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池波正太郎の検索結果1 - 18 件 / 18件

  • 伊藤黒介先生の時代劇マンガ『おんな座頭市』に勝新の座頭市の匂いを感じる人々。「立会がサムライチャンプルーを想起」「池波正太郎の味もある」の声も

    伊藤黒介 @itokurosuke 同人作家伊藤黒介です 現在新規の商業のご依頼はお受けしておりません 難聴二級 メールアドレス:kurosukeito@gmail.com(@は半角) ピクシブ:pixiv.net/users/4088017

      伊藤黒介先生の時代劇マンガ『おんな座頭市』に勝新の座頭市の匂いを感じる人々。「立会がサムライチャンプルーを想起」「池波正太郎の味もある」の声も
    • 昭和の味を「読む」〜池波正太郎のグルメエッセイは読む飯テロ!

      面白いことに、メシを食べるシーンを描くのは大抵主人公やその周囲が多く、鬼平犯科帳でいえば外道な盗賊たちは食事のシーンがあまりない。 作品によっては温かさだけでなく、殺伐たる薄ら寒さまでを描き出します。 印象に残るのは『梅雨の湯豆腐』(『殺しの掟』に収録)という短編。 殺し屋稼業の主人公が梅雨寒の折に湯豆腐を食べるシーンがあります。 梅雨に長屋で湯豆腐を一人食べる…というのは主人公の心が冷え切っているみたいで、なんとも陰うつなイメージを描き出します。 ここも池波さんならではと思いますね。 このように、モノを食べるという行為に様々なエッセンスを込めて描き出す池波作品。 読者も作中で出てくる料理は気になるところらしく、作品とは別に「作中料理の写真集」が発売されるほど、深く読者の印象に残っているのです。 池波さんの料理描写に学ぶ これだけメシを美味そうに書くのですから、 ご本人もさぞかし様々なもの

        昭和の味を「読む」〜池波正太郎のグルメエッセイは読む飯テロ!
      • 「152年続くのれん、たたみます」 池波正太郎愛した歌舞伎座前の弁当屋、苦渋の決断 | 毎日新聞

        新型コロナウイルスの影響で売り上げが減り、廃業を決意した老舗弁当店「木挽町弁松」の猪飼信夫店主=東京都中央区で2020年4月17日、北山夏帆撮影 東京・歌舞伎座の向かいにある老舗弁当店「木挽町弁松(こびきちょうべんまつ)」が、20日に廃業する。新型コロナウイルスの感染拡大による歌舞伎座の公演中止・延期で収益が悪化し、交渉を進めていた後継者への事業譲渡が破談になったためだ。152年続くのれんをたたむことになり、5代目店主の猪飼信夫さん(67)は「こんなことになるとは想像もできなかった。長い歴史を閉じることになり申し訳ない」と話す。 同店は1868(明治元)年創業。歌舞伎の見物客や俳優らに親しまれ、店は作家の池波正太郎のエッセー「日曜日の万年筆」や、大正から昭和にかけて活躍した俳人・久保田万太郎の作品にも登場する。

          「152年続くのれん、たたみます」 池波正太郎愛した歌舞伎座前の弁当屋、苦渋の決断 | 毎日新聞
        • 清風楼!池波正太郎が愛した横浜中華街のシウマイ〜そして炒飯が絶品だった件〜 - これはとある100kgオーバーの男が美味しいものを食べながら痩せるまでのダイエット成功物語である

          どうも!ヒロアカがNetflixでも始まりましたね!今何シーズン目なんだろうか?🤔 エンデヴァー🔥見ろや少年✨ さて、久しぶりの横浜中華街です😂 行きたいお店がありすぎるあの街へレッツゴー兄弟! ↑懐かしい(笑)子供の頃ミニ四駆持ってたな〜 清風楼 開店前から並んでます! 池波正太郎さんて食通なんですね!初めて知りました😅 鬼平犯科帳の人ですよね?ってぐらいの知識です!笑 そんなことは置いておいて、注文したらすぐシウマイが到着しました✨ すっごく詰まってます!!! うま!ギュッと詰まってるのに何個でも食べれそうだ!! お土産も買えばよかった😱 上炒飯 炒飯、上炒飯、特炒飯の3種類があるのですが、違いは人のレビューを見ても分かりませんでした…聞けばよかった😭 とりあえず海老と蟹の風味が最高だったのです🤤 もうね止まらないの!!!!!! 今まで食べてきた炒飯の中で1番かもしれない

