国連人権理事会で沖縄県の玉城デニー知事の発言に反論する在ジュネーブ国連機関の日本政府代表部、塩田崇弘公使参事官=18日、ジュネーブ
沖縄県那覇市の認可外保育園「緑のすず乃保育園」で7月30日昼ごろ、預けられていた生後3カ月の男児が心肺停止の状態になり、搬送先の病院で死亡した問題で、園長の女性が5日、沖縄タイムスの取材に応じた。園長は、乳幼児に求められている10分おきの呼吸確認をしていなかったことを明らかにし、「男児や遺族に申し訳ない」と語った。(社会部・矢野悠希) 【写真】保育中になぜ…乳児死亡「保育園は本当のことを話して」母親が訴え 自ら119番通報と心臓マッサージ 園側の説明によると、男児が亡くなった日は、園長と女性職員の2人が勤務していた。 午前8時ごろ、母親が連れてきた男児を検温すると約37度で健康状態に問題は見当たらなかった。預かり後、男児をベッドに寝かせ、10分おきに体を触って体熱を確認していたという。 那覇市は認可外保育園に対し、呼吸だけでなく、表情や体熱など6項目を10分おきに確認するよう求めている。し
在宅医療において、訪問看護はとても大きな役割があります。病を抱えて医療機関への通院が困難な患者さんが自宅や高齢者施設等で療養をする際、在宅医は通常1カ月に1〜2回の定期的な訪問診療と、体調が悪くなったときなどに電話で依頼を受けて往診を行います。そして診察や検査、内服薬や注射の処方を行います。しかし、実際に患者さんのお体のケア、注射等の実施は看護師が行います。多くは訪問看護師さんに依頼をすることになります。 医療保険の適用となる訪問看護は、記事にあるように一部の精神疾患、難病やがんの終末期の方等が対象となります。また、病気の急性増悪として短期間(2週間以内)医師の指示のもとで医療保険の訪問看護を受けることもできる制度があります。 記事の中で、医療費の元データとなっているものはこちらです( https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken03
沖縄県警は、なぜチョウ類研究者宅を家宅捜索したのか 国策に異を唱え、米軍の廃棄物を告発した宮城秋乃さんを見せしめに 桜井国俊 沖縄大学名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人 6月4日、筆者の携帯が鳴った。登録していない番号からの電話だった。チョウ類研究者の宮城秋乃さんの友人だと名乗った女性は、宮城さんに頼まれて至急の電話をしてきたのだという。 何事か?と耳をすますと、宮城さん宅が4日午前に家宅捜索され、パソコンなどが押収されたため、筆者が依頼していた原稿の提出が出来なくなったとの伝言を頼まれたとのことであった。 「そこまでやるのか」という思いと「やはり」という思いが相半ばした。宮城秋乃さんは、返還された米軍北部訓練場跡地の森を踏査し、米軍廃棄物の2000発以上の空包、手投げ弾、野戦食、放射性物質コバルト60を含む電子部品などを次々と発見し、それを地元の沖縄タイムス、琉球新報が繰り返し報道して
沖縄タイムスの阿部岳記者のファクトチェックがファクトチェックアワード2024の優秀賞を受賞しました。 おかしなファクトチェックなので、それに対してファクトチェックもどきをやってみました。 対象の記事は 『ひろゆき氏「沖縄は親を寝たきりにして年金で暮らす」をファクトチェック 主張の前提3点は2点誤り1点不正確 | 沖縄タイムス+プラス』 になります。 ※現在は有料記事で本文が見られないので、アーカイブにリンクしています。 阿部記者によるファクトチェックの概要は次の通りです。 実業家のひろゆき(西村博之)氏が今年2月のユーチューブ配信で、沖縄は老いた親をあえて寝たきりにしてその年金収入で暮らす構造があると発言していたことが分かった。「寝たきり老人が人口当たり一番多い」など、前提にした3点の主張を本紙がファクトチェックすると、2点が「誤り」、1点が「不正確」だった。 では3点を見ていきましょう。
