道南いさりび鉄道(いさ鉄、函館)は、全12駅でデジタルスタンプを獲得できるサービスと、デジタルの「鉄印」の販売を始めた。同社は「手軽に集めて楽しんでもらうことで、沿線地域を訪れるきっかけになれば」と期待を込める。 スタンプのサービスは、ジェイアール東日本企画(東京)が運営する「エキタグ」の一環。道内ではいさ鉄が初めて、3月26日に導入した。専用のアプリをダウンロードしたスマートフォンを、駅に張られている専用のステッカーにかざすことで、スタンプが獲得できる。アプリやスタンプは無料。...
北海道森町でゴーカートに子供3人がはねられて重軽傷を負った事故で、道警森署は19日、意識不明の重体となっていた北海道函館市赤川、吉田 成那(せな) ちゃん(2)が死亡したと発表した。成那ちゃんの母親は読売新聞の取材に応じ、「一瞬の出来事だった。痛かったかな……。びっくりしたと思う」と声を詰まらせながら語った。 事故現場となった「グリーンピア大沼」の駐車場(18日、森町で) 事故は18日昼前、ホテル「グリーンピア大沼」の駐車場で行われていたゴーカートの運転体験イベントで発生。小学6年の女児(11)が運転する1台がコーナーを曲がりきれずにコース外に飛び出し、成那ちゃんと4歳の男児2人をはねた。男児2人は軽傷だった。 現場にいた母親によると、倒れた成那ちゃんに駆け寄り、何度も声をかけたものの反応はなかった。成那ちゃんはヒーローごっこが好きで、「変身!」と大きな声を出しながら、ウルトラマンのお面を
18日正午ごろ、道南の八雲町の国道で、札幌から函館に向かっていた都市間高速バスとトラックが正面衝突し、警察によりますと、バスの乗客3人と双方の運転手のあわせて5人の死亡が確認されたということです。 現場は片側1車線の見通しのよい道路で、警察が当時の詳しい状況を調べるとともに、亡くなった5人の身元の確認を進めています。 18日正午ごろ、八雲町野田生の国道5号線で、札幌から函館に向かっていた都市間高速バスと、トラックが正面衝突しました。 警察によりますと、この事故で双方の車のあわせて10人以上が搬送され、病院で手当てを受けていましたが、これまでにバスの乗客の男女3人と男性運転手、それに、トラックの60代とみられる男性運転手の、あわせて5人の死亡が確認されました。 このうち亡くなったバスの運転手の氏名について、運行会社の「北都交通」は、乗務歴15年の興膳孝幸さん(64)だと公表しました。 また、
北海道は4月21日、2030年度末に予定されている北海道新幹線札幌延伸時に経営分離される並行在来線(函館本線函館~小樽)のうち、長万部~小樽間の収支見通しを明らかにした。 これは、同日に開かれた「北海道新幹線並行在来線対策協議会」の後志(しりべし)ブロック会議で公表されたもの。同協議会は北海道と沿線自治体から構成されており、長万部駅(北海道長万部町)を境に、北を後志ブロック会議、南を渡島(おしま)ブロック会議が協議している。 今回、後志ブロック会議で示された収支見通しは、2015~19年度の輸送密度や2018~60年の将来推計人口などを基に、全線での鉄道存続、余市~小樽間のみの鉄道存続、全線バス転換という3つの「交通モード」ごとに、分離から30年間分を推計したもので、鉄道での存続は第3セクター方式とされている。 それによると、全線鉄道存続の場合、初期投資に191.2億円を想定。単年で23億
【奥尻】檜山管内奥尻町では4日、新たに12人が新型コロナウイルスに感染したことが判明し、町内の感染者は道公表分で49人となった。だが、荒天のため、患者を檜山管内江差町に搬送する船は出航できない状況で、12人は医療態勢の整っていない町内の自宅で待機を余儀なくされている。 道によると、12人は30~80代の男女で、2日に陽性が確認された。11人は軽症、1人は無症状。町内唯一の医療機関の町国保病院は隔離病棟がなく、コロナ感染者を受け入れられないため、道は患者の症状が悪化するリスクも考慮し、天候の回復を待って船を用意する予定だが、「搬送は5日以降になる」という。 同町ではスナックや航空自衛隊奥尻島分屯基地でクラスターが発生。人口約2500人の離島で50人に1人が感染する事態に発展している。11月下旬に感染して船で島外の病院に搬送された男性町民は荒天で船が出られない事態も予想し、「自宅以外で町民が待
スルメイカの記録的な不漁が続く北海道函館市で、今シーズン、市場で取り扱ったスルメイカの量は749トンと、漁期に合わせて統計を取り始めた平成17年以降、最も少なくなりました。 これは漁期に合わせて統計を取り始めた平成17年以降で最も少なくなり、1キロ当たりの価格は852円と前のシーズンに比べて150円余り上がり、過去最高となりました。 また、冷凍スルメイカの取り扱い量は能登半島沖合の「大和堆」と呼ばれる漁場での不漁が影響したことで458トンと前のシーズンの1割以下に落ち込み、こちらも過去最少となりました。 記録的なスルメイカの不漁は水産加工会社の倒産や関連商品の値上げなど地域経済に影響を及ぼしていて、函館市などの加工場ではスルメイカ以外の原料を使った新商品を開発するなどの動きが出ています。 不漁の原因についてイカの生態に詳しい函館頭足類科学研究所の桜井泰憲所長は「資源量自体が減少しているうえ
北海道新聞電子版は6月17日、「JR北海道、42無人駅の廃止検討 道内全駅の1割強、4駅は来春にも」と報じた。まずは来年春までに4駅を廃止する意向だという。この件についてJR北海道からの公式発表はなく、北海道新聞のスクープ報道といえる。 「廃止予定」と報じられた42駅(JR北海道公開資料、北海道新聞記事をもとに地理院地図を加工) 廃止の理由は経営効率化。JR北海道はこれまでも「地域交通を持続的に維持するため」として、利用客数の少ない路線の廃止・バス転換を進めてきた。当面は廃止対象としない路線についても、列車の運行本数の削減、駅の廃止、駅の管理を自治体に移すなどの施策を続けている。駅の廃止は2016年の8駅から始まり、2023年3月までに合計101駅が廃止された。 駅は利用者の数にかかわらず維持管理費コストがかかり、とくに除雪の費用と人材確保が問題になるという。乗客がいなくても、駅の機能を維
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