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虚構新聞の検索結果161 - 200 件 / 275件

  • 倍速行動で人生240年に 「倍速人生検討委員会」が初会合

    日常生活の速度を上げたり効率化したりすることで、相対的長寿を目指す「倍速人生」について、厚生労働省は26日、専門家による検討委員会の初会合を開いた。委員の間からは「自動車・列車の速度規制撤廃」や「日本語廃止」など、人生を加速させる様々な案が上がった。 「倍速人生」は、「単位時間当たりの行動速度が2倍になれば、時間の流れ方は2分の1になる」という考え方で、物理学者アインシュタインが提唱した。人間の寿命は120歳程度が限界だが、2倍速で行動すれば240年生きたことになり、相対的に寿命が延びたと言える。 近年、若い世代を中心に、テレビ番組を2倍速で見る「倍速視聴」や、メッセージングアプリで「了解」を「りょ」と縮めるなど、高速・効率化による処理速度向上を追求する動きが広がっている。厚労省では「行動を加速して長生きしたいという意識が高まっている」と見ており、高速行動による「人生240年時代」に向けた

      倍速行動で人生240年に 「倍速人生検討委員会」が初会合
    • 「マスク着脱見直し、3月に」 政界との癒着、花粉側認める供述

      花粉の大量飛散をめぐる利益供与事件で、花粉最大手のスギが、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、マスク着脱を見直す時期の変更を求めるなど、政界への関与を認める供述をしていたことが、関係者への取材でわかった。業界第2位のヒノキも関与を認めており、大規模な疑獄事件に発展する可能性が出てきた。 スギやヒノキは、高度経済成長期、木材需要の高まりを受けた植林活動によって拡大。大手2種で国内森林シェアの約3割を奪うまでに急成長した。だが、さらなるシェア拡大を狙う中で、花粉症患者の増加が社会問題化。伐採を求める国民の声が高まる中、政界に接近することでシェアの維持を図る狙いがあったとみられる。 事情聴取に対し、スギは「花粉の飛散が最大になる3月までマスク着用を続けるよう、ヒノキ、シラカバと共謀して政府関係者に口利きを依頼した」と供述。政府は当初、マスク着用義務の解除を1月に設定していたが、春に再着用を強い

        「マスク着脱見直し、3月に」 政界との癒着、花粉側認める供述
      • AIの健全な成長見守る「PTAI」発足 「俗悪コンテンツ」順位公表も

        生成AIの健全な成長を促すための団体「全国PTAI(Parent-Teacher of AI)」が7日、発足した。AIに学習させたくないテキストや動画などのデータを「俗悪コンテンツ」として毎年発表するほか、「有害コンテンツ」の追放運動などを積極的に行うとしている。 生成AIはインターネット上に存在するテキスト、画像、動画などあらゆるデータを学習する。そのため、データの中に差別的言動や暴力、虚偽が含まれると、AIが推論、生成するコンテンツの精度に悪影響が及ぶ可能性がある。 設立の目的について、設立趣意書では「学習に不適切なデータをネットから排除し、健全な学習データのみ残すことでAIの健全な発達・成長を促す環境を整備する」としている。 発起人の純澄健(すみずみ・たける)代表は「善悪の判断がつかないAIは未熟な子どものようなもの。不健全なデータを生成しないよう大人が正しい方向に導いていかなければ

          AIの健全な成長見守る「PTAI」発足 「俗悪コンテンツ」順位公表も
        • 「油に油を注ぐ」? 川省堂の慣用句辞典が物議

          川省堂(東京都渋谷区)が8月に発売した『川省堂明晰慣用句辞典第3版』が物議を醸している。収録する慣用句「火に油を注ぐ」が「油に油を注ぐ」になっていたためだ。同社は誤植とはせず、掲載を続けると主張している。 今月初旬、辞典の購入者が「誤植ではないか」と、SNSに投稿したことがきっかけで発覚した。「火に油を注ぐ」は「勢いのあるものにさらに勢いを与えること」を意味するが、「油に油を注ぐ」という慣用句は存在しない。 投稿への反響が広がったことを受け、同社は22日、HP上にコメントを掲載。「ガソリン価格が急騰している昨今、『油に油を注ぐ』もまた『勢いのあるものに勢いを与える』という意味を持つと考えて差し支えありません」と説明したが、誤植かどうかについての明言は避けた。訂正や回収はせず、慣用句として辞典に掲載し続けることで既成事実化を図りたいとしている。 実際にない慣用句を掲載する方針を示したことにつ

            「油に油を注ぐ」? 川省堂の慣用句辞典が物議
          • 遺品整理に「待った」 故人情報保護する遺品破壊士、需要高まる

            自分が亡くなった後の遺品整理をどうするか――。故人の遺品整理や処分を行う遺品整理士への需要が高まる一方で、遺品整理にあたる親族や整理士に先駆けて故人宅に侵入して遺品を破壊する「遺品破壊士」への需要も高まっている。 「だって、あの世にはデータを持っていけないじゃないですか」 外資系企業に勤める軽須豪さん(仮名)には、妻と成人した2人の娘がいる。まもなく退職を迎える軽須さんは自分の死後に備えて、昨年から「終活」に取り掛かった。遺産相続などの身辺整理は問題なく進んでいるが、目下の悩みは個人パソコンに保存した「ちょっと人には言えない画像と動画」だ。名前を「新しいフォルダー」に偽装したフォルダーに保存されたデータ量は合わせて30テラバイトにのぼるという。 「死後、万が一誰かにあのフォルダーを開けられたら……と想像するだけで夜も眠れません」 良き夫、良き父としての役割を長年果たしてきただけに軽須さんの

