵力 現在の検索結果161 - 179 件 / 179件

  • 道徳主義の誤謬を犯す専門家たち

    我が国のロシア・ウクライナ戦争をめぐる論壇は、たいへん不健全になっている。不都合なことであっても、それを市民に伝えるのが専門家や知識人に与えられた社会的責任である。にもかかわらず、それが十分に果たされていないのだ。 なぜそうなっているかと言えば、この戦争の言説を道徳論が支配しているからだろう。 「道徳主義の誤謬」が歪める戦争分析 ある事実が望ましくないからという理由で、その存在自体を否定してしまう非論理的思考は、「道徳主義の誤謬(ごびゅう)」と呼ばれている。今から30年以上も前に、こうした人間の価値判断が、いかに科学的探究を阻害するかに警鐘を鳴らしたのが、細菌生理学者のバーナード・デーヴィス氏であった。かれは科学誌の最高峰である『ネイチャー』に寄稿したエッセーで、その過ちを以下のように指摘している。 道徳的な理由によってある分野の探究を遮断すると、その分野での知識が固定されてしまうので、事

      道徳主義の誤謬を犯す専門家たち
    • 元高校社会科教師のつぶやき Tweet from a former high school social studies teacher

      日本経済の国際的地位が低下を続けているThe international status of the Japanese economy continues to decline 1955〜73(昭和30〜48)年の20年近くの輭、日本経済は成長率が10%をこえる高度成長を続けた。1968(昭和43)年、国民総生産(GNP)は、アメリカにつぐ第2位の規模に達した。そして、1990年代半ばには、国内総生産(GDP)は、世界の6分の1を占めていた。 1955年以降、自民党が衆議院の議席の過半数を占め、日本社会党が改憲を防ぐ三分の一強の議席を獲得する政治体制が長期間続いた。これを55年体制という。経済発展による企業利益と労働賃金の上昇により日本経済は飛躍的に成長した。 ところが、日本のGDPは、2010年に中国に抜かれて世界第3位となり、2023年にはドイツに抜かれて世界第4位となった。世界経済に

        元高校社会科教師のつぶやき Tweet from a former high school social studies teacher
      • 【IWJブログ】「クーデター」か「高潔な革命」なのか~ウクライナ政変にロシアの軍事介入が及ぼす影響 | IWJ Independent Web Journal

        3月1日、ロシアのプーチン大統領は、クリミアのロシア系住民保護のためにウクライナにロシア軍を派兵するよう議会に求め、議会はこれを承認した。派兵期間は、「ウクライナの社会的・政治的状況が正常化するまで」としている。 ロシア大統領のウェブサイト Vladimir Putin submitted appeal to the Federation Council ロシアの軍派遣 3月2日、プーチン大統領は、アメリカのオバマ大統領、フランスのオランド大統領、潘基文国連事務総長、ドイツのメルケル首相と電話会談を行った。オバマ大統領は、国際法違反と批判し、ロシア軍の撤退を求めた。また、メルケル首相は、欧州安保協力機構によるウクライナ調査団の派遣を提案し、プーチン大統領はこれを受け入れたという。 ロシア議会における派兵の承認の後、大統領のスポークスマンは、「プーチンは、ウクライナでロシア軍を使うかどうかま

          【IWJブログ】「クーデター」か「高潔な革命」なのか~ウクライナ政変にロシアの軍事介入が及ぼす影響 | IWJ Independent Web Journal
        • 米陸軍の退役少将に聞く ウクライナが勝利するために必要なこと(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

          (CNN) 米特殊作戦軍を欧州で率いた経歴を持つ陸軍の退役少将、マイク・レパス氏は、国際社会がウクライナへの支援を大いに増やす必要があると語る。侵攻にさらされる同国がロシア軍を駆逐できるとすれば、そうした取り組みが不可欠だという。 【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開 レパス氏は過去6年間、米政府から請け負う形でウクライナ軍への助言を行ってきた。先月はポーランドとウクライナ西部を訪れ、ウクライナでの戦争の道筋に関するより深い知見を得た。筆者は先月29日と今月2日、同氏から話を聞いた。 同氏によれば、ウクライナは軍備のための供給網が効率的ではない。また国内からロシア軍を駆逐するには追加の軍隊が必要になるという。 ウクライナでの戦争に勝利するため、レパス氏は米国と同盟国がウクライナ軍の戦略部隊を立ち上げることを提唱する。5つの旅団からなるこの部隊には最大4万人の兵士を投入。攻勢作戦

