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地層処分の検索結果1 - 27 件 / 27件

  • 地震大国・日本で核のゴミの地層処分は可能か、学者と電力業界の評価真っ二つ 【地震大国日本の今】電力業界と初の直接討論した専門家「かなり無理がある」 | JBpress (ジェイビープレス)

    1月1日、お正月気分の日本列島に衝撃が走った。石川県・能登半島を中心にマグニチュード7.6の大地震が発生し、志賀町では最大震度7を記録、3日夕方時点で石川県内だけで死者73名が確認されるなど各地で大きな被害を出した。 こうした直接的な人的被害のほかにも、大地震で心配されるのは原発の安全状況だ。 北陸電力・志賀原発では1号機、2号機(いずれも運転停止中)で変圧器の配管が破損し、絶縁・冷却用の油が漏れ出すなどの被害が出たが、外部への放射能の影響はなかったという。放射能漏れがなかったのは不幸中の幸いだが、能登半島地震発生の翌2日に臨時の会合を開いた政府の地震調査委員会は、「これまでに知られている活断層が動いたものではない」との見方を示している。このように巨大地震を引き起こす活断層の存在とメカニズムについては、われわれがまだまだ把握していないことが多い。 そうした中でも、原発から排出される高レベル

      地震大国・日本で核のゴミの地層処分は可能か、学者と電力業界の評価真っ二つ 【地震大国日本の今】電力業界と初の直接討論した専門家「かなり無理がある」 | JBpress (ジェイビープレス)
    • 【主張】地層処分事業 文献調査だけで止めるな 地下施設は原発活用に必須だ

      原子力発電で発生する高レベル放射性廃棄物(HLW)の地層処分に関し、今年は非常に大きな意味を持っている。 北海道の寿都町と神恵内村で約2年前から進められてきた「文献調査」から、次の「概要調査」に進むかどうかの判断が下される時期となるからだ。 HLWの最終処分は、原子力を利用してきた全ての国に共通する課題であり、地下深くの安定した岩盤中に埋設する地層処分を最適方法とすることも共通認識だ。 脱炭素社会とエネルギー安全保障の両立を目指す政府は、原子力発電を活用する方針に転じたが、その実現には、地層処分の地下施設建設が不可避の課題として待ち構える。 北海道の2町村の英断原発の使用済み燃料から有用な燃料物質を回収した後に廃液として残るのがHLWの成分だ。 HLWはガラス固化体に加工され、厚い鋼鉄製の容器に収納するなどして300メートルより深い岩盤中の地下トンネル内に埋設し、数万年間、人間の生活環境か

        【主張】地層処分事業 文献調査だけで止めるな 地下施設は原発活用に必須だ
      • 【主張】対馬市長の「反対」 地層処分地探しに痛手だ

        「核のごみ」の文献調査について国側に応募しない意向を表明し、記者会見する長崎県対馬市の比田勝尚喜市長=9月27日午後、市役所 原発の使用済み燃料に含まれる高レベル放射性廃棄物(HLW)の埋設適地を3段階の調査で探す最初の「文献調査」について長崎県対馬市の比田勝(ひたかつ)尚喜市長が受け入れ反対の判断を下した。 「議会の請願採択を重く受け止めながらも市民、対馬市の将来に向けて熟慮した結果」と述べた。 非常に残念な対応だ。対馬市の経済振興だけでなく、脱炭素と経済成長の両立を図る国の原子力活用計画に遅滞が生じる可能性も危惧される。 対馬市では16年前にも文献調査を求める声があり、このときは市議会で「反対」の議決となったが、今年9月の現市議会では10対8で文献調査の受け入れの請願が採択されていた。 文献調査導入の最終判断は市長に委ねられており、その判断が注目されていた。海峡の島・対馬市は、多くの自

          【主張】対馬市長の「反対」 地層処分地探しに痛手だ
        • 令和3年度研究開発・評価報告書 評価課題「地層処分技術に関する研究開発」(事後評価・事前評価)