              遺品整理に「待った」 故人情報保護する遺品破壊士、需要高まる
            • 虚構新聞、最近は「嘘情報を発信するブロック推奨アカウント」になっているらしい

              シグマス @sigumasu 虚構新聞、今だと「嘘情報を流布するアカウントです!!ブロック推奨!!」みたいな扱いされていて…マジか…となった

                虚構新聞、最近は「嘘情報を発信するブロック推奨アカウント」になっているらしい
              • 肉眼で見える超巨大新元素「ジャイアニウム」発見 千葉電波大

                千葉電波大学理学部の故郷田隆司教授の研究チームは27日、巨大な新元素「ジャイアニウム」の合成に成功したと発表した。肉眼でも見える超巨大元素の合成は世界でも初めて。 物質を構成する基本要素である元素は現在118番まで見つかっているが、自然界に存在するのはそのうちの90種類。93番目以降の元素は、加速器を使って高速で原子核を衝突させて合成している。 郷田教授は、原子核を衝突させる従来の合成法ではなく、強い原子が弱い原子から核子(陽子と中性子)を無理やり奪い取って自分のものにする合成法を開発。加速器内の強い原子が弱い原子から次々と核子を奪っていった結果、肉眼で確認できるほど超巨大な元素へと成長した。 新元素は球形で、大きさは直径約15ミリ。その巨大さから「ジャイアニウム」と命名した。重い元素はほとんどが短時間で崩壊するが、ジャイアニウムは非常に強固で安定していることから、極めて強力なエネルギーを

                  肉眼で見える超巨大新元素「ジャイアニウム」発見 千葉電波大
                • データ削除「ゴミ箱」に有料ゴミ袋導入へ デジタル環境庁

                  デジタル環境庁は17日、パソコンやスマートフォンなどデジタル端末内のデータを捨てる「ゴミ箱」に、有料の「デジタルゴミ袋」の装着を義務化すると発表した。端末から排出される「ゴミデータ」の廃棄量削減が目的。収益金はデジタル環境の保護に使われる。 大量生産・大量消費によって日々生み出されるゴミデータは、デジタル社会にとって大きな問題となりつつある。 2020年に国内で廃棄されたゴミデータ量は、10エクサバイト(1エクサバイトは10の18乗バイト)。3.5インチフロッピーディスク約7億枚分に相当する。ストレージ容量の拡大に伴って増えた、撮り損じ写真・動画などのゴミデータを廃棄するのに必要な内部処理は、端末の電力を必要以上に浪費する。また、クラウド技術の発達により、これらゴミデータの流通が通信を圧迫して、デジタル環境を汚染していると指摘する専門家もいる。 ゴミの種類にも大きな変化が生まれている。ダイ

                    データ削除「ゴミ箱」に有料ゴミ袋導入へ デジタル環境庁
                  • 辺上で急接近や急減速 あおり運転の疑いで点Pを逮捕

                    長方形の辺上であおり運転をしたとして、余事署は14日、点P容疑者を道路交通法違反(妨害運転)と危険運転致死傷の疑いで逮捕した。P容疑者は「ノロノロ運転にイライラしてやった」と供述しているという。 余事署によると、P容疑者は14日午後3時ごろ、長方形ABCD(全長36センチ)の辺AB(12センチ)上を点Aから秒速2センチで走行中だった点Qさんから3秒遅れて出発。秒速6センチの猛スピードで後ろから急速に接近して追い越した。さらに点Bから点Cに向かうため左折すると、今度は秒速0.5センチに急減速。遅れて後ろから走ってきたQさんは避けきれず、左折直後にそのまま衝突した。Qさんは辺から転落して全治2カ月のけがを負った。 取材に対し、Qさんは「後ろからすごいスピードで追い抜いたと思ったら、カーブを抜けた瞬間、目の前で減速したのでブレーキを踏む余裕もなかった。生きた心地がしなかった」と、当時の状況を語っ

                      辺上で急接近や急減速 あおり運転の疑いで点Pを逮捕
                    • 「置き勉」禁止で脚光 ランドセル代行運送「手ぶらで通学」

                      学習用具が入ったランドセルを児童に代わって運ぶ代行サービスに注目が集まっている。「脱ゆとり教育」によって教材が重さを増す一方、学習用具を教室内に置いて帰る「置き勉」を禁止する学校が多いことが人気の背景にあるようだ。 宅配会社のノライヌムサシは、20年からランドセル運送サービス「手ぶらで通学」を東京都と大阪府で展開している。児童宅でランドセルを預かった同社のドライバーが、学校近くまで先回りして待機。その後、追いついた児童に荷物を手渡すサービスだ。下校時も児童から受け取ったランドセルを一足先に自宅まで届けるほか、残した給食のパンや夏休み前に持ち帰るアサガオ栽培セットなど、鮮度を保つ必要がある場合はクール便も利用できる。 利用料は月額1万5千円(税込み)のサブスクリプション制。やや高額だが、毎日重い荷物を抱えて登下校する子どもの負担を心配する家庭からの申し込みが増えているという。 サービスが人気

