GAO:バンドの勝ち抜きコンテストでデビューしたんですけど、そこで出会ったレコード会社のディレクターが、「男か女かわからない、何才かわからない」ボーカリストを探していたんです。そこで「性別も年齢も不詳にしたらどうでしょう」と私から提案したんです。 元々音楽は、年齢とか性別を知って聞くものではないと思っています。どんな人が聞いても、自分のことだと受け止めることが多いと思うんです。私もそういう音楽の聞き方をしてきましたし、この年齢の人が歌っているから、この年齢の人が聞かなきゃいけない、という先入観を持たずに聞いてほしいと思っています。