並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 8 件 / 8件

新着順 人気順

刑務所図書館の検索結果1 - 8 件 / 8件

  • Amazon.co.jp: 刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記: アヴィスタインバーグ (著), Steinberg,Avi (原著), 瑞人,金原 (翻訳), 佳織,野沢 (翻訳): 本

      Amazon.co.jp: 刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記: アヴィスタインバーグ (著), Steinberg,Avi (原著), 瑞人,金原 (翻訳), 佳織,野沢 (翻訳): 本
    • 【書評】『刑務所図書館の人びと』:塀の中のパブリック:Social Reading:オルタナティブ・ブログ

      本書の著者は、ユダヤ教徒の家庭に生まれ、ハーバード大学を卒業、卒業後は図書館の司書として就職。このような経歴を聞くと、聖人君子のようなスーパーエリートを想像するかもしれない。しかし彼が勤めているのは、ただの図書館ではなく、ボストン刑務所の中の図書館である。刑務所と図書館、なんというコントラストだろうか。本書は、そんな刑務所図書館のリアルでユーモラスな日常を綴った一冊。 ◆本書の目次 第一部 届かなかったもの 第一章 マジな話 第二章 本は郵便箱ではない 第二部 届いたもの 第三章 タンポポのポレンタ 第四章 届いたもの 刑務所の図書館は、その存在からして矛盾をはらむものである。事実、著者の勤務する図書館には以下のような貼り紙がしてあったそうだ。「刑務所の図書館を利用しよう。あなたの子どもが利用しなくてすむために」。 そんな刑務所図書館でのエピソードの数々に、冒頭から魅せられる。一般的に、図

        【書評】『刑務所図書館の人びと』:塀の中のパブリック:Social Reading:オルタナティブ・ブログ
      • -CHUNICHI BOOK WEB-中日新聞・東京新聞に掲載された書評 話題の書籍を斬る! 『 刑務所図書館の人びと 』 アヴィ・スタインバーグ 著 金原瑞人・野沢佳織訳 塀の中、司書が見た知的探

        [評者]中根 憲一 (元国立国会図書館員) ■塀の中、司書が見た知的探検 ふとしたことから刑務所図書館の司書になった青年が、二年間働いたボストンの刑務所で出会った受刑者や刑務官たちとのエピソードを書き綴(つづ)った回想録である。刑務所の中の図書館を舞台にした稀有(けう)な一冊である。 著者は、受刑者たちの「雑多な要望」に日々向き合っていく。だが著者にとって刑務所は想像を超える世界であったようだ。一瞬たりとも目が離せない「何でもあり」の図書館、刑務官たちとのトラブル…ついにストレスで背中の激痛に悩まされるようになる。そして刑務官に暴行を加えたという思いもよらない理由で無給の停職処分を受けるはめに。 ある刑務官が声を荒らげて著者に言った「自分がどこにいるかわかってるのか? ここはクインシー地区の市立図書館じゃない。刑務所だ」という言葉は、知的自由の象徴である<図書館>の司書が、自由の剥奪を任務

        • 日本の刑務所図書館史 - [PDF]

          2008 年度 修士論文 日本の刑務所図書館史 −看読書籍と受刑者の読書活動− 東京大学大学院 教育学研究科 生涯学習基盤経営コース 23 - 076047 立谷 衣都子 指導教官:根本彰 教授 1 目次 第1章 はじめに 1.1 問題意識と課題の設定 2 1.2 先行研究の検討 3 1.3 本論文の構成 5 第 2 章 明治期監獄における読書活動 2.1 監獄則制定以前:幕末から明治初期 7 2.2 明治監獄則下の刑務所図書館 8 2.2.1 明治 5 年監獄則 8 2.2.2 明治 14 年監獄則:監獄則第 1 回改正 10 2.2.3 明治 22 年監獄則:監獄則第 2 回改正 13 2.2.4 明治 32 年監獄則:監獄則第 3 回改正 14 2.3 明治 41 年監獄法の制定 16 2.4 新聞紙の取扱い 17 第 3 章 大正・昭和期の刑務所図書館 3.1 大正期の刑務所図書