            清風楼!池波正太郎が愛した横浜中華街のシウマイ〜そして炒飯が絶品だった件〜 - これはとある100kgオーバーの男が美味しいものを食べながら痩せるまでのダイエット成功物語である
          • 「真田太平記(十)大坂入城」 池波正太郎 真田丸とは - 安心感の研究 by 暖淡堂

            こんにちは、暖淡堂です。 池波正太郎さんの「真田太平記(十)大坂入城」、面白いです。 真田幸村が、わずかな家臣たちとともに九度山を密かに抜け出して大坂城に入ります。 そこには豊臣方につく武将や浪人たちがたくさん集まっていますが、中心となるべき有力な大将がいません。 幸村は真田家の兵術の真価を世に問うべく、自らに従う兵達のみを率い、大坂城の南に出城「真田丸」を築き、迫りくる家康軍を待ちます。 やがて大坂冬の陣。 緒戦を智謀で勝ち抜く幸村の名は、天下に轟くことになります。 未読の方、オススメです、ぜひどうぞ。 (シリーズ全巻も) 真田太平記(十)大坂入城(新潮文庫) 作者:池波正太郎 新潮社 Amazon 「真田太平記(十)大坂入城」 池波正太郎 真田丸とは dantandho ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ ランキング参加中読書

              「真田太平記(十)大坂入城」 池波正太郎 真田丸とは - 安心感の研究 by 暖淡堂
            • 真田太平記(十一)大坂夏の陣 池波正太郎 真田幸村、愛馬月影とともに - 安心感の研究 by 暖淡堂

              徳川軍の攻撃を凌ぎ切った豊臣方は、徳川家康と和議を結ぶ。 しかしそれは、徳川方の謀略の一段階に過ぎなかった。 豊臣方中枢部の動きに幻滅しながらも、真田幸村は自らの生き方を貫こうとする。 兄、真田信之との対面も、幸村の意志を変えることはできなかった。 大坂城の外堀を埋めきった徳川家康は、最後の仕上げにかかる。 大坂夏の陣が始まる。 真田幸村は、自らに従う兵達とともに奮戦し、一度は家康を敗走させる。 しかし、最後には兵力の差が幸村軍の勢いを止めてしまう。 味方の兵達とはぐれた幸村は、愛馬月影とともに、静かに田の中に倒れる。 幸村は、最後まで、自らの戦いを戦い切った。 真田太平記(十一)大坂夏の陣(新潮文庫) 作者:池波正太郎 新潮社 Amazon ***** この後、真田家の存亡をかけた最後の戦いが始まります。 真田太平記(十一)大坂夏の陣 池波正太郎 真田幸村、愛馬月影とともに dantan

                真田太平記(十一)大坂夏の陣 池波正太郎 真田幸村、愛馬月影とともに - 安心感の研究 by 暖淡堂
              • ◆ちょっと休憩…池波正太郎『包丁ごよみ』のご馳走と菓子 - 🍵大福だんごお菓子な毎日🍵

                『剣客商売』料理を再現 チョコレートの大量摂取&復活した飲酒の影響か…?、ここ数日血圧の上昇と体重の増加が悩みの種。昨夜から体を休める目的で粗食に戻し、お菓子も数日控えます。 そこで今日は…、 池波正太郎著、剣客商売(全16巻+番外編4巻)に登場する料理を再現した一冊を紹介します。 剣客商売『包丁ごよみ』(新潮文庫)。 幕末の剣客秋山小兵衛は、たぐいまれなる剣術使い。数々の事件を剣と知恵を用い解決してゆくストーリーです。幕末の江戸は、日本料理が文化と共に成熟し、現在のカタチ(基本)となった時代です。剣客商売には、食通としても著名な池波正太郎ナラデワの、活字から料理が浮き出て見えるような描写が見事です。主人公が作中で口にする、軍鶏鍋や鰻料理、柚子蕎麦…のほか、饅頭やだんご、わらび餅に落雁などの和菓子は、読みながらお腹が空いてくるほど魅力的に描かれています。香りや食感の表現は勿論のこと、製法も

                  ◆ちょっと休憩…池波正太郎『包丁ごよみ』のご馳走と菓子 - 🍵大福だんごお菓子な毎日🍵
                • 夏とうなぎと池波正太郎 - Small Things