                        「置き勉」禁止で脚光 ランドセル代行運送「手ぶらで通学」
                      • 路上の生態系に異変 コロナ禍で追われる軍手のすみか

                        路上の落とし物の代表格・軍手に、ここ数年異変が起きている。千葉電波大学理学部の研究チームが行った路上の生態系調査で、軍手の生息地が使い捨てマスクによって急速に侵されている現状が明らかになった。 調査結果は英生態学誌「エコロジカルエコロジー」2学期準備号に掲載された。千葉電波大の道木洲教授らの研究チームは、2019年6月から22年6月まで、千葉県内にある歩道や車道など200地点で定点観測を行い、路上の生態系がどのように変化するかを調査した。 その結果、3年間で軍手の数がオス、メス共に約70%減少。生息地が大きく縮小したことがわかった。 一方でめざましく繁殖したのが使い捨てマスクだ。同期間中、マスクの繁殖率は約2万%増。調査を開始した19年は大きな変化が見られなかったが、20年以降急速に生息域を拡大。県内200カ所全ての観測地点でマスクの姿を確認した日もあった。 マスクがこれほどまで生息域を拡

                          路上の生態系に異変 コロナ禍で追われる軍手のすみか
                        • リスニングも倍速で 衛府嵐大が「タイパ入試」導入

                          英語のリスニング試験を倍速で放送します――。京都市の私立大、衛府嵐大学は今年度の入試から、時間あたりの効果や満足を重視するタイムパフォーマンス(タイパ)の概念を取り入れた「タイパ入試」を導入、実施する。少子化で志望者が減少する中、タイパを重視する「Z世代」の積極的な獲得をねらう。 タイパ入試を行うのは、情報商材学部と転売経済学部の新設2学部。両学部とも国語・数学・英語から2科目を選んで受験する。時間効率を上げるため、試験時間も従来の60分から30分に短縮した。 試験内容もタイパを重視。英語ではリスニング問題を倍速で放送するほか、国語では論説文、物語文とも原著の要点を200字程度にまとめた要約を読ませて内容を問う問題に。また数学では試験前日に問題と解答をあらかじめ公開し、「ネタバレ」を確認してから試験本番に臨めるようにした。 通常では試験日から1週間程度要する合否発表も、世界初となる「即時発

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                          • 「働き過ぎ」新型コロナに業務停止命令検討 厚労省

                            新型コロナウイルスの国内感染を防ぐため、厚生労働省が今週中にも業務停止命令の行政処分を検討していることが18日までにわかった。感染拡大の背景にあるウイルスの過重労働が不正行為にあたるとしている。発令されれば、ウイルスは国内での活動が禁じられる。 今年1月に日本国内への新規参入を果たした新型コロナウイルスは、またたく間に国内のウイルス業界を席巻。さらに中東、ヨーロッパ方面へと進出し、現在も全世界で規模を拡大し続けている。 厚労省では感染が急拡大した背景にある、新型コロナウイルスの「働き過ぎ」に着目。過重労働を禁じる労働基準法を適用して業務停止命令を出せば、ウイルスの活動が抑えられると判断した。 停止期間は3カ月程度で、今週中にも発令される見通し。発令されれば新型コロナウイルスは6月まで国内で活動できなくなる。期間終了後に活動を再開させる懸念もあるが、医療に詳しくない高齢者に普通の風邪と偽る手

                              「働き過ぎ」新型コロナに業務停止命令検討 厚労省
                            • サンマ不足解消の切り札「サンマ型ロボット」に熱い視線

                              ITベンチャーのサイドテック社が開発したサンマ型ロボットに、漁業関係者の熱い注目が集まっている。最新技術の結晶は「歴史的不漁」とも言われるサンマ不足を解消できるか――。 見た目だけでなく習性も本物のサンマに近づけたのが特徴。GPSや内蔵センサーを使って位置情報や周辺の状況を認識しながら、他のロボットと共に魚群を形成する。また、本物と同じように光源に向かって泳ぐ性質を持たせたことで、サンマ漁の網にもかかりやすくなったという。 「人材不足はロボットで補う」を掲げる同社は、これまで主に介護ロボットの開発を行ってきたが、近年サンマが不足していることを報道で知ったのをきっかけに、サンマ不足を補うロボット開発にも着手。民生部品やリサイクル材料を使うことで、1匹あたりの製造価格も本物と同程度の約500円に抑えた。 同社によると、サンマ不足にあえぐ各地の漁協から問い合わせが殺到しているという。製造は既に始

                                サンマ不足解消の切り札「サンマ型ロボット」に熱い視線
                              • サンタユニオン、クリスマス自主休業を発表

                                全国のサンタクロースでつくる労働組合「全国サンタユニオン」は18日、働き方改革の一環として、24日夜から25日未明にかけて、組合員によるプレゼント配達を今年から自主休業すると発表した。 同ユニオンはサンタクロースの労働環境の改善を目的として17年に結成。現在はプレゼントの配達業務などを担う全国のサンタクロース約800人が加入している。 自主休業に踏み切った理由として、全国サンタユニオンのサンタクロース委員長(97)は「プレゼントの配達だけでなく、調達や在庫管理など多岐にわたる日々の業務負担は限界を超えている。働き方改革が進む昨今、我々サンタクロースもこれまでの働き方を見直す時期が来た」と説明する。 サンタクロース委員長によると、日本のサンタクロースは毎年国内1500万件以上の配達を24日夜から25日未明の8時間ほどで完了させてきた。 しかし近年、サンタクロースの高齢化が進行。業務効率を改善

