17日、千葉県旭市の住宅が焼け、この家に住む父親と息子が死亡した火事で、警察は65歳の母親が火をつけて2人を殺害したとして放火と殺人の疑いで逮捕しました。2人は病気の影響で寝たきりの状態で、調べに対し「介護に疲れた」という趣旨の供述をしているということです。 17日午前6時半ごろ、千葉県旭市三川の住宅で火事があり、この家に住む大橋芳男さん(67)と長男の芳人さん(32)が死亡しました。 芳男さんの妻の大橋とし子容疑者(65)も軽いけがをして病院で手当てを受けていましたが、その後の調べで自宅に火をつけたことを認めたことなどから警察は、18日夜、放火と殺人の疑いで逮捕しました。 これまでの調べによりますと、夫は過去に患った病気の影響で、長男も病気のため、寝たきりの状態だったということです。 容疑者自身も体に障害があり、調べに対し殺意について一部を否認したうえで、「1人で介護するのに疲れた」とい