科学といえば通常は自然科学をさします。しかし、日本学術会議や大学などは文系諸分野も、人文科学、社会科学と「科学」をつけます。それらは科学ではないと言う意見もありますが、ではどうして人文科学や社会科学など「科学」と呼ばれるのでしょうか。 政府は7日、日本学術会議を2026年10月から国の特別な機関から、特殊法人に移行する新たな法案を閣議決定したと報じられました。 日本学術会議というのは、「学者の国会」ともいわれ、科学に関する重要事項を審議し、その実現を図ったり、国内外における科学者の意見をまとめ、発信したりすることを目的とした団体です。 会議のメンバーは、人文・社会科学、生命科学、理学・工学など、文系も理系も幅広い分野の科学者で構成されています。 「人文科学」とは、文学や歴史学、哲学、心理学などをさします。 「社会科学」とは、法学や経済などなどをさします。 当時の菅総理が、委員の任命において