          Assessment report of research and development activities in FY2021; Activity of "Research and Development on Geological Disposal of High-level Radioactive Waste" (Post- and pre-review report) 地層処分研究開発推進部 Geological Disposal Research and Development Department 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(以下、「原子力機構」という)は、「国の研究開発評価に関する大綱的指針」(平成28年12月21日内閣総理大臣決定)及び「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」(平成29年4月1日文部科学大臣決定)、並びに原子力機構の「研究開発課題評

          • 地下300mの世界|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-

            日本で一番深い地下鉄の駅は地下42.3m。 地下構造物はほとんどが地下数十m程度です。 普段の生活では足を踏み入れることのない 「地下300m」には、 どんな世界が広がっているのでしょうか。 数々の小説や映画に取り上げられ、 人々の好奇心を掻き立ててきた地下世界。 地表から数十kmの深さまで続く 「地殻」と呼ばれるところでは、 岩石と地下水で満たされ、地上の世界とは 隔絶された静謐な世界が広がっています。 ここには、太古の動植物が 化石として閉じ込められていたり、 水ですらも数万年以上地上に出ることなく、 地層に閉じ込められ続けているものがあります。 こうした水や海水は 「化石水」「化石海水」と呼ばれています。

              地下300mの世界|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-
            • 地下300mの世界part3_自然のタイムカプセル|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-

              1970年代、イタリアの採石場で直立姿勢のまま粘土に埋もれていた木の根と幹が発見されました。 木はノコギリで切れるほどの良い保存状態にありながら、その年代を測定すると、なんと約200万年以上も前のものであることが分かったのです。 採石場は、かつては沿岸湖の沼地でした。 そこには木が何本も生えていましたが、湖と近隣沿岸から粘土が堆積したことで、生木のまま埋まってしまったと考えられています。 地中では主に水と酸素によって物質が劣化しますが、粘土には“水を通しにくい”という性質があるため、 粘土に埋もれた生木は水に触れて劣化や化石化することなく、約200万年もの間、その状態を維持していたのです。 イタリアの採石場で偶然発見された約200万年前の木々は、人によって多くが切り倒されてしまいました。 地上は地下よりも風化などの自然現象や自然災害のほか、人間活動の影響も受けやすいため、物質を長期間保存す

                地下300mの世界part3_自然のタイムカプセル|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-
              • 核のごみ 変動帯日本に 地層処分の適地ない/地球科学専門家ら 計画中止求め声明/300人余賛同

                地球科学が専門の研究・技術・教育に携わる人たちが30日、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の地層処分計画の中止と、開かれた検討機関の設置を求める声明を発表しました。同日、声明を呼びかけた赤井純治・新潟大学名誉教授らが国会内で会見しました。賛同者は300人余になるといいます。声明は今後、関連学会、政府などに送付します。 核のごみの最終処分場の選定地をめぐっては、長崎県対馬市の市長が選定の第1段階である文献調査に応募しないと表明する一方、北海道寿都(すっつ)町と神恵内(かもえない)村で調査を受け入れ、調査報告書を待つ段階です。 赤井氏は、政府が地層処分と決めた経過をたどり「科学的議論にふたをして、地層処分ありきに進んだ。科学的議論に立ち返らなければ。趣旨に賛成の方をもっと広げたい」と述べました。 声明は、日本列島が地殻活動の活発な世界最大級の変動帯におかれていると指摘。「今後10万年間にわたる地

                  核のごみ 変動帯日本に 地層処分の適地ない/地球科学専門家ら 計画中止求め声明/300人余賛同
                • 核のごみ処分場 「地層処分 安全なのか」 NUMOがひたちなかで説明会:東京新聞 TOKYO Web