警察官と接触した男子高校生が失明し、沖縄署に投石などがあった後、インターネット上で沖縄に対するヘイトスピーチが少なくとも465件あったことが、市民グループ「沖縄カウンターズ」の調査で分かった。対策条例を検討している沖縄県に深刻な実態を報告し、罰則など効果的な規制を求める。 【写真】沖縄署敷地内でいったんついた火をあわてて消す若者 調査は1月28~31日を対象にした。横行していた「土人」「猿」などの差別語でツイッターを検索したほか、県内2紙などの発信に対する返信、引用を調べた。他のサイトでもヘイトスピーチは多数確認されており、実数はこれをはるかに上回る。 記録したヘイトスピーチを見ると「こんな土人に毎年3千億円もエサ代本土から送ってるとか舐(な)めてんのか」は、沖縄関係予算が全て沖縄限定の恩典であるかのような既存のデマを交ぜた。「大阪府警の土人発言は正しかった」は、2016年当時の松井一郎大
9月11日投開票の沖縄県知事選に立候補している佐喜真淳氏(58)=自民、公明推薦=が那覇市の県庁前広場で演説中、女性に古い薬きょうのような物を複数投げ付けられた件で、自民党県連(中川京貴会長)は28日、選挙妨害に当たるとして那覇署に刑事告訴した。 【写真】島に漂着した弾薬箱のミステリー 中に薬きょう335個 発生は26日午後6時半ごろで、薬きょうのような物が県議と運動員の計3人に当たったとしている。けがはない。複数の関係者によると県警は27日夜、投げ付けた女性の自宅を家宅捜索した。県警は公職選挙法違反の疑いで任意で事情を聴いている。 告訴された女性はチョウ類研究者。米軍北部訓練場の返還区域に大量の銃弾などが廃棄されているとして、撤去を求めて活動している。
新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた中小企業や個人事業主を対象とした持続化給付金を巡り、県警は今年4~8月、県内で億単位の大規模な不正受給があったとみて100人態勢で捜査に乗り出した。同給付金に関係する全国最大規模の詐欺事件に発展する可能性もある。「まだ全容は見えていない」(県警幹部)が、立件に向けて検察側とも密に捜査方針を調整し、解明を急ぐ。(社会部・城間陽介、比嘉太一) 【図解】沖縄タイムス社員らによる不正受給などを巡る流れ 家宅捜索先行 持続化給付金の不正に関する情報を入手した県警組織犯罪対策課などは今月3日、那覇市の税理士事務所など複数箇所を家宅捜索した。捜索は沖縄市やうるま市などにも入ったとみられる。真っ先に証拠資料を押さえる「家宅捜索先行」の捜査手法が取られた。 今回、県警が強制捜査に乗り出したのは、不正受給の背後に暴力団や半グレと呼ばれる反社会的勢力の存在が濃厚に疑われたか
米軍が、普天間飛行場の貯水槽にある有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)を含む汚水を、国の暫定指針値内まで薄めて処理し、周辺の川に放出したいと日本側に伝えていることが7日、分かった。防衛省は放出を認めない方針。 政府関係者によると、汚水に含まれるPFOSの濃度は、環境省が定める暫定指針値1リットル当たり50ナノグラムを超えているが、具体的な濃度や量は不明という。 なぜこの汚水が生じたかは不明。防衛省の担当者は取材に「汚水は米側で適切に保管しており、処分方法を米側が検討している」とした上で、川に流すとの正式な申し入れは今のところないと説明。あれば放出しないよう米軍に求める考えだ。 これまでのところ県や宜野湾市に米側からの連絡はない。県は、沖縄防衛局に事実関係を確認している。 県幹部は「これだけPFOS汚染が問題になっている中で、事実だとしたらあり得ない」と米軍の対応に強い不快感を示した。 普天
沖縄国際大学経済学部の友知政樹教授と中央大学総合政策学部の河野光雄名誉教授がまとめた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究報告「日本におけるCOVID-19拡散の時系列ダイアグラム」が沖国大のホームページで公開されている。政府の「Go To トラベル」で東京など首都圏から全国へと感染が拡大し、「特に沖縄への飛び火は顕著」などと指摘している。 国内で初感染が確認された2020年1月15日以降から21年1月25日までの新型コロナの拡散状況を都道府県別に図表で示して、分析。データはNHKがまとめた全国の新型コロナ感染者数の推移を利用した。 昨年5月の国の緊急事態宣言解除後も東京で続く感染が6月下旬に再燃し、7月に入ると埼玉県や大阪府などでも感染が広がったことがうかがえ、今後は都道府県をまたぐ人の移動に関するデータなどを踏まえた分析が必要としている。 同月22日からの「Go To
