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會川昇の検索結果1 - 25 件 / 25件

  • 墓標|會川 昇

    前回UPしたように、OVAでは色々と思いが果たせなかったケースがあります。途中降板ならまだいい方で、企画を通すためにさんざ作業した挙げ句、いざ実現すると別の人が脚本書いている、或いは企画そのものが無くなっている。そんなものはざら。 普通ならそういう作品については守秘義務契約があり発信できないはずですが、なにせまともな契約というものが存在しなかったかつてのアニメ界。企画だけ書かせて買い取りのギャラすら払っていただけてないのだから、契約書があるはずもなく。 なので久しぶりにそうしたことどもを思い出して、墓参の代わりにしようか、と。そんな記事です。いつものことですが、本当に書けないことについては触れないと思います。また完全なオリジナル企画(私の原案)の場合はいちいちその内容を説明しないといけなくなるし、そのネタをどっかで使いまわしていることもあるので、紹介はしないかと。そうそう、割と長く関わった

      墓標|會川 昇
    • 會川昇① ロボットアニメという「骨」ができた『マジンガーZ』 | Febri

      キャリアの初期に『冥王計画ゼオライマー』『THE 八犬伝』といった伝説的なOVAの脚本を手がけ、その後もアニメ・特撮を中心に「濃い」作品を送り出してきた脚本家・會川昇。そのルーツにあるアニメをたどる全3回のインタビュー連載、初回はロボットアニメの偉大な源流について。 ――1作目のセレクトは『マジンガーZ』です。これはどういった理由で選んだのでしょう? 會川 今回の3作品はどれも、「自分の作品になんらかの形でつながっているもの」というコンセプトで選びました。TVシリーズの『マジンガーZ』に関していえば、自分の中にここから始まった、ひとつの「骨」みたいなものがある気がしているんですよ。 ――「骨」ですか。 會川 よく言われるように、1965年前後に生まれた僕たちは「『ウルトラセブン』に間に合わなかった世代」なんです。子供の頃のテレビといえば、スポ根ものと万博ブーム。怪獣ものはたまに再放送される

        會川昇① ロボットアニメという「骨」ができた『マジンガーZ』 | Febri
      • 虚淵玄「『鬼滅の刃』や『ゴールデンカムイ』は、僕のなかの”時代劇観”からは出てこない」會川昇と語り合った、時代劇アニメの未来|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

        映画TOP 映画ニュース・読みもの ストレンヂア 無皇刃譚 虚淵玄「『鬼滅の刃』や『ゴールデンカムイ』は、僕のなかの”時代劇観”からは出てこない」會川昇と語り合った、時代劇アニメの未来 イベント 2024/3/20 14:30 虚淵玄「『鬼滅の刃』や『ゴールデンカムイ』は、僕のなかの”時代劇観”からは出てこない」會川昇と語り合った、時代劇アニメの未来 新潟市で開催中の第2回新潟国際アニメーション映画祭。3月19日にはシネ・ウィンドでオールナイト部門の「時代劇アニメの魅力、ファンタジー全盛期のいま作られるべきものとは?」と題したトークショーが行われ、會川昇が登壇。来場予定だった虚淵玄は体調不良により、リモートで出席し、時代劇アニメにも関わったことのある脚本家の2人がその魅力を語り合った。 同映画祭のオールナイト部門では、根強いファンが多い時代劇をフィーチャー。薮下泰司監督の『少年猿飛佐助』(

          虚淵玄「『鬼滅の刃』や『ゴールデンカムイ』は、僕のなかの”時代劇観”からは出てこない」會川昇と語り合った、時代劇アニメの未来|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
        • 會川昇全OVAリスト|會川 昇

          前説 OVA全盛期、なるものがあった。オリジナルビデオアニメ、テレビでも映画でもなく、最初からビデオやLDで発売するために作られたアニメのことで、今でいう配信用作品に近いと思ってもらって間違いはない。確かどこかだけがOAVという表記にこだわっていたはず。二十代前半に、私はかなりの本数、このOVAの脚本を書いている。ビデオソフト(LDやDVDも)が一次の利用となると、通常二次利用以降に支払われるビデオ印税を払わなくていいということになり(例えば映画として書いたものなら、テレビやビデオ販売は二次三次利用であり、これは印税支払いが認められる)、脚本家にとっていろいろ厄介な代物だった。そんなわけでちゃんとした脚本家さんが手を出しかねている時期、まだ二十歳そこそこでギャラも安いし、権利面もうるさくない(そもそも契約書を作らない!)私のような木っ端ライターが重用された時代がありました。最悪(笑)。私と

