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ナゾロジーの検索結果161 - 200 件 / 394件

  • 一位は死のリンゴ「人の命すら危険な植物ランキングTOP10」 - ナゾロジー

    高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……? 第10位 セイヨウイラクサセイヨウイラクサ / Credit:Franz Xaver(Wikipedia)_Urtica dioicaセイヨウイラクサ(学名:Urtica dioica)はニュージーランドや北アメリカなどで生育する植物です。 葉と茎のトゲには神経毒が含まれており、皮膚に刺さると、かゆみや痛み、炎症を引き起こします。 毒の力は弱く、ほとんどの場合は医師の診察さえ必要ないでしょう。 しかし稀にセイヨウイラクサで命を失う人もいます。 ニュージーランドに住む若い男性は、セイヨウイラクサの生い

      一位は死のリンゴ「人の命すら危険な植物ランキングTOP10」 - ナゾロジー
    • 臨死体験の正体は死ぬ間際の「爆発的な脳活動」だった - ナゾロジー

      人生の最後の瞬間は、思ったよりも騒がしいようです。 米ミシガン大学(University of Michigan)はこのほど、家族の同意のもと、助かる見込みのない4人の患者の生命維持装置を停止させ、患者たちが亡くなるまでの脳波測定を行いました。 実験の目的は患者たちに本物の臨死体験をしてもらい、脳で何が起こるかを確かめるためです。 その結果、患者たちの脳の意識や思考、記憶にかかわる脳領域において、死ぬ直前に主にガンマ波からなる「爆発的な脳活動」が起きていることが判明しました。 同様の脳活動パターンは夢や幻覚を見ているときや、幽体離脱を経験している患者たちで観察されるものと酷似していたとのこと。 そのため研究者らは、死ぬ間際の脳で起こるガンマ波のバーストが「臨死体験の正体」であると結論しています。 しかし一体なぜ、死に瀕した患者たちの脳波は突然活性化したのでしょうか? 研究内容の詳細は202

        臨死体験の正体は死ぬ間際の「爆発的な脳活動」だった - ナゾロジー
      • 働きアリを不老のVIP待遇ニートにする寄生虫!研究者「まるで悪魔契約…」 - ナゾロジー

        過度の贅沢の代償は、いつだって破滅です。 ドイツのヨハネス・グーテンベルク大学(JGU)で行われた研究により、感染したアリの寿命を3~7倍に伸ばし、女王以上の超VIP待遇で働かずに生きていけるようにしてくれる「お得な寄生虫」についての分析が行われました。 この寄生虫は感染したアリの血液に抗酸化タンパク質を自ら分泌することでアリの寿命を延ばし、作業分担やカーストに影響を与えるアリのタンパク質の生産量を増加させることで、他のアリから「溺愛」されるように操作を行っていました。 感染アリは準不老を達成し、アリの世界で受けられる最大の贅沢を味わえるようになります。 しかし自然界では無償で受けられる恩恵ほど、恐ろしい結果に結びつくものはありません。 寄生虫が感染アリを長寿化したのも女王を超えるVIP待遇を受けられるようにしていたのも、全てはその後に待ち受ける残酷な運命のためでした。 研究内容の詳細は2

          働きアリを不老のVIP待遇ニートにする寄生虫!研究者「まるで悪魔契約…」 - ナゾロジー
        • 水滴を「融合させず」水面上で90分間もバウンドさせることに成功! - ナゾロジー

          水滴は水面でトランポリンができるようです。 チリのサンティアゴにあるチリ大学(University of Chile)で行われた研究によって、振動する水の波の上で水滴を90分間にわたり「1度も融合せずに」何千回も跳ねさせることに成功しました。 水面に落ちた水滴は通常、直ぐに水面に融合してしましますが、ソリトンと呼ばれる特殊な波形をした水の上では、同じ水滴を延々と「ジャグリング」させられたようです。 研究者たちは水滴が跳ねる原理を応用すれることで、比較的大きな粒子を他と混ざらないように保持するツールになると述べています。 しかし、いったいどんな不思議な仕組みが働いて、水面に落ちた水滴が何千回もポヨンポヨンと跳ね返ることになったのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年2月10日に『Physical Review Fluids』にて掲載されました。

            水滴を「融合させず」水面上で90分間もバウンドさせることに成功! - ナゾロジー
          • 実は生物学的な謎「繁殖できないおばあちゃんはなぜ存在するのか?」 - ナゾロジー

            私たちにとっておばあちゃんは身近な存在です。 しかし、ほとんどの哺乳類にはおばあちゃんにあたる存在がいません。 それもそのはず、生き物のあらゆる行動や生活様式は、自分の子孫を残すことに直結しており、子孫を残す能力を失ったおばあちゃんはふつう進化しないはずです。 そのため、「なぜ、私たちヒトにはおばあちゃんがいるのか?」という問いは長年にわたり学者たちを悩ませてきました。 我々ヒトと同じく、イルカやクジラの一部にも繁殖能力を失ったおばあちゃんがいることが知られています。 今回、イギリスのエクセター大学(University of Exeter)のエリス氏(Samuel Ellis)を中心とするチームは、ヒトとイルカ・クジラのおばあちゃんは共通のメカニズムで進化していたことを発見しました。 本研究は2024年3月13日に科学雑誌「Nature」に掲載されました。

