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  • ニセ鳩山由紀夫ツイッター(twitter)事件について速報まとめ[絵文録ことのは]2009/12/25

    12月25日午後、自称「鳩山由紀夫」現在地「官邸」を名乗るニセアカウント(@nihonwokaeyou)がツイッターに作られ、しばらく騒ぎになったものの、約2時間後に偽物であることが証明された。デマが広がるのも早いが、鎮火も早いというツイッターの特徴が浮かび上がった。 しかし、25日17時現在もこのニセ鳩山はニセ投稿を継続している。この事件について、時系列的にまとめておきたい(大きな変化があれば随時追記)。 ニセ鳩山ツイートに関する時系列 前夜 12月24日夜、鳩山首相がツイッターを利用する意向だというニュースが流れた。これが、「もしかしたら本物?」という疑惑を生み出す背景となったと思われる。 時事ドットコム:鳩山首相、ツイッター利用に意欲 政府は24日、インターネットを通じた政府の新たな情報発信の在り方を検討する「国民と政治の距離を近づけるための民間ワーキンググループ」の初会合を首相官邸

    • ウエストランド井口と作家飯塚が語る「2023年10月のお笑い」 | 今月のお笑い 18本目

      井口はラッパー「RGあるあるライブ」飯塚 「RGがあるある歌い続けウエストランドがあるなしクイズし続ける会」(※)が話題になってた。 ※編集部注:来場者からもらったお題にまつわるあるあるをウエストランド河本が考え、井口が当てる「あるあるクイズ」を展開。あるあるはレイザーラモンRGが歌い上げる。河本があるあるで傑作を連発したのに加え、終盤は尾崎豊の曲に合わせて井口が悪口を述べるだけのソロステージが繰り広げられ、激情的なパフォーマンスに拍手喝采が沸き起こった。 「尾崎豊のカラオケにのせて井口が魂こめて悪口言うネタ」 井口 いろいろ反響ありましたけど、僕が何かすごいことをやったというよりは、RGさんのムーブがとにかくすごかったです。それまでやっていたことを急にスパッとやめて、「ここは井口だけにやらせよう」って即座に判断して。オチだけは事前に決まっていたんですけど、全部なしにしてやり切ったんですよ

        ウエストランド井口と作家飯塚が語る「2023年10月のお笑い」 | 今月のお笑い 18本目
      • 「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」の問題点|apj

        オープンレターそのものの問題点「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」が公開されているが、これは問題のある文書である。理由は次の通り。 広く女性差別的な文化をなくしていこうという運動のための文書なのに、なぜか呉座氏という特定の個人の言動を非難する内容が最初に書かれている。 きっかけが呉座氏であったとしても、一般性のある文書に特定の個人の情報を載せる意味はない。この文書は、呉座氏にことさら悪い印象を与える内容になっており、社会運動のために広く用いるには不適切である。これで署名者の数を頼んで何かをしようというのなら、魔女狩りか陶片追放もどきのシロモノにしかならない。 そもそも賛同した覚えのない人の名前が賛同者リストに出ていることがわかってきた。署名を集める時のチェックがザルで、なりすましのイタズラが混じった可能性もある。あるいは、発起人が勝手に名前を入れた可能性も否定はできない。 賛

          「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」の問題点|apj
        • 法改正反対運動における扇動・デマゴーグ

          この改正案に対する反対運動の様子は以前から見ていたので、こうなるであろう事は予測していました。 <自転車>「車道通行禁止」は誤解 警察庁が広報強化へ [2/15 毎日新聞]警察庁は15日、道路交通法改正試案の自転車の通行ルール部分について、「自転車の車道通行を禁止するのはおかしい」との誤解に基づく反対意見が、昨年末から1381件寄せられたことを明らかにした。予想外の反響に同庁は今後、ホームページなどで改めて改正案を説明、広報に力を入れるという。 警察庁の言い分は正しいのです。今回の改正案は自転車の車道通行禁止・歩道通行強制といったものではなく、自転車の車道通行の原則を維持しつつ、子供や老人などの自転車は歩道を走っても良いこと、また道路工事などで車幅が狭くなり危険な場合には、一時的に歩道に避難して通行する事も合法とするものです。 「道路交通法改正試案」に対する意見の募集について 3 自転車利

