「1日中勉強を頑張っていたのに、総まとめテストの点数が悪かった」 「何度もテキストを読み返しているのに、問題集を開いたらわからない問題だらけ」 効率が悪い勉強法を続けた結果、こうした状況に陥ってしまっている人はいませんか? 脳は24時間ずっと同じコンディションを保てるわけではなく、「1日のなかでも特にさえている時間帯」があります。脳がさえている時間帯に勉強すれば、新しい単元をスムーズに覚えられ、応用問題もスラスラと解けるようになるので、効率的に成績を上げられますよ。では、「脳の覚醒リズム」を意識して勉強するための具体的な方法をご紹介しましょう。 脳の覚醒が訪れるのはいつ? 世界記憶力グランドマスターの称号をもつ池田義博氏によると、脳が特にさえている時間帯は、朝と夕方だそうです。これは生存本能によるもので、生きていくうえで最も重要な狩りに出る時間帯が朝と夕方であった名残だと池田氏は説きます。