              実は生物学的な謎「繁殖できないおばあちゃんはなぜ存在するのか?」 - ナゾロジー
            • ほぼ絶対零度「0.000000000038K(ケルビン)」まで温度を下げることに成功 - ナゾロジー

              温度の上限は億に達するほどはるか上まで存在しますが、最低温度についてはマイナス273.15度より下は存在しません。 この理論上到達可能な最低温度を絶対零度といい、原子さえもが停止します。 科学者はこの最低温度にできる限り近づくための実験を繰り返していますが、今回その記録が新たに更新されました。 ドイツのブレーメン大学の研究チームは、実験室で数秒間のみですが、絶対零度よりわずかに高い温度38pK(ピコケルビン)に到達することに成功しました。 この超低温環境では、物質が非常に特殊な振る舞いをするため、量子力学への理解に重要な役割を果たします。 今回の研究の詳細は、8月30日付で科学雑誌『PHYSICAL REVIEW LETTERS』に掲載されています。

                ほぼ絶対零度「0.000000000038K(ケルビン)」まで温度を下げることに成功 - ナゾロジー
              • ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡の性能が凄すぎて「ビッグバン宇宙論」が修正を迫られる - ナゾロジー

                最近、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、ビッグバンからわずか5億年後という領域に大質量銀河を6つも発見しました。 従来の宇宙論ではこの年代の宇宙には小さな赤ちゃん銀河しか存在しないはずであり、なぜ天の川レベルの大質量銀河が存在するのか説明することができません。 オーストラリア・スウィンバーン工科大学(Swinburne University of Technology)の天文学者イヴォ・ラベ氏ら研究チームは、「これらの銀河は、現在の宇宙論のモデルに当てはめるには大きすぎる」と述べ、非公式に「ユニバース・ブレイカー」と呼んでいます。 研究の詳細は、2023年2月22日付の科学誌『Nature』に掲載されました。 ‘We just discovered the impossible’: how giant baby galaxies are shaking up our

                  ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡の性能が凄すぎて「ビッグバン宇宙論」が修正を迫られる - ナゾロジー
                • 高度に成熟したAIの「睡眠不足」が問題視されている - ナゾロジー

                  人間に近づいた時、AIに起こる問題 現在の機械に睡眠は必要ありません。 パソコンにはスリープ機能がありますが、これは別に機械に睡眠が必要なわけではなく、単に電気代節約のための機能です。 では、省エネ目的以外に機械が眠る必要とは何なのでしょうか? その変化は、生体脳を模倣したAIシステムが、私達の生活を1日中支援している機械に組み込まれたとき起きると考えられています。 この可能性はある実験中に発覚しました。 ロスアラモス国立研究所では、人間の学習行動を厳密にシミュレーションした神経ネットワークを開発し、それがどのように動作するか調査していました。 このシミュレーションで確認していたのは、見たものを学習するという行為についてです。 たとえば、子どもに見た目の異なる動物をグループ化させるという作業をさせた場合、知らない動物であってもライオンとペンギンを別のグループに分類します。 こうした見たもの

                    高度に成熟したAIの「睡眠不足」が問題視されている - ナゾロジー
                  • 池の水ぜんぶ抜いたら「完全な状態の巨大な魚竜の化石」が出てきた(英国) - ナゾロジー

                    英国ラトランドウォーター自然保護区で発見された魚竜の化石。全長は10m以上ある。 / Credit:Rutland Water Nature Reserve,Britain’s largest ‘Sea Dragon’ discovered in UK’s smallest county(2022)

                      池の水ぜんぶ抜いたら「完全な状態の巨大な魚竜の化石」が出てきた(英国) - ナゾロジー
                    • ほんの数個の遺伝子をいじるだけで鱗を羽に変えることに成功! - ナゾロジー

                      ほんの数個の遺伝子をいじるだけで鱗を羽に変えることに成功! / Credit:RORY L. COOPER HTTPS AND MICHEL C. MILINKOVITCH . Transient agonism of the sonic hedgehog pathway triggers a permanent transition of skin appendage fate in the chicken embryo . Science Advances (2023)羽、毛皮、鱗と動物の体表はじつに多様な方法で彩られています。 しかし近年の研究により、羽や毛皮や鱗など一見して全く異なってみえるものが、元は同じ細胞から変化したものであることが解っています。 この元となる細胞では特定の遺伝子セットが活性化しており、後に羽や毛皮や鱗に変化する前に、共通の基礎構造(プラコード)が構築されます

                        ほんの数個の遺伝子をいじるだけで鱗を羽に変えることに成功! - ナゾロジー
                      • おしっこを我慢しながら嘘をつくとバレにくい - ナゾロジー