            法改正反対運動における扇動・デマゴーグ
          • さようなら、はてなダイアリー!テキストサイト界の底辺で死にかけていた僕を救済してくれてありがとう! - Everything you've ever Dreamed

            ▲はてなダイアリー時代の一時期、水彩画ブログにしようとしたこともありました…。 2019年春「はてなダイアリー」終了のお知らせと「はてなブログ」への移行のお願い - はてなダイアリー日記 「はてなダイアリー」が終わると聞いて、「はてな」にやってきた当時を思い出した。僕がはてなダイアリーにはじめて投稿したのは2003年の年末で、きっかけは僕が細々と運営していたテキストサイトを読んでくれていた小説家の逸木裕氏から「はてなダイアリー」をおすすめされたからだ(ご本人は忘れているかもしれないが)。それから2013年の年末までちょうど10年間、途中アカウントやハンドルネームを変えながらも書きつづけ、はてなブログへ移行して現在に至る。そう、テキストサイトだ。僕は1990年代の終わりからウェブ日記的なものを書いている。利用してきたウェブ日記サービスを挙げてみる。さるさる日記。大塚日記。ライコスダイアリー。

              さようなら、はてなダイアリー!テキストサイト界の底辺で死にかけていた僕を救済してくれてありがとう! - Everything you've ever Dreamed
            • 2009-08-24 - また君か。@d.hatena 腐女子界隈インターネット探索

              コミケ終了後一週間程度のインターネットは、コミケとかあんま関係ないひとがコミケが抱える現状の問題を抜本的に解決する類の、筋も文脈もズレてる珍奇アイディアを発表してはコミケ当事者の冷笑を浴びる期間らしいので、じゃあおれもあんま関係ねえコミケ関連情報を収拾してみるぜ、と思ってやおい関連の情報など読み漁っていたんだけど、調べて読み漁るだけで一日終わってしまったよ。インターネットはズブズブどこまでも漬かっていける泥沼すぎる。 とりあえず 2ch まとめサイトあたりでヒントを拾って、そこから辿ってあちこち行くかと思ったのだけど、まとめサイトの時点で相当足止めを食らってしまった。合宿所スレッドあたりからそうだが、同人に限らず女子が多い界隈の実話系文章芸のレベルはむちゃくちゃ高いよな。それこそ男ホモソーシャルとのコミュニケーション練度の差なんだろうけど。これを主婦に持っていけば大手小町になるんだろうし、

                2009-08-24 - また君か。@d.hatena 腐女子界隈インターネット探索
              • 読まれるリード文には、パターンがある|野阪 拓海

                国境の長いトンネルを抜けると雪国であった川端康成著『雪国』の冒頭。あまりに有名な一節である。印象的な書き出しは読者の目だけでなく、心をも引きつけて離さない。 逆にいえば、導入でつまづいてしまった文章は、その後も頭に入ってこない。たとえそれが内容的に良い記事であっても、読み進めていくのは困難だ。 先日書いた記事で、こんな感想をいただいた。 これは自分でも意識していたことなので、かなり嬉しかった。 ライター・編集者界隈では、タイトルの重要性が叫ばれることが多い。もちろんタイトルはかなり大切だが、リード(導入)文がダメな記事は、読み進めても頭に残らない。その意味で僕はリード文こそ、ライターの力が如実に現れる箇所だと思っている。 しばらく研究していると、良いリード文にはいくつかのパターンがあることに気付いた。今回はいくつかの記事をピックアップして、そのパターンを紹介していく。 作品の引用“ コンク

                  読まれるリード文には、パターンがある|野阪 拓海
                • 「禁煙ファシズムと戦う」を読む - 松浦晋也のL/D

                  宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連

                    「禁煙ファシズムと戦う」を読む - 松浦晋也のL/D
                  • 怒りは有意義な方向へ向けようよ、ネ? - sinolaの日記

                    初めて今の彼女が施設のクルマに乗って僕に会いに来て、そのころ担当していた児童を僕に会わせたのは、2年前のちょうど今ごろのことでした。その子の顔を見たとき、「うわっ、3歳児にしてもうヤンキー顔・・・」と思ったことを覚えています。 その子の里親になりたいという相談でしたが、さすがに気が進まなかったので断り、関係が断絶しかかりましたが、今では修復しています。子どもへの慈愛が深い彼女なので、それだけ彼を施設から出してあげたいと真剣に思い詰めていたんですね。優しい子でしょう? 僕は大好きです。 というわけで、僕は現役施設職員の彼女を介して、日本の児童養護シーンと間接的に繋がっている人間です。児童虐待だの近親相姦だの、僕のこれまでの人生とは何の関わりもなかった深刻な問題がいやでも目と耳に入ってきました。彼女の仕事での憔悴ぶりを見るだけでも、どういう世界なのか感得できるところがあるのです。 ネットでも当

