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未承認国家の検索結果1 - 16 件 / 16件

  • 国家のあり方を読み解く「未承認国家」という鍵/『未承認国家と覇権なき世界』著者・廣瀬陽子氏インタビュー - SYNODOS

    ウクライナ危機やロシアによるクリミアの編入問題など、「国」をめぐる問題で揺れ動く世界。これは、竹島や尖閣諸島の問題を抱える私たち日本人にとっても、決して遠い問題ではない。不安定化した世界を読み解く上で、大きなカギとなるのが「未承認国家」という存在だ。この未承認国家の存在から国際問題の原点を探ろうとしたのが、今年8月に出版された『未承認国家と覇権なき世界』だ。著者・廣瀬陽子氏に、未承認国家の概要と、そこから見えてくる今後の課題点についてのお話を伺った。(聞き手・構成/若林良) ―― 「未承認国家」は日本人にとってはあまり聞き慣れない言葉ですが、「国家」と「未承認国家」の違いとは何なのでしょう。 ごく簡単に言ってしまいますと、他の国からの広い国家承認を受けているか、否かですね。例えば台湾は後者で、60年以上も台湾島を初めとした領土を維持しておりますが、国際的な影響力が強い中国が台湾の独立を認め

      国家のあり方を読み解く「未承認国家」という鍵/『未承認国家と覇権なき世界』著者・廣瀬陽子氏インタビュー - SYNODOS
    • 「未承認国家ソマリランド」潜入で見た超怖い現実

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        「未承認国家ソマリランド」潜入で見た超怖い現実
      • 第4回 米ロ双方が支援する未承認国家「ナゴルノ・カラバフ」の理由

        未承認国家に着目して、2022年時点のロシアによるウクライナ侵攻まで見通すための起点として、まず廣瀬さんが拠点にしたアゼルバイジャン共和国が抱える未承認国家「ナゴルノ・カラバフ共和国」がとのように成立したか見た。今回は、引き続いてその経緯を確認した上で、さらに先に進む。 かつて、日本に入ってくるナゴルノ・カラバフ紛争にまつわる情報は、ほとんど欧米経由で、その場合、ほぼアルメニア側の主張が採用されていたと前回書いた。 その理由はというと、アルメニア側が、アゼルバイジャン側に対して、はるかに情報発信に長けていたからだという。その鍵となっているのが「アルメニア人ディアスポラ」だ。 「ディアスポラというのは、世界中に離散したユダヤ人のことをもともと指しますが、ユダヤ人以外でも、自国の外で暮らす人たちをそう呼ぶことがあります。アルメニア人ディアスポラもそうで、本国にいるアルメニア人が300万人ほどな

          第4回 米ロ双方が支援する未承認国家「ナゴルノ・カラバフ」の理由
        • なぜ「未承認国家」は生まれるのか 不安定化する世界を読み解く

          「未承認国家」――聞き慣れないこの言葉こそ、世界中で勃発している地域紛争を読み解くキーワードなのかもしれない。そこで『未承認国家と覇権なき世界』(NHKブックス)を刊行された廣瀬陽子・慶應義塾大学総合政策学部准教授に、未承認国家の現在や未来、そして暗躍するロシアの動きなどについて話を聞いた。 ――本のテーマが「未承認国家」、そして廣瀬先生のご専門が旧ソ連(特にコーカサス)地域ですが、普段、日本で暮らしているとなかなか馴染みが薄い印象があります。たとえば、ビジネスで未承認国家と関わるということはありますか? 廣瀬:あると思います。未承認国家とは、一言で言えば、主権国家としての宣言をしつつも、国際的な国家承認を得ていない国です。しかし、未承認国家はそれのみで存在しているわけでなく、大抵の場合、パトロン国家や近隣諸国が関わっています。 たとえば、ナゴルノ・カラバフ共和国というアゼルバイジャン共和

            なぜ「未承認国家」は生まれるのか 不安定化する世界を読み解く
          • 第2回 ロシアが旧ソ連諸国の紛争で使う「未承認国家」とは

            ちょうど「侵攻」の開始から4カ月がすぎた頃の、慶應義塾大学藤沢湘南キャンパスの研究室だった。6月だというのに最高気温が35度に近い酷暑の午後で、建物全体が熱を帯びていた。そんな中で、日本から何千キロも離れた、あまり馴染みのない地域について、話を伺っていくことになった。 「コーカサス地域とは、その名の通りコーカサス山脈の南北の地域のことで、北コーカサスはロシア連邦のチェチェン共和国や北オセチア・アラニヤ共和国などを含みます。南コーカサスは、東西をカスピ海と黒海に区切られて、南側にはトルコ、イランとの国境線があり、ここには、ソ連崩壊後に独立国となった、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージアの3国があります」 地図を見てみよう。近頃、わたしたちはメディアに掲載されるウクライナの地図をよく見ることが多いけれど、コーカサス地方はその「見慣れた地図」からさらに東側に視線を移したところにある。東西をカ

