型番商品や仕入れ商品は価格競争に陥りやすい。しかし、オリジナル商品を作るために工場を構えるのは、小さな会社にとってリスクが大きすぎる。そこで最近注目されているのが製造委託という手法である。考えたアイデア商品を大量生産できる製造元に発注し、完成品を納品してもらい、ネットショップで販売する方法が人気だ。 「仕入れ商品なんかやめて、オリジナル商品をバンバン売るぞ!」 そんな構想を思い描いている人も多いかもしれない。しかし、もし、何年もかけて育てたヒット商品が、ある日突然、製造を委託している会社から「その商品はうちの会社のものだから真似しないで」と訴えられたらどうだろうか? にわかに信じられないような話だが、実はそんな恐ろしい訴訟問題が、今、Eコマース業界をザワつかせている。 まず事件の概要を簡単に説明したい。問題になったのは「空調服」。夏の工事現場でよく見かけるファン付き作業着といえば、みなさん
ECサイトでは「アクセス数×注文率×客単価×リピート率」という掛け算が売り上げになります。勝ち組の特徴は、この計算式の中で、アクセス数以外に着目していることです。なぜなら、アクセス数を向上させるには一般的にバナー広告やリスティング広告など露出にお金をかけることが必要であるため、売り上げが伸びても利益率が上がらないからです(布田氏) 布田氏がアクセス数よりも大事だとするのが注文率、すなわちコンバージョン率だ。布田氏が見てきたECサイトのコンバージョンを平均すると1%前後だという。これを2%にするだけで、売り上げは倍になる計算だ。 もちろん、それは簡単なことではない。アクセス数はある程度のコストを掛ければ、すぐにでも目に見える成果を出すことができる。だが、コンバージョンは、地道な改善の繰り返しでしか達成できないからだ。そして、それを徹底追求しているECサイトこそが勝ち組なのだという。 「ユーザ
2016年11月8日に行われたネットショップ担当者フォーラム 2016秋のパネルディスカッション「ツイート厳禁?!SEO・SEM・アフィリエイト、そして解析の「集客プロ」が語るここだけ話」にてコミュニケーションマーケティングコンサルタントのすずき たまよさん、ウェブアナリストの小川卓さん、SEOの木村 賢さんとお話させて頂き、終了後、約1時間にも渡る勢いで多くの方から直接ご相談いただきましたので、私のお話の箇所のみを多少肉付けし、書いて参ります。 Q.成果を一緒に出しやすい 企業(クライアント)は どういった特徴がありますか? 餅は餅屋という認識があるといいますか、いい意味で「私たちは素人なので」というスタンスで歩み寄ってくださる企業さんでしょうか。データフィードや機械学習など数多くのテクノロジーを利用したプロダクトが入ってきています。それ故、専門で取り組んでいても最新情報のキャッチアップ
ネットショップ運営において、やはり最も重要となるのは収益のきっかけとなるお客様の来店増加であるのは言うまでもありません。 しかし、ネットショップは近くの大通りに分かりやすく設置されていると言ったようなものではなく、インターネットの世界と言う道はおろか、何があるのかすら分からない場所に設置されているわけで、いかにお客様に「あなたのお店を見つけてもらうか」と言うことが非常に大切なポイントとなります。 とは言え、インターネット上には何十万、何百万と言うお店がひしめいているわけで、その中から選りすぐってあなたのお店を見つけると言うのは至難の業であり、少しでも来客を増やすためにも行わなければならないことは数多くあるものです。 今回はその集客=アクセス数アップのための、最も基本的な部分を改めて考えてみましょう。 集客の定番中の定番SEO対策 現状のインターネット事情において、最も大きな集客導線となるの
アフィリエイト、リターゲティング、価格比較サイトなど、多数の集客チャネルを適切に活用できているECサイトは多くない。 集客チャネルごとに商品データを最適化する「DFO」が、集客力を上げる取り組みとなる。 2012年は、Google商品リスト広告や、リターゲティング広告の登場をきっかけに、ECのマーケティング手法が大きく変化した。コマースリンクのセッションには、同社の取締役である才藤孔敬氏が登壇。注目度が高まりつつある「DFO(データフィード最適化)」について、ECの最新トレンドと合わせて解説した。 「DFO」に取り組む際に気をつけるべきこと DFO(Data Feed Optimization:データフィード最適化)とは、集客の拡大に向けて集客チャネルに登録する商品データを最適化する手法のことだ。才藤氏によれば、米国ではすでに浸透しており、日本でも急速に注目されつつあるという。ここで言う集
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