            會川昇全OVAリスト|會川 昇
          • 會川昇③ 「普通」のアニメという可能性『ゴルゴ13 劇場版』 | Febri

            『鋼の錬金術師』をはじめ、「濃い」作風で数々のヒットを飛ばしてきた脚本家・會川昇。そのルーツをたどる全3回のインタビュー連載のラストは、巨匠・出﨑統監督についての思いを、意外な作品を入り口に語る。アニメにとっての「普通」とは何か? ――3本目は出﨑統監督が手がけた『ゴルゴ13 劇場版(以下、ゴルゴ13)』です。出﨑ファンの間でも「この一本」として選ぶ人が少ない印象で、今回タイトルが挙がって驚きました。 會川 今につながる、毎週放送の30分枠の国産TVアニメシリーズが『鉄腕アトム』から始まったこともあり、SFだとかアクションだとか、いわゆるジャンルものとしての要素がない「文学」的な作品を、日本のアニメはほとんど作ってこなかったと僕は思うんです。東映の長編劇場作品でも『安寿と厨子王丸(あんじゅとずしおうまる)』くらいで、あれだって動物がしゃべります。何かそういう特殊な設定を入れないとアニメとし

              會川昇③ 「普通」のアニメという可能性『ゴルゴ13 劇場版』 | Febri
            • 會川 昇 on X: "もともと「将軍」の原作小説は、子どもの教科書に載っていたウイリアム・アダムス(三浦按針)と、西洋でも昔から知られていた細川ガラシャを、史実では全く接点がないのに悲恋の主役としてくっつけたというもので、未開の地に来た白人がそこで美しい現地女性を奪い去る典型的な反ポリコレ題材(続く"

              • 會川 昇 on X: "当事者としての認識。 自作だと「ナデシコ」と「南海奇皇」は、エヴァありきの作品。前者はエヴァと並行してキングレコード主体で企画が進められてきたが、BLUE SEEDやエヴァの成功を受けて、そうしたファン層の存在を強くした。私の前に入っておられた脚本家さんがエヴァから輸入した要素もあります"

                • 會川 昇 on X: "世知辛いし、恥をさらす話ですが、一方的に先方を攻めるようなことになると困るので、私のOVA時代の作品契約についてお話しさせてください。OVAは、ビデオソフトでの流通を一次利用とするオリジナルアニメで、それまでの映画やテレビとは違う流通形式で、権利関係は未整理のままスタートしました"

                  • 會川 昇 on X: "こういう細かい変更は、昔から無数にやっています。基本的には映像には動画と声と音楽がつくのでそれによる最大限の効果を出すために、ということですね。「いや、雨だよ」というコマの絵から得られる感動を再現するには、こうしたほうがいいという計算でした。多分"

                    • 會川 昇 on Twitter: "一応メインスタッフであったはずの自分の全く知らないところで、スポンサー各社にすべて根回しされ、もはや局も制作会社も手足が出せず、後番組まで決まっているという結論だけ唐突に伝えられ‥という経験をしたことがあるので、まぁあの広告代理店さん、それぐらいのことはやりますよね(なんか読んだ"

                      一応メインスタッフであったはずの自分の全く知らないところで、スポンサー各社にすべて根回しされ、もはや局も制作会社も手足が出せず、後番組まで決まっているという結論だけ唐突に伝えられ‥という経験をしたことがあるので、まぁあの広告代理店さん、それぐらいのことはやりますよね(なんか読んだ

                        會川 昇 on Twitter: "一応メインスタッフであったはずの自分の全く知らないところで、スポンサー各社にすべて根回しされ、もはや局も制作会社も手足が出せず、後番組まで決まっているという結論だけ唐突に伝えられ‥という経験をしたことがあるので、まぁあの広告代理店さん、それぐらいのことはやりますよね(なんか読んだ"
                      • 廿年前|會川 昇

