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存在論の検索結果1 - 14 件 / 14件

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存在論に関するエントリは14件あります。 哲学雑記認知科学 などが関連タグです。 人気エントリには 『宮台真司の『TENET テネット』評(前編):『メメント』と同じく「存在論的転回」の系譜上にある』などがあります。
  • 宮台真司の『TENET テネット』評(前編):『メメント』と同じく「存在論的転回」の系譜上にある

    リアルサウンド映画部にて連載中の社会学者・宮台真司による映画批評。今回は10月17日放送のミュージシャン・ダースレイダーとのライブ配信企画「100分de宮台」特別編の一部を対談形式にて掲載する。“時間の逆行”が大きなテーマとなっている現在公開中の映画『TENET テネット』から「記憶と記録の構造」を読み解く。宮台は、その複雑な設定が話題を呼ぶ『TENET テネット』の決定論的構造から生まれる倫理の問題を指摘。クリストファー・ノーラン監督が本作に込めたある問い、そして監督独自の作家性が浮かび上がってきた。 クリストファー・ノーラン監督が下した「究極の決断」 ダースレイダー(以下、ダース):今回はクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』(以下、『TENET』)をメインに、「時間」や「記憶と記録の構造」というテーマでお送りします。 宮台真司(以下、宮台):SFに限らず従来の映画の中

      宮台真司の『TENET テネット』評(前編):『メメント』と同じく「存在論的転回」の系譜上にある
    • デザインを「存在論的」に捉えるとは - Kamihira_log at 10636

      最近、デザインと人類学の両側から構成されているような「デザイン人類学」の議論が海外の研究界隈で活発に起こっている。近年起こった人類学の存在論的転回の潮流の影響だと僕は解釈しているが、なかでも重要なポイントとなるのが、この「存在論」という言葉だ。ごく簡単に言えば、具体的な「モノのあり方」や「実行のされかた」それ自体を通して考えていこうとするものである。 そしてこの観点を取り入れることによって、我々がよく知っているデザインもまた再定義されようとしている。それが非常にエキサイティングなのだが、つかめるようでなんだかつかみきれず、捉えることがなかなか難しいので、僕自身、人に説明しながら勉強中である。研究室の学生たちを交えながら、ファッション(昨年度)や、メイク(本年度)というテーマを存在論的な観点から解釈してみたりしている。 僕も勉強中のテーマながら、いつのまにか人前で話す機会をもらうようになって

        デザインを「存在論的」に捉えるとは - Kamihira_log at 10636
      • VTuberアバター存在論 2021――VTuberのあらゆる形・姿|古月

        バーチャルリアリティのバーチャルが仮想とか虚構あるいは擬似と訳されているようであるが,これらは明らかに誤りである.バーチャル (virtual) とは,The American Heritage Dictionary によれば,「Existing in essence or effect though not in actual fact or form」と定義されている.つまり,「みかけや形は原物そのものではないが,本質的あるいは効果としては現実であり原物であること」であり,これはそのままバーチャルリアリティの定義を与える. バーチャルの反意語は,ノミナル(nominal)すなわち「名目上の」という言葉であって,バーチャルは決して リアル(real)と対をなす言葉ではない.虚は imaginaryに対応し虚数 (imaginary number) などの訳に適している.因みに,虚像はvi

          VTuberアバター存在論 2021――VTuberのあらゆる形・姿|古月
        • 地政学は現実主義か――存在論的安全保障で考える/渡辺敦子 - SYNODOS

          はじめに 地政学ブームが続いている。今年発売されたものだけでも出口治明・立命館アジア大学長の『教養としての地政学入門』(日経B P)、船橋洋一監修の『こども地政学』(バウンド)など、「地政学」をタイトルに掲げた本の勢いはここ数年、止まるところを知らない。変化の激しい現代においてこの5年ほどの間に、「地政学」と言う言葉は、出版・言論界で例外的に不動の地位を築いたようにさえ見える。 だが、地政学とは何なのか。近年刊行されたビジネス書などによると、地政学は、世界の動きを正確に把握するために不可欠である。【注1】それは世界の「見え方」であり、「勝利の方程式」であり、知れば知るほど面白い、現代人必携の知識であるらしい。しかしこれらの本に登場するのは、ナチスドイツと繋がりがあったと言われるカール・ハウスホーファー(1869-1946)、英国帝国主義の理論家ハルフォード・マッキンダー(1861-1947

            地政学は現実主義か――存在論的安全保障で考える/渡辺敦子 - SYNODOS
          • 21/9/5 白上フブキは存在し、かつ、狐であるのか:Vtuberの存在論と意味論 - LWのサイゼリヤ