                      怒りは有意義な方向へ向けようよ、ネ? - sinolaの日記
                    • 『さいごの色街 飛田』文庫解説 by 桜木紫乃 - HONZ

                      井上理津子さんは、「目と耳と魂のひと」だ。 その目で見てその耳で聞き、その魂で書く。井上さんは女一生の仕事として、最後に残るのは書き手の「人柄」という恐ろしいジャンルを選んだ。 井上さんの文章は構えがない。「よし、行くぞ」の前に走り出しているので、構えている暇がないのだ。敵が構えている間に斬っている。相手は斬られていることにも気づかないかもしれない。いや、斬ってる本人も、自分の興味が刃だと気づいてないのではないか。まるで居合抜きのような気配を漂わせながら、しかし彼女は途中何度も、自分の取材方法に悔いを挟み込む。最後まで走って残る「悔い」ではない。走りながらつまずきながら、更に走るためのエネルギーとしての「悔い」だ。 井上さんはこれをオリジナルの文章芸としてさらけ出してしまう。ゆえに書き手と読者が、同じ視線の高さで取材対象を見つめることになる。書き手の体を巡っている血が書かせているのかもしれ

                        『さいごの色街 飛田』文庫解説 by 桜木紫乃 - HONZ
                      • アソー氏に言及されるのはバズるより1000倍嬉しいぞ - あれこれやそれこれ

                        2015-09-26 アソー氏に言及されるのはバズるより1000倍嬉しいぞ ☆ブログ☆ ☆ブログ☆-雑感 はてなの世界にはいろんな方がいはります。その中でも「隠れて読まないと周りの人から変人扱いされてしまう」ブログを書くのがアソーさん。はてなブログで声を出して笑ってしまう数少ない文章芸の持ち主。得意の上ネタでは・・・危ない、説明できない。AdSenseに「さよなら自分」されてしまう(笑)まさか知らない人はいないと思うけど、見に行ってもちゃんとここに帰ってきてね。 そんなアソー氏にウチのブログを紹介してもらうという事案が発生しました。 aso.hatenablog.com 先日Twitterのやりとりで僕とアソー氏が東京の三鷹市というところに住んでた繋がり、というのが発覚。子供の頃井の頭公園のプールが冷たかった、とか懐かしすぎるネタにめっさ楽しかったのです。 一番古いブロガーさんでも仲良くな

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                        • iPad の作図ツール連携テスト - matakimika@d.hatena

                          初代の頃から「iPad は画面でかいんだからこれでチョイチョイと何か適当な図表とか作ってサクサクパブれればおもしろいなあ」と思っていたんだけど案外手間かかったり面倒だったり jpg でしかエクスポートしてくれないので png 使いたきゃスクリーンショットするしかなかったり当たり前だけど PC のがラクで速かったり、なにより「なにか作るため指を動かしたい気持ちはやまやまなれど特に作りたいものはないんだよね」という平常運転的なアレの問題とかで、やりかけては放り出しを繰り返している毎日なんだけども、新型 iPad 購入記念にもうちょっとがんばってみようかと取り組んだ結果が以下。 「テキストサイト界隈における非モテ、はてな界隈における非モテ、らへんからボンヤリとリア充へ」みたいな時代の変遷をざっくり解説するようなスライド的ななにか。 テキストサイト時代における用語「非モテ」は、自分語り内のいちジャ

                            iPad の作図ツール連携テスト - matakimika@d.hatena
                          • ブログ運営1年を迎えた、ささやかな場所 - 立て直せ、人生。

