1952年生まれ、東京大学経済学部卒。30年以上の商社勤務を経て、2012年ワークマンに入社。データ経営で社内を改革し、新業態店をヒットさせている ワークマンの勢いが止まらない。2018年に一般向けカジュアルウエアを扱った「ワークマンプラス」、女性に訴求した20年誕生の「#ワークマン女子」、21年末にオープンし、若手職人の取り込みを狙った「ワークマンプロ」と新業態が次々にヒット。これらを含むチェーン全店の売り上げは、直近9年で2.4倍になった。22年2月にはキャンプギアに本格進出。22年3月期は過去最高の売り上げを見込む。 「日経トレンディ2022年4月号」の購入はこちら(Amazon) 快進撃を支えるのが、エクセルを活用したワークマンの「データ経営」だ。加盟店の品ぞろえをこまめに最適化する、有望な事業で新たなブルーオーシャンに打って出る。こうした意思決定にはデータ分析が不可欠で、そこに同