          • 『刑務所図書館の人びと』 アヴィ・スタインバーグ著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

            ボストンの刑務所で図書室の司書をしていた著者によるノンフィクション。 司書は職員だが、刑務官とは違う。本は他者と何かを共有するためのもの。それだけに、受刑者との距離の取り方が難しい。著者は悩み、刑務所にとって図書室とは何なのか迷い、さらに社会にとって刑務所とは、と考える。愚直とペダントリーの往復運動のような筆致で、自身の個人的な歴史(正統派ユダヤ教徒の家庭で生まれ育った少年時代、ホロコーストを経験した祖母の記憶)を織りこみながら、刑務所を立体的な世界として描いてゆく。 その世界とは一種の煉獄(れんごく)だ。たとえ図書室や運動場を持つ近代的な建物であろうとも、服役が社会的な死を意味するという以上に、そこは切実に死に近い。たとえばジェシカという女性受刑者は、二十年前に捨てた息子を同じ服役者のなかに見つける。彼女が窓から運動場の息子を見つめる様は、この本でもっとも印象的な情景だ。が、息子への手紙

            • 【レビュー・書評】刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記 [著]アヴィ・スタインバーグ - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

              刑務所図書館の人びと―ハーバードを出て司書になった男の日記 [著]アヴィ・スタインバーグ[評者]保阪正康(ノンフィクション作家)[掲載]2011年7月10日著者:アヴィ スタインバーグ  出版社:柏書房 価格:¥ 2,625 ■体験談がやがて文学的世界へ 1分間の話を10分間に延ばして話すには天賦の才が必要だ。10分間を1分に縮めるのも才覚が必要だが、10分間の話を10分間で話すのは単なる凡俗の徒である。これが本書を読んだ率直な感想だ。 どういう意味か。米国・ボストンの刑務所図書館で司書を務めた名門大学出身の青年の体験談、それが1分間の内容である。しかし、受刑者からブッキー(本好き)と呼ばれたこの司書が刑務所内で見たアメリカ社会の実像、受刑者たちの人生模様、そこに著者の人生をからませて感性豊かに、ある空間が描かれる。10分間に延ばした量と質が文学作品のレベルなのである。 著者には社会から切

              • 刑務所図書館 - Wikipedia

                刑務所図書館 刑務所図書館(けいむしょとしょかん、英:prison library)は、刑務所、拘置所、少年院、教護院等の矯正施設に設置される図書館である[1]。 また、矯正施設被収容者に対し、資料の提供を通じ、情報、教養、文化、娯楽を供するとともに、矯正施設の教育的設置趣旨に照らし、その教育、社会復帰の援助に資する図書館であるとされている[2]。 運営形態として、 刑事施設が完全に独立して運営する ボランティアが運営する 公共図書館の協力のもと運営する 場合の三種が挙げられる[3]。 日本における刑務所図書館[編集] 2014年現在の現行法である「刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律」では、 第一条(目的)  この法律は、刑事収容施設(刑事施設、留置施設及び海上保安留置施設をいう。)の適正な管理運営を図るとともに、被収容者、被留置者及び海上保安被留置者の人権を尊重しつつ、これらの

                  刑務所図書館 - Wikipedia
                • 英国図書館・情報専門家協会(CILIP)、初の刑務所図書館アワード授賞館を発表

                  2012年11月7日、英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)が、初めての刑務所図書館アワードの授賞館を発表しました。このアワードは、刑務所や青少年犯罪者収容所の図書館や図書館員の際立った功績を称えるために創設されたものです。第1回目の授賞館は、イングランド南東部のイーストサセックスにある地方刑務所HWP Lewesで、同刑務所にある図書館員のチームが、刑務所による再犯防止の取り組みに貢献し、また、囚人のリテラシースキルの向上や釈放後の生活準備のための機会提供を行ったことが審査員に高く評価されたとのことです。 Winner of the first ever Prison Library of the Year Award announced (CILIP 2012/11/7付けの記事) http://www.cilip.org.uk/news-media/Pages/news12110

                    英国図書館・情報専門家協会(CILIP)、初の刑務所図書館アワード授賞館を発表
                  1