2016年、惜しまれつつその歴史に幕を下ろした三菱ランサーエボリューション。世界ラリー選手権(WRC)への参戦を目的に開発されたランサーエボリューション・シリーズは、2005年までワークス体制で参戦し、多くの記録を残しているのはご存知の通り。ランサーエボリューション・シリーズは無印の第1世代から第10世代まで14年間にわたって生産され、初代モデルから最終モデルまで一貫してセダンボディが採用されていたが、第9世代にあたるランサーエボリューションIXにのみ、ワゴンボディのモデルが存在したのをご存知だろうか。 【画像】ランエボワゴンをワークスカラー&痛車にカスタム! 初代の誕生は50年前! 歴代ランサーヒストリー■初代 三菱ランサーは1973年に誕生。1969年にコルトシリーズが大型化してコルトギャランへとモデルチェンジされたため、これまでのコルト同クラスの小型セダンとして開発された。ボディは2