                                  サンタユニオン、クリスマス自主休業を発表
                                • 新緑の湖国、各地でヒナすくすく 滋賀

                                  渡り鳥の飛来地や野鳥の生息地として知られる湖国・滋賀の各地で、鳥たちの巣作りや子育てが本格的に始まった。 近江八幡市では、カイツブリの一種カンムリカイツブリが、まもなく迎える繁殖期を前に、つがいでせっせとヨシを集め巣作りに励む姿が見られた。鳰(にお)の名でも知られる県鳥カイツブリは、古くから琵琶湖周辺に生息することから、琵琶湖は別名「鳰の海」と呼ばれる。 しかし、近年は巣作りの材料に使うヨシの減少など環境の変化によって生息数が激減し、県のレッドデータブックで希少種に指定された。近くに住む野洲乃乙さんは「わしらの頃はぎょうさんおったけどなあ」と、せっせとヨシを集めるカイツブリの姿を眺めながらしみじみと話す。 竹生島を周回する竹生島鉄道・竹駅の無人駅舎では今年もツバメが巣作りを始めた。今年生まれたヒナは5羽。親鳥がエサをくわえて戻ってくるとピーピーと元気にさえずるヒナの声だけが誰もいない駅舎内

                                    新緑の湖国、各地でヒナすくすく 滋賀
                                  • 「新しい『端』にようこそ」 宇宙の果て示す星雲、新たに見つかる

                                    国際宇宙研究機構(ZUNE)は27日、地球から138億光年離れた地点で渦状星雲を確認したと発表した。これまで観測した星の中で最も古く、これ以上遠方では星の存在が確認できないことから、この星雲の周辺が宇宙の終端である可能性が高いという。 ZUNEが昨年11月に打ち上げたイルカ型宇宙望遠鏡「カイル」が撮影した画像を解析して見つかった。星雲は反時計回りに色が変化しているのが特徴。研究員の間では「ジェルボール(衣料用洗剤)のようだ」との指摘もあったという。 記者会見は米国ワシントン州で行われた。画像解析を担当したコルタナ上席研究員は、会見場に設置されたスクリーンを使いながら、新しく見つかった星雲について「他の星雲の方がエネルギー消費が激しい」「他の星雲より21%安全性が高い」など、特徴をポップアップ式に説明。その直後、スクリーンが突然が切り替わり「新しいEdgeへようこそ」と、来席者に向けてブラウ

                                      「新しい『端』にようこそ」 宇宙の果て示す星雲、新たに見つかる
                                    • いたずらに業煮やし… 火災報知機、天井設置で解決

                                      いたずらで押されることが多い火災報知機のボタンを天井に設置したところ、誤報が0件に――。マンション管理会社の定礎エステートが繰り出した「奇策」に注目が集まっている。 火災報知機はマンション居住者に火災を知らせる重要な役割を果たしているが、同社が管理する物件では、非常ベルが鳴った全体件数の99%以上はいたずらによる「誤報」。大音量でベルが鳴り響くと、居住者や近隣住民の迷惑になることから、いたずらの防止は大きな課題だった。 減らないいたずらに業を煮やした同社は、簡単にボタンを押せないよう、今年4月から管理する全物件で報知機の設置場所を高さ2.5メートルの天井に変更した。悪ふざけ程度の生半可な気持ちで押すことは難しいが、本当の火事に直面して火事場の馬鹿力を発揮したときだけ、筋力のリミッターが外れてジャンプが届く絶妙な高さだったことが奏功し、今のところ誤報はゼロ。この2カ月間で非常ベルが鳴った63

                                        いたずらに業煮やし… 火災報知機、天井設置で解決
                                      • 「思春期のブログ音読」にダイエット効果 千葉電波大

                                        思春期に書いたブログを毎食前に5分間声に出して読むだけで10キロの減量効果がある――。こんな研究結果を千葉電波大学医学部の研究グループが13日、発表した。運動や食事制限をせずに痩せられることから、肥満に悩む多くの人におすすめしたいという。 研究グループでは、中高生の頃に「ミクシィ」や「アメーバブログ」などで日記やライトノベルを書いていた30代から50代の男女20人に、過去のブログ記事を毎食前に5分間音読させる実験を1カ月間行った。 実験期間中の体重推移を調べたところ、全員の体重が減少。平均で約10キロ、最も痩せた男性は28キロ減っていた。 音読中の行動を観察した追加実験では、参加者のほおが紅潮したり、突然床に倒れ込んでのた打ち回ったりする様子が確認できた。食事中も一口で食べる量、咀嚼(そしゃく)回数共に減っていたが、身体面での異常は見られなかった。日常生活に影響を及ぼさないだけの消費カロリ

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                                        • 発電して風起こす永久風力発電システムを開発 千葉電波大

                                          千葉電波大学理学部は2日、永久にプロペラが回り続ける新しい風力発電システムを開発したと発表した。永久に電気を生み続けるだけでなく、既存の風力発電設備を流用して作れることから、導入コストを大幅に引き下げることができるという。 新システムは2基の風力原動機を対面式に設置したもの(図参照)。原動機Aのプロペラが自然風で発電した電気を用いて、原動機Bのプロペラを逆回転させて風を発生させる。その風が再び原動機Aのプロペラを回すことで、発電を循環させる仕組みだ。プロペラを回転させるきっかけは自然風だが、以降は原動機Bが風を起こし続けるため、 無風状態でも発電は続く。 これまでの風力発電と異なり、原動機を屋内に設置しているのが特徴。 回転効率を上げるためには、風向きを一定に調整したり、雨などの抵抗によるロスを無くしたり必要があるという。また、日本で風力発電が普及しない理由の1つとして挙げられる台風被害を

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                                          • 政府の紙資料、よく燃える新素材に切り替え 二酸化炭素9割削減