              第2回 ロシアが旧ソ連諸国の紛争で使う「未承認国家」とは
            • 未承認国家で考えたウクライナ問題:日経ビジネスオンライン

              宮腰 由希子 ロシア語通訳 ロシア語通訳、NGO「ダール・アズィーザ」事務局長。1983年青森県弘前市生まれ。17歳の時にチェルノブイリに行き現地を視察。2002年~08年、モスクワ国立大学留学。現在はキエフに滞在中。 この著者の記事を見る

                未承認国家で考えたウクライナ問題:日経ビジネスオンライン
              • 意味不明の行動力!未承認国家「ソマリランド」で教育革命を起こそうとする日本男児「税所篤快」を知っているか|イケハヤ大学【ブログ版】

                  意味不明の行動力!未承認国家「ソマリランド」で教育革命を起こそうとする日本男児「税所篤快」を知っているか|イケハヤ大学【ブログ版】
                • 世界に存在する13の未承認国家

                  トラベルライター、旅する着付師 1989年生まれ、文化服装学院卒業後、映画や舞台の衣裳会社で5年間、歌舞伎や日本舞踊の舞台、auの三太郎CMなどの着付けを担当。 忙しい日々の中、初めての海外一人旅で行ったベトナム・サパの少数民族の暮らしを見て、人生の価値観が大きく変わる。帰国後、退職し縁あってTABIPPOのライターとして活動中。 人生のテーマは「変わり続けること」 不安定の中にある安定するポジションを手探りで模索しながら、生きてます。 国の構成要素として、「領土・国民・主権」が必要である、ということは中学校の社会の時間に習ったことがあると思います。これ以外に、国際的に国家であると承認されることがなければ、その国は独立を果たしたとは言えません。 世界には、「領土・国民・主権」といった条件を満たしているにもかかわらず、独立を果たすことが出来ていないいわゆる「未承認国家」がいくつもあります。今

                    世界に存在する13の未承認国家
                  • これが最後でも構わない(未承認国家アジャリア)

                    デイリーポータルZで、アジャリア自治共和国の記事を書いた。 本稿は、前作「スターリン温泉」のほか、私がこれまでに書いたコソボ、イラン、トルクメニスタンの旅行記とも、わずかながら意味上のつながりを持たせている(気づかなくても読解に支障はない)。 公に発表する文章として、これが最後となっても構わない。そんな気負いで書きあげた。 「これが最後でも構わない」とは、文字どおりの意味だ。私が今月末に渡航を計画している西アフリカの地で、命を落とす可能性があるからだ。 今回は家族は連れて行かないが、奥さんに依頼されて、旅行者用の死亡保険にも加入した。国連ビルで注射も打った。WHO(世界保健機関)が指定するワクチンのすべてを。 あとは、もう、出かけるだけだ。 アジャリアの首都バトゥミには、たくさんの旅行者が訪れる。サマーシーズンは観光案内所が24時間オープンしている。観光産業を稼ぎ頭とするために、『自治』共

                      これが最後でも構わない(未承認国家アジャリア)
                    • 星野藍の写真集『幽幻廃墟』“未承認国家”から日本まで、世界各地の廃墟を収録

                      写真家・星野藍の廃墟写真集『幽幻廃墟』が、2017年9月1日(金)に発売される。 世界各地の多数の廃墟が収録されている本書の中でも特にその存在感を放つのが、1986年にソ連崩壊の遠因とも言われる、チェルノブイリ原子力発電所事故が発生したウクライナ。事故の負の遺産を引き継いだウクライナには、まるごと廃墟と化した都市が存在しており、病院・遊園地・冷却塔・電波塔(ミサイルレーダー用)など、本書にも様々な廃墟が写し出されている。 また、ソ連崩壊に伴う民族独立運動の末に設立された“未承認国家”をフィーチャーしている事にも注目したい。ジョージア(グルジア)から独立したアブハジア共和国や、アゼルバイジャンから独立したナゴルノ=カラバフ共和国など、国際的には未だに独立を認められていない“未承認国家”には今も紛争の爪痕が残っており、本書に写し出されている廃墟の数々もそれを物語っている。 そのほか、ナヒチェバ

                        星野藍の写真集『幽幻廃墟』“未承認国家”から日本まで、世界各地の廃墟を収録
                      • 未承認国家使うハイテク錬金術、ロシア首脳の懐潤す 無料天然ガスで発電し、沿ドニエストルがビットコインをマイニング | JBpress (ジェイビープレス)

                        イーゴリ・チャイカ氏(左)と会談するクラスノセリスキー沿ドニエストル大統領(右)(出所 沿ドニエストル大統領ホームページ) 旧ソ連共和国モルドヴァからの分離・独立を目指して1990年代から事実上の独立を維持してきた沿ドニエストル共和国では昨年、電力輸出を中心とした経済持続モデルが崩壊し、その代替としてビットコインの発掘(マイニング)事業が浮上している。 マイニングに必要な環境、すなわち安価な電力が沿ドニエストルに備わっているからである。 沿ドニエストルの持続モデル 沿ドニエストル共和国は、モルドヴァとウクライナ間に挟まれたいわゆる「未承認国家」である。 現地の政治勢力が域内を実効支配し、事実上の国家として機能しているものの、(ロシアを含めた)国際社会からの国家承認がない状態である。 このような「未承認国家」は旧ソ連地域に点在し、最近でも、ウクライナからの分離を目指すルガンスク人民共和国、ド