                  珍しく土用の丑の日にうなぎを食べた。 家でうなぎを食べる よく行く魚屋さんで蒲焼を予約して、半分は酒のつまみとして、半分はご飯と共にうな丼にして食べた。 浜名湖のうなぎであり、蒲焼はとても美味しかった。さすがにそれなりのお値段なので年に1〜2回ぐらいしか食べられないけど、こんなにも美味しいものを毎月とか食べていたらバチが当たりそうだ。それほど旨い。 うなぎは大好物なのに頻繁に食べることをちゅうちょする食べ物だ。基本的に高価であるため、いつもは穴子の白焼きか蒲焼をつまみに酒を飲むぐらいで満足できる。うなぎはやはり特別なものだなと思う。 翌日昼食を食べに行くとメニューにうな重という文字があった。1600円だったので注文できなくはないが、昨日食べたからという抑止力が働いてくる。 絶滅の危機が危惧されているうなぎを何度も食べていいのか、という倫理的な思いというよりは、こんなにも高価なものを頻繁に食

                    夏とうなぎと池波正太郎 - Small Things
                  • 『【かつ平】築地の路地裏…池波正太郎ご贔屓の“とんかつ”、必食の価値ある逸品です』

                    4月…業務多忙で疲労困憊。 『体力回復』を兼ねた本日のランチ!ワタクシ的に自然に👣が向くのが築地の路地裏、聖路加病院近くのお店。 『銀座日記(全)』にも記載されて かつ平…三匹の子豚が“愛らしくお出迎え”しますが でも、今から食べるのは。。。。σ(^_^;) とんかつロース派、ヒレ派、それぞれお好みがあると思いますが、こちらのお店では「ロースが絶対的にお薦め👍」です。 ご飯と味噌汁付き  1400円 出来立ての逸品、早速齧り付きたいですが・最初、中央部の1片を何もつけずにガブっと・次は、塩で。・そして、醤油で!…当店店主ご推薦の食べ方です。 とんかつ…醤油で食べる? 一瞬、訝しく思うかもしれませんが、ロースの甘みが一層感じられ、結構イケますよ。 【編集後記】日本橋にも同名(同じ暖簾)のお店あり。店主同士…ご兄弟がそれぞれ経営しています。 野菜…肉🥩を食べたら、次は🐟?(明日ご報告し

                      『【かつ平】築地の路地裏…池波正太郎ご贔屓の“とんかつ”、必食の価値ある逸品です』
                    • 『【かつ平】築地の路地裏…池波正太郎ご贔屓の“とんかつ”、必食の価値ある逸品です』

                      本日のランチ…築地の路地裏、聖路加病院近くにて。 池波正太郎ご贔屓のお店 池波正太郎が愛した「築地のロースカツ」 大トロ並みの脂身 かつ平築地といえば海鮮。とはいえ、海鮮以外にもおいしい店はたくさんあります。withnews.jp 『銀座日記(全)』にも記載されて かつ平…三匹の子豚が愛らしく“お出迎え” でも、今から食べるのは。。。。σ(^_^;) とんかつロース派、ヒレ派、それぞれお好みがあると思いますが、こちらのお店では「ロースが絶対的にお薦め」 です。 ご飯と味噌汁付き  1400円 出来立ての逸品、早速齧り付きたいですが・最初、真ん中を何もつけずにガブって・次は、塩で。・今度、醤油で!…当店店主ご推薦の食べ方です。 とんかつ…醤油で食べる? 一瞬、訝しく思うかもしれませんが、ロースの甘みが一層感じられ、結構イケますよ。 【編集後記】日本橋にも同名(同じ暖簾)のお店あり。店主ご兄弟

                        『【かつ平】築地の路地裏…池波正太郎ご贔屓の“とんかつ”、必食の価値ある逸品です』
                      • 歴史・時代小説の巨星 生誕100年①池波正太郎 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録

                        2023年は池波正太郎、司馬遼太郎という国民的人気作家2人の生誕100年に当たるということで色々なマスコミで取り上げられたり行事が計画されている。 日経新聞の元旦記事第二部でも「歴史・時代小説の巨星 生誕100年」との見出しで紹介があった。 共に1960年に直木賞を受賞しているがその作風は大きく異なる。私は世代的にも両者が精力的な執筆活動を繰り広げた時代を共に生きており、かなりの分量を読んできた自負もある。 池波正太郎さんは亡くなられて33年、司馬遼太郎さんは27年経過しているものの、その作品は全く色褪せず常に文庫本は売れ行き上位にランクされ、ドラマ化も頻繁で広く国民に受け入れられていることがわかる。 池波正太郎さんの代表作のひとつ「まんぞく まんぞく」が生誕100年BS特集時代劇として石橋静河さん主演の女剣士役で最近放送され、本で読んだ印象とは少し異なることを含め楽しく観させて貰った。

