ワクチン、高齢者重点に WHO「健康成人推奨せず」―接種率低下・新型コロナ 2023年05月01日07時07分配信 【図解】回数別コロナワクチン接種率 新型コロナウイルスワクチンは感染拡大を止める「切り札」とされ、幅広い世代で接種が進められたが、「5類」移行後は高齢者や医療従事者らに重点が置かれる。世界保健機関(WHO)は3月、健康な成人や子どもへの追加接種を推奨しないとの指針を公表しており、専門家は「今後は高齢者などの重症化予防を目的とした接種に変わっていくだろう」との見方を示している。 感染拡大「注意報」設けず インフルのような指標なし―コロナ「5類」移行後・厚労省 国内では、2021年2月から医療従事者への接種が始まり、その後高齢者に対象が拡大。現役世代が打ち始めた6月には、1日の接種回数が100万回を突破した。12月からは3回目、22年5月には高齢者を中心に4回目を実施。9月にはオ