                  原発の使用済み核燃料に由来する高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の選定を進める原子力発電環境整備機構(NUMO=ニューモ)と経済産業省資源エネルギー庁は十四日夜、ひたちなか市のワークプラザ勝田で住民向け説明会を開いた。参加者からは、高レベル廃棄物を地中深くに半永久的に埋める「地層処分」の安全性を問いただす声が相次いだ。(長崎高大) 高レベル廃棄物は、使用済み核燃料を再処理してプルトニウムや燃え残りのウランを取り出した廃液を、ガラスと混ぜて固化処理したもの。人間が近づけば即死するほど放射能が高い。県内では、日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(東海村、廃止措置中)が八百八十本のガラス固化体を製造する計画で、これまでに三百二十九本分を固化処理済みだ。 国は二〇一七年七月、最終処分地としての適性の有無を色分けして示した「科学的特性マップ」を公表。県内では、活断層やガス田があるとされる

                    核のごみ処分場 「地層処分 安全なのか」 NUMOがひたちなかで説明会:東京新聞 TOKYO Web
                  • 地層処分以外の処分方法はないのですか? | よくあるご質問|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-

                    私たちの生活環境から隔離するためのさまざまな方法が、国際機関や世界各国で検討されてきました。 海洋投棄と氷床処分については国際条約※で不可能となり、宇宙処分は発射時の信頼性やコスト面等から現実的ではないと判断されました。 また、地上施設で貯蔵管理する方式の場合、数万年以上の長期間にわたり地上施設を維持・管理していく必要があり、さらに、地震、津波等の自然現象による影響や、戦争、テロ等といった人間の行為の影響を受けるリスクがあります。 長期にわたり、このようなリスクを念頭に管理を継続する必要のある地上管理は、現実的ではなく、望ましい対策ではないというのが国際的に共通した認識です。 地層処分は、元来、地層が持っている特徴(地下深部では酸素が極めて少ないため物質が変質しにくいこと、物質の移動が非常に遅いこと等)により放射性物質を閉じ込めることができ、また、地下深部を利用することで人間の生活環境から

                      地層処分以外の処分方法はないのですか? | よくあるご質問|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-
                    • 地質学者ら指摘「日本には適地ない」、放射性廃棄物「地層処分」の重大リスク 【地震大国日本の今】「結論ありき」で科学を軽視、これでいいのか原子力政策 | JBpress (ジェイビープレス)

                      (科学ジャーナリスト:添田 孝史) 半世紀も先送りされてきた高レベル放射性廃棄物の処分問題 日本が原子力発電を本格的に使い始めてから半世紀以上たちました。たまり続けてきた高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)をどう始末するのか、先送りしてきた課題がつきつけられています。 国内で初めて核のゴミの地層処分の調査が進められている北海道寿都(すっつ)町と神恵内(かもえない)村で、調査の第一段階の結果が近く報告されそうです。 そんな中で、日本地質学会の会長経験者を含む研究者、教員、技術者ら約300人が10月30日に声明を出しました*1。世界最大級の変動帯である日本に地層処分の適地は無い、もっと専門家の意見を聞いて抜本的に政策を見直すべきだという内容です。 呼び掛け人の一人、赤井純治・新潟大名誉教授にインタビューしました。 *1 「核ゴミ」の地層処分に関する声明全文 日本の地質、フィンランドなどとは大違い

                        地質学者ら指摘「日本には適地ない」、放射性廃棄物「地層処分」の重大リスク 【地震大国日本の今】「結論ありき」で科学を軽視、これでいいのか原子力政策 | JBpress (ジェイビープレス)
                      • 「高レベル放射性廃棄物」地層処分の安全性「ハザードとリスクは別物」専門家が解説(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース

                        政策アナリストの石川和男が9月21日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送Podcast番組「石川和男のポリシーリテラシー」に出演。原子力発電に伴って発生する「高レベル放射性廃棄物」の最終処分の安全性について専門家と議論した。 原子力発電所で使い終わった燃料の約95%はリサイクルして再利用が可能だが、残り約5%は「高レベル放射性廃棄物」として最終処分される。液体状の廃棄物は、融かしたガラスと混ぜて固めた「ガラス固化体」にして、厚い金属と粘土でバリアをして地表から300メートル以上深い安定した地層(岩盤)に埋められる。現在、日本ではこの「地層処分」を安全に行うことができる場所を探している。 番組にゲスト出演した東海大学工学部応用化学科教授の若杉圭一郎氏によると、「高レベル放射性廃棄物」の処分方法は世界で原発が稼働し始める前の1960年代から議論が始まっていたという。宇宙にロケット等で打ち

                          「高レベル放射性廃棄物」地層処分の安全性「ハザードとリスクは別物」専門家が解説(ニッポン放送) - Yahoo!ニュース
                        • 平成30年度研究開発・評価報告書 評価課題「地層処分技術に関する研究開発」(中間評価)

                          Evaluation report of research and development on "Geological Disposal of High-level Radioactive Waste" (Interim report) 地層処分研究開発推進部 Geological Disposal Research and Development Department 日本原子力研究開発機構は、「国の研究開発評価に関する大綱的指針」及び「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」並びに原子力機構の「研究開発課題評価実施規程」等に基づき、平成30年11月8日に「地層処分技術に関する研究開発」に係る中間評価を地層処分研究開発・評価委員会に諮問した。これを受けて、地層処分研究開発・評価委員会は、「国の研究開発評価に関する大綱的指針」等に則り事前に定めた評価手法に従い、第3期中長期計画期

                          • 【主張】「地層処分元年」 原子力発電を持続可能に 脱炭素社会構築に至る道だ

                            わが国の実質的な「地層処分元年」として令和3年が明けた。 原子力発電で生じる高レベル放射性廃棄物(核のごみ)はガラス固化体に加工され、最終処分法に従い地下深い岩体中の坑道に埋設されることになっている。 その地点を選ぶプロセスの第1段階である「文献調査」が北海道寿都町と神恵内村で1月から本格的に始動する。両町村の地質情報を確認する文献調査の受け入れは昨秋に決まっていたが、約2年間にわたる実務の本格的な展開は今月からだ。国民全体で地層処分事業の大切さの理解を深めたい。 ≪文献調査地をより多く≫ 文献調査の範囲は土地の隆起や浸食、噴火、地震と活断層、鉱物資源などの分野にわたる。 地層処分事業を進める原子力発電環境整備機構(NUMO)は、既存の論文や報告書といった文献類から得られる地質データを基に寿都町と神恵内村内の土地の中から第2段階の「概要調査」に進める可能性を備えた数キロ四方の領域を探す。

                              【主張】「地層処分元年」 原子力発電を持続可能に 脱炭素社会構築に至る道だ
                            • 高レベル放射性廃棄物の最終処分に関する対話型全国説明会|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-

                              ※申込受付は会場スペースなどを踏まえ先着順とさせていただき、締切を早める場合があります。ホームページからの申込締切は開催日の2営業日前17時です。それ以降に申込みをご希望される場合は、お電話またはFAXにてお問い合わせください。 ※きめ細かくお答えするため、ご質問等はすべてグループ質疑でお伺いいたします。 ※会場内での録音・撮影(動画、静止画いずれも)および持参されたビラや資料などの配布はご遠慮いただきます(報道関係者を除く)。 ※説明会の模様は、全て報道機関に公開します。参加者の方の写真・映像が報道される可能性があります。 ※天候不良などの諸事情により、開催日程を変更する場合があります。 ※本説明会は、「謝金提供またはそれに類する便益供与等による参加者募集」および「一般的な周知を超える参加要請」を行わない旨を徹底のうえ開催しております。 ※頂戴した個人情報は、本会の運営および今後NUMO

                                高レベル放射性廃棄物の最終処分に関する対話型全国説明会|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-
                              • 高レベル放射性廃棄物の最終処分に関する対話型全国説明会|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-

