政府は、医薬品の安定供給などの課題解決を目指し、「創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議」を初めて開催しました。会議には製薬会社や大学、研究機関の幹部らが参加し、研究者やスタートアップへの支援など、国内の創薬力強化に向けた取り組みについて意見が交わされました。このほか、海外で承認されている薬が日本で使えない「ドラッグロス」など、国内の医薬品産業が抱える課題について幅広く議論を行い、2024年の春ごろには意見をとりまとめて、その後、政府の「骨太の方針」への反映を目指します。