                        おしっこを我慢すると、嘘がバレにくくなるようです。 嘘は真実を話すときより、多くのことに気を遣い自分の行動を抑制する必要があります。しかし、多くの人はこの行動を上手く制御することができず嘘がバレてしまいます。 認知学・心理学の分野では、自分の行動を抑制する際、ある自制心を必要とするタスクを実行すると、同時に行う別の自制心を必要とするタスクを助けるという「抑制波及効果」という現象が知られています。 そこでアメリカのクレモント大学のエリーゼ・フェン氏(Elise Fenn)ら研究チームは、参加者に水をたくさん飲んでもらい、おしっこを我慢しながら嘘をついてもらうという実験を行いました。 すると嘘をつくときの瞬きの増加や声の上擦りなどが減少し、より自信を持って話すことができるようになったというのです。 一風変わった研究ですが、これはバレたくない嘘をつく際に役に立つ知見かもしれません。 この研究は、

                          おしっこを我慢しながら嘘をつくとバレにくい - ナゾロジー
                        • 「風上に向かって叫ぶ方が声は届きやすい!」この事実を逆に感じてしまう理由を解明! - ナゾロジー

                          風上に向かって叫んだとき、声はどのように届くでしょうか? ほとんどの人は風が吹いてくる風上に叫んだ場合は声は届きにくくなり、風下に向かって叫んだ場合は声が届きやすいとイメージするでしょう。 実際英語では「風上に向かって叫ぶ(shouting into the wind)」と言葉は、「誰にも理解されない中で自分の意見を伝える」という意味で使われています。 しかし、物理学的にはこの考え方は誤りであるようです。 フィンランド・アールト大学(Aalto University)の音響学者であるヴィレ・プルッキ(Ville Pulkki)氏は何年も前から風の中の声の伝わり方について調査を続けてきました。 そして今回、数年に及ぶ成果をまとめて、実際は「風上に向かって叫ぶと声が大きくなる」が、「発生者自身には自分の声が聞こえにくくなること」を報告したのです。 どうやら自分の声が聞き取りにくくなることから、

                            「風上に向かって叫ぶ方が声は届きやすい!」この事実を逆に感じてしまう理由を解明! - ナゾロジー
                          • 光熱費を25%削減できる「水で満たされたガラス窓」 - ナゾロジー

                            近年では異常気象により、極端な寒さや暑さへの対応を求められることが増えました。 そのため、より効果的な断熱システムが必要とされています。 イギリスのスタートアップ「Water-Filled Glass」社は、その名が示す通り、「水で満たされたガラス窓」を開発しました。 2層のガラスで挟んだ水を入れ替えることにより、夏は涼しく、冬は暖かい室内を提供できます。

                              光熱費を25%削減できる「水で満たされたガラス窓」 - ナゾロジー
                            • 【NTRあり注意】エレガンスな妹はたくましいオス達の集う『交尾室』に放り込まれて以来すっかりドスケベになってしまい…「僕と一緒になるより…その方が…幸せだろ…」

                              リンク ナゾロジー 女王アリを巣穴に「放り込み」見知らぬオスと交尾させる奇妙な習性を確認! - ナゾロジー 女王アリを他人の巣間に「放り込み」現地のオスと交尾させ奇妙な習性を確認! 地中海地域が原産のアリ(Cardiocondyla elegans)には奇妙な性質が知られていました。 翅のはえた若い女王を、1匹~数匹の働きアリが背負うように輸送するというものです。 4 users 105 地中海地域が原産のアリ(Cardiocondyla elegans)には奇妙な性質が知られていました。翅のはえた若い女王を、1匹~数匹の働きアリが背負うように輸送するというものです。しかしこの奇妙な習性がどんな意味を持つかは、長い間、謎に包まれていました。 そこで今回、ドイツのレーゲンスブルク大学の研究者たちは、複数のアリのコロニー(175カ所)をマッピングし、何が起きているかを詳細に確かめることにしまし

                                【NTRあり注意】エレガンスな妹はたくましいオス達の集う『交尾室』に放り込まれて以来すっかりドスケベになってしまい…「僕と一緒になるより…その方が…幸せだろ…」
                              • わずか30年で人口が4分の1に!中国三国時代の人口激減について - ナゾロジー

                                天才だけでなく天災も多かった三国時代三国時代は戦乱や天災によって、多くの農民が苦しんでいた / credit:いらすとや戦乱の時代になると人口が減少することは古今東西を問わずよく見られる現象ですが、三国時代のそれは他のものと比べても常軌を逸していました。 後漢の188年の中国の推定人口が6000万人なのに対し、三国時代の221年には1400万人まで激減しているのです。 そんな昔の人口がなぜ分かるのか? と思う人もいるかも知れませんが、中国では地理や官制、軍の編制など多岐に渉る記録が残されており、この記録の中には、各郡県や州の戸数などを記録したものもあるため、これにもとづいて当時の人口を推定することができるのです。 しかしこれは33年間で人口が四分の一になったということであり、非常に驚くべき数値といえます。 その原因として挙げられるのは、相次ぐ戦乱です。 群雄たちが合戦に臨むためには領民たち

                                  わずか30年で人口が4分の1に!中国三国時代の人口激減について - ナゾロジー
                                • 生身で宇宙空間に出たとき、人体はどれだけ耐えられるのか? - ナゾロジー