            前置き これはもともとVtuber批評同人誌への寄稿を依頼されて書いたのですが、ちょうど書き上げたあたりで主催者と連絡が取れなくなって死蔵されていた文章です。音信不通から半年経ったので「まあもういいか」ということでブログにそのまま掲載します。 4万字以上あってクソ長いですが、要するに「Vtuberから演者を取り払って自律した美少女キャラクターとして見る可能性」について分析哲学の知見を援用して延々と語っています。僕はVtuberの演者にはほとんど興味が無くてVtuber批評で主流(?)の「ペルソナ」「魂とガワ」「ロールプレイ」みたいな演者を前提としたジャーゴンにあまりノれず、むしろそういうものを完全にオミットしたキャラクター論を立てたかったというモチベーションがあります。 内容はそこそこ哲学的ですが知らない人でも読めるように結構丁寧に解説を書いているので普通に読めると思います。白上フブキにつ

              21/9/5 白上フブキは存在し、かつ、狐であるのか:Vtuberの存在論と意味論 - LWのサイゼリヤ
            • アリストテレスの哲学①存在論と世界観~観察し、整理して、考える~ - Shiras Civics

              「アテネの学堂」という絵画をご存じでしょうか。 イタリアの天才画家ラファエロによる大作で、有名な古代ギリシャの哲学者が描かれています。 その中央で議論している二人がプラトンとアリストテレスです。 指を天に向けているプラトンの姿はその理想主義的な哲学を表しており、一方で手のひらで地を押さえているアリストレスの姿は、その現実主義的な哲学を暗示しています。 今回はアリストテレスの現実主義的な哲学をご紹介します。 前回までにプラトンの理想主義的な哲学をご紹介しましたので、よければこちらもご覧ください。 「アテネの学堂」には、古代ギリシャの哲学オールスターがそろっていて、各人の哲学がその姿によく表現されています。 アリストテレスって誰? 現実にある「本質」をみつけよう~形相と質料~ 全ては完全体に向かっている~目的論的自然観~ アテネの学堂はこれ。 中央左がプラトン、右がアリストテレス。けんかしない

                アリストテレスの哲学①存在論と世界観~観察し、整理して、考える~ - Shiras Civics
              • 【書評】ひきこもりの歴史になるべきだった本 芹沢俊介著『「存在論的ひきこもり」論』を記憶する - ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

                雲母書房が潰れた。 雲母(きらら)書房という珍しい名前の出版社が、しばらく前になくなってしまった。 今どき出版社が潰れるなんて珍しくもないが、ここがなくなるのはいけない。 評論家の芹沢俊介さんという方の本を多数出していたところなのだ。 『引きこもるという情熱』、『引きこもり狩り』などの本を出していた。 これらは、私が自分自身の「ひきこもり」を考えるうえで、かけがえのない本だった。 中でも、『「存在論的ひきこもり」論』(2010年)が特別だ。 私の「ひきこもり」のイメージを一新した本で、人生の深くに影響している。 版元が潰れたということは、もうこの本が書店で手に入らなくなるということだ。 しかも今『「存在論的ひきこもり」論』を買おうとすると、古本で6000円もしている。 電子版も出ていない。これでは忘れられてしまう。 これはいけない。 今回は、失われつつある一冊『「存在論的ひきこもり」論』を

                  【書評】ひきこもりの歴史になるべきだった本 芹沢俊介著『「存在論的ひきこもり」論』を記憶する - ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-
                • Make: Japan | ものをつくらないものづくり #3 — 「ものにつくられるものづくり」という存在論的デザイン

                  2020.09.02 ものをつくらないものづくり #3 — 「ものにつくられるものづくり」という存在論的デザイン Text by editor 本記事は、久保田晃弘さん(多摩美術大学情報デザイン学科 教授)に寄稿していただきました。 1997年に出版された『文化としての20世紀』(東京大学出版会)に「ものにつくられるものづくり」という文章を書いた(『遙かなる他者のためのデザイン』に改訂版を再録)。これは東京大学が行っている公開講座の公講演を1年分まとめて収録したもので、この年のテーマは、もうあと数年で終わろうとしている20世紀の文化を、文学、映画、哲学、科学、教育などのさまざまな視点から考える、というものだった。 このテキストで書きたかったのは、私たち人間がもの(人工物)をつくることは、同時に私たち自身が(自分たちがつくった)ものによってつくられている、ということである。こうした考え方のこ

                    Make: Japan | ものをつくらないものづくり #3 — 「ものにつくられるものづくり」という存在論的デザイン
                  • 倉田剛「社会存在論の「統一理論」について」「いかにして社会種の実在性は擁護されうるのか」 - logical cypher scape2

                    倉田剛による下記の2つの論文が、グァラに触れているので、フランチェスコ・グアラ『制度とは何か』(瀧澤 弘和 監訳・水野 孝之 訳) - logical cypher scape2を読んだついでに、これらの論文も読んでみた 倉田剛「社会存在論の「統一理論」について」 https://www2.itc.kansai-u.ac.jp/~t980020/Husserl/Vol_17_2019/03_kurata.pdf 第1節から第6節までは、グァラ本の紹介 基本的には、グァラ本の意義を評価している その上で、第7節にグァラ説への疑問点が挙げられている 7「統一理論」の問題点 7.1「同一説」への疑問 グァラ:サールの構成的ルールにおけるY項を消去可能であると述べた上で、椅子と椅子を構成する原子集団を二重に数え上げる誤謬と同じ誤謬であると批判(第5章「構成」) 倉田(1):二重の数え上げを誤謬とす