                        とりあえず「エゴサ」が何の略かわからない方向きではない文章です、ご勘弁ください。 エゴサの良し悪しについても、恐らく読んでくださっている方々より、散々見聞きし、考えておりますので、ご指摘いただくに及びません。 さて。 先日Twitterで 「會川昇唯一の汚点かも」 なんて呟いておられる方がおられて、いやいや恥や穢れの多い人生ですよ、とツイートをたどってみたら、どうも最近流行りのアニメ(よく知らない)からナデシコの三話を引用して 「脚本家が鬱展開ゴリ押ししたくて企画会議で監督がいない時に無理矢理押し込んだのでめっちゃ評判悪い」 と解説されている。ん? さらに 「相当監督が気に食わない展開だったのかその後のスパロボ等では延々と生き続けるもよう」 と来た。 「機動戦艦ナデシコ」の第三話で、主要登場人物(に見せかけた)が突如死亡する脚本は確かに私によるものですが、これは私が参加する前のシリーズ構成

                          廿年前|會川 昇
                        • 會川昇② 少年主人公ものに時代の哀愁を重ねた『バビル2世』 | Febri

                          『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』など、アニメ・特撮を中心に「濃い」作品を書き続けてきた脚本家・會川昇。そのルーツをたどる全3回のインタビュー連載。第2回で取り上げるのは、横山光輝原作の超能力少年ヒーローもの。同時代の他作品とは違う、その魅力とは? ――2作目は『バビル2世』です。これはどういった理由で選んだのでしょう? 會川 怪獣もの=ロボットアニメと並んでもうひとつ、自分が好きなタイプの作品のイメージをあらためて振り返ってみたとき、「等身大の、特殊な力を持った男の子が夜の街で戦っている」というものがあったんです。1980年代に菊地秀行さんや夢枕獏さんが開拓した「超伝奇」「スーパー伝奇」と呼ばれたようなもの。少し前のライトノベルで「(現代)学園異能」と呼ばれたようなものですね。自作でいえば、『超神伝説うろつき童子』がまさにこの典型です。それから『UN-GO』もそう言えるかもしれま

                            會川昇② 少年主人公ものに時代の哀愁を重ねた『バビル2世』 | Febri
                          • 「るろ剣」「鬼滅」の原点 時代劇アニメの歴史と魅力、これからを會川昇×虚淵玄が語る【第2回新潟国際アニメーション映画祭】 : 映画ニュース - 映画.com

                            會川昇氏(右)と虚淵玄氏(画面)新潟市で開催中の「第2回新潟国際アニメーション映画祭」で3月19日、時代劇をテーマとしたオールナイト上映がシネ・ウインドであり、脚本家の會川昇氏と虚淵玄氏による「時代劇アニメの魅力、ファンタジー全盛期のいま作られるべきものとは?」と題したトークイベントが上映前に行われた。 虚淵氏は体調不良のためオンラインでの登壇となった。大ヒット作「鋼の錬金術師」で知られる會川氏は、この日上映された「劇場版 戦国奇譚妖刀伝」 (1989/山崎理監督)、「機巧奇傳ヒヲウ戦記(21話)」(2000/アミノテツロ監督)の脚本を担当し、時代劇に対して深い知識を有している。 「もともと日本映画の歴史を考えれば1950~60年代はほぼ時代劇の歴史だった。僕より先輩の映画評論家の方々はかなりの知識を持たれているのは当たり前。今では、テレビの時代劇はほとんどなく、映画もめったに作られなくな

                              「るろ剣」「鬼滅」の原点 時代劇アニメの歴史と魅力、これからを會川昇×虚淵玄が語る【第2回新潟国際アニメーション映画祭】 : 映画ニュース - 映画.com
                            • 會川 昇 on Twitter: "おっと、名前を出していただいてた。 アニメックステーションは、あくまでエッセイという体裁でしたけど、まぁあまり関係ないですよね。 ちょっとだけ、書きます。 アニメ評論はなぜ「無いように見える」のか? アニメ雑誌と評論の歩み――ア… https://t.co/GFEtG2kSDX"

                              おっと、名前を出していただいてた。 アニメックステーションは、あくまでエッセイという体裁でしたけど、まぁあまり関係ないですよね。 ちょっとだけ、書きます。 アニメ評論はなぜ「無いように見える」のか? アニメ雑誌と評論の歩み――ア… https://t.co/GFEtG2kSDX

