兵庫県知事だった斎藤元彦氏(46)の失職に伴う知事選(31日告示、11月17日投開票)に、レコード会社経営の福本繁幸氏(58)が8日、無所属で立候補する意向を明らかにした。福本氏は18日に記者会見をする予定。判明している知事選の立候補予定者は7人目で、過去最多だった前回知事選(2021年)の5人を上回っている。 福本氏は同県明石市在住で、7月に行われた東京都知事選に立候補し、落選していた。 福本氏は取材に対し「県政の停滞を何とかしないといけないと思った。上からではなく、下から職員を押し上げていきたい」と話した。 知事選には斎藤氏のほか、共産党の推薦を受ける医師の大沢芳清氏(61)、前尼崎市長の稲村和美氏(51)、元経済産業省官僚の中村稔氏(62)、日本維新の会の清水貴之参院議員(50)=兵庫選挙区=、元加西市長の中川暢三氏(68)が立候補する見通し。