人はなぜ、あやまちを繰り返すのか? 基本情報 タイトル:罪人の選択 著者:貴志祐介 出版社:文芸春秋 カテゴリー:小説 満足度:★★★/5 映像化:なし あらすじ *夜の記憶 絶滅を目前にした人類と深海生物と、遠い惑星の海の底で今夜もいつかの記憶がよみがえる。 *呪文 遥かな未来、巨大な星間企業が宇宙を支配している。貧しい植民惑星「まほろば」の住民は、神を崇めるのではなく貶める宗教を持つ。 *罪人の選択 机の上には密封された自家製フグの缶詰と、一升瓶のカストリ酒。どちらかは猛毒、罪人はどちらを選ぶのか。 *赤い雨 海も大地も赤く汚れ、ほとんどの生物は絶滅した。遺伝子改造を施した藻類チミドロのせいだ。雨までが赤く染まり、人々は全身を食いつくされて死んでいく。 登場人物 *彼(かれ) 二十六本の触覚を持つなにか。 *金城・イシドロ・GE・黎明(かなしろいしどろぎゃらくしーえすてーとれいめい)