                      倉田剛「社会存在論の「統一理論」について」「いかにして社会種の実在性は擁護されうるのか」 - logical cypher scape2
                    • 『存在論的郵便的』についていまさら考える――東浩紀と確率と確率論 - voleurknknの日記

                      『統計の歴史』(オリヴィエ・レイ)という本を読んでいて、昔から漫然と考えていたことがクリアになった気がするので、唐突に東浩紀について、確率論と統計学という観点から書いてみます。 東浩紀の『存在論的郵便的』という本の貢献の核心は、(意味の)決定不可能性という現代思想的テーマに対して、「意味は決定できない」という否定的な回答の形式を、「どのように読まれるかは決定できないが、しかし何らかの形でいつか誰かに届く」という肯定的な回答の形式に組み替えた、という点にあると理解しています。そのうえで、その肯定性を表現する具体的なイメージとして郵便の比喩を召喚し、「誤配」という使い勝手のいい概念を提示した。で、そのイメージのしやすさと使い勝手の良さによって、広い影響力を獲得した。つまり、「誤配」という概念が、「意味は決定できない」と立ち止まって終わるのではなく、いろんな場面で使えてものごとを説明でき、また自

                        『存在論的郵便的』についていまさら考える――東浩紀と確率と確率論 - voleurknknの日記
                      • 25年後の『存在論的、郵便的』から『訂正可能性の哲学』へ──東浩紀氏とのディスカッション

                        脱構築研究会シンポジウム 25年後の『存在論的、郵便的』から『訂正可能性の哲学』へ──東浩紀氏とのディスカッション 日時:2023年9月2日(土)14:00–19:00 若手セッション 14:00–16:00 14:00–15:00 個別発表(1人15分程度) 小川歩人(大阪大学)、吉松覚(帝京大学)、大畑浩志(大阪公立大学)、森脇透青(京都大学) 15:00–16:00 東氏とのパネルディスカッション 15分休憩 メインセッション 16:15–18:15 16:15–18:15 個別発表(1人15分程度) 宮﨑裕助(専修大学)、佐藤嘉幸(筑波大学)、清水知子(東京藝術大学)、檜垣立哉(専修大学) 17:15–18:15 東氏とのパネルディスカッション ディスカッション 18:15–19:00 会場からの質疑応答を含めた全体討議

                          25年後の『存在論的、郵便的』から『訂正可能性の哲学』へ──東浩紀氏とのディスカッション
                        • オブジェクト指向プログラミングと存在論(オントロジー)の関係、そしてオブジェクト指向存在論の謎 - 曇りなき眼で見定めブログ

                          Javaの勉強をしております。 Javaはオブジェクト指向言語である。オブジェクト指向プログラミング(Object-Oriented Programming)はいま多くの開発現場で使われている主流のプログラミングスタイルだと思われるが、これは哲学的にも興味深いのではなかろうか。私は最近分析哲学の存在論の勉強もしているのだが、オブジェクト指向は哲学の存在論と親和性が高そうである。 というのは両者に触れたことのある人ならば普通に「まあそうかもね」となるんじゃないかと思う。実際コンピュータ科学でもオントロジー工学という分野があって、分析哲学の存在論と似たような手法でモノを分類して情報処理モデルを作るのであるが、これとオブジェクト指向はいろいろな要素を共有している。今回はオブジェクト指向プログラミングと哲学的存在論とオントロジー工学の関係を調べたり考えたりしたので書きたい。 そして! ややこしいこ

                            オブジェクト指向プログラミングと存在論(オントロジー)の関係、そしてオブジェクト指向存在論の謎 - 曇りなき眼で見定めブログ
                          • 文化人類学がおもしろい -存在論的転回と”関係論的"存在論|way_finding

                            ※本noteは有料に設定しておりますが、無料で最後まで読めます。 この数年、人類学(文化人類学)が盛り上がっている。 読んでおもしろい本が続々と発表されているのである。 この「おもしろさ」の肝は人類学の「存在論的転回」にある、と個人的には思っている。そこでは物事を考える時の基本的な「議論の組み立て方」がぐるりと「転回」する。 例えば「ある」と「ない」、あるいは「はじめからあるもの」と「あとからついてくるもの」。そういう二者の関係が、前者が後者の位置へ、後者が前者の位置へ、入れ替わるのである。そうなると物事を記述する言葉の配列の仕方もまた組み変わっていく。 存在論的転回とはでは、人類学の存在論的転回とはどういうことか。奥野克巳氏、石倉敏明氏の編集による『Lexicon 現代人類学』20ページに収められた大村敬一氏の説明を参照してみよう。

                              文化人類学がおもしろい -存在論的転回と”関係論的"存在論|way_finding
                            • Amazon.co.jp: 日常世界を哲学する 存在論からのアプローチ (光文社新書): 倉田剛: 本

                                Amazon.co.jp: 日常世界を哲学する 存在論からのアプローチ (光文社新書): 倉田剛: 本
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