タレント「叶姉妹」の姉、叶恭子さんが所有していたダイヤモンドの指輪などの金品を着服したとして、警視庁赤坂署が、横領の疑いで、恭子さんの実妹(46)を東京地検に書類送検していたことが9日、同署への取材で分かった。 書類送検容疑は平成19年1月中旬~下旬、港区内にある恭子さんが使用するマンションから、ダイヤモンドの指輪やドレス、高級家財道具など二百数十点(計約2億4600万円相当)を横領したとしている。 実妹は叶姉妹のマネジャーを務めていたが、金品を持ち出したまま姿を消したため、同署が同年2月に恭子さん側からの告訴を受理、捜査を進めていた。 同署によると、実妹は持ち出した金品を東京都内の倉庫に保管していたといい、「使っていいよといわれた」などと容疑を否認している。