いつの頃からでしょうか。 職人さんが目の前で握ってくれる昔ながらのお寿司屋さんを「回らない寿司」などと呼ぶようになったのは。 本来であれば、回転寿司の方を「回る寿司」と呼んで区別するべきだと思うのですが、今の世の中、もう回転寿司の方が主流になったということでしょうね。 もしも居酒屋業界で立ち飲みが主流になった場合、従来の居酒屋を「立たない飲み屋」と呼ぶようになるのでしょうか。 それは誰にもわかりませんね。 とある日曜の夜、回転寿司屋さんに行った時の話です。 あれは22時くらいだったでしょうか。 いわゆる夕飯どきはすでに過ぎていたと記憶しております。 お店に入ってすぐのレジ付近に立ち、店員さんが来るのを待っていましたが、待てど暮らせど声がかかる気配はありません。 仕方がないので、順番待ちの用紙に名前を書き、ソファーに座って案内を待つことにしました。 しかし、待てど暮らせど声がかかる気配はあり