                                ※申込受付は会場スペースなどを踏まえ先着順とさせていただき、締切を早める場合があります。ホームページからの申込締切は開催日の2営業日前17時です。それ以降に申込みをご希望される場合は、お電話またはFAXにてお問い合わせください。 ※きめ細かくお答えするため、ご質問等はすべてグループ質疑でお伺いいたします。 ※会場内での録音・撮影(動画、静止画いずれも)および持参されたビラや資料などの配布はご遠慮いただきます(報道関係者を除く)。 ※説明会の模様は、全て報道機関に公開します。参加者の方の写真・映像が報道される可能性があります。 ※天候不良などの諸事情により、開催日程を変更する場合があります。 ※本説明会は、「謝金提供またはそれに類する便益供与等による参加者募集」および「一般的な周知を超える参加要請」を行わない旨を徹底のうえ開催しております。 ※頂戴した個人情報は、本会の運営および今後NUMO

                                  高レベル放射性廃棄物の最終処分に関する対話型全国説明会|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-
                                • クローズアップ:オンカロ 核のごみ、処方箋なるか 地層処分10万年 フィンランド20年代初頭にも稼働開始 | 毎日新聞

                                  原発を稼働すると生じる高レベル放射性廃棄物(核のごみ)をどう処分するか。日本を含めた原子力利用国が処分する場所の選定に難航するなか、フィンランドでは建設中の最終処分場「オンカロ」が2020年代初めにも稼働する。地下400メートル超に廃棄物を埋設し、10万年にわたって保管する試みだ。バルト海に浮かぶオルキルオト島にできた核のごみ捨て場に潜った。

                                    クローズアップ:オンカロ 核のごみ、処方箋なるか 地層処分10万年 フィンランド20年代初頭にも稼働開始 | 毎日新聞
                                  • 高レベル放射性廃液ガラス固化体の表面積の増加に関する調査及び評価; 地層処分性能評価のための割れによる表面積増加比及びその根拠等

                                    高レベル放射性廃液ガラス固化体の表面積の増加に関する調査及び評価; 地層処分性能評価のための割れによる表面積増加比及びその根拠等 Review and evaluation on the surface area of vitrified products of high-level waste; Surface area increase factors due to fracturing and their bases for the performance assessment of geological disposal 五十嵐 寛 Igarashi, Hiroshi 本調査報告では、公開情報を対象に我が国の地層処分研究開発第2次取りまとめ(H12レポート)以降の諸外国の包括的性能評価報告書を中心として、ソースタームとしての核種溶出モデルにおけるガラス固化体の割れによる表面積増加比

                                    • 海外で処分してもらえないのですか? | よくあるご質問|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-

                                      日本で発生した放射性廃棄物は、日本国内で処分するということが、原子力先進国としての責務であると考えています。 なお、日本も締結している国際条約「使用済燃料管理及び放射性廃棄物管理の安全に関する条約」でも、原則発生した国で処分されるべき旨が規定されています。 <関連リンク> ・海外の進展状況はどうなっていますか?

                                        海外で処分してもらえないのですか? | よくあるご質問|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-
                                      • 東京湾に地層処分場の入り口を作りませんか - 半谷輝己|論座アーカイブ

                                        東京湾に地層処分場の入り口を作りませんか 核のゴミ(地層処分)、本気で考えなきゃダメじゃね? 半谷輝己 地域メディエータ 東京湾のお台場沖の埋め立て地を視察した。かつての東京都民のゴミで作られた夢の島の、さらに沖に作られた埋立地である。そこに広がる風景は、私がどこかで観た風景そのものがあった。 核のゴミの処分地として、東京都は立候補するべきだ それは日本の原子力発電所で使用され終わった使用済み核燃料を集め、その中から核燃料のウランとプルトニウムを取り出す再処理工場がある青森県上北郡六ヶ所村の風景そのものだったのだ。 「東京都における高レベル放射性廃棄物処分地の候補はここしかない。六ヶ所村は良くてお台場沖がダメだと言うのはおかしな話だ。この風景こそ、それを証明している」 自分たちが使った電気の副産物である核のゴミを自分たちの所で処分するのは当たり前のことじゃないのか。東京湾に原子力発電所を作