                            ブログは祈りだ。ぼくは祈る。ぼくのブログを読む人たちに皆そろって幸せになってほしい。 好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)posted with ヨメレバ舞城 王太郎 講談社 2008-06-13 AmazonKindle ぼくが祈りはじめた日、2015年12月13日から、ちょうど1年が経った。 本日に至るまでに130記事、18万PVほどこのブログは読まれているという。 読者数は、140人を少し越えた。 他のブログと比べるとこじんまりとしているかもしれない。けれど、こんな地味なエントリばかりのブログを、これほど皆さんに読んでもらえるというのは純粋に嬉しく感じるし、読んでもらえっている人々に感謝している。 運営状況 ブログを書くこと 書く理由と書きたいモノ 気をつけていること 反省会 主力エントリ 気に入っているエントリ 失敗したエントリ 同期ブロガー?ってやつ 今後の運用について 関

                              ブログ運営1年を迎えた、ささやかな場所 - 立て直せ、人生。
                            • 伊藤計劃『ハーモニー』感想(「ハーモニー」「輪るピングドラム」などネタバレ) - 旧tototo

                              「あの、『カエル君 東京を救う』って本は、どこにありますか」(輪るピングドラム9話) まず先に書いておくが、あまり面白い本ではない。というか伊藤計劃についてはデビューしたばっかりの新人が雑誌の都合やネット論壇の都合や作者自身が死んじゃったのやで過剰に持ち上げられてる気がするので、そのへんを差し引けば、こんなもんじゃないかなと思う。 さておき同世代団塊ジュニアのゲーマー世代らしいひねくれ方ではあるのでとっつきやすく、文章は上手で読みやすいし、小ネタは面白い。現実世界の道具が全部バーチャルタグ付けされてて検索簡単になってると結果として部屋を片付けず散らかりっぱなしになる、というPCあるあるネタが繰り返し使われてて、作品全体への類推・投影がなされてるのだが、ソフトウェアが十分に進歩してしまえばハードウェア(本棚など)での管理は必要ない、てのがキモだ。 いちおう「虐殺器官」「ハーモニー」とオリジナ

                                伊藤計劃『ハーモニー』感想(「ハーモニー」「輪るピングドラム」などネタバレ) - 旧tototo
                              • 私がオバさんになっても、本当に変わらない? by 森高千里 - elegantly cruel. @ d.hatena

                                書くといふことみんな好きね、ケータイ小説。ワスもニヤニヤしながらヲチしてるひとりなんだけど。なんてゆうんですかーそのー「彼氏がセックスを求めてこない=アタシって本命扱い♥」という10〜20代女子特有の言説にむひょーっとヌラヌラきちゃう。女も30すぎると逆に求められないことに不安感じちゃったりするんだよな。わしの周囲の三十路負け犬どもはそのように申しておりますが。『あたし彼女』って普通にツンデレだよな。女でツンデレキャラって、なんかどついてシバきまわしたくなるくらいうっぜーな。って思うのもわしだけやろうけどな。なんというか、こう、いろいろと体のあちこちが痒くなってきて、真夜中に「うあーーーーー」とか意味なく叫びをあげてみたくなっちゃう系?みたいな?『別に正直に言えば毎日つけろとか思ってないけどただなんかせっかく買ったんだし何よりこのアタシとお揃いだし?逆に光栄でしょ?みたいなてかアタシは別に

                                • 八月の残りの日 - 早見裕司『メイド刑事(デカ)』

                                  ああ、馬鹿だ。 いい感じでB級というか時代劇。『スケバン刑事』へのオマージュ、と称されていますが、むしろ時代劇かいっそ『快傑ズバット』あたりのノリで。「メイドの一里塚」のムチャ具合とか特撮じゃないとありえねえし。あと「あまつさえ」って言います。早見裕司の特撮愛については『少女武侠伝 野良猫・オン・ザ・ラン』で明らかなので、あながち無理な連想とも思いませぬが。というか早見裕司の少女ヒーローものってまだ二つ目でしたっけ。 文章芸としてのラノベ、という点では、おそらくTVドラマかアニメのノベライズみたい、という程度の印象ですが、しかしこれは面白い。例えば、主人公が自分をあくまでメイドだと思っている点。要するに、「何の因果かマッポの手先」とか言わない。具体的にはこんな感じ。 「確かに私は、一介のメイド。出過ぎたまねをお許し下さい。ですが、汚れた家をお掃除するのは、メイドの仕事でございます。悪の汚れ