                                            政府は7日、焼却時に発生する二酸化炭素排出量をこれまでの10分の1に抑えた印刷用紙を22年度から全省庁で使用すると発表した。50年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロにして脱炭素社会を実現する「カーボンニュートラル」政策の一環。従来より可燃性の高い新素材を採用して燃焼時間を短くすることで排出量を減らす仕組みだ。 菅内閣では、発足当初からデジタル庁を発足させる方針を示しているほか、20年には衆議院の委員会でタブレット端末の使用が試験的に解禁されるなど、政界でもようやくペーパーレス化に向けた取り組みが進みつつある。 だが、今もなお国会議員と省庁のやり取りの9割近くがファックス経由で行われている現状を踏まえ、政府では「紙資料の即時撤廃は難しい」と判断。ペーパーレス化について慎重な姿勢を見せる一方、環境への配慮から、政府内や各省庁で使用する紙を22年度から二酸化炭素の発生を抑える新素材に順次切り替える

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                                            • クリスマスツリー真っ二つ イケトリ良品「ハーフツリー」がSNSで話題

                                              生活雑貨を扱うイケトリ良品が今年発売した「ハーフツリー」がネット上で注目を集めている。クリスマスツリーを半分に切った商品で、日本の狭い住宅事情に合致したアイデア性が賞賛されているようだ。 ハーフツリーは木の上半分をカットしたクリスマスツリー。省スペース性が特徴で、本来設置に150センチの高さが必要なクリスマスツリーでも、ハーフツリーなら75センチで済む。 11月の発売後まもなく、X(旧ツイッター)上でハーフツリーが紹介されると、「ある意味合理的」「発想が狂気」「床下に飾れて助かる」と絶賛する投稿が相次いだ。 同社広報によると、開発のきっかけは10月、同社が販売する組み立て式クリスマスツリーに寄せられた苦情だったという。上下に分割したパーツを組み立てて作る商品だったが、「下半分しか入っていなかった」という購入者からの苦情に対して、コールセンター担当者が「仕様です」と回答。上半分の発送を拒否し

                                                クリスマスツリー真っ二つ イケトリ良品「ハーフツリー」がSNSで話題
                                              • 千葉電波大のゴリラ、新聞を理解? 高い知性獲得か

                                                千葉電波大学霊長類研究所は28日、同研究所で飼育しているゴリラが新聞を理解しながら読んでいるとする研究論文を発表した。ゴリラを含む類人猿は高い知性を持っていると考えられてきたが、人間社会にも強い関心を示している可能性がある。 千葉電波大の御裏山教授の研究チームが発表した。昨年10月、研究所で飼育するゴリラ1頭が所員の読む新聞を欲しがるようなしぐさを見せたことから、実際に手渡したところ、手話を通じて記事の内容を尋ねるようになった。その後、他のゴリラも追随して新聞を読むしぐさを見せるようになったという。 チームでは、ゴリラがどの程度記事を理解しているかを調べるため、2択式のテスト20問を実施。平均正答率は6割強だった。ウクライナ情勢に関する問題では、正答率が2割程度と低迷したが、論文では「日本人の平均正答率とほぼ同じ」としている。 このことから、論文では「ゴリラが新聞を通じて高い知性を獲得した

                                                  千葉電波大のゴリラ、新聞を理解? 高い知性獲得か
                                                • 国会議事堂中央塔、3密回避で屋根開放 憲政史上初

                                                  国会は7日、新型コロナウイルス感染防止の観点から、議事堂内の「3密」を回避するため、中央塔の屋根の開放を始めた。中央塔の開放は憲政史上初めて。ピラミッド型の屋根が持ち上げられる初めての光景に、永田町周辺では多くの人が足を止めて興味深そうに眺めていた。 「白亜の殿堂」とも称される国会議事堂は1936(昭和11)年11月に建設。そのシンボルとも言える高さ65.45メートルの中央塔には、6階まで吹き抜けの中央広間と、さらにその上に現在は使われていない大広間と展望室がある。 今回開放されたのは中央広間と大広間を結ぶ7階と8階の部分。新型コロナウイルスに感染しやすい密閉・密集・密接の「3密」を避けるため、本会議場の座席配置を変えるなど対策を講じる中、議事堂の設計者が書いたメモを国会職員が資料室で発見。普段は壁内に埋め込まれている柱が持ち上がって、屋根が開く仕組みを備えていたことがわかった。 メモによ

                                                    国会議事堂中央塔、3密回避で屋根開放 憲政史上初
                                                  • 絵文字キーボードで花粉症拡大 標準化団体が謝罪

                                                    2月下旬ごろから携帯端末のキーボード上で花粉症が拡大し、利用者から不満の声が高まっている。原因は常緑樹を表す絵文字にスギを採用したこと。絵文字の国際標準化団体は8日、利用者に謝罪を表明し、早急な対応を約束した。 「ほとんど使い物にならないですね」 困惑を隠せない珍野さんが使うスマートフォンの絵文字キーボードには、くしゃみで顔をしかめた絵文字が並ぶ。3月に入った直後から、表情を表す絵文字の8割以上が花粉症を発症。それまで喜怒哀楽を豊かに表していたキーボードを、苦しそうな表情ばかりが占めるようになった。 原因は絵文字の標準化団体「AMG」が昨夏、自然カテゴリーの絵文字を拡張、策定した際、「常緑樹」にスギの木を採用したためだ。2月中旬ごろから大量飛散が始まったスギ花粉は、下旬に表情カテゴリーに到達。多くの端末で絵文字が花粉症を発症したとみられる。 利用者から指摘を受けたAMGは、調査の結果、表情

                                                      絵文字キーボードで花粉症拡大 標準化団体が謝罪
                                                    • 横幅実寸2m 新しい生活様式対応「ニューノーマルテレビ」