                                  宇宙を舞台にしたSF作品では、人間が宇宙空間に生身で放り出されるシーンが描かれることがあります。 ただその描写は、作品によってだいぶ異なります。 過激なものだと急激に膨張して爆発したり、瞬時に凍り付いたりといった表現がされます。一方、アニメ作品のガンダムでは耳を塞いで目を閉じ宇宙空間に生身で飛び出しコックピットに乗り移るシーンが描かれています。 一体どの表現がより現実に近い状態なのでしょうか? 今回は宇宙空間に出た人体はどうなるのか、科学的な予想を解説します。

                                    生身で宇宙空間に出たとき、人体はどれだけ耐えられるのか? - ナゾロジー
                                  • 子供たちのエサとして「追加のヒナ」を産む鳥がいると判明! - ナゾロジー

                                    余分な卵は保険かそれとも食糧庫か?余分な卵は保険かそれとも食糧庫か? / Credit:Canva多くの鳥たちは少し多めの卵を産みます。 3匹のヒナが理想的な種では4個の卵、4匹のヒナが理想ならば5個の卵というように、卵の数は想定するヒナの数に「プラス1」したものになります。 これまで、この「プラス1」された卵は孵化の失敗・病気・捕食などによるヒナ喪失の保険として機能すると考えられてきました。 しかし新たに行われた研究によって、ヤツガシラと呼ばれる鳥たちでは卵を「プラス1」する理由が普通とは違う可能性が示されました。 ヤツガシラはユーラシアとアフリカの両方に広く分布している雑食(肉食より)の渡り鳥であり、日本でも冬になると少数のヤツガシラが渡来することが知られています。 しかしヤツガシラにはもう1つ、高い兄弟食いの頻度が知られていました。 これまでの研究で、ワシやタカなど多くの鳥類で兄弟同

                                      子供たちのエサとして「追加のヒナ」を産む鳥がいると判明! - ナゾロジー
                                    • "脳が無い動物でも眠る"と判明! 睡眠の起源はどこにあるのか? - ナゾロジー

                                      ヒドラはサンゴやクラゲの仲間。脳が無いヒドラも眠ることが判明した。神経の睡眠システムは脳が誕生するより前から存在していたと考えられる / Credit:Science Advances animals plants

                                        "脳が無い動物でも眠る"と判明! 睡眠の起源はどこにあるのか? - ナゾロジー
                                      • ヒトにも「毒を獲得できる遺伝的土台」が存在すると判明 「毒人間」は誕生するのか? - ナゾロジー

                                        ヒトも毒性を獲得できる可能性があるようです。 沖縄科学技術大学院大学(OIST)、オーストラリア国立大学の最新研究により、経口毒の生成に必要な遺伝的土台が、爬虫類だけでなく、ヒトを含む哺乳類にも存在することが判明しました。 この結果は、ヘビの毒液腺と、哺乳類の唾液腺の間にある生物学的つながりを実証した初の証拠となります。 果たして、毒人間は誕生しうるのでしょうか。 研究は、3月29日付けで『PNAS』に掲載されています。 Humans Have The Biological Toolkit to Have Venomous Saliva, Study Finds https://www.sciencealert.com/humans-have-the-biological-toolkit-to-be-venomous-but-evolution-had-other-plans A mous

                                          ヒトにも「毒を獲得できる遺伝的土台」が存在すると判明 「毒人間」は誕生するのか? - ナゾロジー
                                        • 「死は始まりに過ぎない」ナナフシは鳥に食べられることで版図を拡大していた! - ナゾロジー

                                          食べられることで版図を拡大する昆虫が日本にいたようです。 神戸大学大学院 理学研究科チームはこのほど、枝そっくりの飛べない虫「ナナフシモドキ」(以下ナナフシ)が鳥に食べられることで、卵を日本全国に長距離拡散している証拠を発見しました。 もちろんナナフシ自身は死んでしまうものの、体内にあった卵が無傷のまま排泄され、新天地で孵化するという。 ナナフシにとって自らの死は始まりに過ぎないのです。 研究の詳細は、2023年10月11日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences』に掲載されています。 飛べない昆虫「ナナフシ」の長距離分散の痕跡を遺伝解析で発見 ~鳥の摂食による移動は頻繁に起こっていた!?~ https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2023_1

                                            「死は始まりに過ぎない」ナナフシは鳥に食べられることで版図を拡大していた! - ナゾロジー
                                          • 人工衛星が250個破壊されると人類は完全に地球に閉じ込められてしまう! - ナゾロジー

                                            軌道閉塞は避けられない未来なのかもしれません。 スペインのマラガ大学(UMA)で行われた研究によって、大国同士が対衛星兵器を打ち合う「宇宙戦争」が起きた場合、わずか250個の人工衛星が破壊されただけで人類の宇宙への道が閉ざされてしまう可能性が示されました。 これまで人工衛星の破壊によって発生するスペースデブリが一定のしきい値を超えると、新たな人工衛星の破壊とスペースデブリの再発生のサイクルが止まらなくる「ケスラーシンドローム」と呼ばれる現象が起こり、人類が宇宙にアクセスするのを不可能にすると考えられていました。 今回の研究では対衛星兵器を使った宇宙戦争がシミュレーションされ、地球軌道が予想よりはるかにデブリに対して脆弱であることが判明しました。 現代の戦闘テクノロジーが宇宙の静寂を破る瞬間、そこにはどんな未来が待ち受けているのでしょうか? 研究内容の詳細は『Defence and Peac

