笠井潔さんの「テロルとゴジラ」(作品社)をまさにこれを分析していて、庵野監督は市井の人々や実際の政治に関して興味がない姿勢の表れとしていましたね。シン・ゴジラにおいて政治や一般市民は単なる背景でしかなく、有能な統治者と無能な周辺と… https://t.co/qizaYZeyw7
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近くで砲撃が始まった後、息子を守ろうとする母親=ウクライナ南部マリウポリで2022年3月23日、ロイター ロシア軍が、制圧したウクライナ南部の各地で住民を次々と拉致しているとの情報が相次いでいる。ウクライナは約1万5000人の住民がロシアに強制移住させられているとも主張。制圧地で、思いも寄らぬ住民からの反発を受け、ロシア側が強硬手段に出たとの見方が強まっている。 「1万5000人を強制移住」ウクライナ主張 23日未明、南部ヘルソン州で地元の劇場の芸術監督を務めるオレクサンドル・クニーガ氏の自宅に突然、銃を持った男たちが押し入った。ロシア軍だった。家の中を捜索した上で、クニーガ氏を拉致した。その日の夜、自宅から遠く離れた屋外に放置されるまで、警察署の一室に閉じ込められたという。 63歳のクニーガ氏は、国際演劇祭を開催し、国外でも知られた人物だ。米ニューヨーク・タイムズ紙の取材に応じたクニーガ
0.はじめに。 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 2.『実存的貧困とはなにか』と「黒子のバスケ脅迫事件」。 3.ポストモダンの萌芽。 4.イワン・カラマーゾフとしての渡邊博史。 5.なぜ三井寿は湘北高校バスケ部を襲撃したのか。 6.自分から自分への距離は遠い。 7.「心の闇」のなかの光。 【配信サイト】 【お願い】 0.はじめに。 この記事の姉妹記事で「男性編」です。 ジョーカーのような「ダークヒーロー」をめざす犯罪者たちの「心の闇」とはなにか。その秘密をさぐろう。 ジョーカー [Blu-ray] ホアキン・フェニックス Amazon 1.「殺すべきか、死ぬべきか、それが問題だ」。 かつて、かの天才劇作家シェイクスピアが生み出した復讐の王子ハムレットは極限の苦悩に際して呟いた。 「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。(To be or Not to be, that is
『シン・仮面ライダー』で庵野秀明は一体、何に反抗したのか。山上徹也と木村隆二という二人の“テロリスト”の声はなぜ黙殺されるのか。山口二矢からネオ麦茶、加藤智大、青葉真司までテロルの系譜を辿る、批評家・大塚英志氏による短期集中連載第1回。 ◆◆◆ 二つのライダーと“封印小説” 二つの新しい『仮面ライダー』が思わぬ拒否反応にあっている。 一つはAmazonプライムで最近配信された白石和彌監督の『仮面ライダーBLACK SUN』、もう一つは庵野秀明監督の『シン・仮面ライダー』である。ともに『仮面ライダー』50周年を記念しての大作で、無論、評価する声も少なくないし、庵野作品はそもそも毀誉褒貶が極端に分かれるものではある。 『シン・』の方は公開直後、一部のYouTuberらによってネガティブ評価が誘導され、その後、NHKで放送されたメイキングのドキュメンタリーが分水嶺となって好意的な評価に転じた印象
ブレイディみかこさんの待望の新刊『女たちのポリティクス』が発売になりました。アメリカ初の女性副大統領になったカマラ・ハリスや、コロナ禍で指導力を発揮するメルケル(ドイツ)、アーダーン(ニュージーランド)、蔡英文(台湾)といった各国女性首脳。そして東京都知事の小池百合子。政治という究極の「男社会」で、彼女たちはどう闘い、上り詰めていったのか。その政治手腕を激動の世界情勢と共にブレイディさんが鋭く解き明かします。本日は本書の「はじめに」からご紹介します。 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の森喜朗元会長が、女性蔑視とも受け取れる発言で辞任した。このニュースは英国でもBBCなどで報道されたのだが、それを見て、思わず「えっ」と驚いたのは元会長が83歳のご高齢だったことだ。彼が生きてきた年数は、日本の国政で女性参政権が認められてからの年数より長いのだ。 日本で女性が参政権を行使したの