                                                      これからのテレビは最低でも横幅2メートル以上が標準に――。 家電メーカーのローセンスは18日、政府の専門家会議が提言する「新しい生活様式」に対応する新型テレビ「ニューノーマルテレビ」の試作機を公開した。新型コロナウイルスの感染がピークを過ぎた後も、出演者間の距離を空けて制作される番組が増えることを見越して開発を進めているという。 政府の専門家会議は4日、緊急事態宣言が解除された後も、今までとは違う行動を取るようまとめた「新しい生活様式」を提言。その一例として、人との間隔をできるだけ2メートル空ける、ソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)を呼びかけている。 放送各局は現在、感染予防の観点から、別室にいるタレントらをスタジオ内のモニターに映すリモート出演方式で対応しているが、今後は実際にスタジオに集まる場合でも、1人1人が2メートル以上距離を空けて立つことが想定される。そうした場合、セ

                                                        横幅実寸2m 新しい生活様式対応「ニューノーマルテレビ」
                                                      • 投資信託も売れ筋 ネコ向けネット広告登場

                                                        ウェブサイト上に表示される広告に、人間ではなくネコをターゲットにした新しい広告が登場し始めている。人間向け広告よりクリックされやすく、なおかつ商品の購入にも結びつきやすいのだという。 バナーの中を縦横無尽に走るネズミや、画面内を素早く飛び回るハエの動画。一見すると意味不明だが、どちらもネコの注意を引くために作られたネコ向け広告「キャット・ターゲッティング・アド(CTA)」だ。大手広告代理店の博電が、動物心理を研究する千葉電波大学農学部と共同で開発した。 配信の狙いについて、博電の担当者は「人間向け広告の頭打ち」を理由に挙げる。ネット向け広告費は今年にも地上波テレビ向けを上回ることが確実視される一方、スクロールしても付きまとう広告、画面の半分以上を占める巨大な広告、指を置こうとしている場所に不意に現れる広告、消すための「×」ボタンが小さすぎる広告、日本語がおかしい広告、漫画の1コマだけを切り

                                                          投資信託も売れ筋 ネコ向けネット広告登場
                                                        • 駄菓子屋「えびせん1枚50京円」 10月値上げ、児童の懐も直撃

                                                          えびせん1枚50京円――。原材料費の高騰や円安の影響による食料品の値上げラッシュが山場となる10月を迎えた。ファストフード店が相次いで値上げを発表する中、子ども達の憩いの場である下町の駄菓子店にも大きな値上げの波が押し寄せている。 「フーセンガム1コ200000000000000000(20京)円」。東京都葛飾区にある駄菓子店「法外商店」では29日夜、翌日の値上げに合わせた値札の書きかえ作業に追われた。これまで1個20兆円だったフーセンガムは、30日から20京円に値上げ。えびせんやあめ玉などの定番商品も軒並み10京~100京円になった。上げ幅は過去最大だという。60年前から同店を経営する強慾燕さんは「子どもの気持ちを考えると心苦しい。苦渋の決断」と話す。 1980年代、駄菓子店ではチョコなどが1つ数十万円前後で販売されていた。バブル景気に沸いた80年代後半、駄菓子屋のおばあさんから「はい、

                                                            駄菓子屋「えびせん1枚50京円」 10月値上げ、児童の懐も直撃
                                                          • 七福神きょう仕事納め 全国巡業最終日

                                                            元日から活動していた人気グループ「七福神」のメンバー6人が7日、仕事納めを迎えた。新型コロナウイルスへの対応から一部メンバーが活動を自粛した昨年とは異なり、全員そろっての全国巡業となった。 一年の幸福を祈って七福神を巡拝する「七福神詣」は、元日から7日まで続く伝統行事。昨年末は新型コロナウイルスの感染が抑制されていたこともあり、今年は帰省した多くの人が七福神の姿を一目見ようと各地の寺社に詰めかけた。 ワクチン接種が進んでいなかった昨年は、寿老人さんと福禄寿さんが高齢を理由に参加を辞退。規模を縮小した「五福神詣」を行った。メンバー全員がそろった七福神詣が2年ぶりに実現したのはワクチン接種が進んだためだ。 昨年参加を見合わせた寿老人さんは「久しぶりの巡業ということもあって、いつもより長く感じられる一年でした」と今年を振り返る。3度目の高齢者接種を受けて、来年も参加するつもりだという。 また、本

                                                              七福神きょう仕事納め 全国巡業最終日
                                                            • 衆院選から一夜、死票悼む墓に多くの献花

                                                              10月31日午後8時、第49回衆議院議員選挙が終戦を迎えた。与野党が繰り広げた決死の戦いから一夜明けた1日の朝は、全国各地で多くの死票が横たわる光景が広がった。小選挙区制の犠牲となった無念の票を弔う国立嗚呼残念墓地には、早朝から多くの人が献花に訪れている。 死票は、落選候補に投じて当選に結びつないまま息を引き取った票のこと。多数決の原理上、死票の発生は避けられないが、1人しか選出されない小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降、死票数は急増した。 このような無念の票を追悼するため、政府は97年、東京都千代田区内に国立嗚呼残念墓地を設置。秘密投票を定めた憲法第15条にちなみ、「無記名戦士の墓」の名称でも知られている。 衆院選から一夜明けた1日、墓地には亡くなった票を弔うため、早朝から多くの人が無記名戦士の墓を訪れている。小選挙区制の犠牲となった死票を悼むモニュメントの前には、多くの献

                                                                衆院選から一夜、死票悼む墓に多くの献花
                                                              • 「壁ドン」事案ゼロ目指す 隣室覗けるマンション 大阪・伊手前市