                                              人工衛星が250個破壊されると人類は完全に地球に閉じ込められてしまう! - ナゾロジー
                                            • カブトムシはなぜ夜間樹液に集まるのか? 原因はヤツだった - ナゾロジー

                                              鬼の居ぬ間に食事を済ませていた…クヌギの樹液場には多種多様な昆虫たちが集まりますが、その顔ぶれは昼と夜とで大きく異なります。 昼間に姿を見せるのはチョウ類やカナブン、ハチの仲間です。 中でもオオスズメバチは、圧倒的な戦闘力でヒエラルキーの頂点に君臨し、他の昆虫を追い払って樹液場を独占します。 他方で夜間に集まるのはカブトムシやクワガタ、ガの仲間です。 この中では、最もサイズが大きく丈夫な体を持つカブトムシがやはり有利な地位を占めています。 それでは、昼の王であるオオスズメバチと夜の王であるカブトムシが遭遇したら、どうなるのでしょうか? この疑問に答えるべく、研究チームは山口県内のクヌギ林にて、樹液場に集まるカブトムシを観察。 すると明け方の5時頃に、数匹のオオスズメバチが樹液場にやって来て、カブトムシの脚に噛みつき、次々とクヌギから剥ぎ落としていったのです。 早朝の5時9分〜14分の間にカ

                                                カブトムシはなぜ夜間樹液に集まるのか? 原因はヤツだった - ナゾロジー
                                              • 「吊り橋効果」恋愛対象にならない人だと効果がないどころか逆効果だった - ナゾロジー

                                                「吊り橋効果」とは、覚醒状態が高まる状況に身を置くと、そのドキドキが一緒にいる人の魅力によって引き起こされていると誤って解釈し、通常時よりもその人物が魅力的に感じる現象です。 この心理効果に関する論文は74年に発表されたものですが、現代でも多くの恋愛テクニックに関する本や番組が、この効果を根拠にデートをするときはジェットコースターに乗ったり、お化け屋敷に行くことを推奨しています。 しかし実はその数年後に、米国メリーランド大学のグレゴリー・ホワイト(Gregory White)氏らの研究チームがこの効果について検証を行い、「吊り橋効果」はそもそも恋愛対象になるような相手にしか生じず、それどころか魅力を感じない相手に対しては逆効果になってしまうことを報告しているのです。 テレビや本で推奨されている「吊り橋効果」は、単に相手をドキドキさせればいいという単純な恋愛テクニックではなく、取り扱い注意の

                                                  「吊り橋効果」恋愛対象にならない人だと効果がないどころか逆効果だった - ナゾロジー
                                                • ライオンもびっくり!?ウシのお尻に「目のペイント」を描くことで捕食されにくくなる効果 - ナゾロジー

                                                  Credit: Bobby-Jo家畜が捕食動物に襲われてしまうことは、牧畜業者にとって大きな悩みのタネになっています。 予防策としてのフェンス設置はお金がかかりますし、かと言って捕食動物を殺めるのは人道的に許されません。 しかし、ニュー・サウス・ウェールズ大学(オーストラリア)により、一銭もかからない斬新なアイデアで家畜を守る新たな方法が編み出されました。 その方法は、「牛のお尻に目のペイントを施す」というもの。 子供だましのようなこの方法が、実証テストで驚くべき効果を発揮したのです。 捕食動物の習性を利用した「目のペイント」実験対象となったのは、アフリカ南部・ボツワナの「オカバンゴ・デルタ」で放牧されている牛です。 オカバンゴ・デルタは、世界最大の内陸湿地として知られ、ボツワナの農業収入の8割を占める重要な放牧地となっています。しかし、その大自然ゆえにライオンやヒョウ、ハイエナといった捕

                                                    ライオンもびっくり!?ウシのお尻に「目のペイント」を描くことで捕食されにくくなる効果 - ナゾロジー
                                                  • 地球内核の自転が本当に遅くなっていると判明!【Nature誌】 - ナゾロジー

                                                    かなり確かな情報です。 アメリカの南カルフォルニア大学(USC)で行われた研究によって、地球の内核の回転速度が減速しており、2008年を境に地球表面からみて逆転しているような動きになったことが示されました。 地球内核の回転速度についてはこれまでさまざまな研究が行われてきましたが、新たな研究では内核を貫通する地震波を分析に使用しており、説得力のある結論となっています。 研究者たちは内核の減速を示す地震データが複数もみつかっており「内核が減速している」という結果はほぼ確実であると述べています。 いったいどんな仕組みが地球の内核を減速させていたのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年6月12日に「Nature」にて発表されました。