                          未承認国家使うハイテク錬金術、ロシア首脳の懐潤す 無料天然ガスで発電し、沿ドニエストルがビットコインをマイニング | JBpress (ジェイビープレス)
                        • Amazon.co.jp: 未承認国家と覇権なき世界 (NHKブックス): 廣瀬陽子: 本

                            Amazon.co.jp: 未承認国家と覇権なき世界 (NHKブックス): 廣瀬陽子: 本
                          • ウクライナ侵攻に見るロシアと未承認国家の関係の変化:南オセチアでは親ロ派「大統領」が敗北

                            ロシアのウクライナ侵攻で注目を集めたドネツクやルハンシク、沿ドニエストル(モルドヴァ)といった旧ソ連の非承認国家。これまでロシアが影響圏形成のために利用してきたが、その相互関係に変化の兆しが見えてきた。 紛争が生みだした未承認国家 旧ソ連地域では多くの戦争・紛争が発生してきたが、それらの中には「凍結された紛争(Frozen Conflict)」ないし「長期に及ぶ紛争(Prolonged ConflictないしProtract Conflict)」となり、「未承認国家(Unrecognized States)」を生み出してきた。未承認国家は、簡単に言えば、「ある主権国家からの独立を宣言し、国家の体裁を整え、国家を自称しているが、国際的に国家承認を受けていない」エンティティ(政治的な構成体)である。現在、もっとも説得力を持つ未承認国家の定義は、ニーナ・カスパーセンによる以下5項目から成るものだ

                              ウクライナ侵攻に見るロシアと未承認国家の関係の変化:南オセチアでは親ロ派「大統領」が敗北
                            • 未承認国家で生きるということ

                              A man walks towards a statue symbolising Armenian heritage, close by the disputed provincial capital of Stepanakert in Nagorno-Karabakh. Photo: ALEXANDER NEMENOV/AFP via Getty Images

                                未承認国家で生きるということ
                              • 昨年の戦争で18歳GKはじめ多数戦死…未承認国家「アルツァフ」で生き延びたサッカー界の現状とは【全人口の60%が難民に】

                                アルツァフ共和国、別名ナゴルノ・カラバフ共和国を皆さんはご存じだろうか。ソビエト連邦時代はアゼルバイジャン共和国の自治州で、ソビエト崩壊に伴い1991年にアゼルバイジャンからの独立を宣言したが、国際的な承認はほとんど得られていない。人口約15万の9割以上をアルメニア人が占め、現在はアルメニア共和国の強い保護を受けている。 『フランス・フットボール』誌2月16日発売号では、ブラディミール・クレセンゾ記者が戦争により深刻な打撃を受けた、アルメニアとアルツァフ両共和国のサッカーの様子をレポートしている。ノアの方舟が有名とはいえ、日本にはほとんど馴染みのないこの地域で、いったい何が起こったのだろうか。 (田村修一) 南コーカサス南部のカラバフを巡っては、古くからアルメニアとアゼルバイジャンが領有を主張して紛争を繰り広げてきた。1980年代後半にミハイル・ゴルバチョフのペレストロイカ政策が開始された

                                  昨年の戦争で18歳GKはじめ多数戦死…未承認国家「アルツァフ」で生き延びたサッカー界の現状とは【全人口の60%が難民に】
                                • 【第6弾】未承認国家ソマリランドで挑戦!国内初の大学院設立! - クラウドファンディング READYFOR

                                  「謎の独立国家ソマリランド」での挑戦! 高水準な大学教育は実施されず、意欲ある若者たちは、 進学のため国外に出てしまうこの地で、国内初の大学院を設立する! こんにちは!税所篤快です。僕は、7年かかった早稲田大学の卒業とともに新しく挑戦したい国を見つけました。正式に言うとそこはまだ、国としてまだ認められていないのですが。僕が向かったのは謎の独立国家ソマリランド。この地で、2011年に高校を設立したDrアブディに出会いました。「ソマリランドの教育は荒廃している。何とかしたい。」彼の言葉、賭ける情熱に痺れ、この男と同じ戦線に立ちたいと思った僕は、高校生に対するキャリア教育、英語のビデオ授業の実践など、彼と共に試行錯誤を重ねる日々を過ごしました。しかし、この国には意欲ある若者が学ぶ、高水準な大学教育は実施されず、まともな大学院すらないのが現状です。そこで僕は思い立ちました。「ソマリランドで初となる

                                    【第6弾】未承認国家ソマリランドで挑戦!国内初の大学院設立! - クラウドファンディング READYFOR
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