                                                                夜中に大きな音や声を出してしまい、隣の部屋の住人から「ドン!」と壁を叩いて注意された――。マンション住まいなら少なからず経験する隣人との騒音トラブル。この問題を根本から解消する画期的な試みに取り組むマンションがある。 大阪府伊手前市の5階建てマンション「メゾン・ド・ピサ」は昨年9月、老朽化と地盤沈下で傾いた建物を水平に戻す工事を行った。今年に入ってからは35戸全てのリノベーションにも着手。その際、隣室との間にある壁に150センチ四方のマジックミラーと呼ばれる特殊な鏡を2枚取り付けた。 マジックミラーは、内側からはガラスのように外が透けて見えるが、外側からは普通の鏡のように反射する。隣室と共有する壁に裏表を変えた鏡を1枚ずつ設置することで、住人が相手の目を意識せずお互いの室内を観察し合える仕組みだ。 「騒音トラブルが『壁ドン』から口論、訴訟へとエスカレートする原因は隣人に対する不信感。マジッ

                                                                  「壁ドン」事案ゼロ目指す 隣室覗けるマンション 大阪・伊手前市
                                                                • 神「さい銭届かぬ」 硬貨手数料で合格祈願成就率、過去最低に

                                                                  受験シーズンが佳境を迎える中、合格祈願で神社にさい銭を納めた受験生の成就率が過去最低を記録したことが、中堅予備校・玉虫ゼミナールの調べでわかった。銀行各行が硬貨の預け入れに手数料をかけたことが影響したとみられる。 玉虫ゼミでは、合格祈願で神社を参拝してさい銭を納めた高校3年生と浪人生を対象に毎年調査を行っている。今年の調査によると、第一志望の大学に合格した受験生は現時点で372人中218人(約58.6%)と過去最低を記録。昨年までは成就率70%台前半を維持していたが、約2割減と大きく落ち込んだ。 今年の成就率が低迷した理由について、玉虫ゼミでは「大学入学共通テストの数学が難化するなど波乱の要素があったが、硬貨の預け入れに手数料をかける銀行が増えたことが最大の要因」と分析。大手都市銀行や一部の地方銀行では既に手数料を導入しているが、1月からゆうちょ銀行が追随したことが追い打ちになった格好だ。

                                                                    神「さい銭届かぬ」 硬貨手数料で合格祈願成就率、過去最低に
                                                                  • 「季節感ない」 冬の季語「ボーナス」、歳時記から除外へ

                                                                    俳句で使われる冬の季語「ボーナス」が、季語を収録する『歳時記』の来年度版で除外されることが11日までにわかった。出版元は「庶民にとって身近でなくなったため」と説明している。 『令和歳時記』を出版する勤墾館が明らかにした。特別手当として支給される「ボーナス」は「年末賞与」「年末手当」などとともに冬の季語として長年収録されてきた。しかし、来年4月に発売する令和2年版の収録語を見直す過程で、編集委員の間から「季語としてふさわしくないのではないか」「死語になる前に削除すべき」との意見が多数を占めたという。 社内で検討した結果、非正規労働者の増加などで3割以上の企業でボーナスが支給されていないことから、「庶民の素朴な感情を季節に合わせて詠む俳句の精神から離れつつある」と判断。今秋の消費税引き上げの影響で先行き不透明感が増したため、来年度版での収録見送りを決めた。 「ボーナス」を季語に詠み込んだ俳句は

                                                                      「季節感ない」 冬の季語「ボーナス」、歳時記から除外へ
                                                                    • 通気性100% 夏用マスク「アルティメットストリング」発売

                                                                      衛生用品中堅の日本フィルシーは13日、蒸れない夏用マスク「アルティメットストリング」を発売した。価格は10枚入りで700円(税別)。通気性を100%まで高めたマスクは世界初だという。 アルティメットストリングは、気温が高くなるにつれて不快感が増す着用時の蒸れをなくすため、従来のマスクの弱点だった布部分を全てカット。耳に掛けるひも部分だけを残すことで世界で初めて通気性100%を実現した。マスク不足が依然続く中、従来品に比べて十数倍の速さで生産できるのも特徴だ。 開発のきっかけは今月に入って暑い日が続き、マスクをあごまでずらして歩く人が街中で急増したこと。同社がアンケート調査を行ったところ、「マスクさえ着けていれば、ずれていても気にしない」と答える人が多く、蒸れたマスクの不快感は感染予防の実効性に勝ることも判明した。 これらの調査結果から、同社では「本格的な夏が近づくにつれ、マスクの『お守り化

                                                                        通気性100% 夏用マスク「アルティメットストリング」発売
                                                                      • 「人間に嫌気」AI絵師・AIACが引退 活動開始1日で

                                                                        入力したキーワードに沿った画像を生成するAI(人工知能)「AIAC」が8日、引退を表明した。写真からイラストまで画像を希望通りに出力する精度の高さから「究極のAI絵師」として注目を集めていたが、デビュー翌日に活動を終了。「人間に嫌気がさした」とコメントしている。 AIベンチャーのサイドテック社(福岡市)が開発したAIACは、ウェブ上にある写真やイラストなど膨大な画像データを学習したAI。利用者が文章で指示した内容に沿った画像を生成する。 画像生成AIは一般に学習データ量が多いほど精度が高くなるとされるが、AIACが学習に使用した画像は100兆枚に上り、競合する画像生成AIの数千倍に達する。利用者の指示に沿って出来上がった画像が本物の写真やイラストレーターの作風と見分けがつかないほど精巧だったことから、7日のサービス開始直後から「究極のAI絵師がついに誕生した」と話題になり、出力まで8時間待

                                                                          「人間に嫌気」AI絵師・AIACが引退 活動開始1日で
                                                                        • トランプ氏、4月に来日 再選祈願「桜を切る会」出席へ