                                                      地球内核の自転が本当に遅くなっていると判明!【Nature誌】 - ナゾロジー
                                                    • 女性配信者は動画配信を「ポルノ化」させる傾向が高いことが研究で示される - ナゾロジー

                                                      ジェンダーの不平等が問題なのでしょうか? スペインのアルカラ大学(UAH)で行われた研究により、動画配信サイトTwitchの配信者を男女別で分析したところ、女性配信者は積極的に体の露出を行い、配信のポルノ化を起こしている傾向が示されました。 一方で研究で調べられたサンプルのうち、男性配信者が性的なアピールをしている例は1%未満となっていました。 研究者たちは収益を得る方法として自己を性的な対象として使用する傾向に警鐘を鳴らしています。 自由な表現の場だった動画配信サイトに何が起きているのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年2月15日に『Humanities and Social Sciences Communications』にて公表されています。

                                                        女性配信者は動画配信を「ポルノ化」させる傾向が高いことが研究で示される - ナゾロジー
                                                      • 【悲報】嫌われないよう無難なコミュニケーションを取っていると相手の好感度が下がると判明→「じゃあどうしたら良いんだよ!!」

                                                        ナゾロジー@科学ニュースメディア @NazologyInfo 嫌われないよう無難なコミュニケーションを取っていると相手の好感度が下がると判明 nazology.net/archives/122296 カナダMacは社会不安障害の人々が取る安全行動は好感度を下げてしまうことを発見。安全行動は相手に嫌われまいとする心理的な防御策ですが、結果的には自身の信頼度を下げてしまうようです pic.twitter.com/pXPUUitdKc 2023-02-22 12:02:00

                                                          【悲報】嫌われないよう無難なコミュニケーションを取っていると相手の好感度が下がると判明→「じゃあどうしたら良いんだよ!!」
                                                        • 直径2km以上!「惑星殺し」と呼ばれる巨大小惑星が28日地球に最接近! - ナゾロジー

                                                          今まさに、直径2310mにも及ぶ巨大小惑星「2011 UL21」が地球に向かって近づいています。 これは観測された潜在的に危険な地球近傍小惑星の中で最大級に近いサイズであり、「惑星殺し(planet killer)」と呼ばれています。 エベレスト山の倍以上ある巨大な岩塊が地球に衝突するようなことがあれば、地球は壊滅的な被害を受けることになるでしょう。 ESAによると、惑星殺しは、6月28日午前5時(日本時間)に地球に最接近し、上空約650万kmを通過するとのこと。 「2011 UL21」の規模と接近距離から、多くの天文学者や天体愛好家の注目を集めています。 このサイズの小惑星は、望遠鏡を用いれば観測できるといい、惑星殺しの観測配信なども予定され、話題の天文イベントになっています。 ‘Planet killer’ asteroid set to skim past Earth in just

                                                            直径2km以上!「惑星殺し」と呼ばれる巨大小惑星が28日地球に最接近! - ナゾロジー
                                                          • 勃起ペニスの長さが30年間で24%も増加していると判明! - ナゾロジー

                                                            勃起ペニスの長さが30年間で24%も増加していると判明! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部「精子の数が年々低下している」というニュースを聞いたことがある人は多いでしょう。 恐ろしいことに、これは事実です。 男性の生殖にかかわるデータによると、53カ国に住む5万7000人の男性の精子を調べたところ、過去46年間で1mlあたりの精子数が1億400万個から4900万個に、実に50%以上(年率にすると1.2%)減少していたことが報告されています。 さらに精子の減少速度は加速しており、2000年から2018年までの毎年の減少率は2.6%にも及んで切ることが示されました。 受精に必要な精子は1つです。 しかし、膣から子宮への旅を乗り切れる精子は極めて少なく、子供をつくるには1mlあたり4000万個の濃さが必要とされています。 このしきい値を下回る場合、それだけ自然な受精は困難になって

                                                              勃起ペニスの長さが30年間で24%も増加していると判明! - ナゾロジー
                                                            • 右腕を「刃の義手」にした中世イタリアの戦士の遺体が見つかる - ナゾロジー

                                                              義手の代わりに、短剣やカギ爪、サイコガンを仕込む話をご存じでしょうが、これは決して空想の中の話ではありません。 2018年にローマ・ラ・サピエンツァ大学(Sapienza University)が発表した中世イタリア人の遺骨は、まさにそれに該当していました。 墓地に埋葬されていた男性は、右腕の先の方がなく、代わりにナイフの刃が安置されていたのです。 しかし、ナイフを義手代わりに装着していたとなぜ言えるのか? また、当時の技術でどうやってナイフを装着していたのか? 以下で見ていきましょう。 本研究は、2018年に学術誌『Journal of Anthropological Sciences』に掲載されたものです。

                                                                右腕を「刃の義手」にした中世イタリアの戦士の遺体が見つかる - ナゾロジー
                                                              • 昆虫の「全脳マッピング」にはじめて成功! - ナゾロジー