                                會川 昇 on Twitter: "おっと、名前を出していただいてた。 アニメックステーションは、あくまでエッセイという体裁でしたけど、まぁあまり関係ないですよね。 ちょっとだけ、書きます。 アニメ評論はなぜ「無いように見える」のか? アニメ雑誌と評論の歩み――ア… https://t.co/GFEtG2kSDX"
                              • 會川 昇 on Twitter: "そろそろ大丈夫かな。当時映画秘宝に寄稿したコメントを分割して以下。 スピルバーグにとって「ゴジラ」は特別な存在だろう。怪獣映画が過去の遺物とされた時代に「激突!」「ジョーズ」という形でその魂を継承し、しかしいざそれを作ることが許される時代には敢えて正統なリメイクを否定し(続"

                                そろそろ大丈夫かな。当時映画秘宝に寄稿したコメントを分割して以下。 スピルバーグにとって「ゴジラ」は特別な存在だろう。怪獣映画が過去の遺物とされた時代に「激突!」「ジョーズ」という形でその魂を継承し、しかしいざそれを作ることが許される時代には敢えて正統なリメイクを否定し(続

                                  會川 昇 on Twitter: "そろそろ大丈夫かな。当時映画秘宝に寄稿したコメントを分割して以下。 スピルバーグにとって「ゴジラ」は特別な存在だろう。怪獣映画が過去の遺物とされた時代に「激突!」「ジョーズ」という形でその魂を継承し、しかしいざそれを作ることが許される時代には敢えて正統なリメイクを否定し(続"
                                • 脚本家・會川昇とフィクションの戦後〈1〉美しい戦争、美しい物語──『機動戦艦ナデシコ』|ねりま | 週末批評

                                  ※本記事は、ねりま『未来のほんのすこし手前──10年代アニメと過去・未来のイメージ』(2019)所収の「第二章 戦後と一人の脚本家──會川昇と読むこと、語ること」を一部加筆・修正のうえ、連載として再構成したものです。 文:ねりま はじめに 會川昇は戦後の脚本家である。それは無論、我々が「戦後の人間」であるというのと同じ水準において「戦後の脚本家」である、というのではない。會川昇という脚本家は、物語を語ろうとするとき、しばしば戦後というモチーフを意識的にか無意識的にか導入してしまう──そのような意味で「戦後の脚本家」なのである。 會川は脚本家として、これまでさまざまな作品に関わってきた。『鋼の錬金術師』(2003)や『十二国記』(2002)などの原作付きアニメから、『天保異聞 妖奇士』(2006)をはじめとするオリジナルアニメ、さらには『仮面ライダー剣』(2004)や『轟轟戦隊ボウケンジャー

                                    脚本家・會川昇とフィクションの戦後〈1〉美しい戦争、美しい物語──『機動戦艦ナデシコ』|ねりま | 週末批評
                                  • 會川 昇 on Twitter: "根がマニア気質なものですから、既製の「シリーズ構成」という役名がしっくりこず、ストーリーエディターとさせていただくことが多いです。物語をイチから作るときは「原作」、原作権が認められないときは「原案」、原作から大きく逸脱することを求められるとを書くと「ストーリー」というマイルール"

                                    根がマニア気質なものですから、既製の「シリーズ構成」という役名がしっくりこず、ストーリーエディターとさせていただくことが多いです。物語をイチから作るときは「原作」、原作権が認められないときは「原案」、原作から大きく逸脱することを求められるとを書くと「ストーリー」というマイルール

                                      會川 昇 on Twitter: "根がマニア気質なものですから、既製の「シリーズ構成」という役名がしっくりこず、ストーリーエディターとさせていただくことが多いです。物語をイチから作るときは「原作」、原作権が認められないときは「原案」、原作から大きく逸脱することを求められるとを書くと「ストーリー」というマイルール"
                                    • 第2回新潟国際アニメーション映画祭「フォーラム部門」「オールナイト部門」プログラム発表 時代劇テーマで會川昇&虚淵玄トーク開催 : 映画ニュース - 映画.com