                          歴史・時代小説の巨星 生誕100年①池波正太郎 - 厚狭吉亭日乗・神戸残日録
                        • 家も愛も捨てて滅びへ 〜「幕末遊撃隊」池波正太郎 - ことばを食する

                          幕末という激動期。自らの信念を貫こうと時代のうねりに逆えば、人間一人など跡形もなく滅びて消えてしまう。そうして歴史の闇に消え去った人は、少なくなかったはずです。 「幕末遊撃隊」(池波正太郎、新潮文庫)は、若い剣士の生き様と死までを、一条の閃光のように描いた小説です。鮮やかであるほど、歴史という怪物の前では儚い。 外国から開国を迫られ、右往左往を繰り返す江戸幕府。天皇のokを待たずに下田を開港しちゃったもんだから「尊皇攘夷」(つまり天皇家を尊べ!、西洋など追い払え!!)が大ブームに。ブームに乗った薩摩と長州、幕府を糾弾しながら、藩単独で外国船に大砲を撃ちかけたりして、逆に痛い目に遭った。さらにこの2藩もいろいろあって、京では骨肉の争い。間を取り持ったのが坂本龍馬で、龍馬はすぐに暗殺されてしまい...と。いやはや。 「尊皇」と「攘夷」という政治思想が状況に応じて利用され、複数の立場で政治闘争を

                            家も愛も捨てて滅びへ 〜「幕末遊撃隊」池波正太郎 - ことばを食する
                          • 新しい味の伝道師・稲田俊輔さんが選ぶ、食エッセイの不朽の名作、池波正太郎『むかしの味』 | 特集

                            各界の読書家が「心が救われた本」を語る特集企画「しんどい時によみタイ  私を救った1冊」。 前回は、『独学大全』などで知られる作家で人気ブロガーの読書猿さんが、落ち込んだ時に繰り返し読む漫画3冊をご紹介くださいました。 今回は、南インド料理など食の新しい潮流を生み出し続ける料理人・飲食店プロデューサーの稲田俊輔さんの愛読書をご紹介します。 池波正太郎が愛した「むかしの味」 食について書かれた本を読むのが昔から好きでした。子供の頃読んだ本に出てくる食べ物は、自分があまり食べたことのない、あるいはよく知らないものばかり。いったいどんな味でどんなおいしさなんだろう、と想像力を巡らすばかりでしたが、成長するに従ってそこには知っている食べ物が増えていき、わかるわかると共感しながら読むことも増えていきました。 そんな中で出会った、池波正太郎『むかしの味』は、少し不思議な感覚の本でした。僕がこの本に出会

                              新しい味の伝道師・稲田俊輔さんが選ぶ、食エッセイの不朽の名作、池波正太郎『むかしの味』 | 特集
                            • 【直木賞作家が教える】池波正太郎に学んだ「生き金」の使い方

                              1984年京都府加茂町(現・木津川市)生まれ。滋賀県在住。関西大学文学部卒。2022年『塞王の楯』で第166回直木三十五賞受賞。小学5年生のときに読んだ池波正太郎著『真田太平記』をきっかけに歴史小説に没頭。中学生になると歴史小説家に憧れ、月30~40冊ほど歴史小説を読み込んだ。元教師の父親がダンススクールを主宰しており、その跡とりとして20代はダンスのインストラクターとして活動。2015年、跡とりを弟に任せ、退路を断って歴史小説家を志し、段ボールをひっくり返した机で歴史小説の執筆を始めた。食べていくために埋蔵文化財の発掘調査員の職を得つつ、1日平均19時間の執筆活動をしたことも。32歳で『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で待望のデビュー。師と仰ぐ北方謙三氏の教えに従い、2018年から1日も休むことなく書き続けている。初のビジネス書『教養としての歴史小説』(ダイヤモンド社)が話題に。 教養としての歴史

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                              • 生誕100年に池波正太郎記念文庫をたずねて - revival