                                          東京湾に地層処分場の入り口を作りませんか - 半谷輝己|論座アーカイブ
                                        • 地層処分の生活圏評価手法検討のためのモデル集水域の作成

                                          Model catchments for testing biosphere assessment models of geological disposal 山口 正秋 ; 鈴木 祐二*; 樺沢 さつき ; 加藤 智子 Yamaguchi, Masaaki; Suzuki, Yuji*; Kabasawa, Satsuki; Kato, Tomoko 高レベル放射性廃棄物地層処分の生活圏評価において、地形や水系、土地利用等の具体的な表層環境条件を考慮できる評価手法の検討に資することを目的として、モデル集水域を作成した。ここでは、地形の特徴の異なる3種類のモデル集水域(Type13、流域面積:約730770km)を作成した。Type13の各モデル集水域は、既存のツール(地形・処分場深度変遷解析ツール)を用いて作成した集水域の地形データ(標高、陰影)と、地形データから作成した土地被覆データ(

                                          • 「地層処分って?」| NUMO - ニューモ - 原子力発電環境整備機構

                                            Copyright© Nuclear Waste Management Organization of Japan, All Rights Reserved.

                                              「地層処分って?」| NUMO - ニューモ - 原子力発電環境整備機構
                                            • TRU廃棄物地層処分の性能評価のためのバリア材への核種の収着データの取得

                                              Data acquisition for radionuclide sorption on barrier materials for performance assessment of geological disposal of TRU wastes 舘 幸男  ; 陶山 忠宏*; 三原 守弘 Tachi, Yukio; Suyama, Tadahiro*; Mihara, Morihiro TRU廃棄物や高レベル放射性廃棄物の地層処分を対象とした性能評価において、人工バリアであるセメントやベントナイト、天然バリアである岩石中での核種の収着現象は、核種の移行遅延を支配する重要な現象の一つである。収着の程度は一般的に収着分配係数(K)によって表され、バリア材や環境条件に応じて大きく変動するため、それぞれの条件でのKデータを取得し、性能評価解析では関連する不確実性も考慮して収着パラメータ値

                                              • 北海道・神恵内村「高レベル放射性廃棄物の地層処分に関するシンポジウム」 参加報告 | 原子力資料情報室(CNIC)

                                                『原子力資料情報室通信』第577号(2022/7/1)より 2020年11月に北海道の寿都町と神恵内村で、高レベル放射性廃棄物処分場選定手続きの一環として、文献調査が開始されて以来、1年半以上が経過した。その間、両自治体では、処分場選定を担当するNUMO(原子力発電環境整備機構)が「対話の場」を設け、地域住民とのコミュニケーションを図ってきた。NUMOは、対話の場を地層処分推進のための合意形成の場ではないと形式的には説明するものの、実質的にはNUMOが主導的に地層処分の理解促進活動を展開してきた。地域住民や市民社会からは、対話の場が住民への懐柔策としてしか機能していないという批判も上がっていた1)。 今まで神恵内村では8回、対話の場が開催されてきたが、その間、対話の場の運営委員会および村民からNUMOとは違う意見、反対の意見も聞いてみたいという声が上がっていた。そこでNUMOは5月29日に

                                                  北海道・神恵内村「高レベル放射性廃棄物の地層処分に関するシンポジウム」 参加報告 | 原子力資料情報室(CNIC)
                                                • 埋め戻し面からの沈下を確認 瑞浪・放射性廃棄物の地層処分研究地跡:中日新聞Web

                                                  日本原子力研究開発機構東濃地科学センター(土岐市)は20日、瑞浪市明世町の瑞浪用地の坑道で、埋め戻し面からの沈下を確認したと発表した。けが人はなく、周辺地盤への影響など安全面にも問題はないという。 用地は、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術を研究してきた瑞浪超深地層研究所の跡地。研究の中で深度約500メートルの直径の異なる2本の立て坑を掘り、地下空間の状態把握などを行ってきた。昨年1月に坑道を埋め戻した後も土壌や水質の調査を継続している。...