【個人の見解】 親子で楽しめる・・・・・・☆☆☆☆ 暴力・残酷描写がない・・・☆☆☆☆ 性的・刺激的な描写がない・☆☆☆☆ 娯楽性・・・・・・・・・・☆☆☆☆ 満足度・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆ 学習・教訓的要素・・・・・☆☆☆☆☆ 総合・・・・・・・・・・・☆☆☆☆☆ dアニメストア『残響のテロル』シリーズ紹介画像より 多少ネタばれになりますが、ご容赦を。 ご紹介するアニメは、第2次世界大戦の敗戦国として主体性を失った日本を復活させるために、ある組織が計画したプロジェクトに端を発します。 全国から優秀な孤児を集めて、人工的に優秀な人間を作るという実験が行われました。 dアニメストア『残響のテロル』第1話紹介画像より、スピンクス1号 スピンクス1号、2号と名乗る謎の2人の青年は、その実験の犠牲者で、組織に被験体として施設で育てられた子供たちの生き残りだったのです。 dアニメストア『残響の
山上容疑者宛てに計100万円 ネットで英雄視、憤りも 安倍晋三元首相銃撃事件を機に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題が注目されたことなどから、山上徹也容疑者(42)=殺人容疑で送検=宛ての差し入れが続々と届いている。現金は100万円超に。インターネット上では刑の減軽を求める署名活動や英雄視する投稿もあるが、8日に現場に訪れた男性は「英雄視するのは間違いだ」と憤った。 容疑者の伯父によると、容疑者が鑑定留置中の大阪拘置所(大阪市)には、お菓子などの食料品や衣類、書籍、現金などが届いている。容疑者が入る単独房に収容し切れないほどの量で、一部は伯父宅にも転送され、ファンレターも届いた。 www.tokyo-np.co.jp 似たような言葉を聞いたな…と、この本を、再度開いてみた。 テロルの決算 作者:沢木耕太郎文藝春秋Amazon本作はもはや伝説。沢木耕太郎の最高傑作がついに電子書籍化
沢木耕太郎の『テロルの決算』って、暗殺された浅沼稲次郎社会党委員長と右翼テロリスト山口二矢を描いた傑作ノンフィクションなんだけど、同時に手っ取り早く戦後社会党史を学べる本でもあるんだよね(そういえば沢木は横国時代は後に神奈川革新県政を担った長洲一ニのゼミ出身だったりする)。— キタトシオ (@kitatoshio1982) July 19, 2022 テロルの決算 作者:沢木耕太郎文藝春秋Amazon本作はもはや伝説。沢木耕太郎の最高傑作がついに電子書籍化! あのとき、政治は鋭く凄味をおびていた。ひたすら歩むことでようやく辿り着いた晴れの舞台で、61歳の野党政治家は、生き急ぎ死に急ぎ閃光のように駆け抜けてきた17歳のテロリストの激しい体当たりを受ける。テロリストの手には、短刀が握られていた。社会党委員長・浅沼稲次郎と右翼の少年・山口二矢――1960年、政治の季節に交錯した2人のその一瞬、“
「黒川」産経・飯塚社長にテロルの硝煙 「正論」路線を切り捨て、人間の尊厳を冒瀆する過酷なリストラ。反知性主義の「産経のトランプ」は身を引くべきだ。 2020年7月号 BUSINESS [産経のトランプ] スナイパーの放った銃弾は一発で東京高検の黒川弘務検事長を仕留め、産経新聞社会部記者の河合龍一と大竹直樹に致命傷を負わせた。週刊文春5月28日号は、黒川が大竹の自宅で賭け麻雀に興じていたことを暴き、世は「文春砲」の破壊力に喝采したが、実はその陰に隠れて引き金をひいたテロリストがいる。放った銃弾は、この3人とは別の、もう一人の男の首筋をかすめた。産経新聞社長、飯塚浩彦(63)である。週刊文春は、安倍晋三首相が検事総長に据えようとしてきた黒川が、河合、大竹、そして朝日新聞社の大島大輔経営企画室副室長と賭け麻雀をし、産経が用意したハイヤーで黒川をその自宅まで送り届けていたことを暴露した。コロナウイ
ここ最近、ウクライナ関連で、ネットで一種異様な盛り上がりを見せているのが、「国民共和軍」への関心である。 8月20日、「プーチンの頭脳」と呼ばれるロシアの極右思想家アレクサンドル・ドゥーギン氏の娘ダリア氏が暗殺された。 翌日に犯行声明を出したとされるグループが「国民共和軍」。英語にするなら「National Republican Army」である。 しかし欧州の大手メディアは、取り上げるのに慎重である。この組織は実態が確認されていないからだ。組織名を名乗っているが本当に集団なのか(一人だけ?)、本当に犯行を行ったのか、そもそも本当に存在するのかすら不明なのだ。逆に、存在するとしたら、誰がメンバーなのか、何が背後にあるのかもわからない。 それなのに、なぜネットで異様に湧き上がるのか。それは、この集団は反プーチンを掲げており、あたかもプーチンを打倒すべく立ち上がった、テロルを目的とした秘密結社
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