ネコがニャーと鳴くのは人に対してだけだが、何を言わんとしているのかを理解するのは難しい。(PHOTOGRAPH BY MARTIN POOLE, DIGITALVISION / GETTY IMAGES) 「ネコにはボキャブラリーがあります。そして、注意を払っていれば、飼いネコをより理解できるようになります」と言うのは、飼いネコのニーズを理解する「最高のツールの提供」を目指したAI(人工知能)アプリ「にゃんトーク(MeowTalk Cat Translator)」の生みの親であるセルゲイ・ドレイジン氏だ。にゃんトークは無料アプリで、飼いネコの鳴き声を録音すると、「イライラしてる(I’m annoyed)」「餌ちょうだい!(Feed me!)」など、短いせりふに翻訳してくれる(編注:一部サービスは有料)。 翻訳の精度を評価できるようになっており、それによってコンピューターモデルが改良されてい