これは心理学者である、アルフレッド・アドラーの言葉です。 あなたは今、充実した人生を送ることができていますか? それとも人生に苦しんでいますか? 困難が立ちはだかっていますか? アドラーは人生を困難にしているのは、ほかならぬ自分自身だと言います。 「友人から裏切られた」 「会社をクビになった」 「親に勘当された」 「離婚した」 「仕事で大失敗した」 など、多くの困難や悩みを抱える人も多いでしょう。 しかし、アドラーは、それはすべて自分で自分を困難にしているというのです。 この記事を読んでくださっている人の中には、こうした考え方に納得できない人もいるでしょう。 私もアドラー心理学を知ったばかりの頃は、なんでも自分の責任とする考え方に戸惑い、納得もできませんでした(自分の責任とする考え方は「自己決定性」「認知論」という理論に基づいたものです。本書で詳しく説明しています)。 しかし、アドラー心理