記者会見で記者を指名する菅義偉氏(C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 「令和おじさん」や「パンケーキ好き」の演出もあり6割を超える高い支持率でスタートした菅内閣。しかし菅氏の実像は、国民の目に映るものとは違うようだ。菅氏の答弁スタイルに懸念の声を上げる人たちがいる。AERA 2020年9月28日号の記事を紹介する。 【写真】会見で菅氏を追求する望月記者はこちら * * * 「あなたに答える必要はありません」 2019年2月26日の会見で菅義偉官房長官(当時)はこう言い放った。 相手は東京新聞の望月衣塑子記者。望月さんが「会見は政府のためでも、メディアのためでもなく、国民の知る権利に応えるためにあるものだと思いますが、この会見を一体何のための場だと思っているのか」と質問したことへの回答だ。 望月さんはこう振り返る。 「菅さんの回答は記者を馬鹿にしたものだし、私のように政府を追及して
ときどき思い出したように書いている障害事例まとめです。こういうのをやるならせめて年1回くらいはまとめないとダメだね……。昔の記事だと経緯や内容を覚えていないし、ニュース記事 (特に新聞社の記事や企業の障害に関するリリース記事) が消えてしまっていたりする。年末にまとめてドカッと振り返るのはしんどい。 2016-2017年のサービス障害を振り返る - # cat /var/log/stereocat | tail -n3 「なぜ障害事例をまとめているのか」についてはこっちに書いた内容そのままなのでこちらを参照してください。 DC/クラウド/通信事業者サービスの障害事例よせあつめ - # cat /var/log/stereocat | tail -n3 2010-2016あたりまでのメジャーな障害事例のまとめ 基本的には自分がブックマーク等でクリップしたものをもとにまとめています。主要なニュ
全3回連載 上)最悪の結果を招いた「上の指示」 中)SNSにデマ、県警の否定「遅かった」 下)ネット上に表出した差別意識 1月27日未明。沖縄市宮里の路上で、沖縄署に所属していた男性巡査(30)は職務質問のため、バイクを停止させようと伸ばした警棒を右手に持ち、左手で運転手につかみかかった。 その結果、バイクを運転していた男子高校生(17)は右目を失明した。 なぜこうした事態を招いたのか。 「事件発生時、上からは警棒を伸ばした状態で警ら(巡回)に当たるよう指示があった」。当時の捜査関係者の一人はこう明かす。 事件発生の前日、暴走バイクに乗っていた若者らが警戒中のパトカーにのぼりをぶつける事案があった。 通常は警棒を伸ばした状態で巡回はしないというが、「暴走族警戒のために署はかなりピリピリしていた」と振り返る。 事件発生時、男性巡査はバイクが集団で暴走しているとの通報を受け、伸縮式の警棒を伸ば
アメリカ大統領選挙が行われた2016年以降、沖縄の地元紙2紙である沖縄タイムスと琉球新報は、インターネット上のデマ・フェイクを沖縄の若者が信じている記事で指摘してきた。しかし、筆者が調査したところ、沖縄県知事選の投開票日の2018年9月30日まで、具体的な若者の姿はほとんど出てこなかった。フェイクニュースと若者を結びつける新聞言説はどのように広がっていったのか。 記事データベースから321件を抽出筆者は、全国紙・地方紙の過去の掲載記事データベースである「Gサーチ」を利用し、関連する記事を抽出した。全ての記事を読み込み、時系列と内容を確認することで、沖縄の若者がデマやフェイクを信じているという言説が広がる経緯を追った。期間は2019年9月まで。 「沖縄 若者 デマ」の言葉が盛り込まれている記事は150件、「沖縄 若者 フェイク」は52件。沖縄の地元紙は、沖縄を記事中に使わないため、2紙では「
太平洋戦争末期の激戦地で、多くの兵士が戦死した硫黄島(東京都小笠原村)で採取された砂が、米軍普天間飛行場の基地開放行事で販売されていた。厚生労働省は日本人の島からの砂の持ち出しを制限している。硫黄島の戦没者遺族は「日本人は持ち帰ることができないのに、米軍基地で売るのはおかしい」と話している。(社会部・塩入雄一郎) 砂は今月6日、普天間飛行場の「普天間フライトラインフェア」で販売しているのを記者が確認。展示中のオスプレイの横に設置したテントで、部隊のキーホルダーやTシャツなどと並べられていた。1個5ドルで、日本円では千円で販売していた。 在沖海兵隊福利厚生部(MCCS沖縄)によると、砂は25年以上前に...