                                      オールナイト企画のテーマは時代劇(C)東映、(C)フライングドッグ、(C)BONES・會川昇 (C)ヒヲウ製作委員会(C)BONES/ストレンヂア製作委員会20073月15日から新潟市で開催される、第2回新潟国際アニメーション映画祭の「FORUM フォーラム部門」「オールナイト部門」のプログラムが発表された。 時代劇をテーマとした今年の「オールナイト部門」では「少年猿飛佐助」(1959/薮下泰司監督)、「劇場版 戦国奇譚妖刀伝」 (1989/山崎理監督)、「機巧奇傳ヒヲウ戦記(21話)」(2000/アミノテツロ監督)、「ストレンヂア 無皇刃譚」(2007/安藤真裕)を上映。「時代劇アニメの魅力、ファンタジー全盛期のいま作られるべきものとは?」(仮)と題し「鋼の錬金術師」の會川昇氏と「魔法少女まどかマギカ」の虚淵玄氏のトークショーが3月19日に開催される。 アニメーションを学術的な観点から見

                                        第2回新潟国際アニメーション映画祭「フォーラム部門」「オールナイト部門」プログラム発表 時代劇テーマで會川昇&虚淵玄トーク開催 : 映画ニュース - 映画.com
                                      • 脚本家・會川昇とフィクションの戦後〈2〉故郷喪失者のフィクション──『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』|ねりま | 週末批評

                                        もうひとつの『鋼の錬金術師』 荒川弘による漫画『鋼の錬金術師』(2001)は、近代ヨーロッパを思わせる異世界を舞台に、ある物体を別の物体へとメタモルフォーゼさせる術=錬金術を操る兄弟、エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックの活躍を描くファンタジー作品である。原作漫画は2010年に完結し、また同時期には原作の展開をおおむね忠実になぞった新たなテレビアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2009)も制作・放映された。しかし、水島監督による最初のテレビアニメ放映時、原作はいまだ物語の半ばにも至っていない状況だった。 この水島版『鋼の錬金術師』を企画するにあたっては、原作の展開を忠実になぞり、中途までをひとまずアニメ化するという選択肢も当然あったはずだ。例えば『週刊少年ジャンプ』の連載漫画をアニメ化した近年の事例を眺めてみても、そうした選択がある種の商業的な「安

                                          脚本家・會川昇とフィクションの戦後〈2〉故郷喪失者のフィクション──『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』|ねりま | 週末批評
                                        • 會川昇×虚淵玄「新潟国際アニメーション映画祭」で時代劇アニメの魅力語る

                                          「第2回新潟国際アニメーション映画祭」の「FORUM フォーラム部門」と「オールナイト部門」のラインナップが発表に。「オールナイト部門」ではアニメ「鋼の錬金術師」の脚本担当・會川昇と「魔法少女まどか☆マギカ」の原作・脚本担当の虚淵玄によるトークショーが3月19日に行われる。 3月15日から20日にかけて開催される「第2回新潟国際アニメーション映画祭」。「オールナイト部門」のテーマは“時代劇アニメ”に決定した。90分にわたり展開される會川と虚淵のトークショーは「時代劇アニメの魅力、ファンタジー全盛期のいま作られるべきものとは?(仮)」と題された。また、オールナイトの上映の作品には「少年猿飛佐助」「劇場版 戦国奇譚妖刀伝」「機巧奇傳ヒヲウ戦記(21話)」「ストレンヂア -無皇刃譚-」をラインナップした。 そのほかアニメーションを学術的な観点から見直す「FORUM フォーラム部門」では小特集とし

                                            會川昇×虚淵玄「新潟国際アニメーション映画祭」で時代劇アニメの魅力語る
                                          • 會川昇のオールタイムベスト - 映画に狂って...

                                            全10項目●代表作 ●「アニメクリエイターの選んだ」 ●「映画秘宝 ベストテンなんかぶっとばせ」 ●「シャンバラを征く者」●「Twitter」 ●「ゾンからのメッセージ」 ●「練馬大根日記」第17回 ●「アニメージュ」2005年8月号 ●「アニメ秘宝発進準備号」・「神回アニメ」 「ビリー・ザ・キッド-21才の生涯」より 全10項目 ●代表作 TVアニメ&映画脚本「鋼の錬金術師(水島精二)」、 TVアニメ脚本「機動戦艦ナデシコ」、 脚色「十二国記」、 TVドラマ後半メインライター「仮面ライダー剣」等 水島精二、佐藤竜雄、小林常夫といった映画監督の下で脚本家、小説家等で活躍する會川昇(会川昇/三陽五郎/伊坂秀樹/葉月九ロウ/小山田風狂子)が影響を受けた・好きな映画。 ●「映画秘宝」の「アニメクリエイターの選んだ至高の映画」より27本 ・16本 ビリー・ザ・キッド-21才の生涯 サム・ペキンハ