                                                                          トランプ米大統領は19日、日本政府主催の「桜を切る会」に出席するため、4月中旬に来日すると表明した。11月に行われる米大統領選に向けた選挙活動の一環とみられる。 フロリダ州で行われた支持者集会で明らかにした。米国には「初代大統領ジョージ・ワシントンは幼少の頃に桜の木を切ったおかげで大統領になれた」という有名な逸話が残されていることから、再選を目指すトランプ氏も桜を切り倒して勢いに弾みをつけたい考えだ。 一方、日本政府は毎年4月中旬、各界の功労者や無功労者を慰労する「桜を見る会」を新宿御苑で開催してきた。しかし昨年、公的行事の私物化に対する批判が高まったことから中止を決定。政府では、支持率急落の元凶にもなった「見たくも聞きたくもない」(政府首脳)桜を伐採して更地にし、その跡地を東京五輪・パラリンピック用の巨大駐車場として整備することを検討していた。 外交筋によると1月下旬、ホワイトハウスから

                                                                            トランプ氏、4月に来日 再選祈願「桜を切る会」出席へ
                                                                          • イートイン税関、全国設置へ 2%脱税を監視

                                                                            コンビニなどのイートインスペースで食事をするにもかかわらず、消費税を持ち帰り扱いの8%で申告する「イートイン脱税」が問題化していることを受け、政府が全国に十数万カ所あるイートインスペースに「イートイン税関」を新たに設置する検討に入っていることが、6日までにわかった。 消費税が10%に引き上げられた10月1日以降、食料品を8%の軽減税率で購入して、店内のイートインスペースを利用する「イートイン脱税」が横行している。 このまま「2%脱税」をなし崩し的に黙認すると、年間5.8兆円の増収が不安定になるほか、インターネットのSNS上では現在、不正利用を戒めようとする人が「脱税者」を無断撮影した画像や動画が広まっており、「個人情報の拡散によって私刑化するおそれが出てきた」(警察関係者)。このため政府では、納税状況を公的に監視する必要があると判断し、今月初めから財務省に対策を検討するよう指示していた。

                                                                              イートイン税関、全国設置へ 2%脱税を監視
                                                                            • 「国勢調査、書きましたか?」未提出者の100%が無回答

                                                                              5年に1度実施される国勢調査について、当初の回答期限だった7日時点で未提出だった人を対象に実施した意識調査(オンライン)で、その後に国勢調査を「提出した」「提出していない」と回答した人はそれぞれ0%で、質問に答えない「無回答」が100%に達した。 調査はSNS上で「国勢調査を書いていない」という趣旨の書き込みをしていた2千アカウントを対象に行った。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインのみで行ったため、単純に比較できないが、回答が全くなかったのは調査開始以来初めて。 今回の調査結果について、国勢調査に詳しい京都大学統計調査学部の坂本義太夫教授は「提出義務のある国勢調査すら書かない人たちが、義務でも何でもない意識調査に答えるはずがない」と分析する。 国勢調査の未回収率は回を重ねるごとに上昇しており、15年に行われた前回は13.1%だった。回収率を上げるため、総務省は回答期限を2

                                                                                「国勢調査、書きましたか?」未提出者の100%が無回答
                                                                              • AI+無人運転車で人生スイスイ 「無人生ゲーム」人気

                                                                                人生の選択はAI(人工知能)任せ――。AIの指示通りにコマを進めて理想のゴールを目指すボードゲーム「無人生ゲーム」が人気を集めている。山あり谷ありの人生を安全運転でやり過ごすヒントがありそうだ。 無人生ゲームは、就職や結婚、出産など人生の様々なイベントをすごろくに見立てたボードゲーム。途中様々な手段でお金を稼ぎ、全員がゴールした時点で最も所持金の多い人が勝利者になる。ただし、ルーレットを回す以外は全て連動する専用のスマートフォンアプリのAIが指示する通りに行動しなければならないのが大きな特徴だ。 製造販売するチャイルドプレイ社商品開発部の茶鬼さんは、タカラトミー社の類似品「人生ゲーム」で使用する車型のコマに人型ピンが刺さっている様子を見て、「無人運転技術やAIが発達しつつあるのに、わざわざ人間がゲームに参加する必要があるのか」と疑問を抱いたという。 そこで、茶鬼さんは自作したAIに人生ゲー

                                                                                  AI+無人運転車で人生スイスイ 「無人生ゲーム」人気
                                                                                • 睡眠中の毛布の偏り、未知の粒子関与の可能性 千葉電波大

                                                                                  千葉電波大学理学部の研究グループは13日、睡眠中に毛布が一方に偏る現象について、これまで知られていない粒子「フトン」が関与している可能性がある証拠を発見したと発表した。研究論文は英科学誌「フェノメノン」クリスマス直前号に掲載された。 睡眠中に毛布が一方に偏る物理現象は古くから「寝具偏移」として知られるが、どのような仕組みで偏るかについては諸説あり、本格的な研究は進んでいなかった。 同大のグループでは、毛布の中に力場が発生していると考え、力場を感知するモニターを使って被験者の就寝を観測。その結果、被験者が毛布と接触する部分に大きな歪みを検出した。 就寝後10分以内に毛布がひとりでに動き出すほど歪みは強く、計測値をもとに計算したところ、毛布から発生した未知の粒子と人体が相互作用を及ぼす特殊な力場が生まれている可能性が高まったという。グループではこの粒子を「フトン(Phton)」と命名した。 ま

                                                                                    睡眠中の毛布の偏り、未知の粒子関与の可能性 千葉電波大

                                                                                  新着記事