1日だけで700人が「ブロックされてました」 ツイッター歴が浅い私は知らなかったのだが、河野氏は「ブロック太郎」とも呼ばれ、数々の武勇伝があるらしい。試みに、ブロックされている人をツイッター上で募ってみた。1日だけでおよそ700人が手を挙げてくれた。 「一度もリプしてないのに、まさかと思ってチェックしたらブロックされてました」「自民党支持者の私のことも。防衛大臣のツイートが見れなくて、国民の1人として非常に不安です」 (ツイッターを利用している方、特にこの記事を読んでくれるあなたのような方には、次のリンクからチェックをお勧めする。@konotarogomame) 村役場の職員から国会議員まで、公務員はみな「全体の奉仕者」である。税金で成り立つ公務のことをつぶやく以上、好き嫌いによるユーザー選別や情報遮断は許されない。トランプ大統領によるブロックの違憲性が問われた米国の訴訟は二審まで判決が出
沖縄県河川課は17日、倉敷ダム(うるま市)で大量の不発弾とドラム缶2本が見つかったと発表した。7日に連絡を受けた陸上自衛隊によると、同日中に725発の不発弾などを回収した。ダムはもともと米軍施設の嘉手納弾薬庫内にあり、1983年に返還された。県は米軍由来の可能性が高いとみて、沖縄防衛局に調査や撤去を求める方針。ダムの水は飲料用にも使われており、県企業局は14日から取水を停止している。 (政経部・大城大輔、松田駿太) 陸自によると回収したのは米国製81ミリ迫撃砲弾48発、米国製小銃てき弾7発、薬きょう2発、小火器弾668発。県によると、ドラム缶の中身は土やりゅう弾の一部で、液体などは確認されていない。爆発などの危険性が低い鉄くずや、ドラム缶は現場に残している。 今月7日に、ダムの管理所職員が定期調査で水が干上がった場所で見つけた。河川課の担当者は「例年よりダムの水位が低くなっていた。これまで
Published 2023/01/21 08:42 (JST) Updated 2023/01/21 17:57 (JST) 【ジョン・ミッチェル特約通信員】ハリウッド映画「GODZILLA ゴジラ」(2014年)の製作に協力した米国防総省が広島の原爆被害を取り上げた途中段階の脚本に抗議し、製作者側がせりふを削除していたことが分かった。同省は協力打ち切りを持ち出して圧力をかけていた。 関連記事 ゴジラのほかにも映画やNHK番組に介入 ニコラス・ケイジ主演映画に「ヒーローらしくない・・・ 【ジョン・ミッチェル特約通信員】米国防総省はハリウッド映画「GODZILLA ゴジラ」のほかにも、日本が関係する・・・www.okinawatimes.co.jp ■渡辺謙さんのシーンを問題視 同省は俳優の渡辺謙さんが演じる科学者が原爆投下に触れるせりふを「完全に不必要で不当だ」と批判。高官は「もしこれが
沖縄では22日、焼失した首里城再建の課題を議論する「首里城再興に関する公開討論会」(首里城再興研究会主催)が開かれ、熱心な議論が行われました(写真右、23日付沖縄タイムスより)。 大きなテーマの1つは、正殿前の大龍柱の向きです(10月24日のブログ参照)。公開討論会では後田多敦神奈川大准教授が先に発表した「正面向き」を示す1887年のフランス人による写真が注目を集めました。大龍柱の向きは日本の琉球支配・皇民化政策とも無関係ではなく、今後の研究・議論の進展が注目されます。 さらに、私たち「本土」の日本人がけっして見過ごすことができない資料があることが分かりました。それは、沖縄戦(1945年4~6月)における首里城の焼失(写真左)と日本軍(第32軍・牛島満司令官)の関係を示す重要な証言です。 沖縄タイムスは10月下旬からの連載「首里城再建を考える」で、県内識者の論評を掲載しました。その中で、辺
夜間に次々と運び込まれる救急患者。新型コロナ以外の患者も増え、医療現場は逼迫している=4日午後7時半過ぎ、豊見城市の友愛医療センター 新型コロナウイルス感染拡大で、救急搬送が一部の病院に集中している。沖縄県によると6月26日~7月2日には搬送先が見つからず、最大で21回も医療機関に問い合わせたケースが発生した。現場の医師は「事実上の医療難民だ」と危機感を募らせる。コロナ対応に当たる救急現場を取材した。 【写真】急患の連絡が入り、一気に慌ただしくなる救急現場 4日夜、豊見城市の友愛医療センター。「高齢者が倒れ、意識はない模様」。消防本部から同センターにドクターカーの出動要請が入った。救急科部長の山内素直医師が直ちに現場に急行。患者は救急車で搬送され、意識を取り戻した。 同じ時間帯。また病院の電話が鳴った。「コロナかもしれない。検査してほしい」。看護師が「当院は重症度の高い患者を優先しており、