                                              會川昇のオールタイムベスト - 映画に狂って...
                                            • 「魔法の呪文はガン・マビ・レーテ」脚本・會川昇先生の開設

                                              會川 昇 @nishi_ogi 今回の依頼のときにいただいた課題が「伝奇」だったので、自分としてそのテーマに正面から挑んでみた‥つもりです、でも伝奇については各人いろんな解釈があるのも事実。そして関係者が存命なのにそれをエンタメにしていいのか、と、これも各人ルールが違う。 それでも自分は挑んでいきたいな、と 2022-10-24 06:15:15 會川 昇 @nishi_ogi 1968年にしても、1972年にしても、その時代のトピックを正面からエンタメとして昇華することには、私の上の世代には明らかに抵抗がある。原田眞人の「あさま山荘」に浴びせられた非難とか。 でも「ノルウェイの森」「マイ・バック・ページ」のような生真面目な描き方ではないやり方もきっとできる筈 2022-10-24 06:10:05 會川 昇 @nishi_ogi 「自分の知らない時代の話だから楽しめない」‥という意見を見

                                                「魔法の呪文はガン・マビ・レーテ」脚本・會川昇先生の開設
                                              • 『WebNewtype「時代劇アニメ」と脚本家たち——會川昇×虚淵玄特別対談! | スタッフ |』

                                                ☆☆★☆★☆☆歴史タイムッス☆☆☆☆★★☆古今東西歴史関連記事リンク集日本史娯楽検証物語サイト「歴史チップス」執筆のネタ探しとして日本や世界のメディアや個人・企業サイトから歴史関連記事リンク集を作成(リンク切れ御免)。また、「古今チップス(旧歴史タイムズ・現歴史タイムス)」の2005年11月~2014年12月のバックナンバーも掲載。

                                                  『WebNewtype「時代劇アニメ」と脚本家たち——會川昇×虚淵玄特別対談! | スタッフ |』
                                                • 余談礼賛|會川 昇

                                                  いきなり余談だが、今回の原稿は基本的になにも調べず、頭に浮かぶ想い出をただ順序だてて紹介しようと思っていた。その記憶では池田憲章先生(なぜセンセイなのかは少し後でわかる)に出会ったのは昭和53年、私が中学一年生のことだった。ところが念のため調べてみると、どうも整合性がとれない。おそらくこれは昭和54年、中学二年生のときのことだったらしい。万事この調子で申し訳ないが、ご勘弁いただきたい。 改めて昭和54(1979)年6月、恒例の教育実習の時期に、池田さんは現代国語の実習生として私たちの教壇に立たれた。当時の現国は中村秀真という教諭が受け持たれており(余談だが、あだ名はもちろん電光ホツマである)池田さんは中高のOBでもあり在校中は秀真先生に受けもたれていたということだった。その実習の期間、友人が先に気付いた。 『なあ、池田ケンショーって、ヒーロー列伝じゃね?』 私が通っていた中学は私立の進学校

                                                    余談礼賛|會川 昇
                                                  • 「時代劇アニメ」と脚本家たち——會川昇×虚淵玄特別対談! | スタッフ | レポート | WebNewtype

                                                    3月15日から20日にかけて新潟市内で開催された第2回新潟国際アニメーション映画祭。その模様については、現在発売中の月刊ニュータイプ5月号にてレポート記事を掲載しています。 本稿では、本映画祭で実施されたイベント「フィクションとしての"時代劇”の意味」にフォーカス! 「少年猿飛佐助」や「劇場版 戦国奇譚妖刀伝」、「機巧奇傳ヒヲウ戦記」(第21話)、「ストレンヂア -無皇刃譚-」を一挙上映したこのオールナイトイベントは、脚本家の會川昇さん、虚淵玄さんの登壇もあり、盛況ののちに幕を閉じました。このイベントのダイジェストから、登壇された脚本家の會川昇さん、虚淵玄さんへオファーした特別対談で、イベントでは語り切れなかったお2人のお話をお届けします。 時代劇アニメは難しい? 当事者が語る「信仰」の在りか ジャーナリストの数土直志さんをMCに開幕したトークショーでは、まず時代劇アニメの歴史をひもとくこ

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