「需要と供給」は時代でどんどん変化する 資産価値を考える上で、需要と供給のバランスは重要です。需要が供給を上回る(需要>供給)状況になれば、モノの価値は上がり、反対に需要が供給を下回れば(需要<供給)モノの価値は下がります。 例えば、悪天候が続くとキャベツや白菜が高くなったりしますが、それは生産数(=供給)が落ちたことで「需要>供給」の構図ができたためです。逆に暖冬などで野菜が早く成長してしまうと出荷量が増えて値段が下がってしまう場合もあります。「需要<供給」の状況です。 また、ディズニーランドの入場料が値上がりし続けている背景も「需要(入場希望者数)>供給(定員)」が成立しているからです。 需給のバランスは時代によって変わることもあります。「需要>供給」の状態からさらに需要増になって、需給が逼迫状態なのがアメリカの大学です。アメリカの大学の学費は、物価上昇率を上回るペースで高騰していて、