地方にいるからこそ、見えてくるものがある。東京に集中する大手メディアには見過ごされがちな、それぞれの問題を丹念に取材する地方紙、地方テレビ局。彼らはどのような信念と視点を持ってニュースを追いかけるのか? 報道の現場と人を各地に訪ね歩く「地方メディアの逆襲」。先の沖縄県知事選挙を機に「ファクトチェック・フェイク監視」を始めた琉球新報に迫ります。 「ポスト・トゥルース(脱真実)」という言葉が欧米発で流行したのが2016年。「フェイクニュース」「オルタナティブ・ファクト」などの言葉も定着して久しく、これに対する「ファクトチェック(事実検証)」の取り組みも、各国のメディアや専門サイトで進んでいる。 日本の地方メディアで、いち早く取り組んだのは沖縄の琉球新報だ。戦後75年間、望まぬ米軍基地を押し付けられ、危険と不安にさらされ続ける沖縄には、何十年も前から本土発の「基地神話」がまとわりついてきた。それ
これが記事ではないかもしれないと思って書くのは、初めてかもしれません。 ただ、直接、会えなくて、届いてほしいと思って、まずはここに書いてみます。 どれだけ新型コロナウイルスの影響が長引くか、見通しが立ちません。 特に、沖縄県は、15日までと言っていた独自の緊急事態宣言を2週間、延長する方針です。 歓楽街の松山はクラスターが発生したので、営業自粛で街は閑散としています。 夜の世界で働くキャストのみんなに、手元のお金の確保と身の安全を優先して、公的なお金に頼っていいということをとても伝えたいです。 夜の世界で働く友だちや、取材で会った風俗業界の女の子は、なかなか社会から見えづらくて、いないように扱われてしまって、制度からこぼれ落ちてしまうことが多々あります。 みんなもきっと、「給付金をもらったら?」と言われても、書類をそろえるハードルがあまりにも高いし、職業を言い出しにくかったり、自分にはもら
対潜水艦戦の訓練でヘリコプターが使われていたのは、潜水艦の探知は微弱なスクリュー音を探る以外に方法がないからだ。海中は電波が伝わりにくく、航空機を探知するようなレーダーは使えない。ヘリからつり下げたソナー(音波探知機)でスクリュー音を探り、潜水艦の位置を特定するには三角測量の技法が使われる。 今回の事故では、3機のSH60K哨戒ヘリがそれぞれのソナーで海中を探り、3機でつくった三角形の中に潜水艦を追い込んで位置をピンポイントで特定するための訓練だった。このうちの2機が空中で衝突した。 事故が起きた伊豆諸島の鳥島東方海域の天候は晴れ、満月の2日前に当たり、月明かりもあった。他機の接近を知らせる計器に加え、衝突防止灯もあるので目視でも互いの位置は確認できたはずだ。 しかし、夜間の事故は過去にも起きている。2021年7月、鹿児島県の奄美大島沖で夜間飛行中の哨戒ヘリ2機が接触した。うち1機は全地球
皆さんは「沖縄(おきなわ)」と聞くと、どのようなイメージを持たれるでしょうか?美ら海水族館や国際通りに代表される観光地、どこまでも広がる青い海。歴史学的な視点から見れば、熾烈を極めた沖縄戦、そしてその後のアメリカ軍の占領統治により浮上した基地問題‥。ざっと挙げればこのようなイメージになるでしょう。 まとめると、沖縄県民以外は沖縄(もしくは沖縄県民)に対して 沖縄戦やその後の基地問題などで負担を強いられている"被害者" 青い海が広がり、ゆったりとした時間の流れる場所 大らかで明るい陽気な沖縄県民(現地の言葉で"うちなーんちゅ")の姿 といったイメージを持っていることが多いです。近年では、仲間由紀恵や新垣結衣、安室奈美恵などの女優や歌手も輩出しており、沖縄のイメージアップにも貢献しています。 そんな、戦争や基地問題などの「負」を背負いつつも、基本的には「陽」のイメージで溢れる沖縄(そして沖縄県
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く