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2022年度の高1から新課程になり地理歴史科は総合科目と探究科目に分化した。それまでは世界史A/B、日本史A/B、地理A/Bのうち世界史が共通必修であり、選択必修として日本史か地理かを選ぶという形式であった。2022年度の高1からは歴史総合・地理総合が共通必修となり、探究系統は選択科目となったのである。2024年度は総合科目3年目、探究科目2年目を迎える。 探究系統は選択であるため学校ごとの履修方法に違いが見られるので一概には言えないが、教科書の採択数からある程度は推測できる。日本史を選択する場合が一番多く、次いで世界史、地理の順番となっている。日本史探究・世界史探究は歴史学的見地・史資料の取り扱い・歴史的思考力がどの程度国立二次や私大に反映されるかで、今後の授業実践が大きく変わってくると言えよう。また地理についてはそもそも論として以下の様な問題があった。旧課程の地理はセンター地理・国立二
2022年から高校の必履修科目に地理総合が加わった。大阪大学の佐藤廉也教授は「地理はかつて暗記科目として嫌われていたが、地理総合は論理的思考力を問うものになっている。自然環境を含めた現代世界の成り立ちを総合的に学ぶ唯一の科目といっていい」という――。 なぜ50年ぶりに地理が必履修科目に復活したか 2022年4月から、およそ50年ぶりに高校で地理の必履修科目が復活しました。必履修化された地理総合では、地図とGIS(地理情報システム)、生活文化の多様性、地球的課題と国際協力、防災といった項目が大きな柱となっています。 なぜ今、地理の必履修化なのでしょうか。私は、グローバルな現代世界がどのように結びつき、成り立っているのかを理解すること、それによって私たちが現在立っている位置を知ることの必要性が強く認識されるようになった結果だと思っています。自然環境も含めた現代世界の成り立ちを総合的に学ぶ科目は
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