                                                    埋め戻し面からの沈下を確認 瑞浪・放射性廃棄物の地層処分研究地跡:中日新聞Web
                                                  • 地層処分の背景知識〜「高レベル放射性廃棄物の地層処分は安全か危険かどっちなんですか?先生の口から言ってください」について

                                                    MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno 地層処分の問題は、私が最初に話を聞いたのは、2007年くらいのこと。その段階で、ガラス固化が2千数百本、すでに出来ている。当時の原発54基がそのまま運転継続すると、最終的にはガラス固化体は4万本になる。当時、つまり今も、当時の2万5千本はまだ残っている。つまり約10%程度しか、処理してない。 2020-10-22 23:52:34 MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno 2)地層処分がどういうものか、その段階ではよく知らなかった。それで、これは知らないといけないと思って、友人らを誘い、岐阜県瑞浪市にある深層地下実験施設を見学した。最初にレクチャーがあり、予備知識を得た後、地下まで見学にいくというコースだ。地下に行くと、水がざぁざぁ流れていた。 2020-10-22 23:59:05 MIZUNO Yos

                                                      地層処分の背景知識〜「高レベル放射性廃棄物の地層処分は安全か危険かどっちなんですか?先生の口から言ってください」について
                                                    • 放射性廃棄物の地層処分候補地を決定(スイス) | 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報

                                                      スイス連邦環境・運輸・エネルギー・通信省エネルギー局は2022年9月12日、放射性廃棄物管理共同組合(NAGRA)が放射性廃棄物の最終処分候補地を、スイス北部のノルドリッヒ・レーゲルン地方に決定したと発表した(プレスリリース参照(フランス語))。NAGRAは同日のプレスリリース(111KB)と記者会見で、科学的基準と数十年にわたる研究に基づいた選定理由と立地案を説明している。ノルドリッヒ・レーゲルン地方の最終処分候補地で、国内で稼働中の5基の原子力発電所から発生する放射性廃棄物を全て安全に地層処分(注1)できるとした。 本稿では、スイスの放射性廃棄物の最終処分候補地がノルドリッヒ・レーゲルン地方に選ばれた経緯と、地層処分施設の選定から今後の運用、閉鎖までについて解説する。 NAGRAの役割と放射性廃棄物処分に関するスイスの法律 NAGRAは、スイス国内の原子力発電所や中間貯蔵施設の所有者(

                                                        放射性廃棄物の地層処分候補地を決定(スイス) | 地域・分析レポート - 海外ビジネス情報
                                                      • 地下300mの世界|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-

                                                        日本で一番深い地下鉄の駅は地下42.3m。 地下構造物はほとんどが地下数十m程度です。 普段の生活では足を踏み入れることのない 「地下300m」には、 どんな世界が広がっているのでしょうか。 数々の小説や映画に取り上げられ、 人々の好奇心を掻き立ててきた地下世界。 地表から数十kmの深さまで続く 「地殻」と呼ばれるところでは、 岩石と地下水で満たされ、地上の世界とは 隔絶された静謐な世界が広がっています。 ここには、太古の動植物が 化石として閉じ込められていたり、 水ですらも数万年以上地上に出ることなく、 地層に閉じ込められ続けているものがあります。 こうした水や海水は 「化石水」「化石海水」と呼ばれています。

                                                          地下300mの世界|NUMO(ニューモ)原子力発電環境整備機構 -地層処分の実現に向けて-
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