                                    八月の残りの日 - 早見裕司『メイド刑事(デカ)』
                                  • 都知事選2024〝独自の戦い〟報告|外山恒一

                                    【外山恒一の「note」コンテンツ一覧】 今回そんなつもりじゃなかったのに、また都知事選で〝独自の戦い〟を繰り広げてしまった。 徹頭徹尾ろくでもないN国党のせいで、今回の都知事選が〝荒れる〟ことは事前に予測されていた。大量立候補による〝掲示板ジャック〟はかなり早い段階で予告されており、実際それはおこなわれた。N国党の大量のゴミカス以外にも、それらと大差ないゴミカスどもがやはり大量に湧いて出そうな気配も、これまた早くから漂っており、こちらのほうも同様に現実化した。 都知事選はもはや回復不可能なほどにブッ壊れてしまっている。本命、対抗馬その他、ごく一握りの〝フツーの候補〟たちは、都知事選をFラン私大の一芸入試か何かと勘違いした、しかもFラン私大にも合格しそうにない低能無芸のゴミカス人間どもの海に呑まれてしまって、ほとんど存在感さえ失っている。 それもこれもすべて、私のせいである。 ……などと云

                                      都知事選2024〝独自の戦い〟報告|外山恒一
                                    • きまぐれな日々 小沢一郎と菅直人は、ともに正体不明の「鵺」(ぬえ)だ

                                      来週の火曜日には結果の出る民主党代表選だが、ネットの熱気はやや低下してきたように感じられる。「小沢信者」という言葉を使って揶揄し続けるのもマンネリ化してきた。もっとも、それはネット全般の話であって、こと「小沢信者」に限れば、彼らのボルテージは上がる一方である。 一昨日、臨時のエントリを立ち上げるきっかけを作って下さったわどさんからは、いま起こっている代表選は、いうまでもありませんが民主党の問題にとどまらず、従来の支配層(政官財+マスコミ)と国民を縦に2分した【内戦】だというご認識はございますか? というコメントをいただいているが、全然そんな認識はしていない。 というより、小沢一郎と菅直人のどこがどう違うのかよくわからないのである。「社会民主主義」対「新自由主義」の対決構造には間違っても見えない。二人とも新自由主義者に見える、というのが、告示日に受けた印象だったが、最近は「二人とも鵺(ぬえ)

                                      • 深町秋生の序二段日記

                                        テレビを見ていると、やっぱり思い出してしまうのが、辛口テレビ批評で知られたコラムニスト故・ナンシー関である。 調子こいたお笑い芸人や傲岸不遜なタレントを見ていると、「ああ、ここでナンシーがいてくれたらなあ」と思うのは私だけではないだろう。彼女のすごいところは、その批評対象者の本質を抉る鋭さにあった。読者は彼女の文章を読んで、「そうそう、そうなのよ。このタレントって」と膝を打ったものだが、それはつまるところ単なる揚げ足取りや誰でも思いつくような表層的なものではなく、対象者の人間が決して言われたくはないであろう(特にキムタク)核心をいつもついていたからである。 で、彼女が亡くなって以来、なかなかそうした鋭いテレビ批評には出会えずに欲求不満だったのだが、最近になって「いよいよポスト・ナンシー関の座に近づきつつあるなあ」と思う人がいる。スポーツニッポン紙の女性記者である丸井乙生氏だ。 http:/

                                          深町秋生の序二段日記
                                        • 【小田嶋隆氏インタビュー】テレビ断末魔の悲鳴を聞いているみたいですよね

                                          ――小田嶋さんといえばコラムですけど、最近は『人はなぜ学歴にこだわるのか。』(光文社知恵の森文庫)、『9条どうでしょう』(毎日新聞社)など長いものも増えてきてますね。 小田嶋氏■長いものは苦労しますね。このあいだ10年ぶりくらいに講演を頼まれて90分しゃべったんですが、5枚くらいで話をまとめる頭ができあがっているから、しゃべると3分とか4分で終わっちゃうんです(笑)。長く書くのもワープロだからできることで、要素を挟んでいってゆるゆる延ばすというかたちでしか書けないんですよね。ここにあのエピソードを入れて寄り道してから話を戻すみたいな。 ――初期の、それこそ『我が心はICにあらず』(光文社文庫)や『安全太郎の夜』(河出書房新社)の時点で、文体というかフォームが完成しているなあと思うんですが。 小田嶋氏■そういうふうにしか書けないだけで、いろんな実験は随所随所でやっていたりするんだけど、結局や

