フィンランド南東部コトカから撤去される同国最後のウラジーミル・レーニンの銅像(2022年10月4日撮影)。(c)Sasu Makinen / Lehtikuva / AFP 【10月5日 AFP】フィンランドは4日、ロシア革命の指導者ウラジーミル・レーニン(Vladimir Lenin)の国内最後の銅像を撤去した。像があった南東部の都市コトカ(Kotka)には、撤去を見ようと数十人が集まった。 像は台座から外されてトラックで運ばれた。撤去の際、持ってきたシャンパンで祝う人もいれば、ソ連の国旗を手に抗議する人もいた。 見物客の一人、マッティ・レイコネンさん(77)は「世界で最も残忍な政治体制であるソ連型共産主義の創始者の像が街から撤去されるのは素晴らしい」と述べた。 都市計画責任者マルック・ハンノネン(Markku Hannonen)氏によると、「ある程度愛着がある」「少なくとも慣れ親しんで