終活カウンセラーのMr.Kuyouです。 現在は「家制度」から「個」への時代への過渡期。 もともと、庶民が代々の墓を建てるようになったのも明治時代以降です。 生まれた場所から離れた場所で働く人も多く、結婚や出産も当たり前でなくなった時代に、子孫が跡を継ぐことを前提にしたお墓や納骨堂といったものが合わなくなってきています。 そんな中、永代供養を謳った「樹木葬」や、自然に還りたいという「散骨」を選択する人が増えています。 本日は、その「散骨」についての費用や、手続き、注意点をお伝えします。 散骨とは? 一般的には粉末状にした遺骨を海や山に撒くことです。 自然葬の一種とも考えられており、寺院や霊園に支払う永代使用料や管理料、墓石代などがかからないことで、費用が安く済むことも特徴です。 散骨と言えば「海洋散骨」が一般的 散骨というと山や海に遺骨を撒くというイメージですが、現在日本の散骨のほとんどは