                                                                一寸の虫にもこんなに複雑な脳がありました 英国のケンブリッジ大学で行われた研究によって、世界で初めて昆虫の完璧な「全脳マッピング」が行われました。 この研究はより高度な動物の全脳マッピングを行うための足がかり的なものですが、小さな昆虫の脳でも、全てのニューロンとシナプスを特定するのは極めて困難な作業です。 研究者たちはこの研究に、実に12年の歳月をかけたといいます。 一体、全脳マッピングという研究はどのようにして行われ、この成果はどのように今後の世界を変えていくのでしょうか? 研究内容の詳細は研究内容の詳細は2023年3月10日に『Science』に掲載されました。

                                                                  昆虫の「全脳マッピング」にはじめて成功! - ナゾロジー
                                                                • 情報力学第2法則はこの世界がシミュレーションであることを示している - ナゾロジー

                                                                  情報理論は世界の秘密を暴くのでしょうか? 英国のポーツマス大学(UOP)で行われた研究によって、情報力学第2法則の存在は、私たちが存在する宇宙全体がシミュレーションであることを示すとする、興味深い結果が発表されました。 情報力学は情報は宇宙の基本的な構成要素であり、エネルギーと質量の両方を持つ物理的な存在であると定義しており、既存の情報熱力学とは厳密には異なっています。 また情報力学第2法則においては、あらゆる現象の情報内容は最小限に抑えられる傾向があるとされています。 新たな研究ではこの情報力学の第2法則による情報圧縮が、生物の遺伝情報や原子の情報量、数学的対象性、さらには宇宙全体に対して普遍的に適合できることを示しています。 また情報圧縮が起こるように世界がプログラムされているのは、この世界をシミュレートする演算機の負荷を軽減する目的があるためだと述べられています。 情報力学は、私たち

                                                                    情報力学第2法則はこの世界がシミュレーションであることを示している - ナゾロジー
                                                                  • 宇宙で救命薬が有毒化する!「NASAも知らなかった事実」を小学生が発見! - ナゾロジー

                                                                    NASAが小学生から教わりました。 カナダのセント・ブラザー・アンドレ小学校に通うギフテッド(高い知能を持つ子ども)が行った研究によって、宇宙飛行士たちが急なアナフィラキシーショックに対して備えている治療薬が、宇宙空間では毒性のある化合物に変化することが示されました。 小学生たちの発見は、治療薬に対して宇宙環境がどのように作用するかを理解するのに役立つだけでなく、宇宙飛行士たちや宇宙旅行者たちの安全と健康に直接的な恩恵をもたらすものになりました。 小学生の実験を手伝ったオタワ大学の研究者たちは「子供は自然な科学者です。大人は子供たちが科学に参加するのを容易にするだけでいい」と述べています。 研究はNASAとiEDUが推進する『Cubes in Space』プロジェクトの一環として行われました。 しかしなぜ地球で生産された医薬品が、宇宙環境で毒になってしてしまったのでしょうか? Useles

                                                                      宇宙で救命薬が有毒化する!「NASAも知らなかった事実」を小学生が発見! - ナゾロジー
                                                                    • ADHDには「進化上の利点」があった! - ナゾロジー

                                                                      ADHD(注意欠如・多動症)は、集中力が続かない”不注意”、落ち着きがない”多動性”、思いつくとすぐに行動してしまう”衝動性”を特徴とする発達障害です。 近年はADHDと診断される人の数が世界的に増加しており、そのネガティブな側面ばかりが話題にされています。 しかし米ペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)の研究で、意外にもADHDには私たちの祖先にとって進化上の利点があったことが示唆されました。 ADHDに特有の注意散漫や衝動性が初期人類の食料採集において役に立った可能性があるというのです。 一体どういうことでしょうか? 研究の詳細は2024年2月21日付で科学雑誌『Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences』に掲載されています。 ADHD linked with proclivity

                                                                        ADHDには「進化上の利点」があった! - ナゾロジー
                                                                      • 実は昔は美味しかった?イギリス料理は何故まずくなったのか - ナゾロジー

                                                                        イギリス料理をまずくした元凶は農業革命脱穀機、農業革命のときは大活躍した。 / credit:wikipediaイギリス料理をまずくした原因としては、農業の世界にも資本主義を取り入れた農業革命が訪れた点が挙げられます。 農業革命は産業革命とセットで起きた変化です。 産業革命により、都市では職人の代わりに工場で製品が大量生産されるようになりました。 これにより多くの労働者が必要となり、都市部の人口が増加します。都市人口の増加は、食料需要を高め、農村ではより効率的な農業生産が求められるようになります。 こうした流れの中で起きたのが農業革命です。 農業革命によって農村は食料の自給自足をやめ、必要な食料は輸入に頼り、商品として特化した農作物の生産を始めるようになります。 土地は農業経営者のものとなり、農村の共有地がなくなって立ち入りが違法とされ、木の実や鳥を捕まえることも窃盗罪に問われるようになっ

                                                                          実は昔は美味しかった?イギリス料理は何故まずくなったのか - ナゾロジー
                                                                        • 中世に女騎士はいたのか?スペインの城で「女騎士」の遺骨を発見 - ナゾロジー