                                            【小田嶋隆氏インタビュー】テレビ断末魔の悲鳴を聞いているみたいですよね 
                                          • 栃折久美子 - Wikipedia

                                            栃折 久美子(とちおり くみこ、1928年12月7日 - 2021年6月25日)は、日本の装幀家。製本工芸家。エッセイスト。 来歴[編集] 東京生まれ。東京女子大学卒業。筑摩書房に勤務ののち、1967年に退社。フリーの製本家となる[1]。森有正を知り、以後森の死去まで恋愛関係にあった。1972年、ベルギー国立高等視覚芸術学校でルリユール((仏語))と呼ばれる製本技術を学び、帰国後は後進の指導にも当たった。1975年国井喜太郎賞受賞、1981年、国際製本家協会よりマイスターの認定を受け正会員となる。1985年、国際女流芸術文化協会連盟の現代芸術展審査員賞受賞。 エッセイストとしては、2003年に『森有正先生のこと』を刊行した。 2021年6月25日、老衰のため死去[2]。92歳没。 著書[編集] モロッコ革の本 筑摩書房 1975 のち集英社文庫、ちくま文庫、大活字本 製本工房から 冬樹社

                                            • テキ系本、感想

                                              <10年前に買って以来、そのまま本棚に差しっ放しだったノルウェイの森を 今頃思い出したように読みはじめ、女性の心理というものを少し学んだ気になって、 悦に浸ってる… これはそういう男が書いた感想文です> テキストサイトなる小コミュニティや「オフ喜利」というイベントを通じて知り合った 友人・知人達がこの度、大喜利本を出されたそうで、へー、そりゃすごいと感心しつつ、 印税で何かおいしいものとか奢ってもらいたい一心でもって、ちょっと取り上げてみる ことにしました。 ■「WEB0.2:頑固親父が威厳をなくした寝言の内容とは?」(2007/11) 岩倉・館長・ゴトウ・たけし・チョリ蔵・原宿・藤崎・三村・ヤスノリ 週刊アスキーにて連載中の大喜利コーナー「WEB0.2」、 その過去分からの拠りぬきネタに幾つかの新ネタを加えての書籍化。 新旧の人気テキストサイト管理人を一同に集めてオフライン上で大喜利させ

                                              • 【論壇時評】2月号 冷戦時代に回帰する令和日本 文化部・磨井慎吾

                                                「新しい戦前」という言葉が取り沙汰されている。昨年末のテレビ番組で、タレントのタモリが今年はどんな年になるかを問われて答えたものだ。インターネット上ではこの発言を防衛費増額反対や政権批判のメッセージだと我田引水的に解釈して利用する向きも多いが、実際のところ真意は不明である。 ただ、日本を取り巻く国際環境が、台湾有事の可能性をはじめ平成期とはレベルの異なる軍事的緊張下にあるのは確かであり、その空気感を意識した発言であるのは間違いないだろう。そして現代日本が米国を中心とする西側陣営の一員であることをかんがみれば、状況理解のためのアナロジーとしては昭和戦前期よりも冷戦期の方が適当かもしれない。数十年ぶりに、自国が「前線国家」であることを直視せざるを得ない時代が日本に戻ってきたのだ。 「正論」の対談「緊密な日米協力が中国を悩ませる」では、防衛研究所の山口信治と米ハドソン研究所の村野将という優れた安

                                                  【論壇時評】2月号 冷戦時代に回帰する令和日本 文化部・磨井慎吾
                                                • おずおずと「はてな喜捨」を提案してみる。 - sinolaの日記

