神奈川県高野連は24日、第103回全国高校野球選手権神奈川大会で8強入りしている東海大相模が、同日予定されていた準々決勝への出場を辞退したと発表した。登録メンバー17人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、同校の野球部が活動禁止となったためという。準々決勝で対戦予定だった藤沢翔陵の不戦勝が決まった。 東海大相模は今春の選抜高校野球大会優勝校で、一昨年の神奈川大会、昨年の県独自大会でも優勝。今大会では、同校史上初の春夏甲子園連覇をめざし、22日の5回戦に勝利し8強入りしていた。1999年から指揮をとり、春夏合わせて4度の甲子園優勝に導いた門馬敬治監督(51)は、今夏を最後に退任する意向を示していた。(黒田陸離)