旧統一教会主催のイベントに出席し、教団トップの韓鶴子(ハンハクチャ)総裁を「マザームーン」と連呼する様子が報じられた自民党の山本朋広氏(衆院比例南関東)は3日、鎌倉市内での会見で「旧統一教会とは知らなかった。韓国語の名前の読み方が分からず、愛称を使った」とあらためて釈明した。教団関連団体「世界平和連合」とは衆院神奈川4区に選挙区を国替えした2011年ごろから接点があり、選挙応援も受けていたことも明らかにした。 山本氏は17年に都内での教団イベントで韓氏に花束を贈り「本日は母の日でマザームーンにカーネーションの花束をプレゼントさせていただきました」とあいさつ。さらに「日頃より自民党に大きなお力をいただいています」と述べた。 山本氏はこの日の会見で、イベント出席は同連合の招待だったと説明。韓氏とは初対面で教団トップであることは知らなかったといい、「(韓氏の)名前を韓国語読みで呼ばないと失礼だと