            米陸軍の退役少将に聞く ウクライナが勝利するために必要なこと(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース
          • 復活したドミノ理論の誘惑と代償

            軍事・安全保障Medieval battle scene with cavalry and infantry. Silhouettes of figures as separate objects, fight between warriors on dark toned foggy background. Night scene. Selective focus 戦略研究の嚆矢であるカール・フォン・クラウゼヴィッツが約200年前に執筆した古典的著作『戦争論』は、ロシア・ウクライナ戦争に大きな示唆を与えてくれます。 彼は、戦争には想定外の事態が待ち受けていると強調しています。「戦争は不確実性を本領とする。軍事的行動の基礎を成すところのものの四分の三は、多かれ少なかれ不確実性という煙幕に包まれている」と。 これが戦争を分析する上で有名になった「戦争の霧」という概念です。 戦争の霧 ロシアは短

              復活したドミノ理論の誘惑と代償
            • 【独自】いまウクライナ国境では何が・・・緊迫のウクライナ国境警備隊に密着(2022年1月26日)

               緊張が急速に高まるウクライナ情勢についてです。ヨーロッパとロシアの間に位置するウクライナは長らく、西側と東側のいわば「緩衝地帯」となっていました。独立して以降もウクライナに影響力を行使しようとするロシアが介入を繰り返し、今もウクライナ東部で紛争が続いています。   去年末にはロシア軍は10万人規模の兵力をウクライナ国境に配置し、近く侵攻する可能性も指摘されています。ウクライナの国境で今、何が起きているのか、現地を取材しました。  ウクライナ北東部ハリコフ郊外のロシアとの国境。有刺鉄線が張り巡らされたフェンスの向こうは、対立するロシアです。  ロシアとの緊張が高まるなか、国境警備を担う部隊は監視態勢を強化しています。  周辺は民家も建物もなく、完全なるフラットな平原になっています。ロシア側を見渡す場所にウクライナの最前線の監視塔があります。  およそ2300キロに及ぶロシアとの国境

                【独自】いまウクライナ国境では何が・・・緊迫のウクライナ国境警備隊に密着(2022年1月26日)
              • ウクライナ軍にロシア・ワグネル兵が決死の突撃! 激戦の「バフムト攻防」精細シミュレーション!!      - 政治・国際 - ニュース

                ここのところ連日のように、ウクライナ東部・バフムト近郊の激戦の模様が伝えられている。 このバフムト市は東部・ドンバスの交通の要衛。市の東側には南北に川が流れ、現在、ワグネル傭兵部隊が一日あたり30mの前進を5カ月間続けており、5km前進した結果その川の東岸に達した。そこを渡河(とか)しても西岸には岸の幅が最大800mの空き地があり、市街地に立て籠るウクライナ軍(以下、ウ軍)からの火器での攻撃が予想される。 バフムト市の西側は台地を形成しており、そこにウ軍の補給路となっている2本の道路が走っているが、その南北よりロシア軍が迫り、道の長さは4kmまで縮小している。ここで何が行われているのか。元陸自中央即応集団司令部幕僚長の二見龍氏(元陸将補)に聞いた。 「ウ軍は市内に2~4個旅団、市外の南北に2~4個旅団ずつ計6~12個旅団、最大4万2000名の大兵力を投入しています。そこにロシア軍はそれ以上

                  ウクライナ軍にロシア・ワグネル兵が決死の突撃! 激戦の「バフムト攻防」精細シミュレーション!!      - 政治・国際 - ニュース
                • ロシア徴集兵の実力は、実際はどのようなものだろうか:ウクライナ戦争(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  一応は身体能力があり、装備も訓練もされていないロシア人男性が、そのままウクライナ戦線に送られる。そんな男性たちの一斉徴集の動画や画像。 ーーこのようなものが、ソーシャルネットワークやメディアには溢れている。 これは実際に起こっていることだ。 プーチン大統領は9月29日夜、ウクライナへの動員に間違いがあったことを認めた。 高齢者、学生、病人、軍隊経験のない人等の動員例について、プーチン大統領はロシアのテレビで放送された安全保障会議のリモート会議で、「この動員は多くの疑問を投げかける」と、間違いがあったことを認めた。 先日の記事で伝えたように、ペスコフ報道官は26日、この動員で「間違い」があったことをすでに認めていた。 今後どの程度本当に正されるのかは、まったくの未知数である。 さらにプーチン大統領は、「兵役に召集された者は、部隊に送られる前に追加の軍事訓練を受けなければならない」、「(新たに