                                自分の誕生日に、大好きな池波正太郎の生誕100年記念の聖地へ行ってきた。 池波正太郎記念文庫ホームページ 台東区中央図書館に併設されていて、なんと無料なのだ。 池波正太郎記念文庫は、上野・浅草を故郷とし、江戸の下町を舞台にした「鬼平犯科帳」など、時代小説の傑作を多数発表した、 池波正太郎の業績や作品の世界を広く伝えるため、池波家及び多くの方々のご協力で、平成13年9月26日に開設しました。作品に関するさまざまな資料を収蔵し、書斎の復元や著作・ 自筆原稿・絵画等の一部を常時展示しております。また、時代小説コーナーを設け、戦前の貴重本から現代の人気作品まで時代小説に関する資料を収集し、公開しています。 今年は生誕100年と言うことで、さまざまなイベントもしている。 グッズもいろいろ販売している。 グッズ購入(池波正太郎イラストのブックカバー、クリアファイル) 時代小説だけではなく、イラストも素

                                  生誕100年に池波正太郎記念文庫をたずねて - revival
                                • 手練れ作家の、とっておきメニュー 〜「剣客商売」池波正太郎 - ことばを食する

                                  「60半ば過ぎた男性って、どうしてあんなに時代物が好きなの?」 以前、わたしにそう問いかけたのは、とある公立図書館に勤める知人女性でした。貸し出し業務をしているので、今どんな本が人気か、仕事を通じて手にとるように分かるわけですが、時代物だけは世の流行り廃りに関係なく人気なのだとか。特に、年配の男たちに。 人気の理由は、例えば「剣客商売」(池波正太郎、新潮文庫、シリーズ全16冊+番外編あり)を読めば分かります。 面白い。そもそも人というもの、腹が減るから食べるし、面白いから飽かずに読むわけです。 「剣客商売」という小説、料理に例えるなら高級なフレンチやおしゃれなイタリアンではなく、凝った和食でもありません。年季が入って、少々くたびれたのれんを掲げる街中の店。出てくるのはお任せ定食で、これが...。 ある日はピリリと山椒が活かしてあって箸が進み、別の日は、ふっくら炊き上げたご飯に煮染めたアサリ

                                    手練れ作家の、とっておきメニュー 〜「剣客商売」池波正太郎 - ことばを食する
                                  • 台湾で「愛玉」オーギョーチーを見つけた日本の植物の父・牧野富太郎と、彼を描いた池波正太郎 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト

                                    文・写真/mimi (海外書き人クラブ/台北在住ライター) 「愛玉を見つけたのは日本人だよ」屋台の店主の謎のことば 台湾の夜市で焼き餃子やソーセージを食べ歩き、人ごみにもまれた後の熱醒ましには、冷たい「愛玉(アイユー)」をさらっと飲み干すのがいい。台湾特有の植物由来のゼリーに、甘さを抑えたレモンシロップに浮かべた愛玉は、消化を助け暑気払いの効果があるのだ。老若男女に親しまれる昔ながらの素朴な味は、愛玉という名の少女が屋台で売り始めて評判を呼び、彼女の名前で台湾中に広まったとも伝えられている。 この「愛玉」、台湾では中国語で「アイユー」と発音するのが一般的だが、日本では「愛玉子」、台湾語の発音「オーギョーチー」の呼び名が浸透しているらしい。どうして? いつからだろう? 台湾北部の港町・基隆(キールン)の廟口夜市で愛玉を立ち飲みしながら友人とそんな話をしていると 「愛玉を見つけたのは、日本人だ

                                      台湾で「愛玉」オーギョーチーを見つけた日本の植物の父・牧野富太郎と、彼を描いた池波正太郎 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
                                    •  池波正太郎の「日曜日の万年筆」 - T’s blog

                                      池波正太郎といえば『鬼平犯科帳』『剣客商売』などの時代小説が有名で『殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安』は大好きな作品です。小説のすべてを読んだ訳ではないのですが、どちらかと言えば池波正太郎のエッセイが面白く今でも読み返したりします。『散歩のとき何か食べたくなって』『食卓の情景』『男の作法』など内容は多岐にわたります。時代小説家らしくその時々の時代の習慣や文化をよく観察されていて独特の視点で、かつ頑固な性格をもって書かれています。読者の年齢によっても捉え方が変化する、生活に密着した話題が多く何度読んでも新鮮さを覚えます。そんな中で最近愛用するようになった万年筆についてタイトルがある「日曜日の万年筆」を読み返しました。しかし『日曜日の万年筆』には万年筆に関する記載はなく、記憶をたどって探し当てたのが『男の作法』でした。 scrapbox.io 大正12年生まれの小説家 池波正太郎の万年筆哲学がそこ

                                         池波正太郎の「日曜日の万年筆」 - T’s blog
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