                                                  (07. 11. 26 加筆)id:hashigotanさんが新しい動きを見せていますが、僕はもしかしたら今こそ、下に書いたような募金行動が有効となる可能性があるのではないかと思いますね。あの展開は野次馬向けのショーのよう(彼女がいきなり性関係を求めてくるとは僕も予想外でした)であり、確かにそれはそれで応援したくなるところがなくはないものの、多くの方が指摘しておられる通り、誰よりもご当人たちにとって非常に危険が大きいのではないでしょうか。下手すると新聞で言及され、ブログ・コミュニケーションというもののネガティブなイメージも強まりますよ(マスコミはネットの足をすくいたがっているんですからね。確実にマークされているのではないでしょうか)。というか、どうしてこの期に及んでも皆サイフの紐を緩めないのか。彼女のおかげでこれまで文庫本一冊、マンガ週刊誌2冊分くらいは優に楽しませてもらったでしょうに。そ

                                                    おずおずと「はてな喜捨」を提案してみる。 - sinolaの日記
                                                  • なぜアニメ時評なのか――『チャンネルはいつもアニメ』の少し長い前書き|藤津亮太|note

                                                    アニメ時評「アニメの門」がNewtypeで連載開始されたのは2004年12月号のこと。その後連載はアニメージュへ異動し2010年5月号まで継続。そこまでの連載をまとめた単行本が『チャンネルはいつもアニメ――ゼロ年代アニメ時評』(NTT出版、https://www.amazon.co.jp/dp/4757142536)だ。ちょうど連載開始からまる14年が近づいてきたので、単行本の前書きを掲載した。前著『「アニメ評論家」宣言』(扶桑社)で書いたことを改めてコンパクトに記して、自分の所信表明としている。 ちなみにアニメージュの後は、1年半ほどお休みをもらいWEBで2012年から『帰ってきたアニメの門』『四代目アニメの門』と続け、現在はアニメ!アニメ!で『アニメの門V』(https://animeanime.jp/category/column/animonv/latest/ を連載中である。毎月

                                                      なぜアニメ時評なのか――『チャンネルはいつもアニメ』の少し長い前書き|藤津亮太|note
                                                    • 萌える男 (ちくま新書) - eiji8pou's diary

                                                      萌える男 (ちくま新書) 作者: 本田透出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/11/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (183件) を見る本田さん、文章芸の幅が広いなあ……ちゃんとちくま新書のそれっぽい文体になってるよ。(←失礼) それはともかく。 間違いない。電波男は救済を求める喪男達への宗教書だ。それもただの宗教書ではなくて、メタ宗教だ。 大半の宗教書が教義と言う形で「これこれこうすれば、幸せになれますよ」と説いており、究極的には均質化を求めるのに対し、この「萌える男」では「自分自身を救う自分専用宗教を自分で作ってしまえ」と説いているのだ。なればこそ、多様性を保ったまま自我を確立した人間たちの住む一種の理想社会が夢想できる。 その自分の精神を探り自我を確立させるツールとして、「萌え」と言う手段が有効だとしている。しかも用を足せさえすれば

                                                      • 凡人の文章は長く、才人の文章は短い - ohnosakiko’s blog

                                                        ラインの着信音で目が覚めた。新潟に単身赴任二年目の夫から。 「お前のブログも書くことが無くなってペースが落ちたな。内容も偏ってきたし、やっぱり俺がおらんとネタがないか?」 イラッ! このイラッ!は二つあって、一つは「そんなことわざわざ言うために深夜にラインしてくるな」、もう一つは「自惚れるな」。 確かに、このブログを始めてから、何度となく夫の言動をネタにしてきた。時々私の思いつかないようなことを言うので、その視点に乗っかって書いてみたり。で、一昨年から別居生活なので、夫関係のちょっとしたネタ拾いはできなくなった。 しかし私のブログの更新頻度が落ち(と言っても大分前から月4、5回)、内容も偏っている(これも前から)のは、別に夫のいないせいではない。仕事の原稿の方にネタが吸い取られていくというのが大きい。 本の原稿と月1のコラムともう少し間の長いコラム、それ以外の飛び込み依頼の原稿をたまに書く

                                                          凡人の文章は長く、才人の文章は短い - ohnosakiko’s blog
                                                        • Twitter / やまもといちろう: 公安調査庁と公安委員会の区別もついてなさそうな馬鹿が ...

                                                          公安調査庁と公安委員会の区別もついてなさそうな馬鹿が何か言ってるぞ RT @gigir 相変わらずのウナギのような文章芸で。具体的に「バックグラウンドについての認識」をお持ちなら公安に持ち込むなりなんなりご自由になされば良いと思うのだが。 / 29分前 webから gigir宛て

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