                    ロシア徴集兵の実力は、実際はどのようなものだろうか:ウクライナ戦争(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • 「まず停戦」。そのプロセスは徹底制裁か妥協的提案か?〈菅野志桜里✕伊勢崎賢治対談〉 - The Tokyo Post

                    菅野志桜里✕伊勢崎賢治 信条かけたトークバトル!「ウクライナ侵略への情熱と冷静」 菅野志桜里✕伊勢崎賢治「ウクライナ侵略への情熱と冷静」信条かけトークバトル〈第2回〉 菅野編集長の国会議員時代、自衛隊活用のための法制化と憲法改正に向け、政策ブレーンとして共闘してきた伊勢崎賢治氏。いわば「同志」だが、ロシアのウクライナ侵攻に対しては、発信に距離感があるようだ。その違いを鮮明にし、合意形成なるか?を試みる対談を行った。 「一刻も早い停戦を」ここに伊勢崎氏と菅野との間に相違はない。停戦のために国際社会の制裁が有効とする菅野に対し、ウクライナがプーチンを納得させる条件を提示することが早道とする伊勢崎氏。停戦へのプロセスのこだわりを語るウクライナ論考対談第2回。 ◆菅野志桜里(TheTokyoPost編集長) ◆伊勢崎賢治(東京外国語大学大学院教授) 停戦へ制裁は有効か? 両大統領のメンツが立つ落と

                      「まず停戦」。そのプロセスは徹底制裁か妥協的提案か?〈菅野志桜里✕伊勢崎賢治対談〉 - The Tokyo Post
                    • 韓国ポスコ爆発崩壊でいよいよ戦争モードに突入か?:韓の法則発動!? | Kazumoto Iguchi's blog

                      みなさん、こんにちは。 さて、「いよいよ」の「いよいよ」かも知れませんナ。もちろん、「アセンションがいよいよ」ではなかった。「アングロサクソン・ミッションがいよいよ」の方だった。 せっかくのひな祭りの日に悪いが、そしていつもなら「ビッグひな祭り」の話題をメモするのだが、どうも最近の世界情勢が風雲急を告げてきているので、そんな方面の話題をメモしておこう。普通の人には「妄想」だと思って無視してもらいたい。 (あ)紛争は意識的かつ計画的に古代イスラエル10支族のルートで起こされているのか? 先日、「まもなく戦争が始まります!」:第三次世界大戦はNATOvs中・露・イランだってヨ!でメモしたことがほぼ確実な情勢に入りつつある。これ。 ウクライナ政府、ロシアと戦争状態に突入したと発表!予備役招集!アメリカが大規模なロシア制裁を検討!ロシアは撤退要求を拒否! new!! *ロシアの管理下に入ったクリミ

                      • 親ロ地域へ派兵、プーチンの狙いは「ウクライナ解体」か【解説委員室から】:時事ドットコム

                        ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認する文書に署名するロシアのプーチン大統領=2022年2月21日、モスクワ【EPA時事】 ロシアのプーチン大統領が2月21日、ウクライナ東部の親ロ派勢力が支配する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認し、ロシア軍駐留を命じたことは、長期的なウクライナの「国家解体」につながる可能性がある。 プーチン大統領は「親友」と呼ぶ中国の習近平国家主席の顔を立て、2月20日の北京冬季五輪閉幕のタイミングで一気に仕掛けたが、東部に特別な自治権付与を規定した「ミンスク合意」はこれで吹き飛んだ。 当面、「平和維持軍」として親ロ派支配地区に展開したロシア正規軍が、ドネツク州、ルガンスク州全体に進出するかどうかが焦点だ。(拓殖大学海外事情研究所教授・元時事通信モスクワ支局長 名越健郎) 親ロ派は州の40%掌握 ウクライナ東部ドネツク州とルガンスク州

                          親ロ地域へ派兵、プーチンの狙いは「ウクライナ解体」か【解説委員室から】:時事ドットコム
                        • 軍事・安全保障研究から見るロシア・ウクライナ戦争 | 東京大学

                          ロシアによるウクライナ侵攻が始まって1年が経過しました。この戦争の特徴やこれからの安全保障について、東京大学先端科学技術研究センター講師の小泉悠先生に聞きました。 歴史に復讐される現在 ―― この戦争を軍事面で見たときの特徴はどのような点ですか? 二つの規模の大きな国家が兵力を全面的に投入して戦っているのが、今回の戦争の大きな特徴です。それも最初からロシア連邦軍が前面に出てきています。 ロシア軍がふだんと違う動きを始めていることは開戦前から指摘されていました。それは衛星画像からわかりますし、鉄道で戦車が運ばれる様子を沿線住民が撮影したTikTokの動画などを集めて分析すると、どの部隊がいつ、どこを通って移動したかも把握できます。すると、極東の東部軍管区やシベリアの中央軍管区の部隊が、はるか遠いベラルーシなどウクライナ周辺まで大挙移動して、集結していたのです。私はロシア軍の大演習を15年ぐら