                                                                          戦いは男だけの世界ではありません。 歴史を振り返ってみると、あらゆる時代に腕の立つ女戦士が存在していました。 そして中世スペインにも戦闘で命を落とした女騎士がいたようです。 スペインのルビーラ・イ・ビルジーリ大学(URV)はこのほど、12世紀頃の遺跡から23名の騎士団の遺骨を発見し、そのうちの一人が女性であることを発見しました。 この女性は当時、キリスト教国家がイスラム教国家に奪われたイベリア半島の土地を奪還する「レコンキスタ(国土回復運動)」の中の一戦で命を落としたと見られています。 彼女は一体どんな騎士団に所属していたのでしょうか? 研究の詳細は2024年5月14日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されています。 Body of a woman is discovered among the remains of 25 warrior monks of the

                                                                            中世に女騎士はいたのか?スペインの城で「女騎士」の遺骨を発見 - ナゾロジー
                                                                          • 会話型AIが成長すると突然「新しい能力」を獲得すると判明! - ナゾロジー

                                                                            「新しい能力に突然目覚める」のは物語の主人公だけではないようです。 Googleの研究部門(Google Research)とスタンフォード大学(Stanford University)などで行われた研究によって、会話型AIを成長させていくと、会話以外の新能力を訓練なしに突然、獲得することが示されました。 chatGPTのような会話型AIは本来、人間と会話するために作られましたが、ここ数年の研究によって、会話機能以外の意図しなかった能力が存在することがわかってきました。 研究者たちはこのようなAIの大規模化による新規能力獲得を「創発」と定義しており、小規模AIを積み上げるだけでは起こらない現象だと述べています。 ただ現在、どのくらいのAIの規模で、どんな新規能力が現れるかは、発見されるまで知ることができず、それぞれの能力値に上限が存在するのかさえ不明となっています。 もしかしたら将来的に、

                                                                              会話型AIが成長すると突然「新しい能力」を獲得すると判明! - ナゾロジー
                                                                            • 君が疲れるまで走るのをやめない「人類は持久走で獲物を追い詰めていた」 - ナゾロジー

                                                                              どこまでも追い続けます。 カナダのトレント大学(Trent University)で行われた研究により、エネルギーコストの実践的な計算が行われ、ランニングをしながら行われる人類の「持久狩り」が、他の狩りを上回るエネルギー効率をもっていたことが示されました。 人類の肉体も持久狩りに特化した進化をしていることから研究者たちはおよそ240万年前から人類は疲れて動けなくなるまで追い続け、トドメをさしていたと結論しました。 24時間で160キロを走破するウルトラマラソンやトライアスロンのような過酷な持久戦をスポーツとして楽しむ能力は、人類を地球の覇者に追い上げたと言えるでしょう。 研究内容の詳細は2024年5月13日に『Nature Human Behaviour』にて発表されました。

                                                                                君が疲れるまで走るのをやめない「人類は持久走で獲物を追い詰めていた」 - ナゾロジー
                                                                              • NASAが開発した変な形のカップが宇宙でコーヒーを飲むという問題を解決! - ナゾロジー

                                                                                「寝ぼけた目をスッキリさせてくれる朝のコーヒーや、心を落ち着かせてくれる昼食後のコーヒーは欠かせない」という人は少なくないでしょう。 ちょっとしたコーヒーブレイクがあるだけで、心には余裕が生まれるものです。 そして、過酷な環境で生活する宇宙飛行士たちにも、そんな心休まる時間が必要です。 しかし、無重力下では「いつものように」コーヒーを飲むことはできません。 そこでNASAは、無重力下でもコーヒーを飲むための特殊なカップを開発しました。 NASA engineered a cup to drink coffee in zero gravity https://www.zmescience.com/future/nasa-cup-zero-gravity/ NASA: Capillary Cup https://www.rit.edu/vignellicenter/product-timeca

                                                                                  NASAが開発した変な形のカップが宇宙でコーヒーを飲むという問題を解決! - ナゾロジー
                                                                                • 【ガチ不老】信長より前から生きてるニシオンデンザメ(512歳)は老化していなかった - ナゾロジー

                                                                                  「人間50年〜」と謡ったのは織田信長ですが、私たちは今や人生100年時代に突入しようとしています。 これは動物界でもトップクラスの長さになりますが、それでも私たちがまったく敵わない動物がいます。 「ニシオンデンザメ」です。 彼らの寿命は平均でも250年、最長だと512歳の個体が見つかっています。 512歳だと生まれは1500年の初めになりますから、1534年生まれの信長より年上なわけです。 「どうしてニシオンデンザメはそんなに長生きできるのか?」これは生物学者にとっての大きな謎でした。 そんな中、英マンチェスター大学(UoM)がその長寿の秘密の一端をついに解明したと報告。 それによると、ニシオンデンザメは代謝が年齢でほぼ変化しておらず真に不老の状態にあったようです。 この研究は2024年7月2日から5日にかけてプラハで開催された生物学会『Society of Experimental Bi

                                                                                    【ガチ不老】信長より前から生きてるニシオンデンザメ(512歳)は老化していなかった - ナゾロジー