                            軍事・安全保障研究から見るロシア・ウクライナ戦争 | 東京大学
                          • 連続撃墜される新鋭機、窮余の策の「急造つぎはぎ兵器」に脅かされるロシア軍 苦境の中で戦果をあげるウクライナ軍、ロシア側の被害が急増している理由とは | JBpress (ジェイビープレス)

                            (数多 久遠:小説家・軍事評論家、元幹部自衛官) 12月22日、ウクライナ南部のロシア軍占領地域上空において、ロシアの最新戦闘爆撃機Su-34が一気に3機もウクライナ軍に撃墜されました。さらに、3日後の25日にも1機のSu-34がマリウポリ方面で、1機のSu-30SMが黒海上空で撃墜されました。 撃墜された5機は、いずれもSu-27系統の新鋭機で、ロシア軍にとっては極めて大きな損害です。この損害を受け、現在、ロシア軍機はウクライナ南部における活動を低下させています。兵力不足により、苦しい状況が続いていると伝えられていたウクライナ軍にとっては、この上ない朗報でしょう。 12月22日にSu-34が3機連続して撃墜されたことは、5月13日に、ロシアブリャンスク上空でSu-34を含む複数機が一気に撃墜された事例を思い出させます。実際、その時と同様に、今回も地対空ミサイル(SAM)のパトリオットを前

                              連続撃墜される新鋭機、窮余の策の「急造つぎはぎ兵器」に脅かされるロシア軍 苦境の中で戦果をあげるウクライナ軍、ロシア側の被害が急増している理由とは | JBpress (ジェイビープレス)
                            • ロシア侵攻から半年 ついに「大規模反攻」の勝負に出たウクライナの狙い

                              南部での反攻について語るゼレンスキー大統領(8月29日) Ukrainian Presidential Press Service/via Reuters <ウクライナ軍による南部へルソンへの反転攻勢を前に、ロシアは兵力増強で対抗できるのか。両軍の現状を整理し、今後の行方を見通す> [ロンドン発]ロシアがウクライナに侵攻して8月24日で半年が過ぎた。原油価格が1バレル=90ドル台で高止まりし、インフレが世界をのみ込む。クリミアなどロシア占領地域の要衝を攻撃してきたウクライナは29日ついに南部ヘルソンで大規模反攻を仕掛けた。米欧の結束が乱れる冬を前に、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は勝負に出た。 米金融大手「来年初頭に小売物価指数は21%に高騰」 英国では典型的な家庭が年間に支払う光熱費の上限が4月に1277ポンド(約20万6800円)から1971ポンド(約31万9200円)

                                ロシア侵攻から半年 ついに「大規模反攻」の勝負に出たウクライナの狙い
                              • ウクライナ戦争の実態 - MIYOSHIN海外ニュース

                                戦場の真実 ウクライナ戦争はロシアがウクライナの領土の約2割を占領したまま、こう着状態に入っています。 西側の軍事援助を得て、ウクライナの反撃が始まるとゼリンスキー大統領やその支持者は勇ましいですが、その様な反撃はほとんど見られません。 そんな中、米誌Foreign Affairsが「Ukraine’s Implausible Theories of Victory」(ウクライナが勝利するという信じられない理論)と題した論文が掲載されました。 筆者のBARRY R. POSEN氏はマサチューセッツ工科大の政治学教授です。 かいつまんでご紹介したいと思います。 Foreign Affairs論文要約 ロシア軍がウクライナで進撃を続けている間も、ウクライナの大統領と同盟国はウクライナが勝利に向けて戦い、戦前の状況を回復する事を目指している様です。 ウクライナは、クリミアの併合もドンバスの分離独

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                                • 第167号(2022年3月7日)ウクライナ軍は何故善戦できているのか|ユーリィ・イズムィコ

                                  【インサイト】ウクライナ軍は何故善戦できているのか粘るウクライナ軍 先月24日にロシアのウクライナ侵略(と呼ぶほかないでしょう)が始まってから間も無く二週間になります。 この間のウクライナの粘りは全く驚異的でした。米国の民間軍事シンクタンク「戦争研究所(ISW)」の戦況図が示すように、ロシア軍は北方及び南方から激しい攻勢をおこなっているものの、首都キーウと第二位の都市ハルキウは未だに陥落していません。 特にハルキウはロシア国境からわずか30kmという距離にあり、しかもそのすぐ前面には精鋭のロシア陸軍第1親衛戦車師団が展開していました。それでもウクライナ側が同市を維持しているのは奇跡的だとさえ言えるでしょう。 では、ウクライナは何故これだけ善戦できているのか。今回はこの点に焦点を絞って考えてみたいと思います。 決して弱くはないウクライナ軍 ロシア軍の侵攻戦略がどうにも杜撰であったこと、ウクラ

                                    第167号(2022年3月7日)ウクライナ軍は何故善戦できているのか|ユーリィ・イズムィコ
                                  • 対ウクライナ過去最大支援でもなおロシア軍予算に届かず 米議会、迷走の末承認の緊急予算、長期的支援模索の動きも | 47NEWS

                                    米議会が半年間の迷走の末、ロシアの侵攻を受けるウクライナを支援する約608億ドル(約9兆5千億円)の緊急予算案を可決、バイデン大統領が4月24日に署名して成立した。ウクライナが苦戦する東部戦線での局面打開が期待される一方、長期的にはさらなる支援が不可避との指摘が早くも上がっている。(共同通信=太田清) ▽渇望 昨年10月にホワイトハウスが緊急予算を議会に求めたが、トランプ前大統領に近い共和党保守強硬派の一部議員が、不法移民対策でメキシコとの国境警備の強化を優先させるべきだと主張。議会審議は迷走し、昨年末に予算はほぼ底をついていた。ウクライナ軍は弾薬が枯渇し、兵員・弾薬数で勝るロシアに対し劣勢に立っていた。 予算案成立を受け、米国防総省は4月24日、第1弾として10億ドルの追加軍事支援を発表した。 法案成立により、米国はウクライナの防空強化に向け、地対空ミサイルシステム「パトリオット」用のミ

                                      対ウクライナ過去最大支援でもなおロシア軍予算に届かず 米議会、迷走の末承認の緊急予算、長期的支援模索の動きも | 47NEWS
                                    • 軍用ヘリごとウクライナ側に寝返った露軍操縦士「何が起きているか完全に理解していた」

                                      ウクライナ国防省傘下情報総局所属のユソウ氏は5日、ロシア軍の軍用ヘリMi8で乗員全員がウクライナ側に寝返らせ、ウクライナ軍に降伏させた特殊作戦について詳細を説明した。 ユソウ氏が露軍ヘリ操縦士のマクシム・クジミノフ氏とともにメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムにて記者会見を行った。 ユソウ氏は、「情報総局の特殊作戦が波紋を呼んでいるのは、国内だけでなく、国外でもである。それは、安全保障・国防戦力にとって原則的な意味を持ち、侵略国の倫理・心理状態、安全保障・国防分野にとって長期的な影響をもたらす実に非常に重要で非常に困難な作戦だった。なぜなら、作戦の結果、航空や多くのその他の詳細に関する極めて重要な情報を得ることができた。それは、私たちの空を守り、敵を殲滅するのに役立つものだ」と発言した。 ユソウ氏は、記者団に対して、露軍ヘリMi8の操縦士であるマクシム・クジミノフ氏を紹介し、こ

                                        軍用ヘリごとウクライナ側に寝返った露軍操縦士「何が起きているか完全に理解していた」
                                      • ウクライナの闘争-マフノ運動

                                        ウクライナの闘争-マフノ運動 1918年~21年 ヴォーリン (注)、これは、ヴォーリン『知られざる革命-第2部・マフノ運動』(現代思潮社、1966年、絶版、原著1945年)からの抜粋である。全体は、21章・163頁(P.109~272)からなる。そこから、下記〔目次〕にある8章の全文、または、一部抜粋をした。抜粋の基準は、マフノ運動とボリシェヴィキ権力との関係に関するテーマとした。省略した章の題名は、それらの間に記入した。 ただ、各章が長く、さまざまなテーマを含んでいる。インターネット画面では読みづらい。絶版なので、私(宮地)の判断により、各章に小見出し・各色太字・(番号)を付けた。なお、ヴォーリンの『第1部』は、「クロンシュタット-1921年」(P.11~106)である。その抜粋も、このHP〔関連ファイル〕に載せた。 〔目次〕 宮地コメント-マフノ運動の位置づけ 1、序章 (抜粋) 5